ひろば
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コーカサス・ワイン紀行文投稿
Nozomi 投稿日:2023年07月31日 13:30 No.1785
6月10日〜25日の15日間コーカサス(ジョージア・アルメニア)へ世界遺産とワイナリー巡りに行って参りました。
Fujizakuさん企画のこの旅行はとても良く計画されていて、内容も日程的にも大変充実した旅でした。

ほぼ毎日ワインを飲むというワイン好きの私にとって、
2日に一回のワイナリー訪問というこの旅は大変魅力的なものでした。

アルメニアやジョージアのワインは日本ではあまり馴染がなく、特にアルメニアワインに関しては全く飲んだことも聞いたこともありませんでした。

この旅行を通じて、ワインへの視野や嗜好が広がり、ますますワインが楽しくなりました。

事前に収集した情報と実際に旅行中に体験したワインについてのまとめましたので投稿いたします。

7月31日 Nozomi


ダウンロードアルメニア・ワイン紀行Downsize ( .pdf / 1.7MB )
ダウンロードジョージアワイン紀行downsize ( .pdf / 2.7MB )
すみれ 投稿日:2023年07月31日 18:37 No.1786
ワイン紀行文、一気に読ませていただきました。
ソフトで分かりやすい文章と写真の数々。
ワインは全くわからない私でも楽しく読む事ができました。

年2回帰省する息子達と夫のワイン談義でも私だけは蚊帳の外。
悲しいことにワインの美味しさ、わからないのです。

ただ以前行ったギリシャのレロス島の海辺で飲んだ白ワインは本当に美味しかったという記憶があります。
(多分暑い海辺でキンキンに冷えてたのを飲んだから?)

ワインに造詣のない私はおつまみのプレートの方が気になってしまいました。

ワイン愛好家にとっては素晴らしい企画でしたね。
夫に話したら「こんな企画旅行があったのか!」と悔しがっていました。

プロ並みの紀行文、素晴らしいです!


雪谷旅人 投稿日:2023年07月31日 18:49 No.1787
ガイドブックともいうべき,素晴らしい紀行です。このガイドを手に,もう一度グルジア・アルメニアを巡りたいものです。私もクヴェヴリワインのこくのある味を忘れることができません。(第13回例会では皆さんと少しずつ楽しみました。)

ところで,栃ノ心が相撲を引退して,ジョージアのワインなどを輸入販売する会社を作るそうです。「力士の商法」にならないことを祈ります。


コメントありがとうございます。 Nozomi 投稿日:2023年08月01日 09:30 No.1788
すみれさん、
コメント返信ありがとうございます。
ワインは一つの文化ですね。
古くからキリスト教を国教とするとアルメニアやジョージアは
ワインが生活に根ざしていることを感じました。
現に、ホームメイドワイン文化でもあり(違法ではない)、
そのため国のワイン生産量は未知だそうです。

ご家族でワイン飲み楽しそうですね!

雪谷旅人さん、
ジョージアのクヴェヴリはユネスコの無形文化遺産に登録されてから、
ジョージアでは伝統的製法のワインがまたブームになってきているようです。
オレンジ(アンバー)ワインも日本でも少しブームになりましたが、
次はこれでしょうか?
栃ノ心に商売も成功しますように、
(ビジネスというより「商売」があってそうに思います笑)


May 投稿日:2023年08月01日 12:27 No.1789
ワイン紀行文、一気読みさせていただきました。

お酒がまったく飲めない私でも、読んでいて楽しかったですし、大変勉強になりました。ありがとうございます!
プロ並みの文書力で、感銘を受けました。ほんとうに素晴らしいです。


mia 投稿日:2023年08月01日 20:43 No.1791
Nozomiさん

素晴らしいワイン紀行を共有してしていただいてありがとうございました。
旅行前のワインとワイナリーのリポートも有料級のものでしたし、旅行中も色々説明してくださって今度の旅行がより一層厚みを増しました。
さらに旅行が終わった後にも、ただ美味しかったから買ってきたワインの背景(すでに忘れている😅)を、思い出すよすがになる貴重な本作は感謝しかないです。永久保存版にさせていただきます。


fujizakura 投稿日:2023年08月02日 13:05 No.1795
酒は文明の象徴である。そして飲酒の権利は人類に与えられた不変の権利である。人と酒の間には語りつくせない長い歴史がある。なかでもワインの歴史は古く、時には世界の歴史を揺さぶってきた。
コーカサス地方には野生のブドウがあり、これを人々は採集していた。ブドウは採集され時が経つと発酵する。だから誰が最初にワインを醸造したか、あまり真剣に議論しても意味はない。しかし著者が訪れたアルメニアのアレニ洞窟で、アンフォラという壺の底でブドウの茎や種子が見つかり、人為的なワイン醸造と貯蔵が6,200年前に遡ることが明らかになった。しかし隣国のジョージも負けてはいない。紀元前約8000年前の考古学上のワイン造りの痕跡が見つかったと発表し、こちらが最古だと主張している。
いずれにしても、ワインというとフランスやイタリアが紹介されることが多いが、アルメニアとジョージアのワインについてこれだけ詳述した紀行は本邦初めてではないだろうか。きわめて価値の高いルポである。
著者は個人経営の小規模なワイナリーから機械化が進んだ大きな工場を持つワイナリーまで丹念に足を運び、テイスティングを通じて、バラエティに富んだ各地のワインの特色を明らかにしてゆく。著者は長年ワイン愛好家のクラブの常連として活躍しており、蓄積された知識と舌をフルに活動させた論評は大したものである。また夜のワインバーへ繰り出したり、コンビニでご当地ワインを購入してホテルの部屋で呑み比べたりといった行動は、当地の“ワイン事情”を読者に知らせてくれる。また随所にちりばめられた写真もこの紀行に親しみを持たせてくれる。
蛇足ながら、私の生まれ育った山梨の固有種「甲州」について一言書き添えておく。奈良時代から山梨県で栽培されてきたブドウ「甲州」はコーカサスで生まれた品種「ビニフェラ」が祖先であることが明らかになった。はるかコーカサスの地から、どうやって種が運ばれたのか、知る由もないが、今宵は冷やした「甲州」を飲みながら、シルクロードに思いをはせようではないか。


doityourself 投稿日:2023年08月02日 16:34 No.1796
Nozomiさん

 両方の紀行文とても興味深かったです。6500年前からの遺跡など見てみたいものです。ホームメイドの文化が今もあるというのも訪れないとわからないですね。
ワインについて本を読んだりしたこともありましたがすぐ忘れてしまい全く身に付きません。これだけ色々ご存じで本当に素晴らしいと思います。


今回のNozomiさんの紀行文もですが皆様の旅行記を読むのがとても楽しみです。

同じように訪れたとしても人それぞれ興味を持つところが違うのであらためて感心してしまいます。

諸事情で当面海外等長期間の旅行に行かれませんので皆様の投稿を楽しみにしております。


kazurin 投稿日:2023年08月05日 10:43 No.1804
nozomiさん

nozomi さんのワインに対する溢れんばかりの愛がつまった紀行文を興味深く読ませて
頂きました。門外漢には入門書としてしてもなるほど・・と参考になるところが多々ありました。
美味しそうなワインの写真に誘われて、在庫の(大したことはない)ワインを開けてしまいましたよ。fujizakura さんの「酒は文明である」の一文を反芻しつつ、ゆったりとワインを頂きました。有難うございました。