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本日は48回、昨日は53回、累計63275回のアクセスがありました。
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BATAVIA 1628 NEDD 投稿日: 2024年04月26日 18:01:25 No.461 【返信】

(画像43)下地外板は無理のないよう極力A曲げで張るようにします。
そうすることで仕上げ外板とより交差するようになるので外板同士の接着強度は増すからです。
画像は船尾端に生じたクサビ形の隙間です。
このような箇所は外板の端材を使って埋めるようにします。

(画像44)下地外板を張って行くと、真ん中あたりでスキマが残ります。
下地外板の場合はどのような形で張っても構わないので気楽に張るようにします。
板目がどうのこうのと気にすることはありません。




BATAVIA 1628 NEDD 投稿日: 2024年04月25日 18:21:31 No.460 【返信】

(画像40)船体外板を使うときはシアーに沿うようにB曲げする必要があります。
ノッチを入れるのも手ですが、板材を複数枚束ねてまとめて曲げる方法もあります。
例えば、5×1㎜の板材を6枚重ねてマスキングテープで中央と両端をしっかり固定し、
タップリ水を含ませてから画像のように木ネジで強制的に曲げるとまとめて曲げることができます。
水が乾いたら筆で水をタップリ吸い込ませ、数日放置しておきます。

(画像41)さらに曲げを強くしたいときには、板材の束の一端を曲げて木ネジの位置を少しずらします。

(画像42)仕上げ外板はペア4×0.5㎜と薄いのでB曲げは容易ではありません。
そこで10枚重ねてマスキングテープで束にして曲げるようにします。
薄板を強制的に曲げると浮き上がろうとしますので、
浮き上がり防止の板を上から当てて浮き上がらないようにして固定します。
いずれの方法も木ネジを外すと元に戻ろうとします。
強制的に曲げたときの半分程度まで戻るものとして曲げるようにすると良いでしょう。
最初にこのように板を曲げておくと、ほかの作業中の時間を有効に活用できますので、
どの作業よりも先にやっておくことをお勧めします。




BATAVIA 1628 NEDD 投稿日: 2024年04月24日 15:24:17 No.459 【返信】

昨日のアクセス数を見て驚きました。607回は最高かもしれません。
とても嬉しいことです。もっと他の方の参加もあるとさらに嬉しいですね。
BATAVIAは今日から下地外板のプランキングに入ります。

(画像38)下地外板は上から下へ、船底から横へと順に張って行き、
最後に中間部分に空いたビルジ部分を張るようにします。
私は先に船底側から張り、その後フリーボード下地外板に接する外板を張りました。
板材を張ることを「プランキング」と言います。

(画像39)ライム材が使いやすいとは言っても本船のシアーはキツ過ぎてとても追従できません。
そこで板の下側に2㎜ほどのノッチを入れてみると…簡単に板幅方向に曲げることが出来ました。
板材を曲げるときに、モデラー間では板厚方向に曲げるのを「A曲げ」、
板幅方向に曲げるのを「B曲げ」と便宜上呼んでいます。
下地外板をバルクヘッドに接着するときもMDFに少し水を付け、
板も濡れ雑巾で拭くなどすると木工ボンドの伸びも良いようです。
しっかりバルクヘッドに接着するようにします。
板材を押さえるのに私はマチ針で作ったピンを使っています。




BATAVIA 1628 NEDD 投稿日: 2024年04月23日 17:13:20 No.458 【返信】

(画像36)フリーボード下地外板の接着ができました。

(画像37)これから船底部の下地外板を張って行きます。
板材に使うのはライム5×1㎜です。初めて下地外板にライムを使ってみましたが、
木目もなくとても使いやすい材料のようです。
曲げるのも水だけでかなり自在に曲がります。
今回は「教材用」として使うため、左舷側だけ下地外板を張ることにします(基礎講習会後に右舷側を張ります)。
むき出しのバルクヘッド部分が下地外板を張る部分になります。
概略板割をすると10枚必要であることが分かりました。




BATAVIA 1628 NEDD 投稿日: 2024年04月22日 21:54:11 No.457 【返信】

(画像33)フリーボード下地外板を張る前に船尾「トランサム」部分に
斜め方向に仕上げ外板(ペア4*0.5㎜)を張っておきます。
画像は写真を撮るのを失念してフリーボード下地外板を接着後に写したので
順が逆になっているように見えますが、先に張るのはトランサムです。

(画像34)さらに船首尾ある小さな「チーク」デッキにも同じようにペア材を張っておきます。

(画像35)フリーボード下地外板を接着しますが、バルクヘッド側部に水を含ませてから
木工ボンドを塗布し、フリーボード下地外板を接着するようにします。
このときフリーボード下地外板が木工ボンドの水分で変形しやすくなりますので、
バルクヘッドへの圧着は板材をあてがって厚紙には直接触れないようにして接着します。
厚紙の代わりに航空ベニアを使うことも考えられますが、船首部の曲面に適応させるのが難しいと思います。




BATAVIA 1628 NEDD 投稿日: 2024年04月21日 17:58:09 No.456 【返信】

(画像30)バルクヘッドの接着のときに説明がヌケておりました。
船尾のバルクヘッド2~3の間にはフィラーなどの連結材がないので、
端材を使って画像のように埋め込んでおきます。

(画像31)バルクヘッドのベベリングが済んだところで、「甲板補助材」の型紙を作ります。
バルクヘッドにはツノが付いているので、ツノをかわしながら甲板形状が分かるように現物合わせして型紙を作ります。
この型紙は後で使いますので保存しておきます。
甲板の膨らみ(キャンバー)はいまは考えなくて構いません。

(画像32)吃水から上の没水しない舷側のことを「フリーボード」といいます。
図面のフリーボード下地外板を厚紙から切り出すのですが、その前に
一度現物合わせをしてから厚紙を切り出すようにしてください。
紙には繊維方向がありますので、船体に対し紙の繊維が上下方向になるように厚紙から切り出してください。
すると船首部の曲がりにも対応しやすくなります。




BATAVIA 1628 NEDD 投稿日: 2024年04月20日 21:46:27 No.455 【返信】

(画像27)右舷側のバルクヘッドのベベリングを済ませたところです。

(画像28)船尾スターンポスト部分のバルクヘッドは後端部厚さがゼロになるようにサンディングします。

(画像29)ベベリングは船体製作の中でも最も大事な工程です。
十分時間をかけて滑らかに仕上げるようにしましょう。
船体を滑らかにするコツは、外板に使う板材を使ってバルクヘッド4~5枚に当てたときに
すべてのバルクヘッドに接するようにするのがポイントです。
もし部分的に接し、その前後のバルクヘッドで浮き上がっていれば、
接している箇所をサンディングしてすべて接するように微調整します。
このようにベベリングのチェックのために使う板材を「バッテン」といいます。
船体は全面が曲面ですのでバッテンをどの方向に当ててもすべて接しているようにするのがポイントです。




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