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1： 坂本彰：2023/04/20 23:14 No.94

フジツツジに続いて里山を明るくするツツジ。県内に広く分布し、ごく普通に見ることができます。花の色は鮮やかな赤からややピンクがかった赤まで幅がありますが、新緑によく映えます。

記載論文は1892年発行の植物学雑誌第6巻日本植物報知 第十五の53ページ。
佐川町の標本を引用して学名Rhododendron shikokianum Makinoと和名Akatsutsuziのみで新種の記載として発表しましたが、これは有効な記載でなく、認められていません。
番外編として掲載しました。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jplantres1887/6/60/6_60_45/_pdf/-char/ja

2： 坂本彰：2023/04/21 10:34 No.98

文献の追加

先に挙げた文献（1892年発行　植物学雑誌第6巻）より2年前、1890年発行の植物学雑誌第4巻46号日本植物学報知第9の452ページ（（20）ページ※このころの植物学雑誌は縦書きの四五二と横書きの(20)の二通りのページがつけられていて少し混乱しました）でアカツツジを記載していました。
Rhododendron weyrichii Maxim.？あかつつじ　とし、「三葉はこの学名の記載と合わず」と書いています。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jplantres1887/4/46/4_46_450/_pdf/-char/ja

このことがあって、1892年に新種記載したことが覗えます。

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