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投稿者:電送戦士タカシ
【ヤプール円盤内】 >■■■「やれやれヤプール君は何もわかっていない、人がどれだけ絶望しようとも決して屈することがないということに」 >ヤプール「なんだ貴様は!どこから入ってきた!」 >■■■「私?そうですねぇ…ここではあえて「永遠の敗北者」とでも言っておきましょうか。そしてどうやって入ってきたかなんて些細な問題ですよ」 >ヤプール「永遠の敗北者?それでそんな負け犬がなんの用だ」 >■■■「いえ一つ進言をしておこうと思いましてね。人類を甘く見ない方が賢明ですよ」 >ヤプール「ふん!たかが人類ごとき私とサイコ・Uキラーザウルスで簡単に叩きのめせるわ!」 >■■■「けど人類はどんな絶望にも勝る「希望」がありますのでね、ソレを挫かない限り貴方の勝算はそこまで高くないかと。」 >ヤプール「なら何だというのだその「希望」とやらは!」 >■■■「それは自分で考えてください、それに気づけなければ貴方も私と同じ敗北者になり続けるでしょう」 >ヤプール「私とサイコ・Uキラーザウルスの力は絶対だ!貴様のような敗北者にはならん!」 >■■■「まぁいいでしょうその傲慢がどういう結末を迎えるのか楽しみにさせてもらいますよ」 >■■■「あなたの「物語」はどのような色彩と模様を描くのか期待させてもらいますよ。それでは失礼」 >そう言い残し「永遠の敗北者」の姿は初めから無かったかのように消えていた >ヤプール「ふん!バカにしおって!私の勝利は揺らがん!何があってもだ!」 「永遠の敗北者」と名乗る不審者が消えた後、ヤプールはしばし考え込むと 改造巨大ヤプール 「『希望』だと、そのような言葉を耳にするだけでも忌々しい。だが・・・『希望』を摘み取り『絶望』を芽吹かせる為に少し働いておくか」 ヤプールは異次元空間内で眠るサイコ・Uキラーザウルスの元へ赴くと命令を下す サイコ・Uキラーザウルス 「……………………」 超究極超獣は眠りながらその全身に人間の持つ恐怖等や諦め『絶望』に至る感情のエネルギーを貯めこみその身に循環させている 改造巨大ヤプール 「超究極超獣サイコ・Uキラーザウルスよ!人間共の『絶望』を加速させる為各地の基地を攻撃するぞ!  サイコ・Uキラーザウルス 「ピピピピピ…キュギャオォォン!」 改造巨大ヤプール 「だが完全に滅ぼしてはいかん、完全に抵抗出来なくするよりも存在しない『希望』にすがりやがて『絶望』させる為に生かさず殺さず破壊しろ!」 サイコ・Uキラーザウルス 「キュギャオォォン!」 怨念を帯びた全身のサイコクリスタルが紫色の光を放つと異次元空間を割る、それと同時に連邦の基地上空の空が割れ悪魔が降臨する 各地の基地も全力で抵抗し自爆覚悟の大規模破壊兵器の使用にまで踏み切りながらも強力なサイコフィールドに阻まれ超究極超獣を傷つける事は叶わない サイコ・Uキラーザウルス 「オォォン!」 この日だけで大破し基地機能の殆どがマヒした基地は20を超える、その姿を見た人々の心は『絶望』へと傾いていく 改造巨大ヤプール 「何が『希望』だ、サイコ・Uキラーザウルスの力で全て『絶望』に塗り替えてくれるわ!」
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