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投稿者:電送戦士タカシ
【jun国・任務部隊基地周辺】 サイコ・Uキラーザウルス目掛けてサイコ・リダブライザーに集められた任務部隊の精神エネルギーと物理的な破壊エネルギーが増幅され発射された サイコ・Uキラーザウルス 「ギュォォォォォン!」 強烈な光の奔流を受けてその動きを止めるサイコ・Uキラーザウルスだ、しばしの静寂が訪れて―――――― サイコ・Uキラーザウルス 「キュギャオォォン……ピピピピ?」 サイコフィールドを発生させていた体の各所にあるサイコクリスタルに亀裂が入っていく、増幅された精神エネルギーがサイコクリスタルに共振して内部から崩壊を始める サイコ・Uキラーザウルス 「ギャオォォォォォォォォォォォォォォォン!」 サイコクリスタルを失いサイコフィールドが消失した事で今まで無効化していた攻撃のダメージが一気に身体を襲う、怨念の鎧を失った超究極超獣は徐々に崩壊し消失していった 改造巨大ヤプール 「馬鹿な?超究極超獣が敗れただと!!!!!!!!?」 サイコUキラーザウルスの各所の巨大なサイコクリスタルが砕けた事で今まで貯めこんでいたダメージが一気に噴出した為、再生能力を上回りサイコUキラーザウルスは崩壊していった 【jun国・任務部隊基地周辺の異次元空間 ヤプール円盤内】 改造巨大ヤプール 「人間達の恐怖や怨念で強化した超究極超獣があんなものに負けるとは!オノレ!オノレ!オノレ!地球人どもめ!だが俺は諦めんぞ!第二第三の超究極超獣を作り上げ今度こそ・・・」 ヤプールがこの場を撤退し体勢を立て直そうと考えた所にズガァン!という音と共にヤプールの円盤が激しく揺れる 改造巨大ヤプール 「な、何だ?……!?」 ヤプールの目に飛び込んできたのは憎むべき光の巨人だった スコット 「ジョワッ!」 (お前が付近の異次元空間に潜んでいるのはわかっていた!超究極超獣が滅びた今、逃げようとするお前を逃がしはしない) 改造巨大ヤプール 「おのれ生きていたのかウルトラマン!だがサイコ・Uキラーザウルスから受けたダメージがまだ残るお前にやられる俺様ではない!」 ダメージを受けた円盤から脱出しその姿を現す改造巨大ヤプール 改造巨大ヤプール 「手負いの貴様如きこの俺自らの手で葬ってくれるわ!!!ぬん!ぬん!ぬん!ぬん………!」 スコット 「ショゥ……ワ!」 改造巨大ヤプールは手に持つ錫杖の様な武器を振り回しスコットを攻め立てるが受け止められた上にその手で錫杖状の武器をへし折られる 改造巨大ヤプール 「ば、馬鹿な・・・サイコ・Uキラーザウルスにやられたダメージが残る貴様の何処にこんな力が!?」 スコット 「シェアッ!」 (任務部隊の皆の精神力が集まった光を浴びた事で私の傷も幾分か癒えた、ここで決着をつけてやるぞヤプール!) 狼狽する改造巨大ヤプールにウルトラスラッシュを放つスコット、狼狽するヤプールの胸に鋭い光輪が突き刺さる 改造巨大ヤプール 「サイコ・Uキラーザウルスを滅ぼしただけでは飽き足らずウルトラマンに力を与えるだと・・・・・・地球人の分際でぇ!ぐわぁぁー!」 スコット 「シェアッ!」 (隙有り!ウルトラスラッシュだ!) 大きなダメージを受けたヤプールは異次元空間から通常空間へと姿を現す、そしてスコットもそれを追う 【jun国・任務部隊基地周辺】 異次元空間でダメージを受けたヤプールは任務部隊基地周辺に姿を現しそれを追う様にスコットが出現する 戦いの決着がつこうとしていた 怒りで半ば半狂乱となったヤプールが攻撃を続けるがその様な攻撃が当たる筈も無く、スコットはゆっくりと構えを取ると必殺の光線を放つ スコット 「シュウ……ショワァァァ!!!」 (うぉぉ……グラニウム光線!!!) スコットが十字に組んだ腕から放たれる光線は改造巨大ヤプールの全身を焼き尽くしヤプールの身体は光の中で分解されてゆく 改造巨大ヤプール 「おのれウルトラマン!おのれ任務部隊!だが私が滅びてもヤプールは不滅だ!人間共の心に悪の感情がある限り俺は…私は…我々は…永遠に……不………だ…」 スコット 「ジョワ…」 (だからこそ我々ウルトラマンは人間達と共にお前達の様な存在と戦い続ける……) 断末魔を残し光の中に消えた改造巨大ヤプールが滅びた事を確かめたスコットは空の彼方へと飛び去る スコット 「…シュワッチ!」 こうして改造巨大ヤプールの侵略計画は潰えたのだった スコットが飛び去ると先程まで暗雲が立ち込めていた空が晴れ夕日が輝いて戦いを終えた任務部隊を照らしていた――――――
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