ゴム動力模型飛行機掲示板


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「へらぶなプロペラ」は「ララビープロペラ」 滝 敏美 投稿日: 2024年01月24日 12:32:07 No.394 【Home】 【返信】

石井英夫氏が「ランチャーズ会報」2005年6号で紹介されたライトプレーン用「へらぶなプロペラ」を解析した結果,ララビープロペラと同じものであることがわかりました.
解析したのは,「Type 1,ゴム5g級ライトプレーン用,直径260mm」です.
翼弦長分布,ピッチ比分布,性能曲線をララビープロペラと比較した図を示します.
性能曲線がほとんど一致していることがわかります.
ララビープロペラは与える設計条件によって翼弦長分布,ピッチ比分布が変化しますが,たまたまわたしが設計して使っているララビープロペラと「Type 1 へらぶなプロペラ」はほとんど同じものになっています.

ララビープロペラは半径方向の揚力分布を最適化したプロペラです.
石井氏が「へらぶなプロペラ」を独自に考案されたことに驚きます.


松本@GPF 投稿日: 2024年02月02日 15:31:46 No.395
添付写真は横浜市瀬谷で飛ばじていた石井さんの弟子:仁木さんのライトプレーンのプロペラ、石井さんのプロペラもこんな感じだっと思います。



小型機用プロペラハンガー 滝 敏美 投稿日: 2024年01月16日 15:51:21 No.390 【Home】 【返信】

小型機用のプロペラハンガーを作ってみました.
YouTubeの「maxfliart」の動画「Mr. Smoothie Profile - Nocal Model」を参考にして,少し改良しました.
100円ショップで売っている「コスメティック・シリマー」のノズルをベアリングとして使うというのは,知り合いのHさんから教えてもらいました.シャフトは直径 1.0mmまでいけます.
ゼムクリップ(直径0.8mm)の硬さが足りないので,変形しやすいですが,小型機には使えそうです.
機体は食品トレイで作った翼幅365mm,重量(ゴム含む)15.6gfのプロフィル機です.(まだ飛ばしていません.)


松本 投稿日: 2024年01月20日 14:41:23 No.391
材料についてのコメント:
コスメティック・シリマーは知らなかったので100円ショップで買って実際に触ってみました。ピアノ線並みの固さでパイプの切断にペンチは使えないので切断が大変そうです。
簡単に手に入る内径1mmの真鍮パイプ(例えばhttps://www.yodobashi.com/product/100000001005580880/)がベターだと思います。こちらならカッターナイフの回し切りで簡単に切断できます。
セムクリップは固さがピアノ線と普通の針金の中間で用途によっては良い素材だと思います。サイズも何種類かあるのでもう少し大きなゼムクリップなら滝さんの用途にぴったりかもしれません。

ところでNoCalはノーカロリーの意味です。プロフィールモデルは制作にカロリーを使わないのか、飛行にカロリーを使わないのか、どちらかの意味でNoCal Modelと言う様です。
滝 敏美 投稿日: 2024年01月20日 16:25:48 No.393 【Home】
松本さん
コメントをありがとうございます.
確かにシリマーのノズルは硬くて切断がちょっと大変です.三角のやすりで溝をつけて切っています.
真鍮パイプがアマゾンで購入できるとは知りませんでした.情報をありがとうございます.

なお,No-calはカロリーをとらないので「skinny」(痩せている)の意味だそうです.


コトブキ模型のHP 坂下 哲也 投稿日: 2024年01月14日 18:55:54 No.387 【返信】

30年ぶりくらいで書き込ませていただきます,東京在住の坂下と申します.

ここしばらくアクセスが不安定だったコトブキ模型の通販サイトが,SSL対応完了してhttpsでない従来のhttpで始まるURLからでも表示されるようになったという連絡を管理者さんからいただきましたので共有させて下さい.https://kotobuki-model.sakura.ne.jp/
Kotobuki模型利用者 投稿日: 2024年01月14日 21:40:28 No.388
坂下さん、情報ありがとうございます。
先日までiPadからのアクセスは問題なし、PCからのアクセスはエラーでしたが
早速PCからKotobuki模型で検索して見たらちゃんとアクセス出来ました。


あきもと_y 投稿日: 2024年01月14日 21:42:31 No.389 【Home】
ご無沙汰してます、コトブキのサイト管理人の秋元です。
既にご承知と思いますがコトブキ模型のサイトにアクセスできなくなりつつあったのはSSL認証判別の厳密化(httpsに強制的に書き換えられてしまう)が原因でした。

諸事多忙にかまけて後回しになっていたのですがようやくこのほどSSL対応ができました。

今まで「ブックマーク」や「お気に入り」にコトブキがあった方は、そのまま使ってみて下さい。
 そうでない方は、普通に「コトブキ模型」でネット検索(google,yahoo等)してクリックしてみて下さい。
 以上でまだ不具合(アクセスできない)がある場合はすみませんが状況を教えて下さい。

(今まで http://kotobuki-model.sakura.ne.jp/だったものが、
自動で https://kotobuki-model.sakura.ne.jp/
にリダイレクトされるはずです)


よろしくお願いします。

つくば模型飛行機同好会
●●□ 秋元靖史 □●●
松本@GPF 投稿日: 2024年01月20日 14:46:31 No.392
坂下さん、秋元さん 情報ありがとうございます。
秋元さんのKotobukiサポートには頭が下がります。


ユニオンモデル プロペラの計測結果と性能計算結果 滝 敏美 投稿日: 2024年01月12日 08:28:40 No.386 【Home】 【返信】

ユニオンモデル製プロペラ(直径150mm)の寸法等を計測し,性能計算をしてみました.
重量2.99gf,ピッチ比は約1.1で,中心近くはピッチ比が小さくなっています.
自作のララビープロペラと性能を比較してみました.グラフ中のηpは効率です.計算上はララビープロペラのほうが性能がよいことがわかります.
翼弦長比の最大値は,ユニオンモデルのほうは34%,ララビーのほうは25%です.
実際の飛行で効率の差がでるかわかるでしょうか.




スチレン機の諸元 松本@GPF 投稿日: 2024年01月01日 16:14:21 No.382 【Home】 【返信】

「滝さんの「ゴム動力模型飛行機調整法」」:https://rara.jp/rubbermodel/page372
のスレッドで紹介した私のスチレン機の諸元は:
主翼翼幅: 27cm 機長30cm
主翼平板部20cmx6cm、上反角部3cmx6cm 上反角部60度
尾翼平板部10cmx4.5cm、上反角部4cmx4.5cm 上反角部60度
プロペラ: ツバメの15cmプロペラ、平面形修正
動力ゴム: Tan SS 1.6mm2ループで2グラム
重量分布は以下の通りです。
ゴム2グラムを含む全重量: 8.88g

プロペラユニット(3枚目の写真) 3.15g
ダイソー2mmスチレン主翼+尾翼 面積26*6+18*4.5=237cm^2なので2.37g(ダイソー2mmは10cmx10cmで1gなので)
したがってプロペラユニット、翼、ゴム以外が
8.88-3.15-2.37-2=1.36g
になります。
その内の主要部分がバルサ製の胴体です。
胴体は4mmx5mmx28cmで正確な重量は不明ですが90cmで2.5g程度の角材から切り出しているので多分0.8g程度。
残りの0.6gほどが胴体補強のカーボンシート、後部ゴム掛け、S環、接着剤などでしょう。


松本@GPF 投稿日: 2024年01月01日 16:22:04 No.383 【Home】
後部ゴム掛けは縦棒1本。
動力飛行が終わると動力ゴムが垂れ下がって急降下する仕掛けです。
S環の輪を大きくしてゴムが外れやすい様にしています。
滑空させる時は写真の様に風船ゴム製の輪ゴムをかけてゴムが外れるのを防ぎます。


松本@GPF 投稿日: 2024年01月01日 17:24:37 No.384 【Home】
同じスレッドの滝さんの機体の重さにはやはり食品トレイの翼の重さが大いに影響している様です。
滝さんご使用の食品トレイC-65を実測してみました。
重さは19g、展開サイズは29cmx21cmなので 10cmx10cmの重さは3.1g/dm^2になります。
ダイソー2mmの約3倍です。
私の身近にはダイソー2mmでスパン50cmに近い電動機やライトプレーンを作っている人が何人もいます。一考に値すると思います。


滝 敏美 投稿日: 2024年01月03日 15:25:57 No.385 【Home】
あけましておめでとうございます.
この掲示板のおかげでやっとゴム動力飛行機が飛ぶようになりました.
最近では,デサマライザーが必要かなというところまできました.

ここで松本さんが提示されたような具体的な重量データがあると,非常に参考になります.
Outerzoneなどの図面と製作記事ではほとんど重量データが載っていません.バルサ材や紙の種類によって機体の重量が変化するためだとは思いますが,参考データくらいは載せてもらいたいと思っています.

プロペラを改造されているとのことですが,改造された結果,ピッチ比分布とコード長分布はどうなったのでしょうか.興味があります.


新年おめでとうございます 松本@GPF 投稿日: 2024年01月01日 11:28:48 No.381 【Home】 【返信】

写真は本日10時過ぎ武蔵野市から撮影した富士山。画面左に続くのは丹沢の山塊です。

本年も皆様の盛んな投稿を期待しています。




松本@GPF 投稿日: 2023年12月27日 11:49:33 No.380 【Home】 【返信】

今日に朝日8時過ぎ、変わった雲です。



滝さんの「ゴム動力模型飛行機の調整法」 松本@GPF 投稿日: 2023年12月12日 21:27:58 No.372 【Home】 【返信】

12月2日に開催された第28回スカイスポーツシンポジウムでこの掲示板の常連、滝敏美さんが理論解析に基づくゴム動力機の新しい飛行調整法を提案しています。
大変興味深い提案です。滝さん是非紹介をお願いします。
皆さんも自分の調整法と比較してみてはいかがでしょうか。
滝 敏美 投稿日: 2023年12月13日 09:54:08 No.373 【Home】
松本様
スカイスポーツシンポジウムの研究発表の紹介をありがとうございます.
わたしの発表のスライドを添付します.講演原稿よりもわかりやすいのではないかと思います.
講演原稿が必要な方がおられましたら,わたしにメールをください.お送りします.
必要なら飛行機シンポジウムの講演原稿もお送りします.

ゴム動力機の解析ができるようになりましたが,この解析の妥当性はまだ検証できていません.これまでの飛行実験での感触では,定性的には妥当ではないかと思っています.


提案する調整法の新しい点は,以下のとおりです.
(1)ダウンスラストの角度の定義は,プロペラ中心と機体重心を結んだ線を基準とする.
   ダウンスラストは高翼機の場合,0度程度,
           低翼機の場合,2度程度で固定する.
(2)動力飛行調整は,垂直尾翼にガーニーフラップをつける(ラダー舵角を変える)ことによって行う.
   理由は,サイドスラストの調整は効きすぎるので難しいから.
(3)調整の模式図を示したこと.
(4)欠点は,滑空旋回の調整ができないこと.
   サイドスラスト角を変えて,動力調整をやりなおすことになる.

ラダー舵角を調整すれば,ほとんど直線上昇になる飛行パターンにすることもできます.


ダウンロード発表スライド ( .pdf / 1.6MB )
滝 敏美 投稿日: 2023年12月18日 10:15:28 No.374 【Home】
わたしの調整方法が妥当かどうかは,よく飛ぶように調整したゴム動力機のダウンスラスト角がゼロ度(ダウンスラストの角度の定義は,プロペラ中心と機体重心を結んだ線を基準とする)に近いかどうかで判定できます.
みなさんの機体でどうなっているか教えていただけるとありがたいです.
どういう機体でゼロ度にならないのか知りたいです.
プロペラの中心を持って機体を吊り下げたとき,プロペラシャフトが鉛直になっていればダウンスラスト角がゼロです.


松本@GPF 投稿日: 2023年12月18日 11:46:59 No.375 【Home】
私の機体の場合を紹介します。
プロペラの先端を糸で吊るしてみました。動力飛行時を再現するため動力ゴムは巻いた状態で固定しています(つまようじ使用)。
糸とプリぺらシャフトがほとんど平行なので滝さん定義のダウンスラスト角は0度になります。
重心位置も図中に記しています。


滝 敏美 投稿日: 2023年12月21日 15:25:19 No.376 【Home】
ダウンスラストの説明が「FF Wings」のNo.11,1988年に載っていました.松田恒久氏の解説記事です.関係のある部分だけを示します.
重心とプロペラ中心を結ぶ線を基準とするのが物理的意味があるという点ではわたしの考えと同じです.しかし,適切なダウンスラスト角の値については説明がありません.機体によって異なり一概には言えないということでしょうか.
プロペラを持って吊り下げて角度をチェックするというのはわたしと同じです.


滝 敏美 投稿日: 2023年12月23日 15:49:25 No.377 【Home】
松本さんの写真を見てわかることは,脚があるために重心がずいぶん下に来ていることです.そのために,「プラスチックコメタル」の作り付けの小さいダウンスラストでもOKになるのではないかと思います.要するに,「プラスチックコメタル」は脚付きのライトプレーンを想定しているということです.脚を取り去ると,胴体の先端を削ってダウンスラストを多くする必要があるとはずですが,そのような経験がある方はおられますか.
松本@GPF 投稿日: 2023年12月24日 13:55:09 No.378 【Home】
紛らわしい例を出してしまった様です。
写真の機体は全備重量9.0g(内ゴム2.0g)、
脚の重さは0.2g弱(0.4mmピアノ線19cm+直径1.5cm・1mm厚のスチレンペーパー車輪2枚)、
脚の長さは9cmなので、脚の重心・機体重心間の距離は約4.5cmです。
脚による重心の低下は大略4.5cm*0.2g/9.0g=0.1cm
なので脚の重心位置上下への影響は無視出来ます。

わざわざ脚をつけているのはローカルルールで機体のサイズは縦横共に30cm以下で脚付も機種があるからです。
滝 敏美 投稿日: 2023年12月25日 14:44:44 No.379 【Home】
脚はもっと重いと想像していました.わたしの早とちりでした.
わたしの機体(例:203ライトプレーン)は主翼(食品トレイ約3.5mm厚)が重いのか,重心がかなり上のほうにあります.そのため,添付写真に示すように,スラスト軸は胴体基準軸に対してはかなり大きなダウンになっています.これで,わたしのダウンスラスト角の定義でほぼゼロ度です.
松本さんの機体はゴム無しで7gfととても軽いことに驚きです.




針金製のプロペラハンガーの起源について 滝 敏美 投稿日: 2023年12月07日 07:59:12 No.364 【Home】 【返信】

ライトプレーンに使う自作のプロペラハンガー(日本では「コメタル」と呼ばれることが多い)には硬い針金製のものがあります.
例えば,小池先生の「フリーフライト F1B 滞空時間を延ばす技術と科学」の第12章の入門用ライトプレーンに使われています.小池先生の本によると,この型式のプロペラハンガーは清水和夫氏が最初に製作したということです.

ところで,この掲示板のNo.323で紹介したカナード形態のゴム動力機 Professor Backwards (oz12771)の記事(Model Builder, August 1981, p.63)の中に同じ形態のプロペラハンガーが載っているのを見つけました.
この記事によると,このプロペラハンガーは米国のDave Stottさん(1929-2010)の考案であるとのことです.少なくともこの記事(1981年)以前に考案されていたことがわかります.

清水さんとStottさんが独立に考案されたのか,どちらかが先に考案されて,他方がそれを採用したのでしょうか.興味のあるところです.

なお,Dave Stottさんは Flying Aces Club の創立者のひとりで,多くのスケール機の設計をしたということです.


広島吉田 投稿日: 2023年12月09日 10:38:51 No.365
文中のFlying Aces Clubはスケールを中心とした活動が活発で何時も動画を楽しんでいます。
又、同サイトの中からスケールの図面を閲覧していると面白い機体があった為、ひとつ作ってみようと図面をコピーして製作の工程を思案していました。
ところがYouTubeで同系列である機体の製作&調整飛行を紹介した動画が配信されて一気に製作意欲が無くなり今日に至っています。
私が作ろうとしたのは、ボーイング306B、YouTubeに公開された機体はボーイング306C。
完全に出鼻をくじかれました。


松本@GPF 投稿日: 2023年12月09日 15:27:03 No.366 【Home】
滝さん例示のハンガーは市販品には無い様です。仲間では硬い針金線ではなく自動車のワイパーを使っている人がいました。
皆さんのご参考に私が持っているプラスチック製以外のプロペラハンガーの写真を添付します。私はコの字型の金属(メタル)からコメタルなる用語ができたと思っていましたが、それには異論がでました(2011年頃)。改めて調べてみると機械工業の分野では金属製の軸受けを単にメタルと呼ぶこともある様です→コの字型の軸受け=コメタル:https://www.daidometal.com/jp/resources/bearings/

写真の6点の内現在Kotobuki模型で販売市販されているのは一番右の室内用コメタル(Kotobuki模型扱い)のみです:http://kotobuki-model.sakura.ne.jp/part/part3.html#indoor
(2023年12月9日現在PCからはこのサイトにアクセス出来ず、iPadからは可能)


松本@GPF 投稿日: 2023年12月09日 15:37:00 No.367 【Home】
Zaic Year Book 1959-61の208ページ以降に室内機図面が出ていてプロペラハンガーが図示されているのも何枚かあったのでそれを紹介します。ほとのどがコメタルタイプです。図中Duralはジュラルミンです。

広島吉田 投稿日: 2023年12月11日 17:09:30 No.370
既存の朴材ハンガーを外して、作ってみました。

松本@GPF 投稿日: 2023年12月11日 18:37:44 No.371 【Home】
吉田さんの針金ハンガー、スラスト調整が楽そうですね。

ついでに手持ちのプラスチックハンガーの一覧を添付します。
Kotobuki模型やスタジオミドに入手可能なものが結構あります。ただスタジオミド製は信じがたいほど高価です。




交通事故 松本@GPF 投稿日: 2023年12月11日 15:17:53 No.369 【Home】 【返信】

デサマ不調で200mほど風下のバス通りに着地、写真の残骸のみ発見、ゴムなどは行方不明です。
写真左は色違いの同型機です。

一方公園の紅葉は最終段階、金さん銀さんの薄墨桜のすぐ東側の桜の紅葉が見事です。
この桜は例年最後に開花、最後に紅葉しています。




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