ゴム動力模型飛行機掲示板


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43年前のグリーンパークの空中写真 松本@GPF 投稿日: 2023年07月17日 21:01:38 No.298 【Home】 【返信】

写真の日付によると1980年5月24日二宮康明さんの愛機Group Infinity号に乗せていただき調布飛行場を発進、グリーンパーク上空を飛んだ時の空撮写真です。グリーンパークが一般開放されて丸2年頃の写真で、真四角の緑地の周りに樹木がほとんどないのが印象的、絶好の模型飛行場でした。
2011年のGoogleのストリートビューも載せておきます。2023年現在はもっと木が伸びています。
両方の写真で一番高いのはヒマラヤ杉です。

Group Infinity号は数人で共同所有、一人当たりの負担は自家用自動車程度だったと聞きました。


松本@GPF 投稿日: 2023年07月17日 21:33:57 No.299 【Home】
注記付きの地図を添付します。
その中で公団住宅は金田も投げたと言う武蔵野野球場跡地、国鉄団地は三鷹駅から野球場への連絡線の駅:武蔵野野球場前の跡地です。
地図で注記した場所すべてと市役所の周りにある二つの運動場、すべて中島飛行機の跡地です。

飛行機に乗っている二宮さんの写真は不鮮明なのでもう一枚写真を添付しました。前ページと同じころの写真です。
服装から判断して隣接の勤務先から昼休みに紙飛行機を飛ばしに来ています。中央が二宮さん、1926年4月生まれなので当時54歳、その右は私の先輩の五嶋一彦さんです。




質問:パイロン付き主翼をライトプレーンで使う理由は? 滝 敏美 投稿日: 2023年08月05日 21:38:48 No.306 【Home】 【返信】

ライトプレーンでパイロン付き主翼を使っているものがありますが,その理由がわかりません.
重量的には不利なので,何か利点があると思うのですが,教えてもらえないでしょうか.
主翼を上にあげるとよい理由は,主翼がプロペラ後流の影響を受けないということぐらいだと思いますが,プロペラの後流の影響が必ずしも悪いとは言えないような気がします.
松本@GPF 投稿日: 2023年08月08日 08:37:58 No.307 【Home】
パイロン付きの主翼、F1Bなどでも過去には沢山ありました。胴体との干渉を減らすためなどと言われていたようですが。最近のF1Bでは主翼と胴体はごく近接しています。添付写真はebayから拾ったものです。
ライトプレーンでパイロンを高くしている人に理由を聞いたこよは何度もありますが、船と同じで重心が低ければ安定すると信じ込んでいる人がほとんどでした。
ハンドランチグライダーでパイロンを高くすれば横安定が増加すると言う人もいましたが
復元角加速度=復元モーメント/慣性モーメント
の関係から「復元モーメントの増加より慣性モーメントの増加が大きくて安定性はむしろ低下するのではないか?」
と反論したこともあります。


滝 敏美 投稿日: 2023年08月08日 22:33:48 No.308 【Home】
松本様
返答ありがとうございます.今では理由がわからないということですね.
わたしは明確な理由があると思っていました.
理由や経緯もわからないで使っているのはおかしいと思います.
少なくとも重量的には損ですね.

ライトプレーンの原型である木村秀政先生のA1型はパイロン付きではありませんね.
Charles H. Grant の Cloud Tramp は胴体の棒の下側に主翼がついています.

もともとはパイロン付きではなかったのが,だれかがパイロン付きにしたのでしょうが,どういう理由があったのか興味があります.
R.O.G.機はたいていパイロン型式ですので,R.O.G.機がパイロン付きの原型かもしれません.滑走発進だと推力がピッチアップの助けとなって発進しやすいのかも.
Zaicの年鑑で調べてみるのもおもしろいと思います.


ゴム動力機の調整方法について 滝 敏美 投稿日: 2023年07月20日 11:33:15 No.300 【Home】 【返信】

ゴム動力機の調整方法について,調べています.インターネット等で調べた結果を表に示します.

低翼機は「左旋回上昇-右旋回滑空」
高翼機は「右旋回上昇-左旋回滑空」

というのが一般的です.

また,①滑空調整を行った後,②動力飛行調整をスラストラインの角度調整で行う,動力飛行調整にラダーは使わない,というのが一般的です.

高翼機で「右旋回上昇-右旋回滑空」という調整法もあるということです.


滝 敏美 投稿日: 2023年07月20日 12:01:52 No.301 【Home】
続いて,3次元運動解析で調整法の検討を行ってみました.
対象とする機体は小池先生の著書「フリーフライト F1B」に載っている入門用ライトプレーンにしました.この本では「右旋回上昇-左旋回滑空」の調整法が説明されています.

「右旋回上昇-左旋回滑空」に調整した機体の運動を解析した結果を添付します.
わたしが製作した機体は重量約15g(FAI TAN SSゴム,3.2mm幅×2条を含め)でしたので,機体重量15gで計算しています.3.2mm幅×2条×320mmのゴムの巻き数は740回としてあります.
直径10mの旋回滑空をするようにラダーを固定し,機体軸に対してダウンスラスト 6.0度,右サイドスラスト 1.0度でうまく飛ぶようになりました.飛行時間は約80秒です.
サイドスラスト角に対して運動が非常に敏感で,0.5度変えるだけで,うまく飛ばなくなります.
この解析結果がどの程度正しいか実際に飛ばして検証する予定です.


松本@GPF 投稿日: 2023年07月20日 14:46:06 No.302 【Home】
滑空旋回の設定はラダーではなくスタブチルト (stab. tilt) で行うのが一般的です。
その場合のテストや解析も実行されてはいかがですか?
滝 敏美 投稿日: 2023年07月20日 16:20:29 No.303 【Home】
松本様

コメントをありがとうございます.
スタブ・ティルトについては,ラダーの使用と合わせて今後検討していきます.

小池先生の本によると,サイドスラストが5度くらい必要になっていますが(p.182),わたしの解析では,わずか1度です.解析の精度は良くないようです.まずは解析が定性的に妥当なのかを検証していきたいと思います.
滝 敏美 投稿日: 2023年07月24日 13:49:56 No.304 【Home】
3次元運動解析で入門用ライトプレーンのいろいろな調整法をトライしていますが,これまでにわかった調整方法を以下に示します.調整法によってダウンスラストの大きさが異なります.

(1)右旋回上昇-左旋回滑空(ダウンスラスト小)
(2)直線上昇(滑空の向きはどちらも可能)(ダウンスラスト大)
(3)左旋回上昇-左旋回滑空(ダウンスラスト小)
(4)左旋回上昇-右旋回滑空(ダウンスラスト中)

「右旋回上昇-右旋回滑空」はどうやってもうまく飛びません.
詳細については,11月に開催される飛行機シンポジウムで発表する予定です.


滝 敏美 投稿日: 2023年07月25日 15:46:43 No.305 【Home】
スタブ・ティルトを使うと「右旋回上昇-右旋回滑空」ができることがわかりました.
セッティングを図に示します.

どの調整法でも,ダウンスラスト角は,プロペラ中心と機体重心を結んだ線に近いので,ダウンスラスト角は,この線を基準に考えるのがよいと思います.




中型羽ばたき機の飛行 松本@GPF 投稿日: 2023年07月10日 17:26:40 No.295 【Home】 【返信】

池田工業のパタパタ飛行機 https://rara.jp/rubbermodel/page255 と野中繁吉:ライトプレーンを飛ばそう(昭和52年、日本放送出版協会)やゴム動力模型飛行機(STUDIO TAC CREATIVE発行、著者名記載なし)の高谷洋平さんの機体の中間のサイズなので中型としました。


主翼スパン40cm 最大コード10.5cm、全備重量4.91g(内ゴム1.12g)、ゴムはTan SS 1.6mm 3ループです。


こちらはゴム1.42gで同じくTan SS 1.6mm 3ループです。


飛行機大好き 投稿日: 2023年07月10日 20:03:11 No.296
野中さんの名前が"中野繁吉"となってます。
正しくは【野中繁吉】ですご確認ください。
松本@GPF 投稿日: 2023年07月11日 14:29:47 No.297 【Home】
飛行機大好きさん、ご指摘ありがとうございます。
訂正しました。


ゴム動力機の垂直尾翼の大きさの影響 滝 敏美 投稿日: 2023年06月14日 13:03:01 No.289 【Home】 【返信】

ゴム動力機の垂直尾翼の大きさを変えたら飛び方がどう変わるかを,飛行試験と解析で検討してみました.

対象とした機体の写真を示します.翼幅340mm,主翼面積24520mm^2,全備重量 14gf の機体です.#18輪ゴム15本,直径150mmのプロペラが動力です.
垂直尾翼容積 Vv = 0.075(大)と0.064(小)の2種類で比較しました.

飛行試験では,垂直尾翼(大)で飛ばしてから,垂直尾翼を切りとっていきました.
「ダウンスラスト(プロペラ中心と機体重心を結ぶ線を基準)はわずかにダウン,サイドスラスト無しで固定し,垂直尾翼後縁にガーニーフラップをつけて調整する」というわたしの方法を使って調整しました.

飛行試験結果:
垂直尾翼(大)で調整した場合,らせんを描くように上昇するようになりました.(ガーニーフラップを右側につけ,右旋回滑空するようにして調整)
垂直尾翼(小)で調整した場合,あまり旋回しないで上昇するようになりました.(直進滑空)

解析の結果をグラフで示します.
解析でも,垂直尾翼(大)ではらせん上昇,垂直尾翼(小)ではわずかな旋回上昇となっており,実験と整合しています.

Youtubeでは,ライトプレーンがらせん上昇をしているのをよく見かけます.これは垂直尾翼が大きいからでしょう.
湘南模型飛行機研究所のA-40Suを作って飛ばしましたが,これはらせん上昇をしませんでした.Vv = 0.063 と垂直尾翼が小さいからだと思います.

上反角とのからみもありますので,一概には言えないと思いますが,傾向としてはこのように言えるのではないでしょうか.


滝 敏美 投稿日: 2023年06月15日 14:55:33 No.290 【Home】
垂直尾翼大のケースで,条件を少し変えて,らせん上昇がわかりやすい例を計算しました.
軌跡と機体の姿勢も描くようにしました.
到達高度は実際よりも高く計算されていると思いますが,上昇のようすは実際の飛行と近いような気がします.


松本@GPF 投稿日: 2023年06月24日 16:05:16 No.291 【Home】
垂直尾翼が過大なら螺旋不安定、過小ならダッチロールになる訳ですが今回はその中間の安全領域の話です。
https://rara.jp/rubbermodel/page184
のスレッドで紹介した通りライトプレーンの適正垂直尾翼容積比は0.033程度ですから比較対象の垂直尾翼容積比が0.075と0.064はどちらも過大と思われます。
もう一つの質問は滝さんの機体でプロペラシャフトとモーター軸(動力ゴムの先端から後端までの直線)は何度で交差していますか?この角度が大きいとトルク伝達ロスが発生する可能性があります。
滝 敏美 投稿日: 2023年06月26日 14:13:17 No.292 【Home】
松本様

コメントありがとうございます.
垂直尾翼容積が過大のようにみえますが,らせん不安定になっていないことは渦格子法の解析で確認してあります.上反角が大きいため垂直尾翼容積もそれに合わせて大きくなっていると考えています.

プロペラシャフトとゴムの角度は添付の写真に示すように約10度です.トルクの角度だけによるロスは約2%ですが,まさつが発生するので,もう少しロスは大きいと思います.

参考のために,機体重心とプロペラ中心を結んだ線を基準にしたダウンスラストも写真に示します.約4度です.
この設定で,主翼左舷の後縁下側にガーニーフラップをつけて(左エルロン下げとし),垂直尾翼後縁右側にガーニーフラップをつけて(右ラダーをとって)飛ばしました.ゴムはTAN SS 3.2mm幅4条の260回巻きです.この設定で,ほぼ真っ直ぐ上昇し,右旋回で滑空しました.
左エルロン下げとするのは,ゴムのトルク(左ロール)の一部を打ち消すためです.
この設定は解析で見つけました.
おもしろいことに,発進角度を上にする(角度70度)とうまく上昇するのですが,角度が浅いと上昇せず,右旋回し,最後は地面に激突します.これも解析どおりです.


滝 敏美 投稿日: 2023年07月03日 12:10:25 No.293 【Home】
真っ直ぐ上昇する場合の動画を撮影しました.ゴムは#210輪ゴム×7本で,4条を使用しました.
TAN Super Sports を使用すると,高度は2倍くらいになります.


ダウンロードR#2 ( .mp4 / 4.6MB )
松本@GPF 投稿日: 2023年07月09日 22:21:35 No.294 【Home】
「角度が浅いと上昇せず、右旋回し、最後は地面に激突します。」←これは明らかにスパイラルダイブ、通常は螺旋不安定の機体で起こる動きです。
スパイラルダイブの動作は
(外乱などで)左翼上げ→右前方に横滑り(上反角効果による右翼上げが不足で横滑り継続)→垂直尾翼に揚力発生し右回頭→左翼の速度増、揚力増で左翼上げ→更に右前方に横滑り
の繰り返しによる発散ループです。
滝さんの機体では計算上は螺旋不安定ではなくても垂直尾翼のガーニーフラップで「垂直尾翼に揚力発生し右回頭」が促進され、さらに左主翼のガーニーフラップで「左翼上げ」が促進され、これらが主翼の上反角効果を凌駕してスパイラルダイブに入っていると推定されます。
垂直尾翼のガーニーフラップと左主翼のガーニーフラップによる飛行調整は異例です。サイドスラストやダウンスラストによる飛行調整が普通です。その場合はスパイラルダイブの促進要因は存在しないので低い角度で発進しても正常な上昇姿勢に入るはずです。「ライトプレーンがらせん上昇をしているのをよく見かる」のはサイドスラスト調整の結果でしょう。
いずれにしても過大な垂直尾翼サイズは安定度を損なわない範囲でも重量増と抵抗増を伴うので無益です。
どこまで垂直尾翼をへらせるかの安全な確認方法を紹介します。写真の様に仮の首翼をつけてみるのです。どのくらいのサイズの首翼ならダッチロールに入るかを見極めます。間歇的な翼のわずかな上下動がダッチロールの始まりです。小さいサイズの首翼の低効率を考慮し、その時に首翼モーメントに相当する垂直尾翼の面積を減じたのち、ダッチロールロール回避のため5%面積増を行ったのが適正垂直尾翼サイズの様です。




ダイソーのグライダー,ハイスタート発進 滝 敏美 投稿日: 2023年05月25日 14:10:02 No.277 【Home】 【返信】

わたしが行くグラウンドの飛行機仲間のMさんがダイソーの組立式グライダー(330円)をハイスタート発進で飛ばし始めました.
わたしもまねをして始めたら,とても良く飛びます.

以下の改造が必要です.
主翼に上反角(12.5度)をつける.
重心を前方に移動(前縁から43mmの位置)
フックを追加

ハイスタート発進の機材の作り方と飛行調整の方法はわたしのホームページをご覧ください.


松本@GPF 投稿日: 2023年05月25日 17:19:29 No.278 【Home】
面白そうですね。小学生が翼端投げで飛ばして非常に良く飛んでいるのを見たことがあります。
ダイソーとは知りませんでした。今度行った時買っておきます。
グリーンパークでは50cmx50cmのサイズ制限がありますがこれはセーフです。
運搬の便利さを考えると上反角は糸を張って付けるのがベターかも。

動画の投稿もお願いします。
滝 敏美 投稿日: 2023年05月26日 09:18:26 No.279 【Home】
「ハイスタート発進」についての情報です.

Zaicのグライダーの本(1944年出版)に書いてあるように,ハイスタート発進はドイツで開発されたグライダーの発進方法です.「カタパルト発進と曳航発進を組み合わせたもの」です.
日本では,1941年に出版された F. シュターマー,A. リピッシ著,碓氷東士訳,
「模型飛行機の作り方」で紹介されました.この本では,ドイツ語の「ホッホ・スタート」をそのまま使っています.
1954年出版の「最新 模型飛行機の事典」にも載っています.
どの本にも書いてあるように,「弱いゴム」を使ってゆっくり上昇させるのが重要です.
(「模型飛行機の作り方」と「最新 模型飛行機の事典」は,国会図書館デジタルコレクションで見つけました.)

普通は,目印と抵抗のためにペナント(布)をつけますが,わたしはスチレンペーパー製の三角柱を使っています.その理由は,ペナントがはためくため,抵抗が大きくなりすぎ,機体が高く上がらないからです.


滝 敏美 投稿日: 2023年06月06日 13:37:01 No.286 【Home】
ダイソーの組立式グライダーのハイスタート発進の動画を撮りました.
曇天だったのと,撮影が下手なため,よい動画ではありません.
#18輪ゴム7.5m+釣り糸22.5mの索を使用しています.
杭のほとんど真上で離脱しました.


ダウンロードdaiso_glider_s ( .mp4 / 5MB )
松本@GPF 投稿日: 2023年06月06日 20:58:35 No.287 【Home】
滝さん
動画ありがとうございます。
急上昇とその後の良好な滑空が確認できます。

ところで相当広い場所ですね。
差し支えなければ場所を教えてください。
滝 敏美 投稿日: 2023年06月06日 21:24:27 No.288 【Home】
木曽川の右岸の笠松町多目的運動場です.
水族館「アクアトトぎふ」の西側にあります.
数面のグラウンドが集まっており,広い場所です.




大村和敏さんの新連載 松本@GPF 投稿日: 2023年06月01日 21:16:06 No.282 【Home】 【返信】

10日以上前ですが久々の大村さんがグリーンパークに来場、新連載:「楽にできる模型飛行機」が始まったとのこと。掲載のラジコン技術の6月号を見せてくれました。
R. J. Hoffman著Model Aeronoutics made painlessの翻訳と注釈です。
私は今日、市の図書館でその記事をコピーしてきました。今月号はA4版10ページです。原文の直訳と大村さんの注釈で構成されています。内容はかなり高度で相当の覚悟をもって読む必要があります。ラジコン技術は公立の図書館に置いてあると思うので興味がある人はのぞいてみてください。
原著では膨大な図面が入っていますが、10枚以上の図面が1ページに詰め込んであって判読が困難です。大村さんはこの図面集に区切り線をいれイロハの図番の入れていて読解が楽になっています。

著者のHoffmanさんは米国人で1956年没、没後70年の2026年まで著作権が残っていそうですが、大村さんに聞いた所では、著作権法改正前の著作権没後50年の時期の一旦この本の著作権がきれているので問題は無いそうです。

この本の原本に興味がある人は、http://www.mediafire.com/file/0mfkc2q9herdc72/D001277_-_MODEL_AERONAUTICS_MADE_PAINLESS.pdf/file
から無料ダウンロードできます。試してみてください。

原文の序文と本文の最初の3ページ(今回の大村さんの翻訳分)をGoogle翻訳を使って翻訳・添付しました。どんな本かは大体分かると思います。
Google翻訳はスキャンしたPDFファイルを受け付けないのでページごとにスクリーンショットをとりページごとにGoogle翻訳しました。


ダウンロード序文Page3-5翻訳 ( .txt / 12.1KB )


今日のグリーンパーク 松本@GPF 投稿日: 2023年06月01日 20:41:54 No.281 【Home】 【返信】

明日からは台風の余波の雨ですが、今日の朝のグリーンパークは久しぶりの好天、弱風で15人ほどの模型愛好家が来場。



ゴム動力機の3次元運動解析法 -- 完成 滝 敏美 投稿日: 2023年05月18日 22:09:29 No.274 【返信】

ゴム動力機の3次元運動解析法が完成しました.
レポートをわたしのホームページで公開しました.
下のアドレスのトップページから,日本語のページに移動して,「ゴム動力模型飛行機関係のレポート」に行けばわかります.
http://takitoshimi.starfree.jp/index.htm

この解析法では,以下を考慮しています.

- ゴムの巻き数-トルク曲線
- プロペラの影響
+ プロペラの推力とトルク
+ プロペラに斜めに気流があたる影響
+ プロペラ軸の位置,偏心,向き(ダウンスラスト,サイドスラスト)
+ 動力飛行後のプロペラ空転による抗力
+ プロペラの回転慣性の影響
+ プロペラのジャイロ効果
- 垂直尾翼の傾き(垂直尾翼後縁に貼るガーニーフラップの効果を模擬)
- エルロン舵角(主翼外舷部の後縁に貼るガーニーフラップの効果を模擬)
- 水平尾翼の左右方向の傾き(いわゆるスタブ・ティルト)

考慮していないのは次の項目です.
- プロペラ後流が主翼,尾翼にあたる影響

どの程度正しいのかわかりませんが,今後,いろいろなケースを計算してみて,実際の飛行と比較しながら検証していきたいと思っています.
ご批判をいただければありがたく思います.
松本@GPF 投稿日: 2023年05月23日 11:41:18 No.275 【Home】
滝さん
貴重な成果のの公開ありがとうございます。
気力が続けばじっくり勉強したいのですが、その前にコメントや質問を幾つか。
・毎回の新規投稿フォームのURL欄に滝さんのホームページアドレスを入れていただくと誰でも滝さんの情報に簡単に到達できます。
・ PCではレポートがちゃんと読めますがiPadで見えるのは最初のページだけ。スマホでも同じ問題があるかも知れません。
・ この手法は紙飛行機にも適用可能ですか?ゴム動力の愛好者の数は極めて少数ですが紙飛行機の方は10万人とも言われています。
・ ツールの公開についての滝さんのお考えは?
滝 敏美 投稿日: 2023年05月23日 22:05:58 No.276 【Home】
松本様
コメントありがとうございます.
- 紙飛行機の解析も可能です.動力(ゴムとプロペラ)を無くすので,簡単になります.
- だれでも使えるツールにするのは無理です.プロペラとゴムのデータを組み込むことは可能ですが,機体の空力データ,慣性データは自分で作成しなければいけません.これらのデータを計算するのは大変です.
Octave(MATLAB互換の解析ソフト)のスクリプトをレポートの付録につけてありますので,機体の空力データと慣性データを作れる人なら自分で解析できます.
滝 敏美 投稿日: 2023年05月31日 16:53:19 No.280 【Home】
3次元解析結果を考察してまとめたレポートをわたしのホームページに追加しました.
ゴム動力機のレポートのページをごらんください.


紙飛行機を飛ばす会について 松本@GPF 投稿日: 2023年04月24日 20:29:08 No.267 【Home】 【返信】

前回は2004年のサントリー地域文化賞、武蔵野中央公園 紙飛行機を飛ばす会連合会に関してでしたが今回は「紙飛行機を飛ばす会」についての紹介です。
最初の添付資料はモデルジャーナル誌の1979年5月号から。説明文を再掲すると
「まだまだ風のつめたい3月21日,武蔵野市のグリー ンパークの空に、かわいい紙飛行機が乱舞し、黄色い子どもの声が飛び交った。
これは、日本電電公社研究開発本部調査役・二宮康明氏が“青空に、思いきり飛行機を飛ばそう”との主旨で始めた集いで、昨年 11月から始め、今日の飛行会で3回を数える。
この日は、二宮氏と昭子夫人を中心に、よちよち歩きの幼児から大人までが参加しての楽しい1日だった。」
第1回の紙飛行機を飛ばす会が1978年11月だったことがわかります。 
飛ばす会と言っても二宮さんがいてみんなと飛ばす、相談に乗る、直してあげる、だけだったと思います。週末はいつもグリーンパークに二宮さんがいて実質毎週末が飛ばす会だった様な気もします。
https://rara.jp/rubbermodel/page257のリンク先にも書きましたが、私は第1回のポスター張りを手伝いました。対象はグリーンパーク隣接の都営と公団の団地、合計40棟ほどありました。どれだけ分担したのか?記憶はありません。
丁度この頃、私の一家は小金井公園に近い花小金井南町から練馬区の関町北に引っ越していました。グリーンパークまでは直線距離で2キロほど、2、3回家族ぐるみで紙飛行機を飛ばず会に参加しています。今でも紙飛行機が話題になった時の家族の口癖は「二宮さんに直してもらうと良く飛ぶようになる」です。


広島吉田 投稿日: 2023年04月25日 11:37:32 No.268
 紙飛行機の記事を楽しく読ませていただいています。
記憶が定かではないのですが、民放の番組だったと思います。
紙飛行機を飛ばす紹介がありました。
パチンコにより一直線に青空へ吸い込まれた後に滑空する姿に惹かれたものです。
場所はグリーンパークだったのかもしれませんね。
この番組を見て影響されたのか、どう言うきっかけで購入したかは定かではないのですが30年以上前に購入した紙飛行機が写真の2冊です。
いくつか作って楽しんでいましたが、平素運動を全く行っていないせいか、強く投げ上げることに体がついていかず胸に激しい痛みが走り、それ以来ご無沙汰となっています。
子供が手にする2機とあわせて数機作りました。1989年のことです。
 話変わって、先月行われた国際級旭大会の後でグリーンパークに立ち寄る計画を立てていました。前日の日曜日の雨で地面も濡れて誰も飛行機はやっていないだろうと考えて断念しましたが、何時か行ってみたいですね。

 


松本@GPF 投稿日: 2023年04月25日 19:48:24 No.269 【Home】
吉田さん、グリーンパークに来る時は是非ご一報くださいーこの掲示板なりメールなりで。
風が強くない限り朝の11時頃までは何人かいます。
広島の吉田さんが来るとなればYouTubeのFteeflight二郎の愛読者の某氏やF1Bの松尾哲郎さんなども出て来ると思います。

(添付ファイルは次回予定のもの、何故か削除できません。)


松本@GPF 投稿日: 2023年04月27日 14:10:24 No.270 【Home】
今回の添付資料はサンケイカラー百科の昭和55年(1980年)5月号、最初のページ添付のモデルジャーナルから1年後のものです。
説明文は
「こいのぼりの泳ぐ大空に飛行機が飛ぶーーー自分で 作った飛行機を持ちより飛ばして楽しむ 「 紙飛行機を飛ばす会」が4月29日、東京・武蔵野市グリンパー 米軍宿舎あと地でありました。 工学博士の二宮康明先生が指導する集まりで、 6月8日 、7月13日 、8月 10日、9月15日 、10月10日にも同じ場所で開かれます。」
飛ばす会が毎月開催のなっています。

今回はカラー写真で周りの風景が良くわかります。
上段中央は広場の東隣接の都営団地、写真の部分は10年ほど前に取り壊されて現在は公園の延長部分になっています。
上段右は同じ都営団地とその北側の横長のビルは電電公社(当時)の研究開発本部と武蔵野電気通信研究所。
鯉のぼりを揚げたのはここを都から借用していた武蔵野市役所でしょう。
上段左と下段左・中は新築の都立武蔵野北高校、第1回の新入生はこの年の1月からこの場所で授業を受けています。

写真には二宮夫妻以外に知人が2人入っています。
上段中央の枡野邦夫さんは当時の同じ勤務先の先輩、中段左の飛行機の箱を広げている人は当講談社勤務だった岩田清光さん。岩田さんはこの頃から二宮さんの向こうを張って紙飛行機の本の発行を準備中だったようですーこの件は別途紹介します。

幾つかの写真を拡大してみるとかすかに見えますか広場は北側以は高いフェンスですが、南東西側は2メートルに満たない低いフェンスで囲まれていました。出入り口は今とほぼ同じ東北角、南中央と南西の大通り沿いの3ヶ所、利用可能時間は午前9時から午後5時まででした。


松本@GPF 投稿日: 2023年05月02日 21:31:02 No.271 【Home】
前ページで紹介した広場の周りの低いフェンスの写真が出てきました。
添付の白黒の写真です。
背中を見せて写っている私が持っている紙飛行機は多分https://rara.jp/rubbermodel/page259
の2ページ目に掲載した図面のもの。
左にライトプレーンをもって立っている同じ人が萱場達郎さんの「やさしい模型飛行機ガイド」(1980年10月誠文堂新光社発行)にも同じ服装で出ています(カラーの添付写真・左)。広場隣接の国鉄団地に住んでいた花田さん、持っているB級ライトプレーンは前に紹介した岡部禮雄さんhttp://www.jmaf.jp/ff/ffdendou/004_okabe/index.htmlの影響を強くうけています。
撮影場所は白黒写真とカラーの左・中は広場の南東隅、白黒は東向き、カラーは南向き(建物は国鉄団地の西端)です。カラー右でHLGを投げているのは著者の萱場さんで場面は多分広場の南西側。
カラー写真の中央は花田ジュニアです。

萱場さんの本の表紙を飾っているのは福島慎君、本の第1章ではスチレンプレーンの制作をしています。小金井公園で私たちの仲間に入り、一緒にグリーンパークに移ってきました。当時5年生か6年生で国分寺からグリーンパークまで一人で来ていました。実はhttps://rara.jp/rubbermodel/page259
に添付した菅野君の記事内の「兄にはそのころ同じ歳のライバルがいて・・・」のライバルが福島慎君です。
ついでに言えば萱場さんの本の福島君の役割、最初は私の長女を頼まれました。しかし模型の制作は全くだめだったので断りました。


松本@GPF 投稿日: 2023年05月09日 22:41:28 No.272 【Home】
添付PDFファイルは二宮康明さんが主導したグリーンパークを原っぱ公園にする運動の一環の記事ですが、以下その中の「紙飛行機を飛ばす会」の活動についての二宮さん自身の記述です:
「・・・私たちはこの広場で昭和53年から毎月 1回紙飛行機を飛ばす会を開いているが, 参加者 の中には家族連れも多く, 武蔵野, 三鷹を中心に 田無,保谷,小金井などの近隣地域および東京23 区ばかりでなく、 少数ではあるが遠く神奈川,埼 玉,千葉などから訪れる人もあって,一日中楽し んで、これら他県の人々は,この広場の広々とし た状況をうらやましがって帰るという風である。・・・
紙飛行機を飛ばす会には, 幼稚園児から70歳を越す年 輩の方々まで多数参加されるが、年輩のかたが小 学生に作り方,飛ばし方を教えて,その深い知識 とすぐれた技術で幼ない人々から尊敬のまなざし で見られているほほえましい風景も稀ではない。・・・」

次の添付写真記事は暮らしの手帖1987年4・5月号の記事、直接紙飛行機を飛ばす会とは関係がありませんが、二宮さんの原っぱ公園運動の関連なので添付しました。文章部分は
「 ぎっしりと家の建てこんだ町中の狭 い家で暮していば、誰だってたまには大空の下で風に吹かれ、お日様の下で存分に手足や気をのばしたくなる。
 青草の上にあおむけに寝っころがっ流れる雲を眺めたり、こどもと一緒に草摘みやでんぐり返しにつき合った …………。テレビやゲームの他に、角力やうまとびやオニゴッコ、ドッジボー ル、キックボール、手打野球など、全身を使ってみんなと楽しむ遊びがある ことも教えたい。
 凧揚げ、竹とんぼ、ヒコーキ飛ばし、 フリスビーもわるくない。もちろん、 散歩やジョギングもいい。
 昔は東京あたりでも、こういう息抜 きの場所はけっこうあった。空地もあ ったし、春先きにはレンゲで染まる田 んぼもあった。多摩川や荒川の土手や河原は絶好の気晴しの場所だった。
 しかし、今の東京は道路という道路 は車であふれ、住宅地も小さな家や駐 車場、民間アパートがひしめいている。 こどもが入りこんで遊べる空地など皆 無だし、河原は野球場やゴルフ場に占 領されている。
 ところで、武蔵野市の通称グリーン パーク。旧中島飛行機の工場の跡地で、 米軍の宿舎があった、3百米四方、約 10ヘクタールの四角い土地だ。50年に都立公園にすることに決って、その後、 武蔵野中央公園予定地として開放され、 近くの人たちに使われてきた。
 いまはまわりに棚があるだけで、春 には白ツメ草やタンポポが咲き、ヒバ リが巣を作る、自然のままの原っぱだ。 乳母車で日光浴をしている赤ちゃん のそばを、保育園のこどもたちが駆け ていく。そのむこうでは、高校生の一 団が、ワイワイ、サッカーのボールを 追っている。孫と一緒に竹ひごのプロ ペラ飛行機を飛ばしているお年寄り。 それぞれが、思い思いにやりたいこと をやっている。
 一度でも、この原っぱで遊んだこど もは、電車をのりついででも、友だち を誘ってまた出かけてくる。これだけ の広さがあって、しかも自由に走りま われる原っぱ、草を結んで誰かをひっ かけることのできる原っぱなど、どこ にもないからだ。
 ところが、この公園を今年から整備 するという。でも、この公園は、今の 自然の原っぱのままで残してほしい。
 木を植えたり、花壇をつくり、池を 掘り、散歩道をつくるのも公園づくり かもしれないが、このままで、みんな が自由に使える原っぱにしておくのも、 立派な公園づくりです。どうか、この 原っぱは、このまま残して下さい。」

この運動の結果が現在の武蔵野中央公園です。
二宮さんの目指したものは70%ほど達成できたのでしょうか。現在の原っぱは元の広さの半分強、北側にはスポーツ関係の団体からの圧力でスポーツ広場になり、原っぱの周りは高木帯に囲まれています。
それでもありがたい原っぱ広場があります。


ダウンロード原っぱ公園の提案 ( .pdf / 929.4KB )
松本@GPF 投稿日: 2023年05月15日 18:29:29 No.273 【Home】
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添付の表は1995年の9月ごろ二宮さんにNiftyのFF&CL会議室で紙飛行機を飛ばす会をPRする様依頼された時の資料、紙飛行機を飛ばす会が各地に広がっていたのがわかります。

Webで検索すると添付表中のいくつかを含めて全国に多くの紙飛行機を飛ばす会が現在も活躍中でありことがわかります。




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