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オオアレチノギク Erigeron musashensis Makino(synonym) Erigeron sumatrensis Retz.
県内のいたる所に分布している大型の多年草で、原産地は南アメリカ。
現在は嫌われ者になるほどあちこちにはびこっていますが、当時は珍しかったのでしょう。
牧野博士はこれをアレチノギクとヒメムカシヨモギの雑種ではないかと考え、1926年8月31日発行 植物研究雑誌 J.J.B 第8巻第8号 日本植物新研究の発表(承前)31ページで、種小名をmusashensisとし新種として記載発表しました。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjapbot/3/8/3_3_8_349/_pdf/-char/ja
その後、外来種であることが分かり、種間雑種説も誤りであろうということになって、現在に至っています。
本来なら番外編として扱うべき種かとも思いますが、ここに掲載しました。
写真1は自宅近くの歩道で撮影したもの、写真2は頭花です。