ひろば
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メソアメリカ文明ガイドブック 雪谷旅人 投稿日: 2023年08月26日 13:45:05 No.1824 【返信】

市川彰著「メソアメリカ文明ガイドブック」(新泉社,2023年7月刊)

シリーズ「古代文明を学ぶ」が新泉社から発表され,その第1巻として本書が刊行された。今後インダス,エジプト,中国など10巻が刊行される予定。解説ページと図版ページが交互に編集され,とても分かりやすい。今後もこの形式が維持されると思われる。

第1巻では,メゾアメリカの歴史を分かりやすく解説している。最新の学説も取り入れ,日本人の功績も紹介している。中でも面白いのは,航空レーザー遺跡調査で,ジャングルに隠れた大都市(アグアダアアフェニックス遺跡)を再現している(添付図)。




パシヨン 雪谷旅人 投稿日: 2023年07月11日 16:04:39 No.1751 【返信】

川越宗一著「パシヨン」(PHP研究所,2023年7月刊)

時は慶長(1600年),全国には40万人のキリシタンがいた。これに対して司祭はわずかで,とても信者全員に秘儀(告解,洗礼など)を行なうことはできない。彦七など若者3名は司祭になるべくローマに行く。一方,国内の弾圧は日に日に強くなり,火刑や斬刑は熾烈を極め,その勢いは長崎に迫ろうとしていた。徳川の時代になると「キリシタンは残らず誅戮」の令が出たが,彦七は潜伏キリシタンの救いため帰国….。

川越宗一の新刊長編小説。なかなか難解な文章だが,読み慣れると面白い。同著者の「熱源」(No.762で紹介,直木賞)はアイヌに関する本だが今回はキリシタンに関するもの。時代考証が優れており,時代小説の面白さは共通している。

なお「パシヨン」とはPassionで「受難」という意味。


雪谷旅人 投稿日: 2023年08月26日 13:08:14 No.1823
今日の朝日新聞に大変よい書評が掲載されていたので,紹介します。



☆例会の会場を決めた訳 ビビアン1019 投稿日: 2023年08月04日 21:26:45 No.1801 【返信】

シニア会の会員の皆さん

例会の会場をパ-ティープラネット銀座PPサロンに決めた理由は
会場がバリアフリーでとても雰囲気が良く何よりも部屋が明るい事です。
飲み放題メニューも全て75種類のモクテルやカクテルが有り飲めない方でも
沢山のモクテルが有る訳ですから楽しめるドリンクメニューと思ったから一律の
料金にしました(*^^*)
はっきり言ってこの料金での飲み放題にはとても安くて期待はしてませんが
1度使って見ない事には凹凸付け難いです。それよりも銀座の立地の良さと雰囲気の
良さを知って貰いたいと思い会場を決めました(*^^*)
ですから皆さん、最低人数の20人は、クリア出来ましたので
万障お繰り合わせの上ご来場下さいます様心から御願い申し上げます。(⁎ᴗ͈ˬᴗ͈⁎)


ビビアン
例会会場について kazurin 投稿日: 2023年08月05日 10:21:22 No.1803
チームの皆さん
暑い中、大変でしたね。お疲れ様でした。
あちらを立てればこちらが立たず・・STFの発足当時から例会の会場選びには難儀をしていました。雪谷さんにおまかせでしたが、色々交渉も大変だったでしょうし、変遷もありました。
なかなか、双方満足とはいかないものです。その中で良い所を選び、交渉をして例会会場に
決まった事は素直に拍手!私個人としては年三回のSTF例会は懐かしい仲間に会える「ハレの日」
です。華やかな場所、たくさんのドリンク類など考えただけで気分も高揚します。どこに価値を
置くかで考えも変わりますね。値段だけでは計れないものもあります。人それぞれです。
出欠も自由ですし、どうしても相いれなければ欠席もありですから。
新生STFチームに運営をお願いしている会員の一員として決定は尊重したいと思っています。
今回は沖縄に滞在時と被ってしまい、本当に残念ですが欠席します。
節目の50 回例会の記録を楽しみにしています。
例会の銀座会場楽しみです。 Nozomi 投稿日: 2023年08月08日 10:37:38 No.1812
ビビアンさん、

会場決めのための事前の下調べ会場見学などご足労様でした。
日頃から会運営のために時間を割いていただき感謝いたします。

今回の例会の会場は銀座で遠くなってしまって二の足を踏んでいたのですが、
ビビアンさんの説明を読んで、是非参加してみたくなりました。
確かに銀座で2時間飲み放題でこの価格は破格と思っていました。
最近の物価高で都下の地元でさえ2時間飲み会で一人5000円ですから、、、

ビビアンさんのおっしゃる通りまずは一回使ってみてからですね。
その後、皆様からの感想やご意見を吸い上げて、
より多くの人が集うよりよい例会になることを願っています。
doityourself 投稿日: 2023年08月08日 19:54:06 No.1816
Nozomiさん 

会場が遠くなってしまったとのこと。

申し訳ありません。
それなのにご出席を予定してくださってありがとうございます。
私もワイン🍷好き特にシラ-系 ビビアン1019 投稿日: 2023年08月17日 20:26:41 No.1821
Kazurinさん、Nozomiさん

返信有難う御座います(*^^*)
Nozomiさんのワイン紀行🍷読ませて頂きました。
私もジョ-ジアに行きたいと思ってましたが
予算の関係で断念しました。なんせ娘宅のヨ-ロッパに
行ったばかりで年々の物価高が身にしみました。コロナ前と
比べると行く度にランチの値段が1ユ-ロづつ上がってました(^_^;)
最初は、2018年のコ-ヒ-とデザート付きで8ユ-ロ、昨年は
11ユ-ロで今年は12ユ-ロでした💦なんと言ってもトリノに行く予定が
ホテル高で急遽取り止めて行先を変更バスチケットをキャンセルして取り直し
トリノは、スイス圏なのでホテル料金もスイスフランで1泊6万円位
2万円位の宿が無い状態でした仕方ないからベロ-ナからジュネーブ経由で
娘宅のカルカソンヌまで行きました。
今ではそれも良い思い出になってます(*^^*)
来年は、ミュンヘン経由で娘宅に行きます。
残りの片道エアチケットを使ってANA便かJAL便を
購入予定です。


ホテル宿泊料金 doityourself 投稿日: 2023年08月20日 08:13:32 No.1822
円安もあるしホテル料金がそんなに高いのですか!1泊2万円のホテルが無いとは・・・( ;∀;)

この先どうなるのでしょうね。航空運賃も高いし、ツアー旅行の料金もヨーロッパはエコノミークラスで50万円以上が当たり前になってしまいましたね。


伊藤新道 雪谷旅人 投稿日: 2023年08月16日 16:59:30 No.1819 【返信】

今日の朝日新聞に,伊藤新道の話と美しい写真が掲載されていた。「No.1509 黒部の山賊」で紹介した,あの新道だ。山荘経営者の伊藤親子2代で作り上げた登山道。黒部源流に大町から入り湯俣山荘から三俣山荘に至る10kmの新しい登山道で,3本のつり橋も自費とクラウドファンディングで作り上げた。湯俣山荘は上高地のようになる,という正一さんの遺言が実ると素晴らしい。

今日の読売新聞オンラインにも掲載されていた。写真は朝日新聞,地図は読売オンライン。
https://www.yomiuri.co.jp/local/nagano/news/20230815-OYTNT50073/




日本が消失する 雪谷旅人 投稿日: 2023年08月14日 13:48:22 No.1818 【返信】

ケント・ギルバート著「日本が消失する」(幻冬舎,2023年4月刊)

「日本が消失する」という衝撃的なタイトルをつけた本書では,全体的に日本人の楽観主義,セキュリティの甘さに警告を発している。次の目次を見ればそれは明らか。
1. 地政学上,日本ほど危うい国はない(ウクライナより危ない)
2. 台湾有事は明日にでも起きる(2027年までに必ず起きる)
3. 日米同盟と憲法改正が日本を守る(スパイ防止法の制定も重要)
4.ならず者国家の戦争に巻き込まれるな(中国から少しずつ手を引くべき)

「日米安保条約があるから大丈夫」と多くの国民は思っている。「尖閣は日米安保条約の範囲内か」と聞かれたバイデンが「Yes」と答えたら日本人は大喜び。しかし,米国の法律はそんな簡単なものではないことがこの本を読めば分かる。最後に必要なのは「国を守る」という日本人の覚悟だ。ウクライナは守る覚悟があるから欧米が支援している。




堤未果の本 雪谷旅人 投稿日: 2023年08月12日 13:23:43 No.1817 【返信】

堤未果著「デジタル・ファシズム」(NHK出版新書,2021年8月刊)

日本のデジタル化について,あらゆる方面から解析している。まず,政府・自治体のデジタル情報を統合する「政府デジタルプラットフォーム」に選ばれたベンダーはアマゾンの関係会社。スーパーシティーの構想はアクセンチュア,オンライン教育を牛耳っているのはグーグル,というように,ほとんどの分野で米国企業に委ねられている。そしてそこで得られた政府や個人の情報は米国の会社を通じて米国政府に筒抜け。「知れば間に合う」という副題がついているが,もう遅いのではないか。日本のデジタル化は10年遅れていると言われている。

堤未果著「堤未果のショックドクトリン」(幻冬舎新書,2023年5月刊)

ショックドクトリンとは,テロ,自然災害,パンデミック,戦争などの緊急事態で国民が思考停止になっている間に政府が普段は通らない法案を通し,企業が大儲けをする仕組み。カナダのナオミ・クラインが提唱した。9.11のあと成立した米国の「愛国者法」(Patriot Law)がよい例。これで政府による盗聴などが合法化された。

日本のマイナカードは,「日本はデジタルで遅れている」という恐怖から進められているが,マイナンバーと健康保険,運転免許証などを一体化するのは,リスクが大きくとても危険。外国ではマイナンバーに相当するものは「持ち歩かないこと」「リスク分散」が常識。私たちは自己防衛のためできるだけ一体化しないほうがよい。

<本の回し読み>
上記2冊の本の回し読みをします。ご希望の方は氏名,住所,電話番号を投稿者(青色)クリックし,フォームメールでお知らせ下さい。レターパックでお送りします。返却,受渡は例会でも結構です。希望者には「山は輝いていた」(No.1809)もお送りします。




瀬戸内海を楽しむ旅へのお誘い 補足 doityourself 投稿日: 2023年08月05日 11:51:07 No.1805 【返信】

今年度の国内への主催旅行へのお誘いのメールがすでに届いていらっしゃるかと思いますが、この旅行の企画に関わった一員として少し補足させていただきます。

コロナで海外旅行に行かれなくなった数年間に国内旅行をしてきました。初めて直島、小豆島、鳴門を旅して瀬戸内海の美しさに魅了されてしまいました。

まだ瀬戸内海を訪れたことが無いようでしたらぜひこの機会にご一緒しませんか。


厳島神社は世界遺産でもありますのですでに訪れていらっしゃる方も多いかと思いますが、他にも絶景を訪れますのでぜひ下記のリンクを一度ご覧ください。

厳島神社のある宮島には弥山という山がありロープウェイで登ることができます。

https://www.miyajima.or.jp/course/course_ropeway.html

ちょうど日没の時間にグランドプリンスホテル広島に高速艇で到着します。晴れていたら夕日が美しいことでしょう。

2日目は海上から島を巡ります

https://setonaikaikisen.co.jp/simatabi/plan/detail/?slug=2621

美しい夕日で有名な瀬戸田で下船した後は実際にしまなみ海道の橋を渡ってみます。



3日目は瀬戸内海の流れの複雑さをすぐ近くで味わってみませんか。この潮流の複雑さゆえ航海が困難で知り尽くしている村上水軍がこの地で勢力を大きくしていったそうです。
https://imabari-shimanami.jp/kyuuryuu/

最後に大島で採れたての海の幸をバーベキューで楽しみ老亀山展望所からしまなみ海道の全景を一望して松山へ向かうよう企画しました。

締め切りは8月13日です

ぜひご検討ください
雪谷旅人 投稿日: 2023年08月05日 16:03:21 No.1807
とてもよい企画ですね。私も数年前に宮島に行き,ロープウエーで上がって弥山山頂へ行きましたが,このとき革靴を履いていたのでとても後悔しました。手軽に行けるとは言え,山道はなめてはいけませんね。

写真は弥山山頂と厳島神社。


doityourself 投稿日: 2023年08月06日 08:14:26 No.1808
雪谷さんも弥山に行かれたことがあるのですね!

4トラベルで訪れた方の旅行記を読んでいてぜひともこの景色を眺めてみたくなりました。

2日目の観光船は呉港を船上から眺めるので潜水艦なども近くから眺められるそうです。
ウサギの島に立ち寄ったりなかなか良く考えられていうように感じます。
もっちー 投稿日: 2023年08月08日 00:20:32 No.1810
素晴らしい企画ですね。皆様も是非‼️

晴天の弥山はロープウェイから見る景色も、頂上からの景色も息を飲む程感動します。
「弥山に登らずして宮島を論ずるなかれ」と伊藤博文の言葉が有る程で、
歴史好きの方にもきっと満足出来ると思います。

私は瀬戸内海に訪れ、初めて「多島美」の美を知りそして納得したのです。
doityourself 投稿日: 2023年08月08日 19:50:21 No.1815
もっちーさん

もっちーさんも弥山にいらしたことがあるのですね!
ロープウェイの中からすでに眺めがよいのですね。

今まで瀬戸大橋や鳴門からの景色しか見ていないので楽しみです。


クイズ:コーカサス地方はヨーロッパかアジアか 雪谷旅人 投稿日: 2023年08月03日 19:25:26 No.1798 【返信】

クイズ:コーカサス地方はヨーロッパかアジアか。正解の方にグルジアワインを差し上げます,と言いたいところだけど。(笑)
ついでにもう一つ:ヨーロッパで一番高い山は?
お答えします😃 L&B 投稿日: 2023年08月08日 15:47:46 No.1813
コーカサス地方は確かにどこに入るのか?な部分がありましたが、調べました。どうやらヨーロッパになるようですね。
国としてはアルメニア、ジョージア、アゼルバイジャン。地方となると、あとはロシアの一部が入るのでしょうか?
一番高い山はロシアにあったんですね。ただ、ヨーロッパとアジアを隔てるところにあるので、誰もが知るモンブランとする意見もあるんですね。
ちょっとした楽しい問題でした。
雪谷旅人 投稿日: 2023年08月08日 19:17:43 No.1814
キンコーン! & ブー (一部正解)ご回答ありがとうございました。

ヨーロッパとアジアの境界は 「ウラル山脈,ウラル川,カスピ海,コーカサス山脈,黒海,ボスポラス海峡」を結ぶ線で,その西北部がヨーロッパです(地図参照)。したがってコーカサス地方は地理的にはアジアです。でも,文化圏としてはヨーロッパですね。

ヨーロッパで一番高い山はエルブルス山(5642m)。コーカサス山脈のすぐ北側にあり,ロシア領です。モンブラン(4808m)はヨーロッパアルプスでは一番高い山ですが,ヨーロッパではエルブルス山が一番です。Mont Blanc もГора Эльбрус も「白い山」という意味だそうです。

私がコーカサスへ行ったとき,何とかエルブレスを見たかったのですが,とうとう見られませんでした。




山は輝いていた 雪谷旅人 投稿日: 2023年08月06日 10:54:40 No.1809 【返信】

神長幹雄編「山は輝いていた---登る表現者たち13人の断章」(新潮文庫,2023年8月刊)

登山家が書いた山岳文学の短編集。山を愛する人だけが描ける登山の醍醐味と厳しさに溢れている。編者は「山と渓谷」の編集長だけあって,多くの登山家と親交があり,各短編には著者の紹介が添えられていて登山家の人格を際立たせている。楽しい話も多いが,厳しい話もあり,帰らぬ人となった人も多い。私も知らなかったが,「日本百名山」の名著を残した深田久弥氏は登山の途中に脳溢血で急逝したそうだ。「それでも人は山に登る」のはなぜか。この本はそれを語ってくれる。

この本を読んで,自分の単独行を振り返った。私は若いときから山が好きで,単独行も多くあった。若いときはアルプスや八が岳夜行日帰りなど,無茶をしたが,年とってからは低山が多くなった。それでも思い出深い単独行が多い。晩秋の陣馬山。登山道に積もった落ち葉をザックザックと踏みながら考えたことは忘れられない。浅間嶺(せんげんれい)縦走では思わぬグルメ発見。「紅葉ハイキング」の企画のため,下見に訪れた静寂な横谷峡など。一人歩きは自らを省みるよい機会であった。

仲間と行く山もいい。浅間嶺の2回目はSTFの仲間だった。そのような仲間も,自ら会を去る人もいたが,今回のリストラ(会費制)で辞めさせられた人も多い。とてもさみしい。その寂しさは新しい人,山に行かない人には分からないだろう。旅の仲間以上に,山の仲間は思い出が深い。




コーカサス・ワイン紀行文投稿 Nozomi 投稿日: 2023年07月31日 13:30:46 No.1785 【返信】

6月10日〜25日の15日間コーカサス(ジョージア・アルメニア)へ世界遺産とワイナリー巡りに行って参りました。
Fujizakuさん企画のこの旅行はとても良く計画されていて、内容も日程的にも大変充実した旅でした。

ほぼ毎日ワインを飲むというワイン好きの私にとって、
2日に一回のワイナリー訪問というこの旅は大変魅力的なものでした。

アルメニアやジョージアのワインは日本ではあまり馴染がなく、特にアルメニアワインに関しては全く飲んだことも聞いたこともありませんでした。

この旅行を通じて、ワインへの視野や嗜好が広がり、ますますワインが楽しくなりました。

事前に収集した情報と実際に旅行中に体験したワインについてのまとめましたので投稿いたします。

7月31日 Nozomi


ダウンロードアルメニア・ワイン紀行Downsize ( .pdf / 1.7MB )
ダウンロードジョージアワイン紀行downsize ( .pdf / 2.7MB )
すみれ 投稿日: 2023年07月31日 18:37:58 No.1786
ワイン紀行文、一気に読ませていただきました。
ソフトで分かりやすい文章と写真の数々。
ワインは全くわからない私でも楽しく読む事ができました。

年2回帰省する息子達と夫のワイン談義でも私だけは蚊帳の外。
悲しいことにワインの美味しさ、わからないのです。

ただ以前行ったギリシャのレロス島の海辺で飲んだ白ワインは本当に美味しかったという記憶があります。
(多分暑い海辺でキンキンに冷えてたのを飲んだから?)

ワインに造詣のない私はおつまみのプレートの方が気になってしまいました。

ワイン愛好家にとっては素晴らしい企画でしたね。
夫に話したら「こんな企画旅行があったのか!」と悔しがっていました。

プロ並みの紀行文、素晴らしいです!
雪谷旅人 投稿日: 2023年07月31日 18:49:39 No.1787
ガイドブックともいうべき,素晴らしい紀行です。このガイドを手に,もう一度グルジア・アルメニアを巡りたいものです。私もクヴェヴリワインのこくのある味を忘れることができません。(第13回例会では皆さんと少しずつ楽しみました。)

ところで,栃ノ心が相撲を引退して,ジョージアのワインなどを輸入販売する会社を作るそうです。「力士の商法」にならないことを祈ります。
コメントありがとうございます。 Nozomi 投稿日: 2023年08月01日 09:30:34 No.1788
すみれさん、
コメント返信ありがとうございます。
ワインは一つの文化ですね。
古くからキリスト教を国教とするとアルメニアやジョージアは
ワインが生活に根ざしていることを感じました。
現に、ホームメイドワイン文化でもあり(違法ではない)、
そのため国のワイン生産量は未知だそうです。

ご家族でワイン飲み楽しそうですね!

雪谷旅人さん、
ジョージアのクヴェヴリはユネスコの無形文化遺産に登録されてから、
ジョージアでは伝統的製法のワインがまたブームになってきているようです。
オレンジ(アンバー)ワインも日本でも少しブームになりましたが、
次はこれでしょうか?
栃ノ心に商売も成功しますように、
(ビジネスというより「商売」があってそうに思います笑)
May 投稿日: 2023年08月01日 12:27:28 No.1789
ワイン紀行文、一気読みさせていただきました。

お酒がまったく飲めない私でも、読んでいて楽しかったですし、大変勉強になりました。ありがとうございます!
プロ並みの文書力で、感銘を受けました。ほんとうに素晴らしいです。
mia 投稿日: 2023年08月01日 20:43:23 No.1791
Nozomiさん

素晴らしいワイン紀行を共有してしていただいてありがとうございました。
旅行前のワインとワイナリーのリポートも有料級のものでしたし、旅行中も色々説明してくださって今度の旅行がより一層厚みを増しました。
さらに旅行が終わった後にも、ただ美味しかったから買ってきたワインの背景(すでに忘れている😅)を、思い出すよすがになる貴重な本作は感謝しかないです。永久保存版にさせていただきます。
fujizakura 投稿日: 2023年08月02日 13:05:46 No.1795
酒は文明の象徴である。そして飲酒の権利は人類に与えられた不変の権利である。人と酒の間には語りつくせない長い歴史がある。なかでもワインの歴史は古く、時には世界の歴史を揺さぶってきた。
コーカサス地方には野生のブドウがあり、これを人々は採集していた。ブドウは採集され時が経つと発酵する。だから誰が最初にワインを醸造したか、あまり真剣に議論しても意味はない。しかし著者が訪れたアルメニアのアレニ洞窟で、アンフォラという壺の底でブドウの茎や種子が見つかり、人為的なワイン醸造と貯蔵が6,200年前に遡ることが明らかになった。しかし隣国のジョージも負けてはいない。紀元前約8000年前の考古学上のワイン造りの痕跡が見つかったと発表し、こちらが最古だと主張している。
いずれにしても、ワインというとフランスやイタリアが紹介されることが多いが、アルメニアとジョージアのワインについてこれだけ詳述した紀行は本邦初めてではないだろうか。きわめて価値の高いルポである。
著者は個人経営の小規模なワイナリーから機械化が進んだ大きな工場を持つワイナリーまで丹念に足を運び、テイスティングを通じて、バラエティに富んだ各地のワインの特色を明らかにしてゆく。著者は長年ワイン愛好家のクラブの常連として活躍しており、蓄積された知識と舌をフルに活動させた論評は大したものである。また夜のワインバーへ繰り出したり、コンビニでご当地ワインを購入してホテルの部屋で呑み比べたりといった行動は、当地の“ワイン事情”を読者に知らせてくれる。また随所にちりばめられた写真もこの紀行に親しみを持たせてくれる。
蛇足ながら、私の生まれ育った山梨の固有種「甲州」について一言書き添えておく。奈良時代から山梨県で栽培されてきたブドウ「甲州」はコーカサスで生まれた品種「ビニフェラ」が祖先であることが明らかになった。はるかコーカサスの地から、どうやって種が運ばれたのか、知る由もないが、今宵は冷やした「甲州」を飲みながら、シルクロードに思いをはせようではないか。
doityourself 投稿日: 2023年08月02日 16:34:56 No.1796
Nozomiさん

 両方の紀行文とても興味深かったです。6500年前からの遺跡など見てみたいものです。ホームメイドの文化が今もあるというのも訪れないとわからないですね。
ワインについて本を読んだりしたこともありましたがすぐ忘れてしまい全く身に付きません。これだけ色々ご存じで本当に素晴らしいと思います。


今回のNozomiさんの紀行文もですが皆様の旅行記を読むのがとても楽しみです。

同じように訪れたとしても人それぞれ興味を持つところが違うのであらためて感心してしまいます。

諸事情で当面海外等長期間の旅行に行かれませんので皆様の投稿を楽しみにしております。
kazurin 投稿日: 2023年08月05日 10:43:57 No.1804
nozomiさん

nozomi さんのワインに対する溢れんばかりの愛がつまった紀行文を興味深く読ませて
頂きました。門外漢には入門書としてしてもなるほど・・と参考になるところが多々ありました。
美味しそうなワインの写真に誘われて、在庫の(大したことはない)ワインを開けてしまいましたよ。fujizakura さんの「酒は文明である」の一文を反芻しつつ、ゆったりとワインを頂きました。有難うございました。


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