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    アンプの持込試聴について バンナ 投稿日: 2024年12月13日 11:34 No.1387 【返信

    会員の皆様 大変ご無沙汰しております。
    覚えていらっしゃる方がおられないとは思いますが・・・。
    20年近く前に例会に1度参加以来となります。
    一応会員資格はあると思い22日の例会にお邪魔させて頂こうと思っております。
    会長には書き込みの承諾を頂いております。

    折角参加致しますので、当方が長らく愛用しておりますバクーンプロダクツの新作アンプを持ち込ませて頂こうと思っております。
    まだ試作品に近い感じなのですが、出力素子が4種類用意されておりユーザーが選択出来るという変わり種です。
    素子は、従来のMOS-FET、SiC(シリコンカーバイト)、GaN(窒化ガリウム)、超低インピーダスMOS-FETです。
    このうちGaNは高出力時に昇天するらしく現在対策中で例会に間に合わないかもしれませんので3素子3台の持込になる予定です。
    同じ筐体で異種の出力半導体を聴き比べるのは初めての試みではないかとと思います。
    当方 電子回路や素子等の知識は全くの素人ですし、メーカーの宣伝や売り込みでは御座いません
    聴き比べの時間を割いていただければ幸いです。
    くすのき 投稿日: 2024年12月13日 15:29 No.1388
    バクーンプロダクツとはまた貴重な・・・

    https://bakoon-scl.shop-pro.jp/

    どれに相当するモデルなのでしょうか?
    バンナ 投稿日: 2024年12月13日 17:32 No.1389
    >くすのきさん はじめまして、

    パワーアンプのラインアップには掲載されていないようですね。

    トップページの12/9のお知らせに上がってますね。受注生産シリーズのようです。
    https://bakoon-scl.shop-pro.jp/
    くすのき 投稿日: 2024年12月14日 09:36 No.1393
    部品箱を探ってみたらこんなのが出てきました。
    一世を風靡しましたよね。


    バンナ 投稿日: 2024年12月14日 12:03 No.1394
    これは最初期のSATRI-ICですよね?

    熊本震災以降飛躍的に音質がアップしたと思っております。
    この度持参予定のアンプは当方の手元に未だ届いておらずどんな鳴り方をするのか楽しみにしております。
    是非最新の響シリーズの音をお聴き頂ければと思います。
    まるせいご 投稿日: 2024年12月14日 13:52 No.1395
    御無沙汰しております。

    2024年8月(24日)例会以来ですね。
    その時お会いした、Pさん、七休さん、クロさん、imaさん、その他の方々はお元気でしょうか?。
    インシュの金ナマコ等、話が尽きません。
    あの時の、大師RFさん作のRF‐BC10は、素晴らしかった!

    12月例会、15日とばかり、思っており、この日は参上出来ませんが、22日でしたら、急用が出来ない限り参加したいと思います。

    宜しくお願い致します。
    バンナ 投稿日: 2024年12月14日 15:12 No.1396
    >まるせいごさん
    大変ご無沙汰しております。
    という事は20年を越えての参加になるのですね。
    当時の参加者、内容までご存じとは記録に残されていらっしゃるのですか?スゴイ!

    当日は宜しくお願い致します。
    まるせいご 投稿日: 2024年12月14日 16:02 No.1397
    >バンナさん

    忘れもしません、私にとって初例会でした。
    今と違って、その時は神田南会館の2Fでの開催でした。

    あれから、20年、年に数回位しか、参加させて戴いておりませんが、この時の
    感動がとても大きく、参加する原動力になっております。。

    懐かしく、楽しみにしております。



    「疑似無響室測定」にちょっと寄り道しましたが、第3弾は

    「インピーダンスカーブから見る、スピーカーシステムの動作」

    です。

    エンクロージャーの形式について、いろいろな種類があるのはご存知の通り。
    自称で新形式を開発したとされる方は数知れず。
    でも本当にそんな動作をしているのか?と疑問が浮かんだ時に参考にしていただきたいのがインピーダンスカーブです。

    今年のコンテストでは様々な形式のスピーカーが集まり、それらのインピーダンスカーブを測定していますので、それをまとめて見てみると見えてくるものがあります。

    添付画像をご覧ください。
    グラフは共振点の数が少ない物から多いものに向かって左上から並べてあります。

    グラフ中のマークは、ユニットの共振点を赤↓、エンクロージャーの共振点を青↑、ユニットの分割振動点を☆印で表しています。
    また、エンクロージャー側の共振は、ユニット側から見ると吸い込まれるような形になりますので、ピークではなく谷となって現れます。

    ①の柳田さんの作品は、平面バッフルですので、ユニットの共振点のみがピークとして表れています。
     ここで注意して欲しいのは、平面バッフルと言えど共振がないのではなく、ユニットの共振があることで、これは密封型エンクロージャーについても同様で、よく「バスレフは共振を使っているので偽物の低音だ」みたいなことを言われる方がおられるのですが、密閉型や平面バッフルと言えど、低音は共振によってつくられており、違いはその共振の数でしかないと言うことです。

    ②と③はバスレフで、ユニットの共振とエンクロージャーの共振の二つがありますが、ユニットの共振はエンクロージャーの共振により二つに割られていて、見えなくなっています。(以下同じ)
    ③はピーク間がずいぶんと広くなっていますが、これはエンクロージャーが柔らかい構造で、ポートの共振のごく近辺にエンクロージャーの共振があって、実はダブルバスレフ的動作をしているのではないかと推定しています。

    ④はダブルバスレフで、エンクロージャー側の共振が二つになっています。まさに標本的動作です。

    ⑤は石田式BHBSで、明らかにダブルバスレフとは異なり、エンクロージャー側の共振が3つ以上見えています。しかし⑦以下のバックロードや共鳴管に比べると共振の数は少なく、それらとは異なった独自の動作をしていることが判ります。石田さんが言われるように、拡張室を中間にいくつか配置して高次の共振抑制するのが成功していると言えるかもしれません。

    ⑥は北山さんがBHBSと言っておられる構造で、石田式とは構造が異なり去年参加された白土さんが言われる「ハイパーバスレフ」型で、白土さんは「バスレフとダブルバスレフの中間」の形式と言われていますが、やっぱり石田式BHBSに近い動作をしているように見えます。(石田式よりも3つ目の共振が弱く、よりダブルバスレフに近い動作をしている)

    ⑥⑦のインピーダンスから言えるのはダブルバスレフと共鳴管の中間的動作、もしくは高次共振を巧妙に抑制したバックロードor共鳴管がBHBSの動作と言う気がします。

    ⑦⑧はバックロードホーンで非常に多くの共振点が見られ、動作的にはホーンと言うより、共鳴管に近い動作に見えます。ただし、共振点の配置は共鳴管とは異なり独自の点がありそうです。

    ⑨は共鳴管で見事なピーク(谷)が並んでいますが、その周波数配置を見ると、原理的な共鳴管の共鳴点が1:3:5:7:9・・・と言うような奇数倍で並ぶのに対しずれが見られ、他の要素が入ってきているようです。

    このように、インピーダンスカーブから見る動作は、構造からとはまた違った見方を与えてくれます。

    今回は☆印の分割振動については特に説明していませんが、このポイントより上がいわゆる「分割振動領域」になります。
    また、この分割振動ピークが見られない、もしくは微弱なユニットも分割振動がないわけではなく「うまくダンピングされている」だけです。




    2024スピーカーコンテスト測定結果比較2弾 くすのき 投稿日: 2024年12月07日 16:07 No.1380 【返信

    「疑似無響室測定」ってなに?

    スピーカーの特性を測定した人が誰でも最初に驚くのが、あまりにも激しい特性の凸凹。
    わたしも最初絶句しました。
    その測定結果を見て、いろんなことを考える人がいると思います。
    1.部屋の中でスピーカー測定なんかしても無意味。やっぱり無響室がないと無理なんだ。
    2.これはなんかの間違いだ、こんなはずはない。測定方法を間違ったに違いない。
    3.人間はこんな特性を聞いても、ちゃんと音の良し悪しを判断できるんだ。スゲー!(笑)

    ところが、最近「疑似無響室測定」と言うような方法を聞くようになってきました。
    「疑似」とつくので、なんか怪しげな臭いがしてしまいます。だまされている様な・・・

    よく聞く「疑似」と付くものと言うと、釣りに使う「疑似餌」ルアーですね。まさに魚を騙す偽物の餌。
    ですので、「疑似無響室測定」なんかに騙される物か!と身構えるのも当然。
    ですが、「疑似無響室測定」で騙す相手は人ではなく、スピーカーから放出される「音」そのもの。
    人は、魚を騙すように音を騙し、まんまと漁果ならぬ測定結果を得ようと言う訳です。

    無響室と言うのはスピーカーから出た直接音だけを測る設備で、反射音は全て吸音してしまいマイクに届かないようにしたものですが、無響室でなくても反射音が返ってくるまでには、ほんのわずか(ミリ秒オーダー)かかるので、それまでに測定を完了してしまえば無響室と同じ結果が得られるのじゃないか?と言うのが「疑似無響室測定」なのです。

    具体的に見て行くと画像の1枚目が通常の室内で行われる測定時にマイクが捉えている波形です。
    パルスの直接音の後に下に張り付くようにジグジグとノイズのような物が続いています。これが反射音です。
    通常の測定はそれらをすべて含む青い枠で示す広い時間軸ウィンドウでとらえて計算をします。

    画像の2枚目は、インパルスが発音された近傍の時間を拡大した物で、最初の反射として床や天井、四方の壁からの一次反射音(1回だけ反射した音)が捉えられています。
    ここで、測定ウィンドウを一番最初に帰って来る床からの反射が届く前に締め切ってやると、無響室で測定したのと同じことになり、反射音の影響を一切受けません。

    その結果、下半分に表されるグラフが得られ、これが「疑似無響室測定」と言われる物です。
    同じであるにもかかわらずなぜ「疑似」と付くかと言うと、ウィンドウのサイズにより測定可能な周波数の下限が自動的に決まってしまうからで、この画像では発音後4ミリ秒までをウィンドウとしたため、その逆数である250Hz以上でしか特性が得られないからです。

    限定されるから「疑似」とつけているわけですが、限定範囲においては、「疑似」と呼ぶより「等価」と呼んだ方がわかりやすいような気もします。
    とにかく、ここで表される特性は偽りなく「無響室測定」と同じ物です。

    この「疑似無響室測定」を行い始めると、少しでも低い周波数まで測定範囲を広げたくなり、そのためには測定ウィンドウを広げる必要があり、一次反射音ぐらい含まれてもいいのじゃないかとスケベ心を出すとどうなるかが、3枚目の画像です。
    ここでは1ミリ秒広げて5ミリ秒までにすると、下の特性に見られるように特性にウネリがのってしまいます。
    その割には低域限界は250Hzから200Hzまでしか広がっていない。(涙)

    わかっていただけたでしょうか?


    きたやま 投稿日: 2024年12月08日 10:49 No.1382
    昔、「パルス信号を使って部屋の反射を除外する方法」と覚えていたのが、この「疑似無響室測定」だったのですね。
    (時間が短くS/N比が稼げないので、タタタ‥‥と繰り返し測定するやつでした)
    ただ、その測定時間(ウインドウサイズ)と低域周波数との相関を具体的に知れたのは初めてで、勉強になりました。
    もっと広くて天井の高いところで測定すれば‥‥いや、床との距離に限界があるのでダメですね。

    スピーカーを設計するとき私は「どうすれば低音を伸ばせるか」を重視するタイプなので、
    作品評価用の測定には出来るだけ低域特性が欲しいところです。
    くすのき 投稿日: 2024年12月10日 20:18 No.1383
    > スピーカーを設計するとき私は「どうすれば低音を伸ばせるか」を重視するタイプなので、
    > 作品評価用の測定には出来るだけ低域特性が欲しいところです。

    きたやまさんと言わず、フルレンジを主に使うスピーカービルダーはだいたいそうだと思いますが、少なくとも300Hz以上で無響室同等のデータをアマチュアが取れるようになってきたのは大きいと思っています。
    このあたりがわかれば、バッフルステップの状態確認や、ユニットの素性、クロスオーバーネットワークのつながり状況などが安心してみることができますので、とても有効です。
    ただ、根源的な問題として、アマチュアのプアな機材で行う測定が、メーカーの測定と比較してどの程度の精度を持っているかは気になるところだと思いますので、一つ実例を上げます。

    添付画像は、上記の「疑似無響室測定」とヤマハの「無響室測定」を比較した物です。
    あまり煩いことを言わなければ、充分に使えるデータがアマチュアでも取れると言うことが判ると思います。
    ちなみに、ヤマハのデータの方が細かい凸凹が多く、「高解像」でデータが採れているように思われるかもしれませんが、これは「無響室」が厳密な意味で「無響」になっていないため、反射音が直接音に干渉している結果で、実際は「疑似無響室測定」のなめらかな方が本当のユニットのデータに近いと思います。

    今回のデータは、こんどうさんのご協力で得ることができましたが、こういう比較例をわたしは他で見たことがないので、かなり貴重なデータだと思います。


    くすのき 投稿日: 2024年12月11日 21:30 No.1384
    もう一度きたやまさんの言われる

    > スピーカーを設計するとき私は「どうすれば低音を伸ばせるか」を重視するタイプなので、
    > 作品評価用の測定には出来るだけ低域特性が欲しいところです。

    に向き合って考えてみると3つの考え方が思いつきます。

    1.低域に関して「近接測定」を行い、中高域の「疑似無響室測定」結果の下側に合成する。

      「近接測定」と言うのは、ユニット直近(mmオーダー)にマイクを置いた測定で、反射音とのレベル比が非常に大きくなるため、実質反射音を無視することが
      できる測定方法なのですが、バスレフや共鳴管のようにユニット以外の部分よりも音が出てきている場合、またそれが背面にあった場合など合成については
      難しい部分もあり、手間がかかる割にはもう一歩信頼するところまでは行けてません。何かのチャンスにキッチリと検証してみたいと思います。

    2.上記のウィンドウを必要十分程度まで広げ(30mSECまで広げたら33Hzまでデータは取れる)反射によるピークディップはある程度無視する。

      ウィンドウサイズとどんどん広げた場合に特性がどのように変化するのかを1枚目の画像に上げました。
      自分だけがわかった上で使うのにはいいと思いますが、第3者に開示する時はかなり説明を加えないと、こんなに凸凹なのかと誤解されそうです。

    3.ウィンドウはデフォルトの500mSECのままで、適度にスムージングを行う。
      
      スムージングの程度を変化させた場合のグラフを2枚目の画像に上げました。だいたい1/6 oct.smoothingぐらいが全体で見てそれっぽいグラフに感じます。
      わたしが普段使ってるのがこの方法です。
      部屋の共鳴反射があるのにスムージングでごまかしているのか?と思われる方があると思いますが、共鳴反射共にピークディップが繰り返されるため、
      それを均すとその成分をキャンセルできているように見えます。

      その様子を3枚目の画像に上げます。
      4KHz付近の周波数軸を極端に拡大した特性図で、緑が疑似無響室測定(直線に見えるけどカーブの一部)、紫が有響室状態の特性で、緑を中心線にして
      有響室のカーブが上下にバランスよく振れているのが判ります。

    今の時点では、全体を見るには、有響室測定に1/6 oct.程度のスムージングを掛け、中高域を厳密に見る時は疑似無響室測定を利用すると言うのが良さそうに感じます。

    ただ、この点についてはまだまだ追及する余地はありそうです。


    きたやま 投稿日: 2024年12月12日 14:33 No.1385
    くすのきさん、色々とありがとうございます。

    作品の周波数レンジを知る為であれば、くすのきさんの言われる様に「有響室測定、1/6 oct.スムージング」で十分ではないかと私は思います。

    (コンテスト作品では)実用上は33Hzまでのデータが取れれば十分と思うのですが、
    この疑似無響室測定でウィンドウサイズを30secにしたデータ(低域も入っている)にスムージングをかける事って出来るのでしょうか?
    ウィンドウサイズを30secまで広げてしまうと、疑似無響室測定の意味が薄れてしまいますか?
    (スミマセン。素人なので解っていません‥)
    くすのき 投稿日: 2024年12月12日 17:52 No.1386
    > くすのきさん、色々とありがとうございます。

    書かれていることを、まるまるは信じないと言うことはとても大事な姿勢だと思いますよ。(笑)

    で、ウィンドウを30msecにして、スムージングを振るとどうなるかと言うグラフを作りました。

    一番上の線が疑似無響室測定、二番目がウィンドウを500msec(デフォルト値)でスムージングを1/6 oct.で行った物。
    以下はウィンドウを30msecにしてスムージングを変化させたものです。
    スムージングが同じ1/6 oct.の場合、疑似無響室特性の領域(250Hz以上)ではほぼ同じ。
    それ以下では結構違うのですが、どっちが確からしいか?についてはわかりません。

    そもそもが、部屋の特性に強い影響を受ける領域なので、システム単独の特性が採れることが正しいのか、部屋の特性を込みにして採れることが正しいのかすら、人によって意見が食い違うような気がします。
    ここを考え始めると、システムから1mの距離で測る(それが完璧な無響室であったとしても)意味すら疑問を感じ始めます。

    システムを作り上げて行く段階では、上記の事柄に悩みながら聴感と相関を見ながら(これが一番大事と思う)自分なりの測定方法を見つけてゆくしかないような気がします。




    2024スピーカーコンテスト 測定結果比較1 くすのき 投稿日: 2024年12月05日 22:50 No.1370 【返信

    これから、測定結果を整理して別の切り口でいくつかの比較をしてみます。

    まず第1弾として「どのユニットが良かったのか?」

    箱の設計に影響されにくい中高域の特性で、最も素直なスピーカーユニットはどれかを見てみます。
    中高域の比較だけですので、疑似無響室特性を使います。

    ただし、ユニットに問題があったと感じられる、河野さんの6N-FE88ESと柳田さんのFE-83、徹底改造した楠のP800、バッフルステップ補正の入っている堤さんのM800は除外してます。

    添付ファイルに、1枚のグラフに縦に並べましたので、自分なりの見方で比較してください。
    わたしにはFF85WKの特性が最も素直に見えます。次点はFE83Eでしょうか?

    あくまでも、データ上の話なので音のよさと直結はしてませんが、気になるデータだとは思います。


    MUKU 投稿日: 2024年12月06日 00:04 No.1371
    堤 MUKUです

    広島では皆々様には大変お世話になりました

    さて 楠様の解析ご所見に感じるところございます
    その理由は
    会長様作品(共鳴管スピーカー)にてFF85WKの音が
    癖も無く耳に残るものに依ります

    そこで
    幣作無垢レゾ3号のFF85WKへの換装も考えておったところでした

    M800は7K~8KHzの若干の凹みと10Hz以上の高域の暴れが曲者で
    2段構えのステップバッフル補正で10Hz以上の高域の暴れを押さえますと
    7K~8KHzの若干の凹みがより大きなディプとなり
    無垢レゾ3号ではトレードオフの塩梅で厳しいものでした

    楠様の解析ご所見により
    FF85WKへの換装
    これは一つやるべきかと
    弾みを得たように存じます
    敬具
    MUKU 投稿日: 2024年12月06日 08:32 No.1372
    堤 MUKUです

    先の書き込み
    誤記訂正します

    10Hz×→10KHz〇 です
    きたやま 投稿日: 2024年12月06日 12:10 No.1373
    特に最近のFOSTEXフルレンジは、エッジの逆共振により生じる高域のディップが顕著なので、
    その点FF85Kのウレタンエッジ(結構耐久性があるので純ウレタンでは無い?)の特性の素直さが際立っているのかも知れませんね。
    きたやま 投稿日: 2024年12月06日 12:13 No.1374
    スミマセン。

    FF85K ✕ → FF85WK 〇
    くすのき 投稿日: 2024年12月06日 16:21 No.1375
    無響室特性であるとはいえ、周波数特性では音のことなど何もわからないと言われる方もおられます。
    そういう方の中には、時間軸特性、過渡特性、タイムドメインこそが重要と思いこまれている場合もありますので、インパルス応答特性についてもまとめてみました。

    添付図に上記7作品のインパルス応答を示します。
    横軸は秒でmはミリ秒を表します。
    なお、4m秒付近に1つ、もしくは2つの小さなピークが記録されていますが、これは天井と床から反射してきたパルスを捉えた物ですので、ユニットの特性とは関係がありません。

    これで見ると判るように、限定版ユニット(FE83Sol,6N-FE88ES)はアンダーシュートが大きくパルス部分の応答が特に優れていると言う訳ではないようです。

    この中ではFF85WKが優れているように、わたしには見えます。


    さかたに 投稿日: 2024年12月06日 20:42 No.1379
    fostex8cm径の手持ちは他にはFE85KとP800Kしかなく、それらに付け替えて試聴しても一瞬で
    勝負がつきました。FF85WKはヤフオクで手に入れたものですが、たまたま優秀なFF85WKのロットにあたったのかもしれません。


    来年第1回目の例会(第146回) 管理人 投稿日: 2024年12月06日 20:34 No.1378 【返信

    普通は2月の第4日曜日が開催日になるのですが、私が日曜当番医に当たっているので
    3月2日の予約を取りました。伊野は少ないメンバーなのでこれで都合が悪いひとがあれば、予約日の変更をします。これでいいですか。


    例会参加は不定期になります きたやま 投稿日: 2024年12月01日 12:38 No.1366 【返信

    コンテスト時に抱えていた足の痛みが悪化し、
    仕事のみならず日常生活にも支障をきたしていますので、
    まずはその改善を最優先することにしました。

    12月の例会はお休みし、その後の参加も2022年以前のような不定期になると思います。
    次に参加出来る時には、板の裁断までが終わっている20cm2ウェイのダブルバスレフ↓
    を持参する予定です。


    くすのき 投稿日: 2024年12月04日 09:19 No.1367
    きたやまさんが参加されないのは寂しいですが、ゆっくりと養生してください。

    わたしの方は、今年3つのコンテストに参加して、春からズーーッとスピーカーを作り続けてきたので、
    宿題がたまりまくりで、来年はスピーカーの作成は控えて他をがんばります。

    と言っても、例会で公開できていないコンテスト用スピーカーが2セットありますので、12月(YAMAHA)、2月(ミューズの方舟)はそれを持って行きます。
    また、来年は宙ぶらりんになってしまっていた会長さんの歌を録りたいと思い、第一弾として12月にマイクテストを考えてます。いかがでしょうか?→会長さん
    きたやま 投稿日: 2024年12月04日 16:00 No.1368
    くすのきさん、お気遣いありがとうございます。

    11月16日のイベントでお聴きした くすのきさんの「ヤマハ9cmユニット+軽量新素材」の作品は、
    ユニットとエンクロージュアの相性が大変良かったと感じています。
    12月例会で聴いていただけるのが楽しみですね。
    アールefu 投稿日: 2024年12月05日 09:15 No.1369
    きたやまさん

    まずはしっかりと、お体の養生をされますように。
    20cmとは大作ですね 楽しみにしています。

    今月の例会には私もYAMAHAの9cmBHを持っていきます。
    CD『クラシックの名作曲家たち』も持っていきます。
    さかたに 投稿日: 2024年12月06日 20:30 No.1377
    歌の録音のことをおぼえていてくださってありがとうございます。
    今年は第12胸椎の圧迫骨折で立位すら難しかったので今年は無理でした。
    先月末からいい整骨治療に通院しているので来年は頑張ります。


    ホームぺージ途中経過 管理人 投稿日: 2024年11月12日 22:53 No.1361 【返信

    楠さんから11月10日に頂いた大量の測定データをページにのせました。
    氏名にリンクがついて個人の測定データのページに跳びます。
    くすのき 投稿日: 2024年11月13日 17:01 No.1362
    データ自体は、掲示板に上げた物と全く同じ物です。
    これで、タイムラインに押し流されても大丈夫です。

    http://tatuiti.in.coocan.jp/omega/omega144/reikai144.html
    管理人 投稿日: 2024年11月14日 22:54 No.1363
    コンテスト大会のページ、画像とコメントまでいれました。
    グランプリと三賞については、いったんここに載せてあとでぺージに追加します。

    グランプリと三賞選考について
    オメガの会のスピーカーコンテストも3回目となり、今まで同様遠方よりの参加もあり
    盛会でした。ただ、今回は新規参加者が2名に留まり、当初のいろんな埋もれた
    スピーカー・クラフトマニアを得点にこだわらず表彰するという構想とかけ離れて
    きました。また、コンセプトの概念がどのように共有されているか疑問であるという
    意見も出ました。そこからコンテストの原点に立ち返り、音質点重視で選定しようと
    いう流れになりました。
    管理人 投稿日: 2024年11月14日 22:54 No.1364
    では、グランプリから 
    石田さん、バックロードバスレフという分野を切り開いて今も発展させている。
    高いSN比、前面開口なのに付帯音がなく、ハイエンドの名に相応しい。ボーカルが
    はじまったときその美しさに耳をそばだてた。ギター伴奏がまたよくて、ギターが
    ボーカルを引き立てているが、その逆にボーカルがまたギターを引き立ていている。
    こんなスピーカー聴いたことがない。

    北山さん 一発回答賞 BHBSははじめて作ったのに、いきなり高音質の鉱脈を掘り
    当てたのに感服。何よりも低域の豊かさで本家石田さんを抜き去った。ドシリとした
    低音にボーカルが美しく載る。ソロピアノの多彩な表情をあますことなく表現。瞬発力
    もあり、オールラウンド。箱の素材は美しく、かっちりとした仕上がり。

    堤さん 天孫降臨賞 宮崎にお引越しされてオメガの会の支配領域を拡張。神話の故郷
    から広島に来襲。ダブル共鳴管という独自のシステムをさまざまな手段で研き上げ
    共鳴感を排除し、おおらかな低音の上にあらゆるソースを展開する。音道を確保する
    ため一部のバッフルを突出させ、はれによる高音の張り出しをPST回路で補正するという
    凝った手法。

    宇佐美 楓さん、大久保 晴友美さん 3Dマトリックス賞 大嶋先生指導の下、塩ビニ管
    を繋げてBHを作る。設計も視聴・修正も難しいのではないかと想像する。過去の塩ビニ
    BHの中では最高の出来だった。賞の名は3D造形がうねうねと続く管の基盤になっている
    イメージからつけました。力強い中高音と雄大な低音。音量合わせをしたはずだが
    、なぜかこの作品が一番大音量に聴こえる。BHの特徴は木製でなくともここまで出る。
    若い作家たちの今後の発展を大いに期待したい


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