(公社)日本ローイング協会(安全)インシデントレポート掲示板


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水難救助訓練の紹介 安全環境委員会:栗林健太郎 投稿日: 2022年11月14日 09:03:34 No.433 【返信】

横浜市ボート協会が取り組まれている水難救助訓練についてご紹介いただきました。皆様の参考になれば幸いです。


<<水難救助訓練について>>
鶴見川コースは両岸が壁になっており、自力で上陸することはできません。スカルで沈した
ときは「自力でスカルに再乗艇できること」の『自助』が原則ではありますが、利用者の
多くがシニアであり、若かったころとは違って自力回復が難しくなっています。
このような背景があって、仲間うちで助ける『共助』とは何かを自覚するために訓練した
模様を紹介いたします。利用者の有志で何回か意見を出し合って導いたものですが、解決
方法のひとつとしてご理解ださい。
映像は昨年の訓練ですが、今年は地元の鶴見消防署と共催で行いました。消防署とは日ごろ
から交流を深めるように努めており、好意的に接していただいていることに感謝しております。

横浜市ボート協会
安全推進委員会
久保田芳晴

https://1drv.ms/v/s!Aqg2eQ2SEwBlojRpVjtflKN0fJls?e=MbaFHf


トラッククレーンアイボルト落下のインシデント 安全環境委員会:栗林健太郎 投稿日: 2022年10月04日 19:32:12 No.432 【返信】

札幌市ボート協会の亀山様より、以下のインシデントについてご報告いただきました。
ありがとうございました。


日 時;2022/4/9 午前
場 所;茨戸川漕艇研修センター前
事 象;ランディング(10×3m)をワイヤー2本で吊り上げ中、片方のアイボルトが外れた。
もう一方のワイヤーのみとなったが、地面に設置している部分があったため、落下・転倒はしなかった。
トラック架装のクレーン(2.9t吊、借用)を使用。風は極弱く、無関係。

原 因;アイボルトがランディング側のナットに十分ねじ込まれておらず、外れた。

今後の対策;吊り上げ前には、吊り上げのオペレーターが自身の手・目でアイボルトが十分ねじ込まれていることを確認する。(背景;たくさんのボランティアの方が携わって作業をしている。彼らの中の誰かがアイボルトを差し込んでいた。その人たちは、単に差し込んだだけで、スパナを使って十分ねじ込むことはしていなかった。そこに責任はない)。




2×と1×の接触(アクシデントレポート概要) 安全環境委員会 投稿日: 2022年10月04日 19:27:49 No.431 【返信】

 河川水域において2×と1×の接触事故の報告がありましたので、概要を転記いたします。

【事実経過】
場所:河川、センターブイ折り返しから100m付近
日時:2022年7月30日(土) 午前7時30分ごろ
風向・風速:南東4m
関係する艇・船舶:M1×(大学2年生)、W2×(大学1年生、2年生)
人的損害:なし。
物的損害:なし。

【状況】
・M1X艇がW2X艇が逆走していることに気付き、声をかけたが間に合わず、咄嗟に艇の方向を逸らして回避しようとした。
・W2XのバウのSサイドオールが、M1Xの右耳下辺りに当たった(目立った外傷、痛みはなかった)。艇同士の接触は無し。
・接触後、2艇ともすぐに艇を揚げて状況確認を行った。

【対策・計画】
・乗艇中の後方確認の徹底。

【安全環境委員会からのコメント】
 アクシデントレポートのご提出ありがとうございました。
 艇の逆走による接触事故は、ボートでは各水域でしばしば発生しており、特に折り返し後の進行方向の確認には注意が必要です。本件は幸いけがや艇の損傷が無かった様ですが、オールの先が漕手の顔をかすめたとのことですので、紙一重のところであったと思います。
 事故発生区間はほぼ直線のコースではありますが、対岸の茂みが若干蛇行していることもあり、そちらを見ながら距離を取ると知らないうちに逆走してしまうことが予測されます。進行方向については正面方向に見通しを定めて、その方向を都度確認しながら漕ぐことを再度気をつけてみてはいかがでしょうか?また、ハード面で言えば、例えば橋梁に見通し版を設置する等の対策が考えられます。
 本件はW2×の漕手に大学1年生がおられたということもあり、これから進行方向を安定させる技術を身につけていく時期かと思われます。ご指導の程よろしくお願いいたします。


インシデント 橋脚接触 小沢哲史 投稿日: 2022年09月26日 09:07:25 No.430 【返信】

2022-9-25 10:20頃 放水路(直線河川) 発生場所は発艇場から上流約3kmの橋脚,感潮域 9:19満潮・大潮・往路逆流)水温約21.6℃(発艇場),北東2.5m/s(往路逆風,インシデント発生時はほぼ無風)快晴.
クルー: 混成4X+(バウから支援OB,顧問,高校女子2名,女子舵手(いずれも1年,舵手経験短い)メニュー;緩漕主体で距離漕.陸から伴走・トランシーバ交信.
逆流・逆風の中,あまり進まず,3km遡上したところで,上流のウェイクボード活動域にさしかかり,時間の余裕はあったが念のため,当該橋での折り返しを指示した.ウェイクボードの活動域との干渉を避けるため,「右側で旋回」を指示したのち,伴走都合で目を離した.
舵手は,「右旋回」と理解し右旋回後,中央に向かった.どの橋脚を回るか意思の疎通不十分,橋脚位置把握不十分なままバウは左岸側を回ろうと漕ぎ,コックスは中央を下ろうとし,制御不十分なまま橋脚にバウ右舷リガーとオールが接触した(擦過傷,亀裂なし).

橋脚リスクは日頃の安全指導で十分に認識され,また大人2名も乗艇し,流れのリスクの中,ヒヤリはあっても接触まではないだろうと楽観していたが,全体でまだ経験は浅く,コックスの経験も浅いので,接触まで発生した状況.

改良点
※意図しなかった想定外の右旋回
・支持者:指示の内容を丁寧に,また理由を説明(正しく理解できるように)
・受け手:内容が理解できない指示に対して,うのみにせず納得のいく行動をとる(少なくとも時間に余裕がある場合)

※衝突主因 コックス意図とバウ任意漕ぎのギャップ含む
・橋脚から目を離さない.おそらく,流される状況把握が不十分.
・未熟でもコックス指示が基本.
・ベクトルの成分,「流れ」と「自漕」のうち,前者の過少推定が読み違いの主因になることは多い.流れにさからわないステアリング・センスを磨く




インシデントレポート掲示板が新しくなりました 安全環境委員会:堀晃浩 投稿日: 2022年09月13日 21:21:30 No.429 【返信】

皆様
ご安全に。

これまで運用してまいりました掲示板が、サイトの都合により終了となりました。新たなサイトで引き続きインシデントレポート掲示板を運用してまいります。
旧掲示板の記事も移行しております。この掲示板にはワード検索機能もありますので、活用していただければと思います。

旧掲示板では安全環境委員会関係者以外に、31名の方から投稿をいただきました。
引き続きよろしくお願いしたいと思います。

群馬県のSA様、林 邦之様、おっさんローヤー様、若手OB様、Heart_hatanaka様、
高校教員様、anonymous様、ボート経験者様、広島大学漕艇部様、和歌山SA様、匿名(某SA)様、京都府ボート協会SA 今村様、匿名希望様、某SA様、T大OB様、匿名様、広島県SA様、神奈川県ボート協会様、競技運営委員(朝日レガッタ)様、大阪府SA様、H大学端艇部・OB会 安全責任者 辰巳様、茨城大学漕艇部 主務 萩山様、近畿大学体育会ボート部様、社会人スカラー様、学生様、大学ボートサークル指導者様、氏家 祐二様、オアズマン1様、鷹野 大郎様、NTT東日本漕艇部 今井様、与一くん様

ご投稿、問題提起などありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。


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