投稿者:ナイア
アイン「・・・今回の依頼人は貴方?」
???「ああそうだ、依頼内容はその資料に載っている企業の施設護衛だ」
アイン「でも・・・これって貴方にとっては敵対行為になるのでは?」
???「ハハハ面白いことを言うねぇ君は、私には味方なんていないさ・・・そして敵も・・・ね?」
アイン「そう・・・なら今この場で貴方を撃ち殺しても良いって訳」
そう言って銃を構えるアイン
???「おお怖い怖い」
椅子に座っている人物は大仰な素振りで驚いて見せる
???「まぁそれで私を殺しきれる自信があるなら撃つといい」
そう言うと椅子に座っていた人物が一切の隙を与えずアインに飛び掛かりその手を掴み銃口を自分自身に押し付けた
アイン「・・・⁉」
???「最も其の後どうなるか君自身も理解できるはずだ」
その状態が十数秒続き・・・
アイン「相変わらず喰えないやつね」
そう言って椅子に座っていた人物の手を払い銃をしまうアイン
???「賢明な判断だその聡明さに感服するよ」
椅子に座っている人物も踵を返し再び椅子に座る
アイン「貴方に言われても嬉しくないわ・・・私は私の仕事をするだけよ」
???「ああ期待してるよ、ああそれと恐らく君の相手には南部響介も来ると思うから」
アイン「!?」
???「君と彼にはそれなりの因縁があると聞いたせいぜい頑張りたまえ」
アイン「・・・あなたは気に食わないけど彼が出るなら全力で挑むわ」