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高知県自然観察指導員連絡会
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さくらせんだん
- [1] 坂本 彰 ：2024/05/07 09:57 No.145[ 削除 ]
- 高知市鴨部の鏡川右岸堤防に咲くセンダンです。
通称「さくらせんだん」と呼んでいます。
一番の特徴は、葉が展開する前に花が満開になり、まるで桜のように見えることです。
果実も普通のセンダンと比べると大きく、狭義のセンダンMelia azedarach L. var. subtripinnata Miq.とは違うものではないかと調べたこともありましたが、よくわからないままに今に至っています。
最近は、このさくらせんだんの下で花見をする方を見かけるようになりました。
カテンソウの花粉とばし
- [1] 甲藤紀夫 ：2024/03/12 16:24 No.143[ 削除 ]
- 先日近くの山に行くとカテンソウの花が咲いていました。そこで花粉飛ばしの動画を撮ってYoutubeに上げました。１分間の動画の中でオシベが弾けて花粉を飛ばすのが以下のタイミングで付近で３回見られます。１、２回目は花粉が飛んでいるのが確認できますが、３回目は空砲だったのか、飛んでいる花粉は写っていません。
第１回： ６秒
第２回：３５秒
第３回：４９秒
https://www.youtube.com/watch?v=Tvx9vXucaRY
花粉を飛ばすのは一瞬の出来事なので、花粉飛ばしのタイミングの前後は１／２５程度のスローモーションに編集してありますが、それでも目を凝らしてないと見逃しそうです。
飛んでいる花粉が見えないという声がありましたので、解説画像を添付します。４枚の画像で①が弾ける前、②と③が飛んでいるところ、④が飛び終わったあと です。
- [2] 甲藤紀夫 ：2024/03/12 16:26 No.144[ 削除 ]
- ４枚目の画像です。
ツキノワグマ・カモシカの保全に関する講演会
- [1] 坂本 彰 ：2024/01/28 21:19 No.142
- 高知県自然観察指導員連絡会では、四国に生息するツキノワグマ・カモシカの保全に関する講演会を下記のとおり開催します。
日時 2024年２月17日（土曜日） 午後1時30分～2時30分
（開場は1時15分）
場所 高知市旭町3丁目115番地
こうち男女共同参画センター「ソーレ」5階 視聴覚室
主催 高知県自然観察指導員連絡会
講師 四国自然史科学研究センターセンター長 山田 孝樹さん
演題 四国におけるツキノワグマ・カモシカの現状と保全の課題
その他 参加費無料
事前の申し込み必要ありあません。直接会場へおいでください。
【講師プロフィール】
山田孝樹（やまだ・たかき）
1986年生まれ。認定NPO法人四国自然史科学研究センター、センター長。
石川県や岩手県でツキノワグマやカモシカ等の大型哺乳類の調査研究に従事し、2011年から同センターで勤務。2022年にセンター長就任。
牧野富太郎命名植物 その21 オオアレチノギク
- [1] 坂本彰 ：2023/09/05 14:51 No.138
- オオアレチノギク Erigeron musashensis Makino（synonym） Erigeron sumatrensis Retz.
県内のいたる所に分布している大型の多年草で、原産地は南アメリカ。
現在は嫌われ者になるほどあちこちにはびこっていますが、当時は珍しかったのでしょう。
牧野博士はこれをアレチノギクとヒメムカシヨモギの雑種ではないかと考え、1926年8月31日発行 植物研究雑誌 J.J.B 第8巻第8号 日本植物新研究の発表（承前）31ページで、種小名をmusashensisとし新種として記載発表しました。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjapbot/3/8/3_3_8_349/_pdf/-char/ja
その後、外来種であることが分かり、種間雑種説も誤りであろうということになって、現在に至っています。
本来なら番外編として扱うべき種かとも思いますが、ここに掲載しました。
写真１は自宅近くの歩道で撮影したもの、写真2は頭花です。
- [2] 坂本彰 ：2023/09/05 14:55 No.141
- 類似のヒメムカシヨモギとその頭花の写真です。
牧野富太郎命名植物 その20 ミヤマナミキ
- [1] 坂本彰 ：2023/09/05 14:32 No.136
- ミヤマナミキ Scutellaria shikokiana Makino
山地の林内や林縁、さらには林道沿いの草地にも見られる小型の多年草。
牧野博士は「殊に深山に多し」とし、そのため、ミヤマを冠したものと思われますが、私の印象では特に山深いところに多いということはないように思います。
牧野博士は1889年（明治22年）1月発行のB.M.T 植物学雑誌第3巻第23号4ページの日本植物報知第2で、黒滝山（現在の仁淀川町・津野町境）で採集された標本を基にミヤマナミキ（新称） Scutellaria sp.として発表しています。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jplantres1887/3/23/3_23_1/_pdf/-char/ja
その後、1892年（明治25年）2月発行の植物学雑誌第6巻第60号54ページNotes on Japanese Plants, XV.で、Scutellaria shikokiana Makinoとして新種の記載をしました。
この記載には、先に引用した黒滝山の標本に加え、博士自身が横倉山、名野川で採集した標本を引用しています。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jplantres1887/6/60/6_60_45/_pdf/-char/ja
写真１は香美市香北町の林道沿いで、写真２は土佐町の三辻山で撮影したものです。
三嶺山系みやびの丘 防鹿柵設置ボランティア募集
- [1] 坂本彰 ：2023/09/01 22:53 No.135
- 三嶺の森をまもるみんなの会秋のボランティア活動を白髪山南の「みやびの丘」で行います。
今回は、これまで設置した防鹿柵をさらに拡張し、より広い範囲で緑の回復を図ります。
多くの皆さんの参加をお願いいたします。
■日時：2023年9月30日（土曜日） 雨天の場合は10月7日（土曜日）に延期
■募集人数：6０名（1時間ほど山歩きのできる方）
■当日日程
【集合場所A 高知市発】 6:20 四国森林管理局 集合・受付 （6:30出発）
【集合場所B 南国市発】 6:40 南国市役所集合・受付（6:50出発）
【集合場所C 香南市発】 6:40 香南市役所集合・受付（6:50出発）
【集合場所D 土佐山田町鏡野公園】 6:50集合・受付（7：00出発）
【集合場所E 物部町大栃 奥物部ふれあいプラザ】 7:30集合（7：40出発）
【集合場所F 物部町白髪山登山口駐車場】 8：50集合・受付
8:50 白髪山登山口駐車場集合。駐車場にて、開会式
9:30 登山□から出発 → 班ごとに活動開始
みやびの丘頂上周辺で防鹿柵の設置
15:30 登山□に集合 15:40 登山□発 16：40 大栃着
17:20 香南市・南国市着 18:10 四国森林管理局着
■持ってくるもの : 昼食、飲み物、軍手、タオル、登山のできる靴或いは地下足袋、帽子、長袖シャツ
※車内ではマスクの着用をお願いいたします。
■申込方法：①氏名、住所、電話番号（Email）、年齢 ②参加経験 ③乗車場所（A・B・C・D・E・F ）
④延期になった場合の参加の可否を明記のうえ下記あてお申込み下さい。
■申し込み期限 9月25日（月曜日）※募集定員になり次第締め切らさせていただきます。
■主 催： 三嶺の森をまもるみんなの会、高知中部森林管理署
■共 催： 高知県・香美市・香南市・南国市（申請中）
問合せ・参加申し込み先
三嶺の森をまもるみんなの会 事務局 坂本 彰
TEL＆FAX 088-850-0102 Email sanrei_mori@yahoo.co.jp
三嶺の森をまもるみんなの会代表 依光良三
TEL 0887-56-2366 Email yorimituryo@yahoo.co.jp
写真は2023年5月に行ったみやびの丘でのボランティア活動の様子
ショウジョウソウモドキを日高村で確認
- [1] 坂本彰 ：2023/08/15 14:06 No.131
- ショウジョウソウモドキEuphorbia heterophylla L.を日高村下分の路傍で確認しました。
ショウジョウソウモドキは北アメリカからアルゼンチンにかけての熱帯地域原産の帰化植物です。
高知県植物誌には掲載されていませんが、高知県の外来植物2019では、旧土佐山田町、旧野市町、旧夜須町で確認されており、今回で4市町村目になります。
旧土佐山田町・野市町・夜須町の生育地はいずれも畑（飼料作物栽培用？）でしたが、今回の日高村の生育地は道路の路肩でした。
名前はショウジョウソウモドキとなっていますが、これまで見た範囲では、よく見かけるショウジョウソウに似ているとは思えません。ただ、図鑑によれば「葉の形態は非常に変化に富む」とありますので、ショウジョウソウに似た形の葉を持ったものがあるのでしょうか。
写真１は今回日高村で撮影したものです。写真2は2016年12月に夜須町上夜須で、写真3は2009年10月に土佐山田町逆川で撮影したものです。
- [2] 坂本彰 ：2023/08/18 15:49 No.132
- 「もどき」の付かないショウジョウソウを紹介しておきます。
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