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コミヤマスミレ Viola maximowicziana Makino を漢字で書くと「小深山菫」、深山に咲く小さい菫という意味でしょう。記載文には標本の採集地として、横倉山、名野川(仁淀川町)、用居(仁淀川町)、今ノ山、手箱山があげられています。
生育の本拠地は山地ですが、高知市の鷲尾山の麓にはコミヤマスミレが生育しており、驚かされました。
スミレの仲間には明るい草原に咲く種から、暗い林の林床に咲く種までありますが、コミヤマスミレは暗い環境を好む代表選手です。
写真では高知市鷲尾山の麓、高知市三辻山、香美市物部町則友に咲くコミヤマスミレを紹介します。
記載文は、植物学雑誌第16巻184号Observations on the Flora of Japan 128ページ。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jplantres1887/16/184/16_184_125/_pdf/-char/ja