(公社)日本ローイング協会(安全)インシデントレポート掲示板


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安全講習会の開催 某県SA 投稿日: 2023年09月01日 06:32:07 No.457 【返信】

7月に発生した水域内での4+の転覆事故(アクシデントレポート提出済み)を受け、7月25日と8月31日の2日に分けて、県内2会場で水域の全団体対象に安全講習会を開催しました。
内容は、後日提示する予定です。


河川での1Xと4X+(同一チーム)の対向衝突について 安全環境委員会 堀晃浩 投稿日: 2023年03月16日 14:35:06 No.440 【返信】

安全環境委員会 委員長 飯田毅
担当 スタッフ 堀晃浩

アクシデントレポートのご提出ありがとうございました。
河川で1Xと4X+の対向した衝突が発生しました。
双方の漕手にむち打ち症が見られたとのことでした。
また艇にもダメージが発生しているとの報告でした。

【事実経過】
場所:河川
日時:2022年10月3日月曜日午後5時20分ごろ
関係する艇:1X 女子高校生(2年生)
      4X+ 男子高校生(2年生)
     (救助)顧問教諭
人的損害:1X、4X+のバウの2名:むち打ち症
物的損傷:1Xバウ側キャンバスにひびが入る
     4X+艇首に大きく穴が開く
     双方とも後日修理予定

【状況】
練習路の上流・下流方向にそれぞれ走行していた上記2艇が衝突。シングルの上にクォド艇が乗り上げてしまう。
河川の橋付近で事故が発生した。
そして20分後にモーターで救出を行った。

【対策・計画】
短期的:乗艇の停止(そのままシーズンオフ)。
中・長期的:航行ルールの徹底、ホイッスルを所持しての乗艇、
顧問が常時2人つくなど。

【安全環境委員会より】
アクシデントレポートのご提出ありがとうございました。
2名の選手のむち打ち症が早く完治されることをお祈りしています。

通常ですと交錯しないはずの上流方向・下流方向の練習だったはずですが事故が起こりました。
対向した衝突だったので、衝突の相対速度は大きくなりがちです。事実、2名の選手がむち打ち症を発症しております。
対策・計画にも書かれていますが、航行ルールの徹底、ホイッスル、複数人での監視などはいずれも有効なことです。持続できる体制での対策を心がけてください。

詳細な記述がレポートにはないので以下推定で記載いたします。
もし誤認やコメントがありましたら、匿名でかまわないので書き込みを入れてください。

・河川の橋近くで事故が起こりました。Google mapで見ると、川幅が約100m、橋脚が3本あります。そのうち橋脚2本が左岸と右岸から川幅1/4のところにあります(写真参照)。なので、中央に川幅1/2(約50m)の水路があることになり、ここを上流下流行きのクルーは共用していたと思われます。

・片方は舵手付き艇だったのに、1Xが見えなかった点にも課題が感じられます。もちろん1Xにも等しく前方確認の責任があります。今年のSA講習会で取り上げられていましたが、舵手あるいは、舵手なし艇の漕手の前方確認について、片側だけから確認する傾向がありがちとのことです。そうなっていなかったでしょうか。つまり、4X+の舵手は、前方を確認するときに左舷側、右舷側を等しく見ること、1Xの漕手は前方確認の際に左側、右側を等しく振り返る癖をつけましょう。双方に前方注意の責任はあるので、特に橋脚付近では有効な水路幅も狭くなること、死角になる場所もあることが考えられますので、注意して練習しましょう。

・競技用ボートは小さいため視認性はよいとは言えません。最近は自転車用で非常に明るい照明を入手することができます。陸から見たコーチ、艇相互、外部の船舶への視認性の向上のために、予防的に、昼間点灯を検討されるのもいいかと考えます。
https://rara.jp/jara_anzen/page323

どうか今回の事故を教訓により安全な部活動になるように願います。


安全環境委員会 堀晃浩 投稿日: 2023年08月28日 10:44:43 No.456
その後分かったことを追伸いたします。

・当日4X+と2Xが出艇し、その後30分ほどして1Xが出艇したとのこと。4X+のCoxは、
1Xの出艇を知らず、河川には自分と2Xしかいないと考えていたようです。

・アクシデント直前に4X+は2Xを追い越すためその方向を注視しており、追い越して間もなくのタイミングで1Xと衝突したとのことでした。

【教訓】
水域を自分たちのチームが占有している場合、このような思い込みに陥ることはよくあることかと思います。周囲の安全確認等については、いかに思い込みから逃れて、確認を行うかが重要なのは言うまでもありません。
思い込みで発生したアクシデントをぜひ教訓になさってください。

アクシデントを起こした学校の先生には質問に丁寧に答えていただき感謝いたします。ありがとうございました。


1Xの方向転換時の4-とのニアミス 安全環境委員会:栗林健太郎 投稿日: 2023年07月14日 09:09:10 No.455 【返信】

安全環境委員会 委員長 飯田毅
担当スタッフ 栗林健太郎

アクシデントレポートのご提出ありがとうございました。
自然河川において、社会人4-および社会人1Xのニアミス事例をご報告いただきました。

【事実経過】
場所:自然河川
日時:2023年6月11日日曜日8時32分頃
関係する艇:社会人4-(4-)
      社会人1X(1X)
人的損害:無し
物的損傷:無し

【状況】
発生前:1Xが水路の南側を東向きに航行し、4-が水路の北川を西向きに航行していた。(お互い右側通行を遵守)
発生時:1Xが船台付近で方向転換を行い4-の進路に進入、航行してきた4-のストロークサイドのオールと衝突しそうになった。4-クルーが1Xに気づきとっさにオールを引いたため、衝突には至らなかった。

【安全環境委員会より】
レポートありがとうございました。
今回のケースは4-が事前に気付いたためアクシデントには至りませんでしたが、1Xの方は旋回中の周囲の確認、声掛けが必要だったかと思われます。レポートには記載されておりませんでしたが、4-が気付かれた理由も共有されると良いかと思います。
また、本件はどちらかと言うとインシデントに該当する事例です。アクシデントレポートは記入、提出に手間がかかりますが、インシデントに関しては掲示板への直接投稿やGoogleフォームにより簡単に報告が可能です。是非積極的にご活用ください。


社会人女子1Xの沈、2Xのバディシステムによる沈回復の補助 安全環境委員会:栗林健太郎 投稿日: 2023年07月14日 09:08:09 No.454 【返信】

安全環境委員会 委員長 飯田毅
担当スタッフ 栗林健太郎

アクシデントレポートのご提出ありがとうございました。
自然河川において、社会人女子1X(W1X)の沈および社会人男子2Xのバディシステムによる沈回復補助事例をご報告いただきました。

【事実経過】
場所:自然河川
日時:2023年6月10日土曜日7時45分頃
関係する艇:社会人女子1X(W1X)
      社会人男子2X(M2X)
人的損害:無し
物的損傷:無し

【状況】
発生時:W1Xのストロークサイドのオアロックのピンの緩みによりオールが外れ沈。オールを手放したため自力再乗艇不可能になる。
発生後:乗艇中のM2Xが沈に気づき現場に急行。他のシングルの手も借りてオールを回収。W1X自身によるオールの取り付け、その後のM2Xによるバディシステムにて再乗艇成功。

【対策・計画】
当該クラブチームでは毎年再乗艇練習を実施しており、今年度も6月下旬に実施予定である。

【安全環境委員会より】
レポートありがとうございました。
小艇の沈の事例は、全国で頻繁に発生しているものと思われます。安全環境委員会の方でも推奨しておりますバディシステムによる沈回復補助の成功事例ということで、具体的にどの様な声かけや補助を行ったのか、改めてクラブチーム内で共有頂ければと思います。
また、差し支えなければ、本掲示板投稿に共有された内容コメントいただければ幸いです。


クロックスサンダルのレールへの引っ掛かりによる沈 安全環境委員会:栗林健太郎 投稿日: 2023年07月11日 17:20:56 No.453 【返信】

インシデントレポート投稿フォームより投稿がありましたので共有させていただきます。

【日時】2023/7/8 10:30ごろ
【場所】河川
【天候】曇/雨
【視界】良好
【気温】26℃
【水温】不明
【インシデントの概要】
足裏の怪我防止のためクロックスサンダルを着用したまま発艇した。発艇後すぐにストレッチャーに足を固定しようとしたが、川の流れが早く他の艇の邪魔になりそうだったため艇を漕いで避けることを優先した。漕いでる途中着用していたクロックスサンダルのストラップがレールに引っかかり体のバランスが崩れ沈した。レールに引っかかったサンダルを外し自力で沈回復をして発艇場へ戻った。
艇に乗る際はまず漕げる体勢を整えてから漕ぎ出すことが大切だと思った。


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