jun任務部隊ブリーフィングルーム@BBS > 記事観覧
ブリーフィングルーム2代目 ( No.2801 )
日時: 2022年04月03日 20:12
名前: 暇人ストロベリーサンデー [ 返信 ]
という訳で新スレ立て+邪神さんへのレスを・・・

>麻呂の具体的な目的とかどういう行動理念を持ってるとか書いておいてもらえるかな
ただ単に任務部隊への復讐と、もう一つは牢獄にとらわれてるオリジナルの麻呂の奪還ですね、そのため隣国に接触をした形です
>ああ、そうでした貴方様は出来損ないの不完全な復活で今は使えないんでしたっけ
おぉ!?私の代行で出した設定が使われている・・・!?歓喜・・・!


▼ページの最下部に移動
Re: ブリーフィングルーム2代目 ( No.2803 )
日時: 2022年04月03日 21:14
名前: 特務部隊内会話ログ [ 返信 ]
[ 削除 ]
再生開始
香取「L司令失礼します…『邪神』がまた別の人物と接触を図ったようです」
L「次は誰に接触しましたか?」
香取「今度はルルーシュと接触したようです」
L「という事はルルーシュにも加担を…?」
香取「いえそれが…今回は協力というよりも挑発の意味合いで接触したようです」
L「そうですか…技術供与等が無い…となると多分今回は完全に彼女自身の愉悦の為だけの行動でしょう…」
香取「どこまでが遊びでどこまでが本気か分からないのが本当に厄介ですね」
L「しかし今回までの彼女の行動…今までの彼女の行動とは話が合わないんですよ…」
香取「どういう事です?」
L「彼女の目的が己の愉悦の為なら真っ先に任務部隊に「レガリア」の配備を推進するはずです…けど違った、中将を自殺にまで追い込み上層部に脅しをかける程頑なに拒んだ」
L「かと思えば世界にデータを発信させ「レガリア」を広めようと動いたり研究に行き詰まったノーピスにヒントを出したりしてます」
香取「確かにその点は矛盾してますね…」
L「そして今回のルルーシュとの接触では「レガリア」を布教するわけでもなくただただ彼を挑発しただけ…本来の彼女のであれば衛生兵の復活の方法とかを教えるはずです…」
香取「ええ…ですが今回はそれをしていない」
L「あと前回のシャルラッハロート確保作戦での彼女の発言「こちらとしても全人類にレガリアが普及されると私の「物語」に影響が出る、君の行動には感謝する」という発言…」
L「ここから推察するに彼女にとって「レガリア」は「目的」ではなく「手段」の一部なのでしょう…Jun軍への配備白紙化も彼女の「筋書き」の手伝いをしてしまったと言う事になってしまいますね…」
香取「つまりレガリアを人に使わるのが「目的」ではなくその先の「何かの目的」のために「レガリアを人に使わせるのが手段」と言う事ですか」
L「おそらくは…そして一番不明なのは彼女がなぜ我々に分かるように誰と接触したかという「痕跡」を残してる事です…彼女がその気ならそれこそ香取さんの情報網でも補足は不可能なはずです」
香取「!?」
L「考えてもみれば当然です…彼女はあの成りですが「神」です。痕跡の抹消・現実の改変等もたやすいはずです…」
L「ノーピスとの接触も本来なら『天啓』という形で知識を授ければ済む話です…でも実際そうはせず実際に会って接触を行った…ただ愉悦の為の行動とは言いにくい…」
香取「つまり私たちのこれまでの調査も計算済みでわざと痕跡を追わせていると…!」
香取が悔しそうな表情を見せる
L「恐らくそう言う事でしょう…今までは我々が任務部隊の裏をかいてきましたが今は逆に任務部隊…いや彼女に裏をかかれてる状態です…」
L「以前の参謀の更迭の際もそうです…参謀の核使用をその場で発表するまで我々から完全に隠ぺい仕切って居ました…」
L「つまり我々の行動も含めて彼女の言う「物語」に組み込まれている…それがどのような「物語」までは私にも未だ分かりませんが…」
L「言い換えれば彼女の物語が「総仕上げ」に入るまでは彼女自身はちょっかいは出せどもそこまで大きな動きはしないとも言えます…そこが救いですかね…その前に阻止できればいいのですが…」
L「彼女が愉悦を得るタイミングは大体「気が付いたら全てが手遅れになってどうあがいても逃れられない運命に囚われた様を見る」時ですから…」
香取「…取り合えずこれまで通り任務部隊と彼女の行動等に警戒をしておきます…たとえ彼女の計算の上だとしても…!」
L「ええ…お願いします……ナイア…貴方は一体なにを企んでるのですか…!」
Lもまた悔しげな表情を浮かべていた


Re: ブリーフィングルーム2代目 ( No.2804 )
日時: 2022年04月03日 21:15
名前: ナイアの独白? [ 返信 ]
[ 削除 ]
ナイアが風呂上りの火照った体をタオル一枚巻いて羽織いつつ長いソファーにだらしなく寝転がりながら黄金に輝く酒を煽り、天井を見つつ独白していた。しかしその目にハイライトはなく視点も定まらず虚ろではだけ掛けたタオルにも気にせず何か遠くの存在と話している様でもあった
「流石L君だJun軍のレガリア投入は白紙に戻されちゃったよ」
「しかし何も問題はない、「Jun軍」のみが狙いではないからね。さらに言えばJun国だけが狙いではないからなー。」
「なぜ私が設計データを世界に配布したのか、それは軍以外、そして全世界を標的にしてるからさ」
「何せ人類は多種多様いろんな人間がいる。そして「レガリア」の魅力も大きいものだ「ゲリラ軍」「反政府軍」「民間企業」に「反社会組織」…レガリアを欲するものはJun軍以外にも数多くいる。無論国外にもね」
「そして人とは「知識」と「利便性」を糧として吸収し成長する生き物だ、たとえそれが猛毒だとしてもそれを吸収することを止めれない。かつて私が伝授した核兵器のように、そして今のコンピューターやスマホのようにね」
「また人とは「禁止」されるほどより強く使いたいと思う欲深い生き物だ、Jun国全体で禁止の法案を通しても止めることはできないだろう」
「禁酒法がギャングの勢力を強めたように、薬物禁止法をかいくぐりヤクザが資金を得るように、そして企業では他の企業を出し抜こうとするように」
「いやはや人は業が深い、だからこそ面白いしこの「物語」を思いついた訳だ」
「ただ広がり過ぎるのも少々問題だった…「筋書」が狂うからね…となればL君の行動には感謝しないとねはっはっは!」
「全ては順調何も事も無し何もかもが私が思う通りに動いてる。何も心配しないでいいよ」
「何?私のやり方が気に入らない?まどろっこしいからとっとと全人類にレガリアを使わせろ?もしくは私自身で手を下せ?黙れよ「物語」を決めるのは私だ。不様な「外野」は観客席で指をくわえて観覧してろ」
「私は私がやりたいようにやる。私が「我が王」の全権使節であることを忘れるな、私の意志はすなわち「我が王」の意志だ、意見は許さない」
「という事でこれ以上は会話を切る。こちとら慣れない戦い方して疲れてるんだ。じゃあな」
その言葉と同時に目のハイライトが戻り視点も定まる。そしてはだけ掛けていたタオルを巻き直す
「…やれやれ外野はうるさくて駄目だ…まぁ今の所は気づかれてないようだし良しとするかぁ」
そう言いながら残っていた黄金酒を飲み干す
「うーん…なんか人肌恋しくなってきたから南部君の部屋に忍び込んでコッソリ添い寝してくるか…向こうから全然来てくれないしなー…いや今さっきのタイミングに来られてたら困るのだけど」
この後ピッキングで南部君の部屋に入ろうとして例の如くクレイモアに吹き飛ばされるのは別のお話


Re: ブリーフィングルーム2代目 ( No.2805 )
日時: 2022年04月03日 21:15
名前: ナイアの独白 [ 返信 ]
[ 削除 ]
「しかしるルルーシュ君も考えが甘いなぁ「次世代コンピューター」って所で巨大な物をイメージしてたんだろうけどあれは数世代も前の話。今はこのサイズだもんなー」
そう言って自分の部屋に掛けてある「壁掛け時計」の前に立つ
「誰もこれが「復元した最新式のメカ衛生兵だなんて予想もしないでしょ。一応壁掛け時計に偽装して「本体」は電源落としてるけど」
「さて彼はこれを見つけることができるかなー?」
そう言ってナイアは冷笑を浮かべる
「『魂魄』の方はー…まぁ無理だろうね「世界の裏側」の奥ににしっかり隠ぺいしてるし見ようものならその前に精神が破壊されるし」
「さぁルルーシュ君はどう出るのかね」


Re: ブリーフィングルーム2代目 ( No.2806 )
日時: 2022年04月03日 23:28
名前: 部隊会議時の一条三位の動向 [ 返信 ]
[ 削除 ]
陰陽師「一条三位様、どうやら任務部隊が秘密で会議を開くという情報を得ました」
一条三位「でかした!ならば貴様の陰陽術で会議を盗み見するのじゃ!有益な情報が入るかもしれぬからの」
陰陽師「御意!早急に透視の術式の準備を致します」
一条三位「ククク…これできゃつらの内部状態など把握できればその裏を掛けるでおじゃる」
複数の陰陽師が集まり透視の術式を始める
陰陽師「見えてきました…壮々たるメンバーが揃ってますね…会議の内容は…以前洗脳した赤髪の女の件の話ですね…」
一条三位「麻呂が貴様らに命じて洗脳したあの者の事でおじゃるな…それからはどんな話をしておじゃる?」
陰陽師「それから…な…なんだこれは…!」
一条三位「何事じゃ!」
陰陽師「これは…不味い呪詛返し!?…あ…ああ…あああああああ!」
一条三位「どうしたのじゃ貴様には何が見えておるのじゃ!」
陰陽師「嘘だ嘘だ嘘だ世界がこんな物だなんて!私が今まで見てきた世界なんて!」
一条三位「おい!しっかりするのじゃ!」
陰陽師達はある者は発狂し自身の眼をえぐり取り部屋の外へ走り出して転げまわりある者は自身の首を指でかきむしり取りある者は携えていた短刀で自身の心臓を抉り、またある陰陽師は同じく短刀で自身の首を絶命するまで何度も突き立てていった
一条三位「な…なんて光景でおじゃるか…まるで地獄じゃ…」
一条三位「…確か一人が「呪詛返し」と言っておったな…おのれ任務部隊!麻呂の優秀な陰陽師達をよくも…!」
一条三位「これだけの優秀な陰陽師達の投資の術式を返してくるとは…向こうにもそれ相応以上の術使いが居るという事でおじゃるか…おのれ!」


Re: ブリーフィングルーム2代目 ( No.2807 )
日時: 2022年04月03日 23:34
名前: ナイア [ 返信 ]
[ 削除 ]
>ただ単に任務部隊への復讐と、もう一つは牢獄にとらわれてるオリジナルの麻呂の奪還ですね、そのため隣国に接触をした形です
ふむふむ…「麻呂の奪還」て所を生かして取り込んでみたい所だな

>おぉ!?私の代行で出した設定が使われている・・・!?歓喜・・・!
何となくだったけど覚えててね…そこも利用させてもらったよ
使えるものは何でも取り込んでいくスタイル


Re: ブリーフィングルーム2代目 ( No.2817 )
日時: 2022年04月10日 21:01
名前: 施設の建造目的 [ 返信 ]
[ 削除 ]
ルルーシュ「クソ!任務部隊の連中め!私に大恥をかかせおって!」
ルトラ「あっはっはっは!いやー実に無様で滑稽で哀れでしたよルルーシュ君。私も大いに楽しませてもらいました。それで?今の心境は如何です?自分に仕える「教祖」の失態を叱責した直後に自分がそれ以上の失態を晒し恥をかいた気分は」
ルルーシュ「貴様…!どこから!」
有無を言わさずルトラに拳銃を発砲するがルトラは全弾手で弾を受け止める
ルトラ「いやはやまたずいぶんな挨拶ですねぇ声を掛けただけで発砲なんて、よほど私の事が憎い様で?」
ルルーシュ「当たり前だ!こちらは戦力を大きく削がれた上に何の成果も無かったんだからな!」
ルトラ「まぁそれなら憎まれても当然でしょうね、とりあえずまぁ話の前に先ほどの「挨拶」、返しておきますね」
ルトラが先ほど受け止めた弾丸を「指弾」の要領で一発放ちルルーシュの持っていた銃を弾き飛ばす
そして嘲笑気味に言う
ルトラ「この場合貴方様にはこう言うべきですかね?「銃を撃っていい者は銃で撃たれる覚悟がある者だ!」って」
ルルーシュ「っ…!」
ルトラ「しかし調整が上手くいって良かった良かった、ちょっと加減間違えると片腕ごと吹き飛ばしてしまいますからね。さぁこれでそちらは丸腰、こちらは先ほどの弾丸がまだ残ってます。状況は分かりますよね?」
ルルーシュ「…今度は何の要件だ」
ルトラ「いえ前回の戦いで大いに楽しませてもらったので「返礼」をと思いまして」
ルルーシュ「返礼…だと?」
ルトラ「ええ、その返礼がこちらです」
そう言うと一瞬ルトラの手の上の空間がねじ曲がり20センチほどの立方体の「筐」が現れる。その「筐」の外殻は透明でその中はサイバーパンクとスチームパンク、生体部品が合わさったようなものが詰め込まれており外部には見たことも無い物も含まれるコネクターがいくつも付いていた
ルルーシュ「…それは一体なんだ?」
ルトラ「貴方が熱望していた「メカ衛生兵」ですよ。今のままじゃ永遠に見つけられそうになかったので哀れに思って持ってまいりました」
ルルーシュ「!?」
ルトラ「貴方は「次世代スーパーコンピューター」って言葉でより大きなものを想像してたのでしょうがそれは昔の話、今ではこのサイズに収まるんですよ。これが貴方への「返礼」です」
ルルーシュ「おお…ついに衛生兵が我が手に…!」
ルトラ「と言っても簡単に渡すのは面白くないので精密にして緻密、綿密にして超難解な「ロック」を掛けてますがね」
ルルーシュ「…つまりそれを全て解除すれば「メカ衛生兵」は稼働すると」
ルトラ「まぁそう言う事です」
ルトラが嘲笑を交えて言う
ルトラ「最も、貴方方程度の技術で解除できればの話ですがね」
ルルーシュ「貴様…!我々を愚弄するのもそこまでにしておけ…!絶対にそのロックを解除してみせる!」
ルトラ「まぁせいぜい頑張ってください。ただし復活させるチャンスは一回のみとします。私の今日の要件はそれだけです」
ルトラ「さてと、特務部隊で色々と嗅ぎまわってる連中も居るし「私を追跡できている」などと舐められっぱなしというのも癪です、ここは一度実力の差を見せる為にも色々と「改竄」させてもらいますか」
そう言ってルトラが指を鳴らすと同時にルルーシュとの接触した記録や記憶、その痕跡を消し去ってルトラの姿も消える
残されたルルーシュはこの「筐」が「メカ衛生兵」であること、そしてロックを解除すれば復活する事の記憶のみが残りルトラと接触した記憶は消えていた
それは香取率いる特務部隊の諜報部隊にも発動して「ルルーシュとルトラが接触した」という記憶も記録も改竄された
そしてルルーシュが通信で呼びかける
ルルーシュ「衛生兵信仰会に所属するすべての技術者を集めろ!ついに「メカ衛生兵」を手に入れた!だが厳重なロックが掛けられている!このロックの解除作業に技術者総出で掛かれ!」
ルルーシュ「必要な設備などは遠慮なく言え!資金に糸目はつけん!絶対にこのロックを解除しろ!全ては「メカ衛生兵」復活の為だ!」
ノーピス「申し分ありませんが…私は「レガリア」の活用法を模索中でして…」
ルルーシュ「フン、貴様はそちらに専念していろ私は「レガリア」なぞに興味はないからな」


Re: ブリーフィングルーム2代目 ( No.2818 )
日時: 2022年04月10日 21:02
名前: 特務部隊会話ログ [ 返信 ]
[ 削除 ]
香取「L司令、ルルーシュがとうとう「メカ衛生兵」を入手したそうです」
L「!?…それは本当ですか…?」
香取「ええ間違いありません、レインボー衛生兵信仰会の物資の搬入量も激増しており恐らくは「メカ衛生兵」の復活の為の物資だと判明しています」
L「それはまずいですね…万が一復活されると余計に場が混乱状態になってしまいます…所で彼はどうやって「メカ衛生兵」を手に入れたのですか?」
香取の表情が少し曇る
香取「…それが不明なんです」
L「不明…?」
香取「ええ、以前の任務部隊の基地制圧では発見できていなかったという報告はあるのですが…その後どこで入手したか不明なんです…ルルーシュは各方面で「メカ衛生兵」の痕跡を追っていたのでそのどれかが「メカ衛生兵」の残骸を発見したというのが一番有力だと思います」
香取「任務部隊に注力し過ぎたあまりに衛生兵信仰会の諜報が疎かになってましたから…申し訳ありません」
L「謝る必要はありませんよ…過ぎた事を言っても仕方ありませんから…任務部隊に注力するあまり今度は我々がルルーシュに裏をかかれたという事ですか…難儀ですね…」
香取「そして今は「メカ衛生兵」復活の為の大規模な施設が建造されたとのことです。そしてそれを任務部隊が破壊して阻止する作戦を立案したようです」
L「ではその辺は任務部隊に放っておけばいいでしょう…私たちは私たちのやるべきことをしましょう」
香取「分かりました…それでは失礼します」
L(しかし何か引っ掛かりますね…確かに「メカ衛生兵」は自爆して大破しましたが…それを復活させるのにここまでの大規模な施設は必要でしょうか…もしかしてルルーシュにはメカ衛生兵の復活以外別の意図があるのでは…そうなるとこちらもどこかで手を打たなければ…)
この時Lも香取も知る由も無かった、ルトラによって真実を改竄されていることに
故にLも推理が的外れな方向に走ってしまっていることに…


Re: ブリーフィングルーム2代目 ( No.2819 )
日時: 2022年04月10日 22:12
名前: 撤退中のルルーシュの出来事 [ 返信 ]
[ 削除 ]
ルルーシュ「ええい任務部隊め折角メカ衛生兵復活の為の施設を!」
ルルーシュが輸送車の中で毒づく
ルルーシュ「だが「本体」はこの手にある。何度でも繰り返して必ず復活させてやるさ」
ルトラ「とは行かないんだなぁコレが」
ルルーシュ「!?」
いつの間にかルトラが輸送車の後部に立っており有無を言わさず不可視の力で「本体」を掠め取る
ルルーシュ「貴様!返せ!」
ルルーシュや周りの兵が一斉にルトラに発砲するがすべての弾はルトラの眼前で止まり床に落ちる
ルトラ「言ったでしょう?与えるチャンスは一回のみと。そして貴方はそのチャンスをふいにした。それだけのことです。ではごきげんよう」
ルトラが輸送車の扉を蹴破って飛び出し空間跳躍で姿を消す
ルトラ(これは「改竄」せずに置いておくか…聡明なL君なら恐らく事態に気づくだろうし)


Re: ブリーフィングルーム2代目 ( No.2820 )
日時: 2022年04月10日 22:12
名前: 特務部隊会話ログ2 [ 返信 ]
[ 削除 ]
香取「L司令、任務部隊が施設を壊滅させたそうです」
L「流石は任務部隊…と言ったところでしょうか…」
香取「あと撤退時にルルーシュが持っていたメカ衛生兵の「本体」が奪取されたそうです」
L「それはどういう事です…?あれだけの大規模な施設だったのですからその「本体」も大掛かりな物なはずでは…」
香取「私もそう思っていましたが実際の「本体」は10~20cmほどの直方体だったようです」
香取「そしてルルーシュの搭乗していた輸送車からその「本体」と一緒にルトラが脱出する所を一瞬ですが捕捉したそうです」
L「彼女にメカ衛生兵が奪取されたとなると余計に厄介ですね…一体何に使われることになるか…いや…何かおかしいですね…」
香取「何がですか?」
L「彼女にとって「メカ衛生兵」は彼女の言う「物語」には関係がないはずです…メカ衛生兵を復活させたところで彼女には何のメリットもありません…」
香取「確かに今の彼女は「レガリアをいかに人間に使わせる」かが重点項目のはず」
L「となると彼女の行動は効率的に辻褄が合いません…何で「本体」を奪取したのか…」
香取「という事は私たちがどこかで思い違いをしているって事ですか?」
L「想定以上に小型な「本体」に釣り合わない大規模施設…もしかして私たちは勘違いをしてた可能性があります…」
香取「どういう事ですか?」
L「ルルーシュがメカ衛生兵を復元してルトラがその「本体」を奪取したのではなく逆に最初にルトラがルルーシュに「本体」を渡していたという可能性です」
香取「!?しかし私たちの諜報ではルルーシュとルトラが接触したのは撤退時のみですが」
L「でもそうすれば辻褄が合います…ルルーシュがルトラから「本体」を受け取った…しかし彼女の事です膨大なロックを「本体」に仕込んでいたはずです…その稼働には大規模な設備が必要になった…」
L「そして施設を破壊され復活の見込みの無くなった「本体」を彼女が回収した…これで辻褄が合います…」
香取「しかし私たちの諜報ではそんな痕跡はありませんでしたよ!」
L「恐らく彼女はその際に真実を「改竄」して香取さんや私を欺いたのでしょう…それ位彼女なら朝飯前でしょうから…」
香取「つまり私たちの諜報活動は彼女に対しては完全に無意味と…!」
L「悔しい話ですがそうなります…それを分からせるためにわざわざ「本体」奪取時に痕跡を残したのでしょう…!」
香取「……」
L「……」
二人は沈黙し沈痛な面持ちでいた
L「だとしても特務部隊としてやるべき事はしていくしかありません…」
香取「それしかありませんね…」
L(きっとナイアは今のこの状況を見て嘲笑ってるのでしょうね…忌々しいですが…)


送発電施設奪還計画会議 ( No.2826 )
日時: 2022年04月17日 21:23
名前: 電送戦士タカシ [ 返信 ]
[ 削除 ]
【地球連邦軍ガードベルト基地司令室】

宇宙空間ガードベルト基地内の司令室のモニターを介しブライト艦長とタカシが会話している。

シルベスタ将軍
「二人とも今日は時間を作ってくれて感謝する、では始めるとしよう」
ブライト大佐
「いえ、今度こそ送発電施設そしてアムロの奪還を成功させる為ですからね」
シルベスタ将軍
「その為にも敵のデータを分析して作戦を練る必要がある、頼んでいたデータはあるのかタカシ?」
タカシ
「勿論だぜ将軍、前の戦いじゃイキナリ撃たれちまったけどそのお蔭でデータ収集に専念できたぜ」

タカシがキーボードを操作するとシルベスタ将軍とブライト大佐に送発電施設での戦いのデータが送信される。

シルベスタ将軍
「こうして見るとやはりと言うかなんというかアムロ大尉が敵に回るとこうも恐ろしいものかと改めてわからされるな」
ブライト大佐
「アムロ・・・」
シルベスタ将軍
「それではお前が気が付いた彼等の弱点について聞かせてくれるか?」
タカシ
「この間の戦いのデータからアムロさんの反応速度を得た連邦兵の乗る機体の方がその反応について行けず無理が出るってのがまず一つ」
ブライト大佐
「それについては報告書にあったので知っているが、それ以外にも弱点があると言う事か?」
タカシ
「ああ、キョウスケさんと戦った機体を見て気が付いたんだけど洗脳状態にある影響か解らないけど常に最適化された行動を取るんだよ」
シルベスタ将軍
「それが弱点なのか、私には驚異的な事のようにしか思えんぞ?」
タカシ
「最適化されてるのは良いんだけどさ、そこには嘘も意外性も無いって事さ」
ブライト大佐
「成程・・・最適化された攻撃や回避を選択し反応する反面、その動きは素直と」
タカシ
「そ、そういう事。奴らはこっちの攻撃を最小の動きで避けようとするしこちらの急所を狙おうと動くんだ、こっちがその動きに気が付いててもね」
シルベスタ将軍
「解っていればそれに合わせて此方も準備して当たる事が出来るのか、しかしそれでも・・・」
タカシ
「それでも向こうの反応はアムロさん並だし危険な相手な事には変わらないのはそうだけど・・・」
ブライト大佐
「解っていれば洗脳された連邦兵の動きを先読みして対策して当たる事が可能か、しかし洗脳された連邦兵は何とかなるかもしれないがアムロの方はどうするんだ?」
タカシ
「まーアムロさんを止めるには俺達任務部隊総出で気合を入れるしかないってトコかな、あの機体はアムロさんのイカレた反応についていける化け物みたいな機体だし」
シルベスタ将軍
「タカシや任務部隊の皆にまたアムロ大尉の相手を任せるのは心苦しいが・・・また頼むしかないか」
タカシ
「水臭いぜ将軍!それにアムロさんを助けたいのは俺も一緒なんだからさ、それに・・・それにアムロさん達を洗脳した奴らも捨て置けねぇしな!」
ブライト大佐
「そこまでアムロの事を・・・私からも礼を言わせてくれ、ありがとうタカシ」
タカシ
「へへっ、お礼はアムロさんを助けてからでいいさ!」
シルベスタ将軍
「よし、洗脳された連保兵の方はシークレットフォースで引き受ける・・・タカシ達任務部隊にはアムロ大尉を任せるぞ」
ブライト大佐
「ロンドベルからも出来る限り援軍を向かわせます、今度こそアムロを止めなくレは」

・・・こうしてシルベスタ将軍から任務部隊に再び送発電施設奪回に加えアムロ大尉達の確保が打診された。


第二次送発電施設奪還作戦1 ( No.2837 )
日時: 2022年04月24日 21:17
名前: 電送戦士タカシ [ 返信 ]
[ 削除 ]
【異次元空間】

送発電施設への攻撃はすぐに異次元空間にある改造巨大ヤプールのアジトでも察知される。

改造巨大ヤプール
「奴ら性懲りも無く施設を取り返しに来た様だぞ、今度はまた大勢で」
エージェント
「フン、数は減ったが洗脳した兵にGキラーが居ればまた返り討ちにしてくれる」
改造巨大ヤプール
「SYSTEMの再起動にはエネルギーが必要だ、まだあの施設は必要だからな」
エージェント
「大勢で攻めてきたなら丁度いいまた洗脳して奴らの機体ごと奪って戦力にしてくれる、Gキラー達のを出動させるぞ」

そう言うとエージェントはGキラーや洗脳した連邦兵を送発電施設の防衛に当たらせる。


【送発電施】 送発電施設では既に洗脳された連邦G部隊達と連邦軍シークレットフォースから選出された部隊が戦闘を始めていた ( No.2838 )
日時: 2022年04月24日 21:18
名前: 電送戦士タカシ [ 返信 ]
[ 削除 ]
【送発電施】

送発電施設では既に洗脳された連邦G部隊達と連邦軍シークレットフォースから選出された部隊が戦闘を始めていた。


【地球連邦軍ガードベルト基地司令室】

シルベスタ
「よし、洗脳された連邦兵達は皆一様に凄い動きをするが事前のブリーフィングで説明した通り彼等の動きはある程度予測できる!
 1機に対して此方が3機以上で当たり互いの弱書をカバーしながら戦い洗脳されたG部隊の体勢が崩れるまで粘りチャンスを見逃すなよ」


【送発電施】

シークレットフォース隊員A
「了解!これより洗脳されたと思しき連邦軍G部隊との交戦に入ります!」

シークレットフォースの戦闘ロボG3が送発電施設を防衛する連邦G部隊との戦いが始まった。

洗脳連邦兵
「・・・・・・」
シークレットフォース隊員B
「くっ、ブリーフィングで知ってはいたが反応速度が速ぇ!致命傷を喰らわないのがやっとだ!」
シークレットフォース隊員A
「落ちつけ!情報通り奴らはこちらの急所を狙ってくる、逆に急所さえ守ればそう簡単にはやられん!」
シークレットフォース隊員C
「気軽に言ってくれるぜ! あちらさんの機体がパイロットの反応に間に合って無いのが救いだぜ」

レガリアで強化された洗脳連邦兵の反応速度や狙いの正確性は解ってはいても恐ろしい物でシークレットフォースの精鋭も防戦一方だ。

シークレットフォース隊員A
「時間を稼ぐんだ、時が来れば・・・しまった!」
洗脳連邦兵
「・・・!」

シークレットフォースの連携が乱れた瞬間を狙って攻撃を仕掛けようとしたGブルの腕が吹っ飛んだ。

ロンドベル隊員
「パーティーには間にあった様だな、これよりシークレットフォースとの合同任務に入る」
シークレットフォース隊員A
「援軍が来てくれたか!助かる!」
ロンドベル隊員
「何、アムロさんを助ける為の任務に協力しない訳には行かねぇさ」

シークレットフォースにロンドベル隊が加わる事で流石のレガリア強化兵も攻めあぐねていた時、その時が来た。

洗脳連邦兵
「・・・・・・!?」

アムロ大尉並みの反応速度で戦う際の機体側の遅れに加え、無理な動きに関節が軋み始めたのだ。

シークレットフォース隊員A
「よし!G部隊の動きが鈍った、攻勢に転ずるチャンスだこのまま押し返すぞ!」
ロンドベル隊員
「へっ、そう簡単にアムロさんの動きが手に入るかよってんだ」

この機を逃すシークレットフォースやロンドベル隊の精鋭たちでは無かった、戦いの均衡は崩れ洗脳連邦兵達は次々と沈黙・無力化されて行った…


第二次送発電施設奪還作戦3 ( No.2839 )
日時: 2022年04月24日 21:19
名前: 電送戦士タカシ [ 返信 ]
[ 削除 ]
【送発電施】

エージェント
「連邦の部隊に押されているだと? レガリアで強化した部隊の弱点が分析されているのか・・・?」

送発電施の防衛に当たらせていたレガリア強化洗脳G部隊が押されている情報はエージェントの元に届く。

エージェント
「こうなればGキラーを出して奴らを全滅させる、新しいシステムを搭載したばかりだが問題あるまい」

エージェントは洗脳したアムロを整備中のGキラーに乗せ起動させる、そこに施設内部に任務部隊が突入して来たと警報が響いた。

エージェント
「このタイミングで?連邦の部隊との共同作戦か! Gキラーは任務部隊の迎撃に向かわせろ!」


――――さぁ、戦いだ!


アンバランスゾーン ( No.2848 )
日時: 2022年04月26日 22:40
名前: 電送戦士タカシ [ 返信 ]
[ 削除 ]
【???】

スコット
「…シ、タカ…シ」
タカシ
「Zzz…? スコット?しばらくは傷を癒し光のエネルギーを蓄える為俺の意識の奥深くで休眠するって話じゃ・・・」
スコット
「そう・・・その通りだタカシ、ヤプールを追って宇宙の壁を越えてこの世界に来た際にエネルギーを消費した私は君と出会いその深層意識の奥で力を蓄える事を選択したのだ」
タカシ
「そうだったね、俺がピンチの際に俺と一体化してピンチを救って貰ったもんな。改めてありがとうな
スコット
「いや、礼を言うのは私の方だ。君を私の戦いに巻き込んでしまった様ですまないと思っている・・・」
タカシ
「よせやい、どっちにしろそんな悪い奴が相手なら俺ともぶつかってた筈だしな。 それはそうとどうしたんだいスコット?」

タカシの身体は眠りについている、彼等はタカシの意識の中で会話をしていた。

スコット
「そうだ、ヤプールがこの世界に来て暗躍を重ねる内に宇宙のバランスが崩れてこの世界の地球周辺がアンバランスゾーンに突入してしまうのだ」
タカシ
「アンバランスゾーン? 何だソリャ?」

【アンバランスゾーン】

(宇宙に存在するダークマターと呼ばれる暗黒物質、惑星がその暗黒物質が多く存在するゾーンに入る事をこう呼称すると言う。
 アンバランスゾーンの内部では『アンバランス現象』と呼ばれる様々な天変地異が巻き起こり、その中には眠っている怪獣が目覚めたり宇宙より何者かが襲来するような現象も起こる様だ。)

スコットはごく簡単にではあるが【アンバランスゾーン】やそれによって何かが起る危険性が増すと言う事をタカシに伝えた。

スコット
「この世界の地球圏がアンバランスゾーンに突入してしまうと今まで以上に何が起るか解らない、私はその事を忠告する為君の意識に語り掛けている」
タカシ
「そうだったのか・・・だとすれば早くヤプールを退治してこの宇宙のバランスを少しでも戻さねぇと!」
スコット
「ありがとうタカシ・・・君を撰んで本当に良かった。イザと言う時は私も力を貸そう、勇敢な少年よ・・・」
タカシ
「へへっ、よせやい照れるぜ。俺とお前でやって・・・やろ、うぜ・・・Zzzz」

そしてタカシの意識はその身体と同じ様に眠りにつき夜が明けるまでしばしの休息を得るのであった。


Re: ブリーフィングルーム2代目 ( No.2852 )
日時: 2022年04月28日 11:03
名前: ナイア [ 返信 ]
[ 削除 ]
>【アンバランスゾーン】
同時刻観測資料室
ナイア「うーんおかしい…どうなってる?」
部屋をノックする音
南部「ナイア、入るぞ…部屋に行ったら扉にここいいるって張り紙してたが…こんな夜遅くに何やってるんだ?」
ナイア「ちょっと最近違和感があったからここ直近の全天の星の並びと過去の星の並びと比べてるの」
南部「どうしてそんなことを?」
南部がナイアにコーヒーを渡しながら訊ねる
ナイア「星の並びってのは長い時間を掛けてわずかながら徐々に変化するモノなんだけど過去の星との並びがここ最近急激に大きく変化してきてるのよ」
コーヒーを飲みながらそう答える
南部「それがなんか何か問題なのか?」
ナイア「いや予想ではこれは流れ込んできてる暗黒物質による重力レンズの影響なんだろうけどそれにしても変化が大きすぎるのが問題なの」
南部「暗黒物質が増えると何か困ることが?」
ナイア「普段の私生活レベルでは何も問題ないけど…星の並びが変わるのが問題なの」
南部「何故だ?」
ナイア「今の星辰で以って間抜けな旧支配者への封印は強化されてるんだけど…このままの変化が急速に続くとその封印に綻びが出る可能性があるってのが問題なの」
ナイア「でもなぜここまで急激に暗黒物質の量が変化したのかが分からないのよねー」
南部「という事は下手すれば…」
ナイア「そう、下手な並び方すれば封印されてる間抜けどもやそれ以外の何かが目を覚ましかねない…って事」
南部「でも言っちゃ悪いがお前にとっては好都合なんじゃないのか?」
ナイア「いや不都合だよ無駄に力だけある能無しの間抜けどもが好き勝手暴れたれたら面倒だし?」
南部「てっきり旧支配者の復活がお前の目的だと思っていたが…」
ナイア「ふむ……じゃあちょっとここで内緒話でもするか」
ナイアが指を鳴らすと一瞬空気が変わる感覚が走る
ナイア「これで良し…っと」
南部「オイ何をしたんだ?」
ナイア「時空を閉じた、これで誰にもここからの会話は漏れない。無論間抜けな外野共にもね」
南部「んで内緒話とは?」
ナイア「旧支配者の封印ね、アレ実は私が関わってるの」
南部「!?」
ナイア「私が旧神にけしかけて旧支配者や外なる神共を封印させてその上で疲弊した旧神から封印の権能かっさらって旧神も封印してやったって話。だから私だけが唯一自由に動けるって訳」
南部「…何と言うかお前らしいな」
ナイア「だってあの無能共の作る物語つまらなさすぎて見るに堪えないんだもの、それに比べたら君ら人類の方が遥かに見てて楽しいからねー」
南部「お前なぁ…」
ナイア「まぁ話は戻すけどこのまま星辰がズレてくるのはよくない兆候、って事だけ覚えておいて。旧支配者共が復活する星辰とも明らかに違う動きしてるから何が起こるか分からないから」
南部「それは他の隊員にも言った方がいいんじゃないか?」
ナイア「いや言わない方が面白いかなって、不確定要素が多い方が色々と楽しみだし?」
南部「お前は相変わらずだな」
ナイア「今更でしょ」
南部「フ…そうだったな」
ナイアが再び指を鳴らし時空を元に戻す
ナイア「という事で私はもうちょと調べるから南部君は戻ってていいよ」
南部「ああ、そっちも根を詰め過ぎるなよ」
南部が部屋から出ていく
ナイア「…あれ?ふと思ったけど南部君「部屋に行ったら扉にここいいるって張り紙してたが…」って言ってたなそう言えば…あああ!自分で折角のチャンス不意にしちゃったー!」
そう言って机に突っ伏すナイアであった


Re: ブリーフィングルーム2代目 ( No.2862 )
日時: 2022年05月03日 02:21
名前: ナイア [ 返信 ]
[ 削除 ]
夜見島攻略後観測資料室
ナイア「うわー何だこれ何だこれめっちゃ面白い事になってるー」
ベリー「…何してるんですか邪神さん?」
ナイア「ああベリー君?何か用?」
ベリー「いえ、この部屋の前を通りがかったら声がしたものでつい…」
ナイア「ああそれで来たのね。いやー大分面白い事になってるよこれ」
ベリー「え?何がどうなってるんです?」
ナイア「たしか君魔法科学とかいうのやってたよね?」
ベリー「ええ、でも結局それが原因で学会から追放されちゃいましたけど…」
ナイア「ならその過程で少しは占星術に触れたりもしたよね?」
ベリー「ええ、少々齧る程度でしたけど」
ナイア「ならこれ見てみて、面白い事になってるから」
ベリー「!?これ結構ヤバイ星の並びになってるじゃないですか!」
ナイア「でしょ?他の星系から見た星辰はほとんど変わってないのにこの星だけ星辰が結構大変な事になってるのよ」
ベリー「でも何でこんなことに」
ナイア「多分予想だけどこの星を「焦点」として暗黒物質が異常な配列になってるの。その暗黒物質の重力レンズ効果が原因でこの星だけ星辰が滅茶苦茶になりかけてるっけ事」
ベリー「じゃあ前の夜見島の転移も…」
ナイア「そう言う事、肉眼で見える星の星辰はまだ影響受けてないけどそれ以外の星辰が滅茶苦茶になってるからその隙をついて闇島?夜見島?だったけかが転移してきたって訳みたい」
ベリー「じゃあ今のこの星って…」
ナイア「うん予想してる通りあちこち微小な特異点だらけになってる状態なのよ、それも日々数が増えてる。つまらなさそうなのは潰してるけどね」
ナイア「流石に「星丸ごと一つ」とか「一つの世界」ごと転移するほどではないにしても前の島みたいな「異界」なら現状いつでも出現したい放題って状態なわけ、いやはや面白いでしょ?」
ベリー「いやこの状況「面白い」って状況じゃないですよね!?」
ナイア「そう?不確定要素は多い方が面白いじゃない?」
ベリー「邪神さんはやっぱり邪神さんですね…」
ナイア「まぁ「異界は」小さいから対処は面倒だけどねー、でも「楽しんでやる苦労は苦痛を癒すもの」だよ」
ナイア「「異世界の星ごと」とか「別の世界ごと」の転移ならそのものを消し飛ばせばいいだけだから逆に私としては楽なんだけどねぇ」
ベリー「でもどうしてこんなことに…」
ナイア「それが分からないのよねー、でも言える事はこれを引き起こしてる存在が居るとしたらこの星をピンポイントで狙ってるってことぐらいかな?」
ベリー「この事他の隊員に伝えないといけないんじゃ!?」
ナイア「いやこの事は秘密にしといて、イレギュラーは多い方が面白いし」
ベリー「貴方って人は…いやもういいです…」
ナイア「一応南部君には軽く説明する機会があって説明してるしあとタカシ君も勘づいてるはずだよ」
ベリー「え!?なんでタカシさんが!?」
ナイア「今のタカシ君の深層意識に「何か」居るみたいでそこから情報を得たみたい。潜んでる「何か」までは知らないけどね」
ナイアが肩をすくめる
ベリー「分かりましたとりあえず今後また夜見島みたいなことが起こりかねないって事ですね?」
ナイア「そう言う事、いやぁ面白くなってきた次は何が出るのかなー」
ベリー「…私は逆になんか疲れたので部屋に帰ります」
ナイア「はいはーいゆっくり休むといいよ」
ベリー「それじゃ失礼しますねー」
ベリーが部屋を出る
(ささやかながらだけど私からの気遣いだ「扉の先」でゆっくり休むといい)

ベリーが部屋を出て廊下に出たと思ったらそこはタカシ君の部屋の中であった
タカシ「ええええ!!何でイチゴちゃんが急に俺の部屋に!?」
ベリー「ええええ!!廊下に出たはずなのになんで私タカシさんの部屋に居るの!?」
そうナイアはベリー君が部屋に入った後扉の向こう側をタカシ君の部屋に空間を繋げていたのであった


Re: ブリーフィングルーム2代目 ( No.2868 )
日時: 2022年05月06日 22:45
名前: ナイア [ 返信 ]
[ 削除 ]
>邪神「引く気は無い、か・・・仕方ない、それじゃあ・・・」『本気で行かせてもらおうか!』

ナイアとナイラーテが『怪異』に対し突進、ニャテラは後方に距離を取りながら魔力弾で援護射撃開始
ナイア「さて本気で楽しませてくれよ『怪異』さんよ!」
ニャテラの援護射撃を受け『怪異』の攻撃を掻い潜りバールのような物で攻撃する
しかし『怪異』は非実体化してこれを避けて後方に下がる
ナイラーテ「ですがその行動、お見通しです」
再び実体化した『怪異』の目の前にナイラーテが飛び込み『怪異』の頭を掴みその目を合わせる
ナイラーテ「視覚連結、『王の視界』(アイオブ・ザ・アザトース)!」
怪異「アアアアァアアアア!」
『怪異』が両手でナイラーテの手を払い返す手でその目を手で切り裂く、ナイラーテが『怪異』に蹴りを加えて距離を取る
ナイラーテ「あー…やれやれ…目を潰されましたか…まぁ問題はありませんが『王の視界』は使えませんね…あと数秒目を合わせてればカタがついて楽できたのですが…まぁあれだけでも上出来でしょう」
ナイア「ウン上出来だ」
ニャテラ「我が王が見たものはその存在の根底を破壊されます、今の間でも十分根底にダメージが入りましたわ」
ナイラーテ「つまり今の貴女はこの「異界」ごと根底を突き崩されかけてる状態。非実体化も叶わないでしょう」
ナイア「という訳で、本番はこれからという訳だ」
3人が嘲笑の笑みを浮かべる
怪異「ア…アアアァアアアアアア!」
ナイラーテ「では参りますよ」
目の見えていない状態でナイラーテが突進、『怪異』も魔力弾や瘴気を撃ちながら突進する
『怪異』の遠距離攻撃はニャテラが迎撃して両者が間合いに入る
『怪異』はナイラーテの胸を、ナイラーテは『怪異』の腹に手刀を打ち込む
『怪異』の手刀はナイラーテの心臓を掴み握りつぶしていた
怪異「ああぁぁあアハハハハハハハ!」
勝ったといわんばかりに笑い声をあげる『怪異』
ナイラーテ「…愚かですね、この程度で殺せるなら世の探索者は苦労しませんよ?」
心臓を潰したはずなのに話してくるナイラーテと距離を置こうとする『怪異』、しかし離れることができない
ナイラーテ「ハハハそう簡単に逃がしはしませんよ。もとよりこれが狙いでしたので」
ナイラーテは腹を通して『怪異』の「脊髄」を鷲掴みにしていた
ナイラーテ「これでもう動き回れないでしょう」
『怪異』は自切を試みるもナイラーテの魔力で脊髄を補強されてそれも叶わない状態になっていた
ナイア「ついでに私からもだ」
ナイアは肩甲骨間の脊髄を肉を突き破り鷲掴みにする
ナイア「そんじゃニャテラよろしくー」
ニャテラ「では参ります「高強度『封印』結界狭域展開!」
ナイラーテ「その存在」
ナイア「その因子」
ニャテラ「一片の欠片も残さず消し去りましょう」
ナイア&ナイラーテ「「さぁいい声で啼いて見せろ!魔力限定開放」」
怪異「アアアアアアアアアアア!」
封印結界内で荒れ狂う魔力の暴風、それは宇宙誕生とも思えるほどの奔流であった
怪異「アアアア…アア…ア…a・・・」
封印結界内の魔力が収まると同時に結界が解除される
ナイア「フン…限定開放で済ましてやってこの程度…対して面白い断末魔でもなかったな…つまらん」
ナイラーテ「そうですね…しかし今回私はだいぶ割を食う役割でしたね」
ナイラーテが自分の胸と目を修復しながら愚痴る
ニャテラ「普段戦闘に出ないんですからたまにはよろしかったのでは?」
ナイラーテ「嫌ですよ私は基本交渉ごとにしか出たくないものなので」
ナイア「しかし慣れない事はするもんじゃないよねー我々が人助けするなんてさ」
ニャテラ「気まぐれが売りな所ありますからよいのではないでしょうか?」
ナイア「さて2人とも手伝いありがとうそれぞれの役職に戻っていいよ」
ナイラーテ「言われなくてもそうします。もうすぐここも消えますからね。戦闘は懲り懲りです」
ニャテラ「私も教会に戻りますわ、『救済』を待っている人が居ますから」
そう言って2人は空間跳躍で各々の場所へ帰って行った
同時に地響きが地面を揺るがす
ナイア「おっと向こうも丁度終わった所か、となれば撤収撤収。まぁほんのちょっとは楽しめたかな?」
そう言ってナイアも空間跳躍で退去していった


Re: ブリーフィングルーム2代目 ( No.2887 )
日時: 2022年05月29日 22:06
名前: ローンウルフ [ 返信 ]
[ 削除 ]
ウルフ(以下ウ)「・・・おめぇさんで最後だな」
研究員(以下研)「た、助けてくれ・・・」
ウ「助けてくれ?おめぇらが実験台にしたガキ共がそう懇願した時聞いてやったのか?
  やってねぇだろう、コレも因果応報ってやつだ(SNIKT!)」
研「ヒィッそ、そんな・・・私は上の命令に従っただけで本意ではなかったんだ・・・
  もう金輪際こんな事はしないし関わらない、だから・・・だから・・・」
ウ「ほぉ・・・本当かい?(爪をしまう)」
研「あ、ああ・・・もうこんな仕事は辞めてまっとうな職に就く、だからお願いします・・・」
ウ「フン、そこまで言うなら・・・」
研「た、助かった・・・有難うございま・・・グフッ」
(研究者のどてっ腹に拳がめり込んだ)
研「や、約束が違・・・(ドサッ)」
ウ「命は助けてやる、但し報いを受けさせないとは言ってねぇぜ・・・この程度で済んだのを感謝するんだな」

L「(パチパチパチ)いやぁ流石ウルフさんですねぇ」
ウ「L・・・わざわざ出て来やがったのか」
L「ええ、一応確認をね・・・私の情報通りだったでしょ」
ウ「へッおめぇさんから連絡が来てこの場所を教えられた時は何を考えてんのかと思ったんだがな・・・」
L「何か裏があるとでも・・・?」
ウ「袂を別ったくせにコチラに有用な情報を回してくりゃ疑いはするぜ」
L「まあ私もこのような研究気に食わなかったですしね・・・ついでにこの施設ももっと有用に
 使ってあげようかと思いましたがこんなに損傷してたら役には立ちませんね」
ウ「へッ、ちゃっかりしてやがる・・・しかし護衛も無しに顔出すなんて随分と不用意なんじゃねぇか?」
L「わざわざ心配してくれるのですか?安心して下さい私とて自分の身を守るくらいの力はありますし
 何より・・・私も1人でホイホイ現れる訳でもありませんよ」
ウ「・・・そのようだな」
L「ほぉ気付きましたか、匂いも気配も消すように訓練しているのですがね・・・」
ウ「自慢の部隊員かい?もうちょい熟練が必要ってとこだな」
L「ご教訓どうも・・・これでとりあえず鼻につくものの1つは消し去ることが出来ました」

ウ「1つ?まだあるのかい?」
L「貴方もよく知ってるでしょう今jun国及び敵対組織に蔓延ってる物を・・・」
ウ「・・・レガリアか」
L「ご名答」
ウ「フンッあんなモンに頼る連中の方が情けねぇってもんだ」
L「とは言えあれほど気楽に強化出来るというのなら食いつく連中も沢山いるでしょう
 楽して最短距離を突っ走りたがる連中は沢山いますからね・・・この軍にも」
ウ「オイオイまさか・・・」
L「ええ、我が軍にも導入を検討している一派がいるという事です」
ウ「ったく・・・ウチの上層部はバカばっかか!」
L「ええ全くです、おかげで私が動かなければならなくなりました・・・任務部隊ではこの様な事出来ませんからね」
ウ「耳の痛ぇ話だな、確かにウチじゃ正論を言ってもまともに聞いちゃくれんか」
L「なのでしばらく私たちは上層部への牽制の為に部隊を動かすことが出来ません、ので何か起きた時は任せますよ」
ウ「言われなくてもわーってるよ」
L「では・・・ああそうだ社長さんにも言っておいて下さい、これで貸し1つですよと」
ウ「へッ!そんなモン熨斗付けて返してやるよ」
L「それはそれは・・・ではこれで」


Re: ブリーフィングルーム2代目 ( No.2893 )
日時: 2022年06月04日 13:35
名前: ■■■ [ 返信 ]
[ 削除 ]
>ウ「1つ?まだあるのかい?」
>L「貴方もよく知ってるでしょう今jun国及び敵対組織に蔓延ってる物を・・・」
>ウ「・・・レガリアか」
>L「ご名答」
>ウ「フンッあんなモンに頼る連中の方が情けねぇってもんだ」
>L「とは言えあれほど気楽に強化出来るというのなら食いつく連中も沢山いるでしょう
> 楽して最短距離を突っ走りたがる連中は沢山いますからね・・・この軍にも」
>ウ「オイオイまさか・・・」
>L「ええ、我が軍にも導入を検討している一派がいるという事です」
>ウ「ったく・・・ウチの上層部はバカばっかか!」
人類とはそう言うものだ
人類は知恵・知識を糧をして成長する、たとえそれが己が身を亡ぼす猛毒だと分かっていても糧とすることを止めれない
核兵器が蔓延り抑止として手放せないように
多くの軍事技術が姿を変え生活に浸透しているように
そして知識への欲求、利便さは官民軍の垣根すら簡単に超える
さぁ私の「物語」を彩り飾るために足掻いてみせな
この私の「物語」の「最終章」の為にね


一方衛生兵信奉会の方では ( No.2898 )
日時: 2022年06月11日 20:19
名前: 暇人ストロベリーサンデー [ 返信 ]
J「さぁて、帰ってきたが・・・」
ピーコック「なぁ、此処か?お前たちのアジトって・・・?」
J「あぁ、そうさぁ・・・最も、仲はあまり良くない、同じ志で動いているだけの状態だがねぇ・・・!」
ノーピス「さて、それでは私はこの辺りで・・・」
J「おいおい!俺がやっと姿を見せに来たついでに新しい仲間も連れて来たってのに、何も言わず行くのかい?」
ノーピス「フン・・・貴様を仲間とは認めてないので・・・」
J「はっ!つれないねぇ・・・まぁ良い・・・ん?何だい?その手に持った装置は?」
ノーピス「レガリア、と言うらしいですが、早速、レガリアの実験に行くんですよ、これがどう我々に使えるのか・・・」
アンジェラ(オリジナル)『そう、そんな危険な物をそのまま使うより安全性を高めるために解析して調整してから使うべきだと思うけど、そうしたなら、どうぞご自由に。』
ノーピス「えぇ、では自由にさせてもらいます・・・」
J「・・・俺が居ない間に面白いブツが届いたようじゃぁねぇか、・・・ん?」
教祖「(俺の考えは間違いないんだ・・・ルルーシュ様にそれを信じてもらわないと・・・!)」
J「ははぁん・・・アイツは、色々と利用できそうだ、ちょっとかき乱すために犠牲になってくれよ!HAHAHA!」


一方Lさんの方では ( No.2899 )
日時: 2022年06月11日 20:21
名前: 暇人ストロベリーサンデー [ 返信 ]
L「フム・・・ベリー隊員達だけでなく、皆さんとの連絡が付きませんね、妙な胸騒ぎがしますね・・・」
る~こと「た、大変です~!JUN国で突然100メートル級の怪獣が出現しました~!!!直前まで反応は有りません~!」
L「何と・・・!任務部隊が今出れないという時に・・・」
アンジェラ『此処は我々、T.C.M.が代理で出撃させていただきます!』
L「お手数をおかけいたします、アンジェラさん・・・(任務部隊が居ない間に行動・・・果たしてこれは、誰の犯行か・・・)」


一方麻呂の方では ( No.2900 )
日時: 2022年06月11日 20:25
名前: 暇人ストロベリーサンデー [ 返信 ]
麻呂(クローン)「・・・や、やっと、出来たでおじゃるか・・・だいぶ時間がかかったでおじゃるな・・・」
ヴァイス「こ、コレは・・・?」
麻呂(クローン)「コンゴウ・・・の模倣体、と言えば良いでおじゃるかな?」
ヴァイス「模倣体・・・!?」
麻呂(クローン)「そう、と言っても一体作るだけでここまで時間がかかったでおじゃるから、量産は無理そうでおじゃるがな・・・さて、此奴を連れてJUN国へ再度侵略をしに行くでおじゃるよ!」
コンゴウ(模倣体)「・・・・・」
ヴァイス「・・・(この男が来てから国の軍力は飛躍的に上昇したが・・・何故JUN国にそこまで執着をする?)」


一方T.C.M.の方では・・・ ( No.2956 )
日時: 2022年08月15日 19:27
名前: 暇人ストロベリーサンデー [ 返信 ]
アンジェラ『・・・任務部隊の皆さんも、忙しいのですね。』
幽紀「失礼、先の謎の現象によりJUN国民が地下鉄に避難しており、その避難先で何者かの攻撃を受け得いるそうです。」
アンジェラ『・・・分かりました、皆さん、任務部隊の皆さんが居ない間、JUN国民の救援と、地下街にいる正体不明の敵を排除してください、私はこの現象を調べます・・・』
幽紀「了解いたしました。」


一方別の場所では・・・ ( No.2957 )
日時: 2022年08月15日 19:31
名前: 暇人ストロベリーサンデー [ 返信 ]
中卒(一番左)「いやぁ、まさか社長が戻ってきてくれるなんて~」ニート(左真ん中)「本当、戻ってきてくれて良かったですよ~。」
ポルター「だから、社長じゃなくて元社長って言ってるでしょ、全く・・・」
童貞(右真ん中)「すみません、昔の癖がまだ抜けtないんですよ~、しっかし、さっきの異常現象で、店の中ぐちゃぐちゃですけどどうします?」
ポルター「・・・全く仕方ない奴らね、さっさと店の片づけ・・・!皆避けなさい!」
ドガッシャーンッ!!!
ヒキ(一番右)「こ、今度は何だぁ!?」
ポルター「青いトラクター・・・まさか!?」
サンダーフーフ「トランスフォーム!!!」
ポルター「サ、サンダーフーフ・・・?アンタ、聞いたわよ、任務部隊にやられて、そのまま消息不明だって・・・」
サンダーフーフ「おう、空間移動装置とやらがブラックホール化して飲み込まれたら知らない所に飛ばされ、そして良く分からん娘と一緒に居たバケモンに食われて、気づいたら戻って来てたんだよ・・・いや、俺の話は良いんでぇ!そんな事よりもだ!おめえ、確か任務部隊の戦闘データ、集めてたよな?」
ポルター「あぁ、それ?まだ持ってるけど、渡せって?いやよそんな事・・・」


Re: ブリーフィングルーム2代目 ( No.2958 )
日時: 2022年08月15日 19:33
名前: 暇人ストロベリーサンデー [ 返信 ]
ゴトウ「ならば此奴らが人質として扱われてもか?」
ポルター「なっ・・・!」サンダーフーフ「ゴトウ!?」
ポルター「アンタら、いつの間に捕まって・・・!?」
4人『『知らない間に後ろから組みつかれました・・・!』』
ゴトウ「その任務部隊のデータを渡さんと、こいつらの命も貴様もただでは済まないぞ?」
4人『『社長!俺達の事は良いですから!すぐ逃げてください!』』
ポルター「・・・あんたらの事、見捨てれるわけないでしょ・・・!はいこれ・・・!これで良いでしょ!」
ゴトウ「・・・ふん、サンダーフーフ、戻るぞ。」
サンダーフーフ「おい!てめぇ!俺の手柄を取りやがってよぉ!」
ゴトウ「貴様、早い者勝ちと言う言葉を知らないか?」
サンダーフーフ「んだとゴラァ!?そんぐらい知ってるに決まってんだろうがよぉ!?」
ポルター「・・・行ったわね、あんたら、大丈夫?」
4人『『ど、どうして俺らを優先して・・・』』
ポルター「・・・あんたらみたいな面白くて根の良い奴ら捨てれるわけないでしょ・・・それよりあんたら、今から移動よ。」
4人『『えっ?』』
ポルター「移動先は・・・任務部隊基地よ、あそこに行って、任務部隊のメンバーと話がある・・・!」


ウルトラマンスコットVS神輿怪獣 ストーンキング ( No.2963 )
日時: 2022年08月21日 22:21
名前: 電送戦士タカシ [ 返信 ]
[ 削除 ]
【レザリオンコクピット内】

タカシ
「やべぇ!このままじゃ基地が危ない・・・行くぜスコット!」
スコット
(解った…行くぞタカシ!)

エネルギーを消耗したレザリオンのコクピットの中で光に包まれるタカシ

【作戦区域内】

周囲にカッ!と閃光が瞬き出現したウルトラマンスコットが怪獣の眼前に立ちはだかる

スコット
「ジョワッ!」

光の巨人が現れるとタカシの肉体と精神はスコットの奥底に引っこみ、主導権が逆転する

ストーンキング
「グゥォォォォォォン!」

スコット
「ショウ!」

目の前に現れたスコットに驚いたストーンキングは体当たりをしかけたが寸前で回避するスコット

スコット
「ジョワッ!」

ストーンキングの背に馬乗りとなって攻撃を仕掛けるスコット、だがそれがいけなかった

ストーンキング
「グゥォォォォォォン!…カッ!」

ストーンキングの角が向きを変え後方に放たれた怪線光をモロに喰らい倒れ込むスコット、ストーンキングは更に攻撃を仕掛けようと炎を吐く

タカシ
(俺の言う通りに跳ぶんだスコット!テレポートだ!制御の感覚は俺に任せてくれ!」
スコット
(タカシ?だがそんな事をすれば君の精神の消耗が・・・)
タカシ
(このままやられるよりはマシさ!俺を信じてくれスコット!)

スコット
「・・・・・・ショワ!」

倒れたスコットが頷く、倒れているスコットに迫る火焔がその身を焼く―――かに見えたがそこにスコットの姿は無かった

ストーンキング
「グゥォン?」

目の前から消えたスコットに驚いたストーンキングは驚き周囲を探すがその姿は無い

スコット
「ジェアッ!」

スコットが消えた一瞬後、ストーンキングの頭上に現れ怪線光を放つ角にキックを放ちその角を砕いた

ストーンキング
「ギャオォォォォォォォォォォン!」

角を砕かれ苦悶の声を上げるストーンキング

タカシ
(やったぜ!)
スコット
(とどめだ!)

スコット
「ショワー!」(グラニウム光線}

苦しむストーンキング目掛け放たれた光線はその身を貫き激しい爆発がストーンキングの身を光へと変えていく
ストーンキングが倒れその身に宿っていた怪獣達の怨念は天へと昇り霧散する寸前に掻き消えた

スコット
「・・・シュワッチ!」

戦いが終わり飛び立つスコット

【レザリオンコクピット内】

誰も居ないコクピット内に光が溢れその光は少年の姿を形作っていく、光が収まった時コクピットの中にはタカシの姿があった

タカシ
「ふぅ・・・何とか怪獣を倒したけど、あ、あれ・・・なんか今日はやけに疲れるな」
スコット
(無理もない、ごく短距離短時間のとは言え瞬間移動テレポーテーションを使ったのだ)
タカシ
「電送の要領でワープのタイミングや何かは俺じゃねぇと解らないから俺の感覚でやったけど・・・こりゃやっぱきちぃな」
スコット
(先程は緊急事態だった事もあり君の提案に乗ったがやはりアレは君への負担が大きすぎるな)
タカシ
「確かに疲れたけど・・・お蔭で大切なモノを守る事が出来たんだ、ありがとうスコット」
スコット
(いや、礼を言うのは私の方だ、今後は君への負担をなるべくかけないよう私も務めよう」
タカシ
「いや、俺の方こそスコットが出なくても済むようにギリギリまで頑張ってみるさ」
スコット
(タカシ・・・やはり君を撰んで本当に良かった)
タカシ
「ああ!まだまだ碌でも無ぇ事を企んでる奴はいるんだ、負けられねぇぜ・・・っと、そろそろ帰投しないと怪しまれちまう」

タカシはそう言うと疲れた身体で傷ついたレザリオンを基地まで動かしたのだった


雑談会で先行告知した物 ( No.3022 )
日時: 2022年12月11日 19:12
名前: 暇人ストロベリーサンデー [ 返信 ]
改造巨大ヤプール「前に我々の行動に気づいた者が根回しをしていると言ったが、これまで計同時に5か所から超獣を攻め込ませようとしたが、何体もいるかの如く悉く潰しおって・・・!」
エージェント「ふん、ヤプール、ずいぶんと苦戦しているようだが・・・?」
改造巨大ヤプール「えぇい!この何者かさえいなければもっと早く任務部隊と言う邪魔者を消せたというのに・・・!貴様も何か案をだせ!」
エージェント「案、か・・・聞いた話だととある宇宙人がクリスマスを、地獄で会おうという意味で使ったという話が有るが・・・」
改造巨大ヤプール「クリスマスに地獄だと・・・?それに一体何の意味がある?」
エージェント「そいつに肖り他の勢力がJUN国に地獄を見せるため、クリスマスに攻め込んでくる可能性があるのではないか?そいつらと一緒に攻め込むのはどうだ?」
改造巨大ヤプール「便乗、と言う所か・・・腑に落ちんが、その作戦で進めるとしよう、丁度クリスマスにピッタリの超獣が一体いる、その上、この次元へ侵入しようとする奴でちょうど良さそうな奴が一体いるようだな、此奴も利用させてもらうか・・・」


Re: ブリーフィングルーム2代目 ( No.3033 )
日時: 2022年12月27日 11:30
名前: ナイア [ 返信 ]
[ 削除 ]
>邪神「私が腕ごときで倒れる訳無いじゃん、まぁ、取り合えずこいつは私が無害になるまで色々と遊んでおくから、あぁ、すぐに飽きて戻って来るだろうけどね!」パチンッ!
>ベリー「消えたッ!?」
ノスフェル「!?」
ナイア「さてここなら余計な邪魔も入らないしお互いに「全力」を出しても害はない、来いよ全力で。この腕の代償払ってもらうよ…きっちりとね…!」
ノスフェル「――――!」
声にならない雄たけびを上げてナイアに飛び掛かるノスフェル
だがその飛び掛かりはナイアに届くことなく障壁で遮られる
ナイア「この程度の障壁すら突破できないとは期待外れもいいところだ…そんじゃあこっちも軽く力を出すとしますか」
そう言うとナイアの姿が変わり「デウス・マキナ」の姿になる
同時に周りの「世界」も変わり巨大な「舞台装置」へ変貌する
変貌したナイアに再び攻撃を加えるノスフェル、しかし今度は障壁すら張っていない状態で全く攻撃が通じないでいた
持てる力を全力でぶつけるノスフェル、だがナイアには全く通じていなかった
ナイア「全力でその程度か?こそばゆいわ」
ナイア「まぁ所詮はその程度か…大根役者はどこまでも大根役者だな」
嘲笑交じりで言い放つナイア
ナイア「では次はこちらから行くよ?」
そう言うと四方からコードが飛来してノスフェルを拘束する
さらに飛来する「歯車」や「工具」がノスフェルを急所を外しながらじわじわと「削ぎ落して」いく
ノスフェル「ガアァァァァァァアア!」
ノスフェルは身じろぎしてコードを振りほどこうとするがびくともしない
ナイア「どうしたどうしたその程度か、こちらは「全力」ではないのだがなぁとことん失望させてくれるな君は…はぁ…飽きた」
デウス・マキナがその巨大な拳を振り上げる
ナイア「…潰れて逝け」
言うが早いかデウス・マキナの巨大な拳が振り下ろされてノスフェルを轢きつぶす
ナイア「所詮無価値な存在だったな…ん?何だこれ」
人型に戻ったナイアがノスフェルの残骸から緑色の宝石のようなものを見つける
ナイア「あの一撃で砕けない宝石か…興味深いから一応持って帰るか。何かのキーアイテムかもしれないし」
そしてナイアは「現実空間」へ戻るのであった


Re: ブリーフィングルーム2代目 ( No.3042 )
日時: 2023年01月08日 22:18
名前: ナイア [ 返信 ]
[ 削除 ]
アグレッサー部隊作戦前打ち合わせ
パイロットA「なぁ代行、歩兵部隊はあれだけ人数居るのに何で俺達機動兵器部隊はこんなに人数少ないんだ?」
パイロットB「それに用意された機体とパイロットの数が全くあってませんよ」
ナイア「ああ機動兵器の余剰機にはAIを搭載しててね、そのテストも兼ねてるって訳」
パイロットA「AI?という事は俺たちがレガリアを介してAIを操作するって事か?」
ナイア「んー、正確にはちょっと違うかな。積んでるAIにも戦闘データを入力してあるからAIと君たちが互いに相互しあうって方が正しいよ」
パイロットC「大丈夫なんですかね…所詮AIでしょ?」
ナイア「AIだからって舐めてはいけないよ、任務部隊とAIでやり合っても同等になるぐらいの戦闘データ詰め込んでるから。まぁまだ試作段階ではあるけど」
パイロットA「なら俺達要らなくねぇか?」
ナイア「同等レベルのAIだけど柔軟性に欠けるからね、そこを君たちが補う。その為に君たちは必須って話。君たちの柔軟な戦術・戦略性に期待してるよ」
パイロットABC「了解」


裏切りのヤプール! ( No.3061 )
日時: 2023年01月29日 21:08
名前: 電送戦士タカシ [ 返信 ]
[ 削除 ]
【???】

異次元空間にあるヤプールの本拠地の奥で巨大なオブジェの様な物の前に立つ改造巨大ヤプールとエージェント、この巨大なオブジェこそはるか以前に地球を滅ぼす命令を持って現れたSYSTEMであった

改造巨大ヤプール
「とうとうこの日がやって来たなエージェント、思えば半死半生のお前達を拾いた所から随分と時間がかかってしまったが」
エージェント
「ああ、念願が叶いSYSTEMの再起動に必要なエネルギーが集まった! 感謝するぞヤプール、これで地球への本格的な攻撃を行い今度こそあの星を滅ぼしてくれる!」
改造巨大ヤプール
「そうだな・・・ボロボロだったSYSTEMやお前を修理しエネルギーを集めとうとうこの日が来たのだからな」

エージェント
「ではSYSTEMにエネルギーを注ぎ込み再起動させるぞ!」

巨大なオブジェの様なSYSTEMにエネルギーが流れて各所が輝き起動していく

エージェント
「おおSYSTEMよ!お言いつけ通りに再行動に成功致しました! 早速次の命令をお願いしたい!」

目の前で動き出したSYSTEMを見て喜びが隠せないエージェント、喜び勇みSYSTEMに声を掛ける―――――だがSYSTEMは答えない

エージェント
「再起動は行われている・・・何故だ!何故お答えにならないのですSYSTEMよ?」

困惑するエージェントを見てずっと黙っていたヤプールがこらえきれないとばかりに笑い声を上げる

改造巨大ヤプール
「…クク…ククククク・・・ハーッハッハッハッハッハ! だ、駄目だ!我慢しようと思ったがあまりに滑稽で笑いをこらえる事が出来んわ!」
エージェント
「な、何が可笑しいっ!!!」

改造巨大ヤプール
「ハハハハハ・・・お前はそのSYSTEMが正常に再起動できる状態と思っていたのか?」
エージェント
「何だと?だが私は機能停止寸前のSYSTEMから再起動を行えとの最後の命令を・・・そうすればSYSTEMは完全に蘇ると」
改造巨大ヤプール
「地球を攻撃しつつ異次元人を利用して再起動の為のエネルギーを集めよ・・・というSYSTEMからの命令だったんだよなぁ?」
エージェント
「何故それを・・・SYSTEMからの真の命令は私にしか・・・まさか?」

ヤプールを利用しているのは自分達だと考えていたエージェントに焦りの色が出る

改造巨大ヤプール
「ハハハハハハ、知っていて当然だろう? その最終命令はお前を動かす為に俺がSYSTEMの命令を装い貴様に吹き込んだのだからな!」

狼狽するエージェントを嘲笑いヤプールは真相を明かす

改造巨大ヤプール
「俺が宇宙を漂っていた際に破壊されたSYSTEMとキサマの残骸を発見したのだ、何かに使えんかと思って修復を試みたがSYSTEMのメインプログラムは完全に死んでいた
 そこで俺はSYSTEMが持つ演算能力に秘められたデータ、エネルギーの貯蔵量に目を付けてSYSTEMを俺の方で利用させて貰おうとした訳だがその為には莫大なエネルギーを必要とした
 そこで賢い俺は愚かな操り人形を蘇らせてSYSTEMからの命令を装いエネルギー集めを貴様に手伝わせていたと言う訳だ」

エージェント
「SYSTEMのプログラムが死んで・・・SYSTEMを究極超獣のコアにだと? そんな事の為に貴様はSYSTEMや私を・・・許さんぞヤプールゥゥゥ!」

ヤプールから聞かされた自分やSYSTEMを利用する計画に怒りを爆発させるエージェントはヤプールに斬りかかった・・・・・・だがその刃は怨念の塊により防がれる

エージェント
「こ、これは!?」
改造巨大ヤプール
「お前が計画の為に見殺しにしたタイラントを忘れるとは酷いじゃないか? あれ以来怨霊になりずっと貴様への復讐の機会を伺っていたのにすっかり忘れていたとは
 この怨霊は貴様のボディを依代に復活しお前の次に憎んでいる任務部隊を襲うだろう、だが丁度いいだろうお前も奴らの事を邪魔だと考えていたのだからな」

ヤプールが与えた新しい力により怨霊と化しても恐ろしい力を持つタイラントの怨霊はエージェントの身体を蝕み吸収していく

エージェント
「おのれヤプールゥゥゥ! この恨み・・・忘れ、んぞぉ・・・」
改造巨大ヤプール
「キサマのその恨みの念をも取り込んで蘇れEXタイラントよ!」

タイラントの怨霊はエージェントの肉体と恨みを取り込んで新たな姿となって蘇った、その姿はおぞましい白骨の怪獣となり溢れる怨念がガスとなり周囲に充満する

改造巨大ヤプール
「再生への期間が短すぎて完全な肉体を形成する事は出来なかったか、まぁ怨念ガスでその身を守れば問題無かろう jun国国内のギガソーラー発電施設を襲撃して奴らをおびき寄せろ!」

ヤプールの命令を受けEXタイラント(デスボーン)が次元の裂け目へと消えていく


ウルトラマンスコット対EXタイラント ( No.3062 )
日時: 2023年01月29日 22:20
名前: 電送戦士タカシ [ 返信 ]
[ 削除 ]
【異次元空間】

周囲にカッ!と閃光が瞬き出現したウルトラマンスコットが怪獣の眼前に立ちはだかる

EXタイラント
「グギャゥォォォォォォン!」
(・・・ウルトラマン・・・貴様も許さん!)

スコット
「ジョワッ!」
(このタイラント・・・いやタイラントの怨念だけでは無い、別の者の大きな怨念を感じる!)

スコットを前に怨念を増大させるEXタイラントは腕の鎌を振り回しスコットを襲う

EXタイラント
「ギャゥォォォォォォン!」
(・・・憎い・・・ニクイ!)

EXタイラントの放つ怨念に気おされそうになるスコットは辛うじて攻撃を避けるのがやっとだ

スコット
「ジョワッ?」
(っとコイツは少々ハードな相手だぜ)

前回の戦いのダメージが残るのか怨念を纏う激しい攻撃に防戦一方のスコット、やがてEXタイラントの腕から鞭が伸びスコットの首を締めあげる

スコット
「・・・ショワッ!」
(このままではマズイ・・・ウルトラスライサー!)

スコットは両手から発生させた光のリングはEXタイラントの鞭を切り裂きスコットの戒めが解ける。

EXタイラント
「ゴゥォォォォォォ!」
(ウルトラマン・・・ホロビヨ!)

この怨念のガスに覆われたこの空間ではEXタイラントと戦うのは不利と悟ったタカシが叫んだ

タカシ
(スコット!テレポートだ!制御の感覚は俺がやる!」
スコット
(タカシ?あれをやるのか?だがあれは君に負担が・・・)
タカシ
(スコットは前の戦いのダメージがまだ残ってんだろ?俺に任せてくれスコット、タイラントに組み付いてくれ!あいつも一緒に光の世界にご招待だ!)

スコット内部の精神世界で二人が話している事を知らないEXタイラントはスコットの後方に出現し鋭い爪をスコットに突き立て様と・・・

スコット
「・・・・・・ショワ!」
(・・・迷ってる時間は無いか、任せたぜタカシ!)

スコットはあえて前に出てEXタイラントの爪を躱し、EXタイラントに組み付いた瞬間2体の姿がその場から消えた――――

EXタイラント
「グオッ?」

次の瞬間2体の姿は怨念ガスで包まれた空間のはるか上空へと転移していた、遮る物が何も無い空中で太陽の光を全身に浴びて苦しむEXタイラント


EXタイラント
「グオッ、グギャゥォォォォォォン!」

EXタイラントは怨念ガスを噴出し身を守ろうとするが落下している為ガスが散りままならない、苦しむEXタイラントの真下に現れたスコットの手にはエネルギーの光球が輝いている

スコット
「ジョワッ!」
(ウルトラ・エナジー・ボール!)

頭上からの太陽光に加え真下から輝く光球がEXタイラントを直撃する

EXタイラント
「グギャッ!グギャゥォォォォォ…ン」
(任務部隊め!ウルトラマンめ!ヤプールめぇ!・・・貴様等が・・・キサ・・・マァ・・・)

太陽光とエナジーボールに身を焼かれたEXタイラントの身体は土塊の様に崩れ断末魔と共に霧散した

スコット
「ショワ・・・シュワッチ!」

空中での戦いを終え大地に着地したウルトラマンは多少よろめいたが空へと飛び去った

【レザリオンコクピット内】

誰も居ないコクピット内に光が溢れその光は少年の姿を形作っていく、光が収まった時コクピットの中にはタカシの姿があった

タカシ
「ふぅ・・・流石に怪獣諸共ワープするのは堪えたぜ」
スコット
(初めてでは無いとは言え私達だけでは無く怪獣を含めてワープを仕掛けるとは、無茶が過ぎるぞ?)
タカシ
「前の戦いでスコットもダメージを受けたし、多少は無茶しないと勝てない相手だったと思ってさ・・・」
スコット
(私の為に君にまたハードな負担をかけてしまったな)
タカシ
「この間のスペースビースト相手に無茶してくれたお返しだぜ」
スコット
(ありがとうタカシ、しかしあのタイラントの断末魔・・・ヤプールとの決戦は近い予感がするな)
タカシ
「俺達任務部隊にスコットも居るんだ・・・異次元からの侵略者に何て負けないぜ」
スコット
(タカシ・・・そうだな、今は戻って体を休めるのが先決か)
タカシ
「ああ!それに早く帰投しないと怪しまれちまうぜ」

タカシはそう言うと疲れた身体で傷ついたレザリオンを基地まで動かしたのだった


今から少し前・・・ ( No.3083 )
日時: 2023年03月12日 20:18
名前: 暇人ストロベリーサンデー [ 返信 ]
芝村「・・・アンジェラ、聞こえるか?」
アンジェラ『はい、通信環境は良好です・・・一体どうしました?』
芝村「今さっき、ゴトウが任務部隊基地に突撃をしてきたが・・・口で言うよりも見たほうが今映像を見せる、こいつを見てくれ。」
アンジェラ『・・・これは・・・!?』
芝村「普通の人間なら既にもう逝ってるだろう、だが見た感じ、その気配は感じられん・・・恐らくだが奴は・・・」
アンジェラ『・・・何があったかは分かりませんが、既に【ゴトウ】というより、【ゴトウの肉体を乗っ取った何か】・・・いや、【ゴトウの皮を着た何か】の可能性がありますね・・・しかし拙い事になりましね、ゴトウだと思っていた存在が全く別の物に置き換わっているとは・・・一体どのようなことをしてくるか分からない所が怖いですね・・・』
総統「アンジェラ君、少しいいかね?」
アンジェラ『はい、何でしょうか?』
総統「最近ギャバン君を見ないが、君、何か知らんかね?」
アンジェラ『ギャバンさんですか・・・確か、アンバランスゾーン、と言う現象の方を食い止めるために一時本来の仕事場へ戻りました・・・』
総統「アンバランスゾーン?聞いた事が無い言葉じゃな?」
アンジェラ『・・・私も詳しく無いのですが、何でも宇宙規模の異変だそうです。』


究極超獣Uキラーザウルス誕生! ( No.3098 )
日時: 2023年04月16日 21:21
名前: 電送戦士タカシ [ 返信 ]
[ 削除 ]
【???】

異次元空間にあるヤプールの本拠地の奥でSYSTEMの前に立つ改造巨大ヤプール、今から世にも恐ろしい超獣が生み出されようとしてた

巨大なオブジェの様なSYSTEMにエネルギーが流れて各所が輝き起動していく

改造巨大ヤプール
「様々な星を破壊する目的で動いていたと言うSYSTEM、俺の造る究極超獣のコアに相応しい・・・そして超獣たちの怨念よ!ここに集まれ!」

改造巨大ヤプールの声に応えてヤプールの周囲に過去に敗れた超獣・怪獣・異次元超人の怨念が集まって来た

改造巨大ヤプール
「改造ベロクロンⅡ世!」

攻撃の一番手に世界各国のレーダー基地を襲撃した改造ベロクロンⅡ世の怨念がSYSTEMに吸収される

改造巨大ヤプール
「一角紅蓮超獣バキシマム!」

各地のマスドライバー施設を襲撃したバキシマムの怨念がSYSTEMに吸収される

改造巨大ヤプール
「怨念怪獣タイラント!」

大量のサイコフレームを強奪したタイラントの怨念がSYSTEMに吸収される

改造巨大ヤプール
「異次元超人カブト・ザ・キラー!(ACEキラー)」

任務部隊を倒すために任務部隊のデータを元に造られた異次元超人の怨念がSYSTEMに吸収されるとSYSTEMの姿が徐々に変質し始める

改造巨大ヤプール
「そしてこの宇宙で手に入れた人間の精神に反応し巨大な隕石すら動かす力を持つサイコフレームを加え」

大量のサイコフレームを変質しつつあるSYSTEMに吸収させる改造巨大ヤプール

改造巨大ヤプール
「更にこの宇宙で敵入れたもう一つの鍵、レガリアのシステムを応用した人間の恐怖や怨念を吸収し集める装置を組み込めば・・・」

改造巨大ヤプールはレガリアのシステムを応用し周囲の人間から恐怖や憎悪等の感情を集める装置を完成させてSYSTEMにに搭載する

改造巨大ヤプール
「誰が作ったか知らんが俺の野望の為に利用させて貰うぞ!」

超獣たちの怨念と大量のサイコフレームを吸収して変質したSYSTEMにヒビが入り、割れた空間から1体の巨大な超獣が這い出て来る

改造巨大ヤプール
「さぁ!準備は整った!誕生せよ!究極最強の超獣Uキラーザウルスよ!」

Uキラーザウルス
「キュヤオォォン!グゴォォォン!」
改造巨大ヤプール
「…クク…ククククク・・・ハーッハッハッハッハッハ! 素晴らしい!この力があればこの宇宙だけでは無く数多の宇宙をも思いのままに・・・」

改造巨大ヤプール
「究極超獣Uキラーザウルスよ、仕上げとして憎き任務部隊を相手に一暴れとするぞ」
Uキラーザウルス
「グゴォォォン!」

ヤプールの命令を受けUキラーザウルスが次元の裂け目へと消えて、任務部隊を攻撃に向かった


超究極超獣サイコUキラーザウルスVSウルトラマンスコット ( No.3099 )
日時: 2023年04月16日 22:29
名前: 電送戦士タカシ [ 返信 ]
[ 削除 ]
【jun国・任務部隊基地周辺】

改造巨大ヤプール
「お前達人間達の恐怖や怨念を吸収しサイコパワーを得た超究極超獣サイコ・Uキラーザウルスの誕生だ!」
サイコ・Uキラーザウルス
「ピピピピピ…キュギャオォォン!」

【レザリオンコクピット内】

タカシ
「なっ・・・復活したのかよ!このままじゃ俺達の基地が!やるしかねぇ!」
スコット
(あぁ、復活直後の今ならまだ・・・に叩くぞ!)

レザリオンのコクピットの中で光に包まれるタカシ
スコット
「ジョワッ!」

基地に迫るサイコ・Uキラーザウルスの前にウルトラマンスコットが立ちはだかる

【jun国・任務部隊基地周辺】

サイコUキラーザウルス
「ピピピピピ…」

眼前に現れたウルトラマンスコットを見つめるサイコUキラーザウルス、先に仕掛けたのはスコットの方だった

スコット
「シュワ!」
(先手必勝だ、畳み掛けるぞ!)

スコットは距離を詰めサイコ・Uキラーザウルスに飛び蹴りした流れのままパンチやチョップの乱打を浴びせる

サイコ・Uキラーザウルス
「ギュォォォォォン!」

連打を受けるサイコ・Uキラーザウルスは各部から生える触手でスコットを狙う

スコット
「・・・ショワッ!」
(させん!・・・ウルトラスライサー!)

スコットが放つウルトラスライサーはサイコ・Uキラーザウルス触手を切り裂いた

サイコ・Uキラーザウルス
「キュギャオォォォォォォォン!」

スコット
(これで奴の接近戦能力を大きく奪った、このまま畳みかけて・・・)

改造巨大ヤプール
「サイコ・Uキラーザウルスを嘗めるな!ウルトラマンごとき捻りつぶせ!」

ヤプールの声に反応したサイコ・Uキラーザウルスのサイコクリスタルが輝くと切断された触手が再び生えて来る

スコット
「シュゥワ!?」
(何という再生能力だ!これが奴が取りこんだサイコクリスタルの力だと言うのか?)

サイコ・Uキラーザウルス
「グキュオォォン!」
スコット
「グゥゥ・・・」

サイコ・Uキラーザウルスの再生能力に驚いたスコットの一瞬の隙を突き触手がスコットの首を絞めた

改造巨大ヤプール
「超究極超獣サイコ・Uキラーザウルスはサイコクリスタルと同化したSYSTEMをコアに人間達の恐怖や怨念を吸収してさらにパワーを増す、貴様事気が勝てると思ったか!
サイコ・Uキラーザウルス
「ピピピピピ…キュギャオォォン!」
スコット
「ウゥ・・・シュワ!」
(たとえどんな力を持つ強大な相手でも俺は・・・俺達は諦めない!)

スコットは全身の力を振り絞り触手を力任せに引きちぎると即座に反撃に出る

スコット
「ジョワッ!」
(ダブル・ウルトラ・エナジー・ボール!)

タイラントを倒した際に使われた光の光球を両手に発生させたままサイコ・Uキラーザウルスを殴りつけその肉体を破壊する

タカシ
(行けるぜスコット!その調子だ!)
スコット
「ジョワッ!」
スコット
(いくら強力な再生能力を持とうが頭部やコアを破壊してしまえば・・・このまま畳みかける!顔面狙いだ!)

改造巨大ヤプールの声
「ええぃ、至近距離から『サイコスティンガー』を喰らわせてやれ!」
サイコ・Uキラーザウルス
「キュギャオォォン!」

至近距離で攻撃を続けるスコット、だがサイコ・Uキラーザウルスの全身から放たれた生体ミサイルがスコットに降り注ぎ自分の身体ごとスコットを吹き飛ばす

スコット
「ヴゥア・・・」
(クゥ・・・なんて奴だ、あれでは自爆では無いか)

『サイコスティンガー』でスコットを吹き飛ばしたサイコ・Uキラーザウルスだが自身で大半のミサイルを喰らった為中心部のコアが露出してしまっている

タカシ
(だけどチャンスだスコット!俺たち以上にミサイルを喰らったアイツが再生する前にトドメを刺せば・・・テレポートアタックだ!)
スコット
(この状態でテレポートを使えばタカシの精神に大きな負担がかかり危険が・・・)
タカシ
(奴が大ダメージを受けている今がチャンスなんだ、一か八か賭けてみようぜ!)

スコットのビームランプは点滅を始めている、既に体の再生を始めているサイコ・Uキラーザウルスに長期戦では勝てない

スコット
(・・・よし、制御を頼む。俺も残ったエネルギーを次の一撃にすべて注ぎ込む!)
タカシ
(任せとけ!次にあいつのミサイルが飛んできて着弾する瞬間だ、そして0,5秒後に奴の左後方に出てすぐにぶっ放してくれ!)
スコット
(あぁ!)

ミサイルの雨を受け倒れたスコットが立ち上がったのを見たサイコ・Uキラーザウルスは再生作業を止め再び全身から生体ミサイルを放つ!そしてミサイルがスコットに着弾する!

スコット
「シュワ!」

着弾の瞬間爆発に隠れスコットの身体はその場から消えて空間を超える、もうすっかりこの感覚にも慣れてたものでタカシがテレポートの制御を行う間にスコットは全身に残された力を両の腕に込める

タカシ
(よし!奴のバックを取った・・・テレポートアウトだ!)
スコット
(ああ、テレポート終了後すぐに全力でグラニウム光線を放つ!)

時間にして0,5秒の僅かな時間だがスコットの精神とタカシの精神は互いのやるべき事を実行に移す

スコット
「ショワ!…シュワァァァ!」
(出た!狙い通りだ!・・・グラニウム光線!!!)

ミサイルを放ち隙だらけのサイコ・Uキラーザウルス左後方に出現したスコットは全力で露出しているコア目掛け光線を放つ!だが・・・その光線は強力なフィールドによって受け止められた

サイコ・Uキラーザウルス
「キュギャオォォォォォォン!」
改造巨大ヤプールの声
「ハーッハッハッハッハッハ!狙い通りだ!やはりコアを狙って来たな!だがサイコクリスタルが作り出すサイコフィールドの威力を見たか!貴様の攻撃はサイコ・Uキラーザウルスには通じぬ!」

サイコ・Uキラーザウルスのサイコクリスタルが作り出すフィールドがスコットが放つ光線を受け止めている

スコット
「シュ…シュワァ…」
(ハァ…ハァ…そんな…莫迦な)
サイコ・Uキラーザウルス
「ピピピピピピピピピピピピ…………キュギャオォォン!」

全力で放ったグラニウム光線を無効化されたスコットはその場で立ちすくむ、ビームランプの点滅が更に速度を増す

改造巨大ヤプールの声
「トドメだ・・・『サイコテリブルフラッシャー』を使え!」
サイコ・Uキラーザウルス
「キュギャオォォン!」

サイコ・Uキラーザウルスの触手や身体の各所のサイコクリスタルが輝き全身から凄まじい光線がスコットを襲った

スコット
「シュ…ュ…シュワァァァ…」
(ハァ…ハァ…いかん、身体が動かない…やら…れる)
タカシ
(!?)

激しい閃光がおさまるとスコットの姿は跡形もなく消失してしまった

改造巨大ヤプールの声
「ククククク・・・この地を守る任務部隊もそれを助けるウルトラマンもサイコ・Uキラーザウルスの前では無力!人間どもよ!絶望するがいい!」
サイコ・Uキラーザウルス
「オ・・・ォォン」
改造巨大ヤプールの声
「流石に再生直後に無理をさせ過ぎたか、まぁいいウルトラマンが倒された今地球人共の絶望する感情がまた増える・・・十分に感情のエネルギーを補充し終えた時がこの星の最後だ。
 この地にも再び訪れ今度こそ貴様達を完膚なきまでに叩きのめしてやろう、その時は私の宇宙制圧計画のスタートとなる!それまで精々悪あがきでも何でもして破れた時に絶望を深めてくれ・・・…クク…ククククク・・・ハーッハッハッハッハッハ!」

ヤプールの笑い声が響く中ヤプールの円盤とサイコ・Uキラーザウルスは異次元空間へと消えていく、その場に残されたのは破壊の後だけだった―――――。


Re: ブリーフィングルーム2代目 ( No.3103 )
日時: 2023年04月25日 10:41
名前: ■■■ [ 返信 ]
[ 削除 ]
>改造巨大ヤプールの声
>「ククククク・・・この地を守る任務部隊もそれを助けるウルトラマンもサイコ・Uキラーザウルスの前では無力!人間どもよ!絶望するがいい!」
>サイコ・Uキラーザウルス
>「オ・・・ォォン」
>改造巨大ヤプールの声
>「流石に再生直後に無理をさせ過ぎたか、まぁいいウルトラマンが倒された今地球人共の絶望する感情がまた増える・・・十分に感情のエネルギーを補充し終えた時がこの星の最後だ。
> この地にも再び訪れ今度こそ貴様達を完膚なきまでに叩きのめしてやろう、その時は私の宇宙制圧計画のスタートとなる!それまで精々悪あがきでも何でもして破れた時に絶望を深めてくれ・・・…クク…ククククク・・・ハーッハッハッハッハッハ!」

>ヤプールの笑い声が響く中ヤプールの円盤とサイコ・Uキラーザウルスは異次元空間へと消えていく、その場に残されたのは破壊の後だけだった―――――。

ヤプール円盤内
■■■「やれやれヤプール君は何もわかっていない、人がどれだけ絶望しようとも決して屈することがないということに」
ヤプール「なんだ貴様は!どこから入ってきた!」
■■■「私?そうですねぇ…ここではあえて「永遠の敗北者」とでも言っておきましょうか。そしてどうやって入ってきたかなんて些細な問題ですよ」
ヤプール「永遠の敗北者?それでそんな負け犬がなんの用だ」
■■■「いえ一つ進言をしておこうと思いましてね。人類を甘く見ない方が賢明ですよ」
ヤプール「ふん!たかが人類ごとき私とサイコ・Uキラーザウルスで簡単に叩きのめせるわ!」
■■■「けど人類はどんな絶望にも勝る「希望」がありますのでね、ソレを挫かない限り貴方の勝算はそこまで高くないかと。」
ヤプール「なら何だというのだその「希望」とやらは!」
■■■「それは自分で考えてください、それに気づけなければ貴方も私と同じ敗北者になり続けるでしょう」
ヤプール「私とサイコ・Uキラーザウルスの力は絶対だ!貴様のような敗北者にはならん!」
■■■「まぁいいでしょうその傲慢がどういう結末を迎えるのか楽しみにさせてもらいますよ」
■■■「あなたの「物語」はどのような色彩と模様を描くのか期待させてもらいますよ。それでは失礼」
そう言い残し「永遠の敗北者」の姿は初めから無かったかのように消えていた
ヤプール「ふん!バカにしおって!私の勝利は揺らがん!何があってもだ!」


Re: ブリーフィングルーム2代目 ( No.3109 )
日時: 2023年05月17日 07:41
名前: 電送戦士タカシ [ 返信 ]
[ 削除 ]
【ヤプール円盤内】

>■■■「やれやれヤプール君は何もわかっていない、人がどれだけ絶望しようとも決して屈することがないということに」
>ヤプール「なんだ貴様は!どこから入ってきた!」
>■■■「私?そうですねぇ…ここではあえて「永遠の敗北者」とでも言っておきましょうか。そしてどうやって入ってきたかなんて些細な問題ですよ」
>ヤプール「永遠の敗北者?それでそんな負け犬がなんの用だ」
>■■■「いえ一つ進言をしておこうと思いましてね。人類を甘く見ない方が賢明ですよ」
>ヤプール「ふん!たかが人類ごとき私とサイコ・Uキラーザウルスで簡単に叩きのめせるわ!」
>■■■「けど人類はどんな絶望にも勝る「希望」がありますのでね、ソレを挫かない限り貴方の勝算はそこまで高くないかと。」
>ヤプール「なら何だというのだその「希望」とやらは!」
>■■■「それは自分で考えてください、それに気づけなければ貴方も私と同じ敗北者になり続けるでしょう」
>ヤプール「私とサイコ・Uキラーザウルスの力は絶対だ!貴様のような敗北者にはならん!」
>■■■「まぁいいでしょうその傲慢がどういう結末を迎えるのか楽しみにさせてもらいますよ」
>■■■「あなたの「物語」はどのような色彩と模様を描くのか期待させてもらいますよ。それでは失礼」
>そう言い残し「永遠の敗北者」の姿は初めから無かったかのように消えていた
>ヤプール「ふん!バカにしおって!私の勝利は揺らがん!何があってもだ!」

「永遠の敗北者」と名乗る不審者が消えた後、ヤプールはしばし考え込むと

改造巨大ヤプール
「『希望』だと、そのような言葉を耳にするだけでも忌々しい。だが・・・『希望』を摘み取り『絶望』を芽吹かせる為に少し働いておくか」

ヤプールは異次元空間内で眠るサイコ・Uキラーザウルスの元へ赴くと命令を下す

サイコ・Uキラーザウルス
「……………………」

超究極超獣は眠りながらその全身に人間の持つ恐怖等や諦め『絶望』に至る感情のエネルギーを貯めこみその身に循環させている

改造巨大ヤプール
「超究極超獣サイコ・Uキラーザウルスよ!人間共の『絶望』を加速させる為各地の基地を攻撃するぞ! 

サイコ・Uキラーザウルス
「ピピピピピ…キュギャオォォン!」

改造巨大ヤプール
「だが完全に滅ぼしてはいかん、完全に抵抗出来なくするよりも存在しない『希望』にすがりやがて『絶望』させる為に生かさず殺さず破壊しろ!」
サイコ・Uキラーザウルス
「キュギャオォォン!」

怨念を帯びた全身のサイコクリスタルが紫色の光を放つと異次元空間を割る、それと同時に連邦の基地上空の空が割れ悪魔が降臨する
各地の基地も全力で抵抗し自爆覚悟の大規模破壊兵器の使用にまで踏み切りながらも強力なサイコフィールドに阻まれ超究極超獣を傷つける事は叶わない

サイコ・Uキラーザウルス
「オォォン!」

この日だけで大破し基地機能の殆どがマヒした基地は20を超える、その姿を見た人々の心は『絶望』へと傾いていく

改造巨大ヤプール
「何が『希望』だ、サイコ・Uキラーザウルスの力で全て『絶望』に塗り替えてくれるわ!」


Re: ブリーフィングルーム2代目 ( No.3125 )
日時: 2023年06月24日 10:10
名前: ■■■ [ 返信 ]
[ 削除 ]
>「何が『希望』だ、サイコ・Uキラーザウルスの力で全て『絶望』に塗り替えてくれるわ!」

その様子を遠巻きに見つめる一つの影
ソレは「永遠の敗北者」と名乗った人物であった
■■■「…やれやれ進言してあげたのにまるではき違えている」
ため息交じりに言う
■■■「これでは炎に薪をくべてるのと何ら変わりない…恐怖と絶望を振りまくだけで肝心な『希望』に何一つ手を付けていない…」
そう言って背を向ける
■■■「まぁどう転ぶか分からないのが「物語」の面白いところだしその行為の結果がどう変わるか楽しみにするとしよう」
影が足元から霧のように霞んで消えていく
■■■「だが彼は一つ「失言」をしてしまった…その結果は覆ることのない敗北を彼…いや彼らに与える事になるがね」
■■■「『私の宇宙制圧計画のスタート』…その言葉の重み…夢忘れぬことだ」
そうして影は霧となって完全に消え去った…


Re: ブリーフィングルーム2代目 ( No.3128 )
日時: 2023年06月25日 21:12
名前: 電送戦士タカシ [ 返信 ]
[ 削除 ]
>その様子を遠巻きに見つめる一つの影
>ソレは「永遠の敗北者」と名乗った人物であった
>■■■「…やれやれ進言してあげたのにまるではき違えている」
>ため息交じりに言う
>■■■「これでは炎に薪をくべてるのと何ら変わりない…恐怖と絶望を振りまくだけで肝心な『希望』に何一つ手を付けていない…」
>そう言って背を向ける
>■■■「まぁどう転ぶか分からないのが「物語」の面白いところだしその行為の結果がどう変わるか楽しみにするとしよう」
>影が足元から霧のように霞んで消えていく
>■■■「だが彼は一つ「失言」をしてしまった…その結果は覆ることのない敗北を彼…いや彼らに与える事になるがね」
>■■■「『私の宇宙制圧計画のスタート』…その言葉の重み…夢忘れぬことだ」
>そうして影は霧となって完全に消え去った…


【地球・アデレード】

アデレード、連邦政府議会が置かれたこの都市の空に俄かに黒雲が広がりサイコ・Uキラーザウルスを伴いヤプールの円盤が姿を現す

サイコ・Uキラーザウルス
「キシャォォォォォォォンン!」
改造巨大ヤプールの声
「ふん、ここがこの宇宙における地球の中枢の一つか・・・この惑星に『希望』など無い事を解らせてくれるわ。サイコ・Uキラーザウルスよしばし待て」
サイコ・Uキラーザウルス
「グゴオォォンン!」

禍々しい気配を放ち出現したサイコ・Uキラーザウルスは改造ヤプールの命令に従いアデレード連邦政府議場付近で佇んでいた

連邦兵
「隊長!突如出現した怪獣は何をするでもなく広場に佇んでいる模様です!」
連邦軍仕官
「特徴から各地で暴れていると言う怪獣に間違い無い様だが何を企んでいる・・・?」

街中に出現した超究極超獣に警戒を強める連邦軍であったがサイコ・Uキラーザウルスは何をするでもなく鎮座する


連邦軍政府高官
「早くあの怪物を何とかしろ!奴が何もしていない今こそチャンスでは無いのか!」
連邦軍仕官
「あれは各地で暴れまわった強力な怪獣です、下手に手を出すのは危険と・・・」
連邦軍政府高官
「ここは連邦政府議会がある神聖な場所だぞ!周辺の基地の戦力を集めてでもあの怪獣を撃滅せよ!」

連邦軍仕官
「周辺の基地への要請は既に行っております、ですがあの様子は明らかにおかしい!下手に手を出すのは・・・」
連邦軍政府高官
「すると何かね君は怪獣を放置する気かね!」
連邦軍仕官
「そう言う訳では・・・」
連邦軍仕官
「この議場付近は高出力のビーム・バリアー発生器により守られている、いざとなればここに退避すればよかろう!一刻も早くあの怪獣を撃滅するんだ!これは連邦政府議会の命令だ!」

連邦兵
「隊長!周囲の基地から部隊が集結しました!」
連邦軍仕官
「・・・やむを得ん、各部隊に通達!これより5分後に対象の怪獣を包囲し一斉に攻撃を開始する!その前に怪獣が動き出した場合はその都度命令を変更する!」
連邦兵
「了解です!」

だが連邦軍仕官の危惧を他所にサイコ・Uキラーザウルスは包囲が完了するのを大人しく待っていた

連邦兵
「各部隊、怪獣の周囲を包囲完了しました!」
連邦軍仕官
「周囲を包囲しても全く動かないとは・・・・・・よし、各部隊攻撃を開始せよ!」

連邦軍仕官の号令と共に多数のMS・戦闘車両からビームに重火器の波状攻撃がサイコ・Uキラーザウルスに加えられる、あまりの火力に広場周辺の地形が変わるほどであった

連邦軍仕官
「やったか!二個大隊の火力を一点に集中したのだいくらなんでも無傷と言う事は・・・」

サイコ・Uキラーザウルス
「キシャォォォォォォォンン!」

全方位から降り注いだ膨大な火力はサイコ・Uキラーザウルスの身体に傷をつけることは出来なかった、強力なサイコフィールドが全ての攻撃を受け止め霧散させる

連邦軍仕官
「そうか・・・奴は最初から自分の力を見せつける為に、あえて大部隊が包囲し攻撃するまで待っていたのか・・・」

改造巨大ヤプールの声
「心地いい!人間共の絶望する感情が流れてくるようだ!ずいぶん待たせて悪かったな攻撃を許可するぞサイコ・Uキラーザウルスよ、やれ」

サイコ・Uキラーザウルス
「グゴオォォンン!」

ヤプールの命令を受けたサイコ・フィーラーショックで地上の部隊を焼き払い、サイコ・スティンガーで空中の部隊を撃ち落としていき現場は電撃ビームと生体ミサイルが飛び交う地獄絵図
と化す

連邦兵
「だ、ダメです司令官!各部隊が次々と・・・うわぁぁぁ!」
連邦軍仕官
「各部隊は議場周辺に集結せよ!議場付近に設置された高出力ビーム・バリアー発生器の効果範囲内に退避せよ!」

生き残った部隊が高出力ビーム・バリアー発生器の効果範囲内に後退していく

連邦軍政府高官
「は、早く高出力ビーム・バリアーを発生させろ!あの攻撃を受ければ連邦政府議会が消し飛ぶぞ!」
連邦軍仕官
「まだ退避が完了してません!もう少し待ってください!」
連邦軍政府高官
「我々や議会を守るのが先決だ!ここは連邦政府の要たる・・・」
連邦兵
「退避が完了しました!高出力ビーム・バリアー発生します!」

議場周辺に多数設置された発生器が高出力のビーム・バリアーを発生させて連邦議会の中枢を守る

連邦軍仕官
(これでも守れるかどうか・・・)

改造巨大ヤプールの声
「このバリアが貴様等の『希望』か・・・これを待っていた、今からその希望を砕いてやるわ!」
サイコ・Uキラーザウルス
「キシャォォォォォォォンン!」

サイコ・Uキラーザウルスは両腕のサイコキラークローと4本の大きな触手を伸ばし高出力ビーム・バリアーに触れる

連邦軍政府高官
「馬鹿め!この議場を守る高出力ビーム・バリアーはビーム通さず実弾兵器であってもすべて破壊するのだ!素手で触れるなど・・・」

政府高官の言う様に高出力の力場がサイコ・Uキラーザウルスの腕と触手を防いでいた・・・

改造巨大ヤプールの声
「ほぅ、言うだけあってなかなかのバリアだが無駄な足掻きよ・・・やれ!」

ヤプールの声を受けたサイコ・Uキラーザウルスに埋め込まれたサイコクリスタルが輝き両腕と触手に力が送り込まれる・・・

サイコ・Uキラーザウルス
「キシャォォォォォォォンン!」

パリン!と言う音を立て議場付近に張り巡らされた高出力ビーム・バリアーは砕け散った、物理的にあり得ない現象だがそれは起こってしまった

連邦軍仕官
「そうか、こいつ等は最初から我々を、我々の抵抗を嘲笑う為だけに・・・」
連邦軍政府高官
「た、助けてくれっ!なんでも要求は聞く!だから私の命だけは助けてくれ!助けてくれ!」
連邦軍仕官
「貴様!それでも・・・くそっ!」

どの道その様な話を聞く相手では無いと連邦軍仕官が覚悟を決めたその時、ロンドベル隊から先行したアムロのνガンダムが援軍に駆けつけた

アムロ
「あれだけの攻撃を受けても無傷とは・・・光の巨人を倒したと言う話は伊達では無いと言う事か、だがっ!」

議場に迫るサイコ・Uキラーザウルスの注意を逸らすべく攻撃を繰り返すガンダム、だが強大な相手に分が悪いのは一目瞭然だ

改造巨大ヤプールの声
「奴は確か・・・Gキラーに乗せた人間か、サイコ・Uキラーザウルスに一機で向かってくるとは愚かな」
アムロ
「うぉおおおっ!後続の部隊が来るまで時間を稼ぐ位は出来る!フィンファンネル!」
サイコ・Uキラーザウルス
「・・・・・・グォオオン!?」

νガンダムのフィンンファンネルがサイコ・Uキラーザウルスを包囲し波状攻撃を仕掛ける、それらの攻撃を強力なサイコフィールドで弾いて行く中νガンダムの攻撃がサイコ・Uキラーザウルスに通った

改造巨大ヤプールの声
「貴様?一体何を・・・いや少々エネルギーを使いすぎたのか?」
アムロ
「!今確かにサイコフィールドを・・・まさか?だが可能性はある・・・そこッ!」

アムロは更に気合を入れてνガンダムを狩りサイコ・Uキラーザウルスを攻め立てる、有効打には程遠いが僅かながらだがサイコ・Uキラーザウルスに攻撃が通っていく

改造巨大ヤプールの声
「ええぃ、やはり少々エネルギーを使いすぎたのか!撤退だサイコ・Uキラーザウルス、こいつ等の『希望』は十分破壊した上に心地よい絶望を頂いた礼だ。今日はこの辺にしといてやろう」
サイコ・Uキラーザウルス
「グゴォオオオオン!」
アムロ
「待てっ!」

少しだがダメージを受けたサイコ・Uキラーザウルスを見て大事を取ったのか改造巨大ヤプールの円盤とサイコ・Uキラーザウルスの姿は黒雲に飲み込まれて行き、黒雲が晴れた時には周囲に破壊の爪跡が残るだけであった

アムロ
「恐ろしい相手だ、だが・・・」

アムロは自分の考えを確かめる為に戦いの後すぐにアデレードに現れたサイコ・Uキラーザウルスの交戦記録を入手した

【異次元空間】

異次元空間内にあるヤプールの根城では人間達から得たであろう絶望のエネルギーをサイコ・Uキラーザウルスに与え傷の治療とエネルギー補給が行われていた

改造巨大ヤプール
(何が『希望』だ、そんな物はすぐに打ち砕いて恐怖と絶望で塗りつぶしてくれる・・・地球人の次は■■■だ、俺の前に立ちふさがる奴らはサイコ・Uキラーザウルスで全て蹴散らしてやる!)


Re: ブリーフィングルーム2代目 ( No.3149 )
日時: 2023年09月09日 21:57
名前: 電送戦士タカシ [ 返信 ]
[ 削除 ]
【任務部隊基地医務室】

サイコ・Uキラーザウルスとの戦いの直後倒れた所を発見されたタカシは昏睡状態で医務室に運ばれていた
そしてサイコ・Uキラーザウルスとの戦いから数日後・・・

タカシ
「・・・・・・」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【タカシの精神世界・インナースペース】

タカシ
「スコット?どこに居るんだ・・・オーイ!」
スコット
「…カシ…タカシ」
タカシ
「スコット!?やっぱり生きてたのか、ここしばらく呼び掛けても反応が無かったから心配したぜ」
スコット
「・・・君のお陰だ、サイコ・Uキラーザウルスの光線を受ける寸前に君が主導権を奪い一瞬だけテレポートし攻撃を避ける事が出来た)
タカシ
「変身して主導権はスコットが持ってたのに無理やりだったけど、何とか間に合ったぜ」
スコット
「だがその為に君の精神は激しく消耗してその為に今も君の身体は昏睡状態が続いている・・・すまない」
タカシ
「良いって事よ!共に戦ってんだから、こうして俺の精伸自体はしっかりしてんだすぐに体の方も目を覚ます筈さ」
スコット
「だが、この次また同じような事をすればその時は命の保証は出来ない・・・」
スコット
「私が傷を負って君の身体を借り戦って来たが、その事で君の命に危険が及んでしまうのなら・・・私は一人で」
タカシ
「やめろよ!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

【任務部隊基地医務室】

タカシ
「・・・やめろよ!」
イチゴちゃん
(ビクッ!)
「た、タカシさん?気が付きましたか?大丈夫ですか!?」
タカシ
「スコット・・・えっ、イチゴちゃん?どうしてここに?いやそれより此処はどこ?」

タカシが意識を取り戻すとそこには様子を見に来たイチゴちゃんの姿があった


タカシ
「そうか・・・俺、数日間も意識を失ってたのか。俺自身は数時間程度しか経って無い感じなんだけど」
イチゴちゃん
「そんな訳無いですよっ!この数日間全く意識が無くって・・・本当に心配したんですから!」
タカシ
「イチゴちゃん・・・うん、心配かけてゴメン」
イチゴちゃん
「タカシさん・・・」

眼に涙をためたイチゴちゃんの顔、その眼を見たタカシは謝るとイチゴちゃんの顔に自分の顔を近づけ二人の唇が触れ合う

ピピピピピピッ!ピピピピピピッ!

―――――寸前にタカシの通信端末がけたたましくアラーム音を鳴らす

タカシ
「うわわわわわわわわわっ!?」
イチゴちゃん!
「ひゃぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」

アムロ(通信)
「タカシ!聞こえているなら返事をしてくれ!各地で暴れまわっている超究極超獣に関する重大な情報だ!この情報を早く任務部隊の・・・・・・ん、何かあったのか?」

イチゴちゃん!
「なななななな、何でもないですよ?」
タカシ
「お、おう!それにしてもアムロさんこそそんなに慌ててどうしたんだい?」

アムロは通信に出たタカシと教授の慌てている様子を見て一審疑問を感じたがすぐさま用件を伝えた。

アムロ(通信)
「教授がそこに居るのは都合がいい、実はお前や教授に話したいことがあるんだ」

タカシ
「俺やイチゴちゃんに聞かせたい事?」
イチゴちゃん
「私に聞かせたい話?一体何なんですか…?」

アムロ(通信)
「ああ、いま世界各地に出現し暴れている超獣についての話なんだが…俺達もあの超獣と交戦したんだがその時に気づいたことがあってな」

タカシ
「あのサイコ・Uキラーザウルスとやり合ったのかよ!?それで奴はどうなったんだ?」

アムロ(通信)
「…残念ながら俺達でもあの超獣を撃滅する事は出来なかった、連邦軍の攻撃を物ともせずに大暴れした結果ダカールが受けた被害は甚大だ」

イチゴちゃん
「ダカールって連邦の議会がある都市ですよね、そこの戦力で手も足も出ないとか…あの超獣の持つ強力なフィールドの力ですね?」

アムロ(通信)
「ああ…奴の強力なサイコフィールドの前に攻撃の大半が無効化された、だが俺のガンダムの攻撃が通って奴のクリスタルにダメージを与えたんだ」

タカシ
「マジかよ!あのフィールドはスコッ…ウルトラマンの攻撃すら通じなかったんだぜ?」

アムロ(通信)
「おそらく俺のガンダムに搭載されたサイコフレームの影響で奴のフィールドを打ち消し奴のサイコ・クリスタルに攻撃が通ったと思われる、
 その際のデータを調べれば奴を倒す方法が見つかるかもしれない…そのデータのコピーをそちらに送るぞ」

イチゴちゃん
「その時の交戦データって、ぶっちゃけ結構な機密なんじゃ…そんなの送っていいんです?」

アムロ(通信)
「これはもう地球、いや宇宙レベルの危機だそんな時に連邦の機密だのなんだの言っている場合じゃ無いさ…まぁ大っぴらには出来ないので君達へうっかり送ったとでもしてくれ」

タカシ
「ウッカリ送るにしちゃ随分重いデータだぜ、でもなんで俺達へ送ろうとしたんだ?」

アムロ(通信)
「サイコフレームはまだ未知の領域が多い、もしかしたら教授の頭脳なら何とかなると思ってこのデータとサイコフレームを君達へ託す事にしたのさ」

イチゴちゃん
「私にできるか解りませんけど・・・出来るだけやってみます!」
タカシ
「それなら俺も手伝うよ!必要なデータ集めやプログラミング作業なら俺だって役に立ってみせるぜ!」
イチゴちゃん
「タカシさん・・・」

アムロ(通信)
「話はまとまった様で何よりだ、じゃあ僕の戦闘データを送信する。サイコフレームはそうだな・・・大量のサイコフレームが使われた機体が余ってるから機体ごと贈る」

タカシ
「機体ごとって、流石にマズいんじゃねぇのか?」

アムロ(通信)
「元々廃棄も検討されている機体だから問題は無いさ、俺以外じゃ動かせない機体だったし有効活用してくたほうがありがたい」

イチゴちゃん
「大量のサイコフレームが使われた機体・・・そんなのあるんですか?」

アムロ(通信)
「あぁ最も俺にこの機体をくれた奴は存在を忘れてるかも知れんがな、じゃあ俺の方も対策会議に出なければいけないので後の事は頼んだぞ二人とも……あっ、さっきは邪魔して悪かったな」

タカシ
「!?」
イチゴちゃん!
「!?」

こうしてアムロから送られたデータ元に2人はサイコフレームを使った新兵器の開発を進めていく事となる――――。


Re: ブリーフィングルーム2代目 ( No.3156 )
日時: 2023年10月08日 05:16
名前: 電送戦士タカシ [ 返信 ]
[ 削除 ]
【あれからしばらく】

イチゴちゃんは研究室でアムロから受け取った戦闘データとサイコフレームのデータを元に思案を続けていた。

イチゴちゃん
「皆さんの精神力を増幅させ攻撃に上乗せすることが出来れば……理論的には問題無い筈、問題はサイコフレームをどう使ってそれを行うか…でも出力的にまだ不販が残りそうですし…」
タカシ
「イチゴちゃん!アムロさんが機体ごと贈るって言ってたサイコフレームが到着したぜ!見に行こうぜ!」
イチゴちゃん
「そうですねデータだけでは煮詰まって来てましたし実際のサイコフレーム触れてみないと解らない事もあります、見に行きましょうか」

機体が届いたと研究室に入って来たタカシと共に向上へ搬入された機体を見に行く。

タカシ
「アムロさんから機体が届いたから見にきたけどこれは・・・」
イチゴちゃん
「!これアムロさんが洗脳された時に乗せられてた機体じゃないですか・・・これいいんですか?」

タカシに贈られたコンテナの中から姿を現したのは以前任務部隊を苦しめたGキラーの姿だった。

タカシ
「ヤプールがアムロさんに使わせた機体か、確かにこんなもんとっとと廃棄というか無かったことにしたいよなぁ・・・」
イチゴちゃん
「そういう事ならこの機体に乗せられた大量のサイコフレーム、利用させて貰いましょう!」

2人は機体を解体しフレームや機体各部に使われているサイコフレームを選り分け集めていく。

イチゴちゃん
「あれ、これって…」
タカシ
「どうしたんだいイチゴちゃん?」

コクピット周りを調べていたイチゴちゃんが何かを発見する。

イチゴちゃん
「やっぱりそうですよ、レガリアのシステムが搭載されたままですよコレ・・・」
タカシ
「そう言えばこの機体からアムロさんの能力が他のパイロットへフィードバックされてたな~」

Gキラーを狩る洗脳アムロの能力を得た他のパイロット、だがアムロの能力が強すぎたのか機体の反応とのズレが発生し軍団は瓦解した。

こうしてサイコフレームを入手した2人は任務の合間に更に研究を続けて行った――――。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【さらにしばらく】

イチゴちゃん
「・・・よし!取りあえずサイコフレームを使って皆さんの攻撃をあの超獣に通す装置が完成しました!」
タカシ
「こないだ俺がデザインした通りの物に出来上がってる!ありがとうイチゴちゃん!」
イチゴちゃん
「まぁ皆さんの精神力が高まってくれそうなデザインなら何でもよかったのでタカシさんが考えてくれて助かりましたよ、強さの象徴である龍に剣と精神に働きかける効果も期待できそうですよ」

タカシ
「へへっいいってことよ、これであの超究極超獣をぶちのめして…」
イチゴちゃん
「確かに攻撃を通す事は出来るかもしれませんが、これだけではあの強力な相手を完全に倒すには出力不足なんですよね…皆さんの精神攻撃力をさらに強化することが出来れば或いは…」

イチゴちゃん
「…サイコフレーム…レガリア…もしかしたら………ああダメだ、誰か一人に思念を集めたら最悪精神が壊れちゃう…」
タカシ
「どうしたんだいイチゴちゃん?」
イチゴちゃん
「レガリアのシステムを利用する事を少し閃いたんですが……ちょっと危ないかなって」

タカシ
「なるほど…俺にも詳しく教えてくれよ、もしかしたら何かいい考えが浮かぶかもしれないし」
イチゴちゃん
「タカシさん…はい!」

イチゴちゃん
「簡単に言うとですね、私たちの精神エネルギーを攻撃エネルギーに変換しそれらを集積させ一気に放出するような装置があれば敵のサイコ・クリスタルを破壊できる計算なんですけど…そんな都合のいい装置なんて無いですよねぇ」
タカシ
「諦めちゃダメだよイチゴちゃん!俺の方で何か使えそうな装置が無いかネットの中を探してみるよ!」

イチゴちゃん
「タカシさん…」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【またまたしばらく】

タカシ
「やったぜイチゴちゃん!なんか使えそうな装置の設計図が手に入ったよ!!」
イチゴちゃん
「えっ、本当ですか?一体何処でそんな装置の設計図を……」

タカシ
「そ、そんな事よりこの装置の設計図…イチゴちゃんの計画には使えそうかい?」
イチゴちゃん
「は、はい…そうですね……いくつか不明なエネルギー源がありますが…ああ、その部分をサイコフレームに置き換えればエネルギーの変換に問題は無いのか…問題はこの装置の強度………何とかなるかも知れません!」
タカシ

「本当かいイチゴちゃん!じゃあさぅそくこの装置を…」
イチゴちゃん
「ただこの装置で皆さんの精神エネルギーを集める為には皆さんの精神は系のデータが必要になってきますね…」

タカシ
「じゃあみんなに話して協力してもらおうぜ!そうと決まったら早い方が良い!行こうぜイチゴちゃん!」
イチゴちゃん
「まっ、待ってくださいタカシさん!」


密約 ( No.3168 )
日時: 2023年10月29日 21:03
名前: ナイア [ 返信 ]
[ 削除 ]
アイン「・・・今回の依頼人は貴方?」
???「ああそうだ、依頼内容はその資料に載っている企業の施設護衛だ」
アイン「でも・・・これって貴方にとっては敵対行為になるのでは?」
???「ハハハ面白いことを言うねぇ君は、私には味方なんていないさ・・・そして敵も・・・ね?」
アイン「そう・・・なら今この場で貴方を撃ち殺しても良いって訳」
そう言って銃を構えるアイン
???「おお怖い怖い」
椅子に座っている人物は大仰な素振りで驚いて見せる
???「まぁそれで私を殺しきれる自信があるなら撃つといい」
そう言うと椅子に座っていた人物が一切の隙を与えずアインに飛び掛かりその手を掴み銃口を自分自身に押し付けた
アイン「・・・⁉」
???「最も其の後どうなるか君自身も理解できるはずだ」
その状態が十数秒続き・・・
アイン「相変わらず喰えないやつね」
そう言って椅子に座っていた人物の手を払い銃をしまうアイン
???「賢明な判断だその聡明さに感服するよ」
椅子に座っている人物も踵を返し再び椅子に座る
アイン「貴方に言われても嬉しくないわ・・・私は私の仕事をするだけよ」
???「ああ期待してるよ、ああそれと恐らく君の相手には南部響介も来ると思うから」
アイン「!?」
???「君と彼にはそれなりの因縁があると聞いたせいぜい頑張りたまえ」
アイン「・・・あなたは気に食わないけど彼が出るなら全力で挑むわ」


好奇心と貪欲は時に地獄を与える ( No.3175 )
日時: 2023年11月26日 22:14
名前: ナイア [ 返信 ]
[ 削除 ]
権力者の別荘
権力者「工場は破壊されたが何とか2つの薬は確保できた・・・これで私は・・・!」
???「おっとそこまでだ」
権力者「貴方は・・・何でこの場所に・・・!」
???「悪いことは言わない、その薬は使わないことだ」
権力者「何故ですか!私は貴方の教義の元にこれを作ったのですよ!」
???「『欲望の最果てにこそ真理在れ』・・・確かに私の提唱した教義だ、だがソレは君たち人類にとっては手に余るものだよ。それにこれは君を思っての忠告だ」
権力者「そんなもの知るか!私はこの薬を使って貴方に代わって教団を支配する!」
???「やれやれようやくその本性を現したか・・・まぁ前々から感づいていたがね」
???は酷く呆れたそぶりを見せる
???「なら私は「教祖」として君を止めはしない、教義に従って遠慮なく飲めばいい」
権力者「言われなくともそうするさ!これで私は貴様に取って代わり教団を!世界を牛耳る!」
最初に不老不死の薬を飲む権力者
???「どれ、その薬の効果どれほどのものか試してやろう」
そう言うと???は拳銃を抜き数発発砲する
被弾した権力者は仰け反るも撃ち込まれた弾丸を体外に排出しその銃創は全く残っていなかった
???「へぇ成功したみたいだね・・・どうしてなかなかやるものだ」
権力者「どうだ!私は不老不死を手に入れたぞ!つぎはこの全知の薬を!」
???「最後の忠告だ、その薬は本当にやめておいた方がいいよ?」
権力者「ソレは貴様が今の立場を追われるのが恐ろしいから言ってるだけだろう!」
そう言って次に全知の薬を飲む権力者
だが次の瞬間権力者の様子がおかしくなる
???「あーあ、折角忠告してあげたのに」
権力者「あ・・・ああ・・・!これは!・・・こんな事とは・・・!この世とは!世界とは!!」
???「全知とは文字通り「全てを知る」こと、つまりこの世界の本質・裏側まで「知る」事になる。さて人間の精神は『本当の世界の姿』に耐えれるかな?」
権力者「嫌だ!こんなこと知りたくなかった!世界がこんなものだったとは!!これ以上知りたくない!!だれか私を殺してくれ!!!」
???「残念だが君は既に不老不死だ、誰も君を殺すことはできない」
次に???が嘲笑を浮かべて言い放つ
???「もっとも私なら君を殺せるが私にはその気はない。何故なら君が選んだ道だからねその選択を私は尊重しよう。「教祖」としてね」
権力者「お願いです!私を殺してください!私には耐えられない!お願いです!お願いです!!」
???「嫌だね、人にも神にもなれなかった「駒」にはもはや興味もない。君はそのまま永劫「知識」に苛まれ続けるといい。それにそれが君の欲し、たどり着いた真理だ。おめでとう」
そう言って???は踵を返して背を向け影となり消え去る
そうして権力者の苦悶の声が別荘に響き渡り続けるのであった・・・


決戦!超究極超獣 ( No.3200 )
日時: 2024年01月28日 21:08
名前: 電送戦士タカシ [ 返信 ]
[ 削除 ]
【jun国・任務部隊基地周辺】

任務部隊基地近くの空に亀裂が走ると空がバリバリと割れ、その中から超究極超獣サイコUキラーザウルスが姿を現す
身体の各所に巨大なサイコクリスタルを輝かせて降臨するその姿は悪魔と形容するのに相応しい姿だ

改造巨大ヤプール
「…クク…ククククク・・・ハーッハッハッハッハッハ!ここで任務部隊を壊滅させ次はこの星を、更には別の星に・・・俺様の宇宙制覇の野望はこの地を滅ぼす事で次の段階へと進む!」

この場周辺の異次元空間の中に潜む円盤の中で邪悪な笑いが木霊する

改造巨大ヤプール
「さぁ、超究極超獣サイコUキラーザウルスよ!奴らを奴らの基地を全てを叩き潰せ!
サイコUキラーザウルス
「ピピピピピ…キュギャオォォン!」

出現した超究極超獣を捕えた任務部隊基地にけたたましいスクランブルがかかる、最終決戦の幕が今開こうとしていた


秘密兵器完成 ( No.3201 )
日時: 2024年01月28日 21:21
名前: 電送戦士タカシ [ 返信 ]
[ 削除 ]
【jun国・任務部隊基地内、研究所】

イチゴちゃん
「なんとか完成しましたねサイコ・リダブライザー…とは言えもう少し完成度を上げておきたかったですけど」
タカシ
「そんな事無いぜ、俺が入手した完全じゃない設計図からよくここまで完成させたもんだよ!」

イチゴちゃん
「タカシさんの手に入れた設計図が凄かったんですよ、あの設計図の段階で設計思想や基本フレームは大体把握できましたし私達の目的に物凄く合っていたと言うか…どこであの設計図を手に入れたんですか?」
タカシ
「いや、その…いろんな研究機関に侵入して片っ端から使えそうな物を探してた中にあったんだよウン」

イチゴちゃん
「なーんかはぐらかされた気もしますがまぁ緊急時ですし今は良いですけどね、でもあんまり危険な事しちゃダメですからね……」
タカシ
「うん、解ったよイチゴちゃん…でも設計図があるとは言えこの短時間でここまでの形にするんだからやっぱりすごいよイチゴちゃんは」

イチゴちゃん
「設計図の時点でエネルギーの収束・増幅の雛型は出来てましたし、後は私達の目的に合致する精神エネルギーの収束の為にレガリアの機能を元に合わせて目的の形に近づけて行っただけですよ。皆さんの協力で皆さんの精神波形データも集まりましたし」
タカシ
「ふぇ~知ってたけど改めてイチゴちゃんは凄いぜ!」
イチゴちゃん
「そんなに褒めないでくださいよ、恥ずかしいじゃないですか……ってふえっ!?

>出現した超究極超獣を捕えた任務部隊基地にけたたましいスクランブルがかかる、最終決戦の幕が今開こうとしていた

タカシ
「来やがったか!」
イチゴちゃん
「あちゃ~本当はもう少し完成度を高めて皆さんの精神エネルギーの増幅させる力を強めたかったんですけど…」
タカシ
「大丈夫さ、イチゴちゃんが頑張って皆の協力でここまで完成させてくれたんだからさ!それじゃあ行くぜ!」

そして戦いが始まる――――――――


Re: ブリーフィングルーム2代目 ( No.3203 )
日時: 2024年02月04日 22:12
名前: ナイア [ 返信 ]
[ 削除 ]
今回の件は隣国ではアームストロング上院議員の単独での暴走行動と扱われ処理された
隣国はこの件に対してJun国に謝罪をし、Jun国側も事を大きくさせたくない為これを受け入れる形で幕引きとなった
某所
神父「事後処理としてはこれでよろしかったですかね・・・?」
???「まぁこれが一番の落としどころだろうね」
椅子に腰かけた人物が新聞を読みながら答える
神父「両国のトップへの根回しには骨が折れましたよ・・・しかし暴走させないために「上院議員」という枷を与えたというのに・・・」
???「いやだからこそ暴走したんだと思うよ?「権力」の次に欲しくなるのは「金」か「力」だからね。そして彼は「力」を選んだ・・・まぁある意味我らの教義に従った結末だ」
神父「『欲望の最果てにこそ真理在れ』・・・ですか」
???「そう言う事、まぁ彼も間際にその「真理」にたどり着いたんじゃないかな?」
神父「と言いますと?」
???「強き者が全てを掌握する・・・その強さ比べで彼は任務部隊というより強い者と対峙し敗北した・・・そこで彼は思ったはずだ「彼らこそ自分の理想の具現だ」とね」
そう言いながら読んでいた新聞を机に放り投げる
神父「なるほど・・・では私はこれで・・・」
???「ああ、引き続き行動頼むよ」
そして一人残された人物
???「これで「真理」を見届けたものは二人か・・・さぁあとどれだけの「真理」を見れるのか楽しみにするとしよう」


改造巨大ヤプールの最期! ( No.3208 )
日時: 2024年02月18日 22:26
名前: 電送戦士タカシ [ 返信 ]
[ 削除 ]
【jun国・任務部隊基地周辺】

サイコ・Uキラーザウルス目掛けてサイコ・リダブライザーに集められた任務部隊の精神エネルギーと物理的な破壊エネルギーが増幅され発射された

サイコ・Uキラーザウルス
「ギュォォォォォン!」

強烈な光の奔流を受けてその動きを止めるサイコ・Uキラーザウルスだ、しばしの静寂が訪れて――――――

サイコ・Uキラーザウルス
「キュギャオォォン……ピピピピ?」

サイコフィールドを発生させていた体の各所にあるサイコクリスタルに亀裂が入っていく、増幅された精神エネルギーがサイコクリスタルに共振して内部から崩壊を始める

サイコ・Uキラーザウルス
「ギャオォォォォォォォォォォォォォォォン!」

サイコクリスタルを失いサイコフィールドが消失した事で今まで無効化していた攻撃のダメージが一気に身体を襲う、怨念の鎧を失った超究極超獣は徐々に崩壊し消失していった

改造巨大ヤプール
「馬鹿な?超究極超獣が敗れただと!!!!!!!!?」

サイコUキラーザウルスの各所の巨大なサイコクリスタルが砕けた事で今まで貯めこんでいたダメージが一気に噴出した為、再生能力を上回りサイコUキラーザウルスは崩壊していった


【jun国・任務部隊基地周辺の異次元空間 ヤプール円盤内】

改造巨大ヤプール
「人間達の恐怖や怨念で強化した超究極超獣があんなものに負けるとは!オノレ!オノレ!オノレ!地球人どもめ!だが俺は諦めんぞ!第二第三の超究極超獣を作り上げ今度こそ・・・」

ヤプールがこの場を撤退し体勢を立て直そうと考えた所にズガァン!という音と共にヤプールの円盤が激しく揺れる

改造巨大ヤプール
「な、何だ?……!?」

ヤプールの目に飛び込んできたのは憎むべき光の巨人だった

スコット
「ジョワッ!」
(お前が付近の異次元空間に潜んでいるのはわかっていた!超究極超獣が滅びた今、逃げようとするお前を逃がしはしない)

改造巨大ヤプール
「おのれ生きていたのかウルトラマン!だがサイコ・Uキラーザウルスから受けたダメージがまだ残るお前にやられる俺様ではない!」

ダメージを受けた円盤から脱出しその姿を現す改造巨大ヤプール

改造巨大ヤプール
「手負いの貴様如きこの俺自らの手で葬ってくれるわ!!!ぬん!ぬん!ぬん!ぬん………!」
スコット
「ショゥ……ワ!」

改造巨大ヤプールは手に持つ錫杖の様な武器を振り回しスコットを攻め立てるが受け止められた上にその手で錫杖状の武器をへし折られる

改造巨大ヤプール
「ば、馬鹿な・・・サイコ・Uキラーザウルスにやられたダメージが残る貴様の何処にこんな力が!?」
スコット
「シェアッ!」
(任務部隊の皆の精神力が集まった光を浴びた事で私の傷も幾分か癒えた、ここで決着をつけてやるぞヤプール!)


狼狽する改造巨大ヤプールにウルトラスラッシュを放つスコット、狼狽するヤプールの胸に鋭い光輪が突き刺さる

改造巨大ヤプール
「サイコ・Uキラーザウルスを滅ぼしただけでは飽き足らずウルトラマンに力を与えるだと・・・・・・地球人の分際でぇ!ぐわぁぁー!」
スコット
「シェアッ!」
(隙有り!ウルトラスラッシュだ!)

大きなダメージを受けたヤプールは異次元空間から通常空間へと姿を現す、そしてスコットもそれを追う

【jun国・任務部隊基地周辺】

異次元空間でダメージを受けたヤプールは任務部隊基地周辺に姿を現しそれを追う様にスコットが出現する
戦いの決着がつこうとしていた

怒りで半ば半狂乱となったヤプールが攻撃を続けるがその様な攻撃が当たる筈も無く、スコットはゆっくりと構えを取ると必殺の光線を放つ

スコット
「シュウ……ショワァァァ!!!」
(うぉぉ……グラニウム光線!!!)

スコットが十字に組んだ腕から放たれる光線は改造巨大ヤプールの全身を焼き尽くしヤプールの身体は光の中で分解されてゆく

改造巨大ヤプール
「おのれウルトラマン!おのれ任務部隊!だが私が滅びてもヤプールは不滅だ!人間共の心に悪の感情がある限り俺は…私は…我々は…永遠に……不………だ…」
スコット
「ジョワ…」
(だからこそ我々ウルトラマンは人間達と共にお前達の様な存在と戦い続ける……)

断末魔を残し光の中に消えた改造巨大ヤプールが滅びた事を確かめたスコットは空の彼方へと飛び去る

スコット
「…シュワッチ!」

こうして改造巨大ヤプールの侵略計画は潰えたのだった
スコットが飛び去ると先程まで暗雲が立ち込めていた空が晴れ夕日が輝いて戦いを終えた任務部隊を照らしていた――――――


Re: ブリーフィングルーム2代目 ( No.3211 )
日時: 2024年02月22日 16:47
名前: ナイア [ 返信 ]
[ 削除 ]
>「おのれウルトラマン!おのれ任務部隊!だが私が滅びてもヤプールは不滅だ!人間共の心に悪の感情がある限り俺は…私は…我々は…永遠に……不………だ…」
ヤプールの意識が消失する直前で時間が止まる
ヤプール「何だ…何が起きてる…?」
ナイア「やぁヤプール君久しぶりだね。どうだねもうすぐこの世界から消え去る気分は」
ヤプール「貴様は…!」
ナイア「ああこの姿では初めましてか…「永遠の敗北者」と言えば君も思いだせるかな?」
ヤプール「一体何をしに…!」
ナイア「無論私の「忠告」を無視し続けた結果に無様に消えゆく君を嗤いに来た」
ヤプール「ふざけるな!私は一体何を間違えたというのだ!」
ナイア「君が「絶望」を振りまくほど人の潜在意識の中心の「生きていたい・生き延びたい」という「希望の根源」が強くなっていく。まずはソレが膨張するのを防ぐべきだっただが君はソレをしなかった。それが敗因だよ」
ナイア「「絶望」は「闇」であると同時に「希望の根源」の薪だ、その光はやがて強くなり闇すらかき消す。その結果が今までの私の結果であり今の君の結果でだ」
ナイア「そして「闇」という薪を失えば「希望」の光も弱まり以前の状態に戻るって訳。分ったかい?」
ヤプール「そんな…そんなまさか!」
ナイア「疑おうが何しようが今ある君の状態が正にその「真実」の証左だ…そのまま己の無能さを後悔しながら消えて逝け」
ナイアはそう言い残し停止時間から去り時間が動き出しヤプールの意識はそこで途絶えるのであった


闘い終わって… ( No.3214 )
日時: 2024年03月03日 08:18
名前: 電送戦士タカシ [ 返信 ]
[ 削除 ]
>任務部隊の攻撃を収束・増幅されたエネルギーを浴びたサイコUキラーザウルスの身体の各所にあったサイコクリスタルが砕け散り
>今まで抑えて居たダメージが解放されて一気にサイコUキラーザウルスを襲った事で超究極超獣は完全に消滅した!

>断末魔を残し光の中に消えた改造巨大ヤプールが滅びた事を確かめたスコットは空の彼方へと飛び去る
>スコットが飛び去ると先程まで暗雲が立ち込めていた空が晴れ夕日が輝いて戦いを終えた任務部隊を照らしていた――――――

【???】

何処かでモニター越しに任務部隊と超究極超獣の戦いを見ていた者が居た

???????
「ふぅ・・・一時は諦めて計画を破棄しこの星から脱出も視野に入れていましたが任務部隊がやってくれましたか、これで進めていたプロジェクトを動かすことが出来そうです」

戦いを見つめていた者の前には怪しげな機械や様々な資料が積まれている様だ

???????
「超究極超獣などとバランスを著しく崩す存在は私としても悩みの種でしたがこれで心置きなく動けます、勝利した任務部隊の方も大きな痛手を受けているのがまた素晴らしい
 そうなると早々に最終テストを行う必要が出てきましたが・・・ん、見つかりましたか。では早速処置を行いデモンストレーションの準備を開始しますよ」

戦いを見て何やら思案していた者に通信が入る、プロジェクトが動き出そうとしていた――――


Re: ブリーフィングルーム2代目 ( No.3231 )
日時: 2024年04月21日 22:13
名前: ナイア [ 返信 ]
[ 削除 ]
情報ファイル:開発品名・深層無意識接続装置「レガリア」
偽装情報解除開始・・・・・・完了

開発品名・集合無意識浸食兵装「レガリア」
人の深層無意識を経由して人類の集合無意識に侵入し書き換える装置
本来人類の集合無意識は「人類を存続」させるという統一意識がベースになっている
それ故に幾度人類同士による争いでの存亡の危機が幾度訪れても滅びることはなかった
だがこのレガリアはそれを書き換え統一意識を「人類は滅びてもいい」に書き換えてしまう
テロリストが活発化してたのはコレが原因
結果としてもし完全に書き換えられれば些細な紛争から人類滅亡戦争まで発展してしまう事態になる

だが今回完全に書き換わる前にナイアはソレを実体化させた
その真意は何なのか?ただの余興かそれとも・・・


▲ページの最上部に移動 | トップページへ
タイトル
お名前
E-Mail
URL
削除キー( ※記事を後から削除する際に使用します )
コメント
画像


文字色
Powered by Rara掲示板