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投稿者:ローンウルフ
ウルフ(以下ウ)「・・・おめぇさんで最後だな」 研究員(以下研)「た、助けてくれ・・・」 ウ「助けてくれ?おめぇらが実験台にしたガキ共がそう懇願した時聞いてやったのか?   やってねぇだろう、コレも因果応報ってやつだ(SNIKT!)」 研「ヒィッそ、そんな・・・私は上の命令に従っただけで本意ではなかったんだ・・・   もう金輪際こんな事はしないし関わらない、だから・・・だから・・・」 ウ「ほぉ・・・本当かい?(爪をしまう)」 研「あ、ああ・・・もうこんな仕事は辞めてまっとうな職に就く、だからお願いします・・・」 ウ「フン、そこまで言うなら・・・」 研「た、助かった・・・有難うございま・・・グフッ」 (研究者のどてっ腹に拳がめり込んだ) 研「や、約束が違・・・(ドサッ)」 ウ「命は助けてやる、但し報いを受けさせないとは言ってねぇぜ・・・この程度で済んだのを感謝するんだな」 L「(パチパチパチ)いやぁ流石ウルフさんですねぇ」 ウ「L・・・わざわざ出て来やがったのか」 L「ええ、一応確認をね・・・私の情報通りだったでしょ」 ウ「へッおめぇさんから連絡が来てこの場所を教えられた時は何を考えてんのかと思ったんだがな・・・」 L「何か裏があるとでも・・・?」 ウ「袂を別ったくせにコチラに有用な情報を回してくりゃ疑いはするぜ」 L「まあ私もこのような研究気に食わなかったですしね・・・ついでにこの施設ももっと有用に  使ってあげようかと思いましたがこんなに損傷してたら役には立ちませんね」 ウ「へッ、ちゃっかりしてやがる・・・しかし護衛も無しに顔出すなんて随分と不用意なんじゃねぇか?」 L「わざわざ心配してくれるのですか?安心して下さい私とて自分の身を守るくらいの力はありますし  何より・・・私も1人でホイホイ現れる訳でもありませんよ」 ウ「・・・そのようだな」 L「ほぉ気付きましたか、匂いも気配も消すように訓練しているのですがね・・・」 ウ「自慢の部隊員かい?もうちょい熟練が必要ってとこだな」 L「ご教訓どうも・・・これでとりあえず鼻につくものの1つは消し去ることが出来ました」 ウ「1つ?まだあるのかい?」 L「貴方もよく知ってるでしょう今jun国及び敵対組織に蔓延ってる物を・・・」 ウ「・・・レガリアか」 L「ご名答」 ウ「フンッあんなモンに頼る連中の方が情けねぇってもんだ」 L「とは言えあれほど気楽に強化出来るというのなら食いつく連中も沢山いるでしょう  楽して最短距離を突っ走りたがる連中は沢山いますからね・・・この軍にも」 ウ「オイオイまさか・・・」 L「ええ、我が軍にも導入を検討している一派がいるという事です」 ウ「ったく・・・ウチの上層部はバカばっかか!」 L「ええ全くです、おかげで私が動かなければならなくなりました・・・任務部隊ではこの様な事出来ませんからね」 ウ「耳の痛ぇ話だな、確かにウチじゃ正論を言ってもまともに聞いちゃくれんか」 L「なのでしばらく私たちは上層部への牽制の為に部隊を動かすことが出来ません、ので何か起きた時は任せますよ」 ウ「言われなくてもわーってるよ」 L「では・・・ああそうだ社長さんにも言っておいて下さい、これで貸し1つですよと」 ウ「へッ!そんなモン熨斗付けて返してやるよ」 L「それはそれは・・・ではこれで」
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