(公社)日本ローイング協会(安全)インシデントレポート掲示板


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腹切りによる負傷 与一くん 投稿日: 2024年04月17日 21:41:15 No.469 【返信】

場所:広島県福山市芦田川
日時:2024/4/14(日)
風向、風速:不明
天候:晴れ 気温・水温共に不明
艇:舵手付きクォドルプル

レース中にバウのバウサイドのオールがキャッチのタイミングで腹切り。そのままオールのグリップが漕手の右顎に当たり、骨にヒビが入った。

原因
漕手の技術不足

今後はより一層、安全に気をつけて活動していきます。
与一くん 投稿日: 2024年04月19日 15:16:39 No.470
訂正
詳しい検査の結果、打撲でした。
骨への損傷はなかったもの、同じ怪我はしないよう、活動していきます。


2×と1×の接触(アクシデントレポート概要) 安全環境委員会:栗林健太郎 投稿日: 2024年03月07日 12:38:57 No.467 【返信】

安全環境委員会 委員長 飯田毅
担当スタッフ 栗林健太郎

アクシデントレポートのご提出ありがとうございました。
河川水域において2×と1×の接触事故の報告がありましたので、概要を転記いたします。

【事実経過】
場所:河川
日時:2023年4月30日(日) 午後4時30分ごろ
風向・風速:不明
天候:曇
気温・水温:18度・水温不明
関係する艇・船舶:M1×(社会人)、W2×(大学1年生、4年生)
人的損害:W2×のB、右手の指骨折、通院済
物的損害:W2×のB、ストロークサイドのオールが折れた
M1×、艇側面にキズやへこみ

【状況】
・W2×は上流に向かって、M1×は下流に向かって航行していた。W2×艇は水域の中心付近を航行していた。両艇とも後方確認が不十分であった。
・W2×のストロークサイドのオールがM1×の艇側面とリガーに接触した。
・約3分後にM1×側のチームのモーターボートが現場に来て、事故の発生状況を確認した。その後着岸し、物品の破損を確認したり話し合いをした。


【安全環境委員会からのコメント】
レポートありがとうございました。
本件は河川中央部付近での艇の接触事故ということで、双方の後方確認が不十分だったことによるものかと推察されます。事故発生位置図を確認させていただきましたが、河川のカーブとカーブの間にある短い直線区間であり、カーブを超えた後の後方確認および進路調整が非常に重要であることが分かります。
バウの方は怪我も負っております。1日も早い回復をお祈りいたします。


4×+の転覆 安全環境委員会:栗林健太郎 投稿日: 2024年01月30日 00:03:47 No.466 【返信】

安全環境委員会 委員長 飯田毅
担当スタッフ 栗林健太郎

アクシデントレポートのご提出ありがとうございました。
自然河川において、大学生4×+の天候急変時の転覆アクシデントについてご報告いただきました。(掲載が遅くなり申し訳ございませんでした)

【事実経過】
場所:自然河川
日時:2023年7月7日金曜日18時30分頃
関係する艇:大学生混成4×+(4X+)
人的損害:漕手一名が上陸後体調不良を訴え病院へ搬送。その後体調回復。
物的損傷:無し

【状況】
発生時:1年生4名および2年生コックスでの乗艇。練習開始から10分経過した時点で、河川が荒れ始めたので練習を中⽌し船台に戻ることを判断した。艇をUターンさせようとし、艇が川の流れに直⾓になった時に艇横から⼤きな波が艇内に⼊るとともに、バランスを崩し艇が転覆するに⾄った。
コックスが漕⼿に指⽰して艇の復元を試み、2度⽬に復元する事ができ、全員が艇の上に戻ることが出来た。
福岡教育⼤の船台までは距離があると考え、近くの川岸への着岸を試みる。川岸に近づくと、付近の住民の方の通報により警察・消防・その他救助の⽅が待機しており、全員が無事救助、艇も引き上げていただいた。
発生後:漕⼿の⼀⼈が体調不良を訴えたので、救急⾞にて病院に搬送。病院で検査の後体調回復を確認され、21時15分頃に帰宅した。

【対策・計画】
・漕艇における【安全対策の取組】の研修会を全員で受講する。
・乗艇時の安全を実際に艇上で研修する。
・1年⽣の乗艇時には、必ず救命具を携帯する。
・例年実施している“沈復帰の練習”(わざと転覆して漕⼿が復帰する研修)をできるだけ年度初めに行う。
・練習時、常に⾃転⾞で伴⾛を行い、ロープ・浮き輪・メガフォン・スマートフォン等を常時携帯する。
・県協会に⼊っていただき、当該河川における出艇ルール、航⾏安全教育を実施していただく。
【安全環境委員会より】
レポートありがとうございました。
転覆後の回復を迅速に行えたこと、また既に警察や消防等が駆けつけておられたため、大きな事故には至らなかったものと思料いたします。
ご報告いただいた今後の対策計画はいずれも重要ですので、是非行っていただきたく存じます。また、本件出艇後10分で荒天を判断し引き返されたとのことですので、出艇判断の基準を明確にし、風向風速計を購入して出艇前に計測することで、練習前に出艇判断を行える体制を整えておくことも重要かと考えます。また、風速のわりに波が経ちやすい等の当該水域特有の留意点があるのであれば、県協会の支援も得て同じ水域で練習する競技団体との情報交換を実施することをお勧めします。


陸上での8+振り被り動作時の怪我 安全環境委員会:栗林健太郎 投稿日: 2024年01月21日 16:01:30 No.465 【返信】

インシデントレポート投稿フォームより投稿がありましたので共有させていただきます。

【日時】2023/6/23 7:25ごろ
【場所】陸上(艇庫前)
【天候】曇
【視界】良好
【気温】-
【水温】-
【インシデントの概要】
乗艇練習後、整備を行うために布張りの馬に置いていたエイトを、艇を洗いするために(伏せる方向に)ひっくり返す作業を6人で実施。
片側に6人が並び⇒両舷に手をかけ⇒腰~胸まで持ち上げた状態で平行移動して馬から離れ⇒振りかぶる動作
振りかぶった際に手前サイドのリガー(アルミフロントウィング仕様)が当該選手の左膝内側から接触、差し上げた時には、当該選手は地面に倒れ込んでいた。
他の5人には、音や衝撃は感じられなかった。
骨が通常位置とは異なるところから飛び出しており、脱臼しているように見え、現場では処置できないと判断。
即時119番通報をした。
皮膚に外傷はなく、外出血もなし。
この時、水上(モーターボート)に居た監督に電話連絡。
事故の発生と救急車を呼んだ旨の報告、更に応急処置の有無についてアドバイスを求めた。

7時35分 救急車到着
⇒当該選手の母親へ電話連絡
主将:同乗 監督:自車で病院へ 
7時55分 近隣の整形外科病院に到着

膝蓋骨脱臼と診断 即時応急措置(膝蓋骨を元の位置に戻す処置)
その後画像検査の結果、内側靭帯が断裂しており、断裂した靭帯と膝蓋骨を縫合する手術が必要と診断される。
3日後の6月26日に手術実施予定。
医師によると、真横方向から力を受けたように見受けられるとのことで、タイミングと方向が非常に悪い状態で接触したと思われます。

【原因と対策】
通常の8名ではなく、6名で作業を実施したことにより、いつもと違う場所を何となく担当。
リガーの通過領域に対する把握と認識が甘かったことにより接触が起きた。

即時乗艇練習を停止し、事故の整理と対策MTGを実施。
艇を陸上で運搬などする際の号令や手をかける箇所、肩をかける箇所のルールが曖昧になっていることが明らかになり、急遽、このことについてルール化を行い、文書化。教育ミーティングを実施した。


乗艇中の体調不良(心不全) 安全環境:堀 晃浩(飯田さんの依頼) 投稿日: 2023年12月03日 09:57:46 No.464 【返信】

安全環境委員会 飯田さんの依頼により掲載します。


【事実経過】
場所:自然河川
日時:2023年9月23日土曜日10時38分頃
関係する艇:8 (社会人)
人的損害:漕手(バウ)死亡(73歳/心不全)
物的損傷:なし

【状況】
10:08 乗艇(乗艇前体調不良の兆しなし)

10:30 ウォーミングアップ完了。水分補給およびクラッチ調整・小休止

10:38 事故発生 バウが突然倒れる。呼びかけても返事がないので緊急事態と判断し、クルーの一人が艇上から携帯電話で艇庫(10:40)と119番(10:42)に連絡。河川の両岸は垂直なコンクリートの壁で接岸不可のため、シックス分漕にて艇庫に向かった。自転車で駆けつけた艇庫係員が途中から堤上を伴走。事故発生場所から艇庫までは約3㎞の距離。

11:00 艇庫前台船到着 すでに待機していた救急隊員が台船上で蘇生措置を開始

11:20 救急車出発

【対策・計画】
別途検討
気づいたこととして、
1.シニアクルーでは相対的長寿者等のバウ配置は回避すべき(バウの異常の初期段階での発見困難)
2.携帯電話を携行しての乗艇(携行するシートを固定して習慣化するex. COXとストローク)
3.活動メンバーの「緊急連絡先」を活動中は常時携行すること

【安全環境委員会より】

レポートの提出、有難うございました。
悲しい事故でした。
対策・計画については、上記お気づきの点に加え、各ローイングクラブにおける漕手の健康管理注意喚起(研修等)、クルー単位での健康状態相互把握(個人情報に配慮しながら)、水域における発生時の最短着岸~救急隊引き渡しまでの手順策定、等が考えられると思われますが、安全環境委員会としても、何らかのガイドラインを安全マニュアルに反映できるように論議を重ねたいと思います。


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