映画同好会
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ジェントルメン 組長 投稿日: 2023年07月16日 21:57:45 No.482 【返信】

《マシュー・マコノヒーなどの豪華キャストが結集し、「スナッチ」のガイ・リッチーが監督した痛快クライムサスペンス。
ロンドンの暗黒街で、麻薬王の引退をきっかけにバトルが展開。
マコノヒー、ヒュー・グラント、コリン・ファレルなど主役クラスのスターたちが顔合わせ。巨万の富が動く麻薬ビジネスをめぐり、丁々発止の駆け引きや迫力満点の銃撃戦が繰り広げられる。
しかし、犯罪者たちがいずれもくせ者で、トリッキーな語り口やブラックユーモアを駆使したのがリッチー監督ならでは。
「アラジン(2019)」などファミリー向け映画を大成功させられるヒットメーカーになったリッチー監督だが、本作と続く「キャッシュトラック」で久しぶりに活劇派としての手腕を発揮したのは、ファンにとって朗報だ。》

ガイ・リッチー監督といえば、「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」です。
この題名なかなか覚えられませんが、観た人は絶対ハマります。
そして、「スナッチ」。

何本か大作をつくった彼の原点回帰。
これぞ本領発揮です。
その本領とは、練りに練られた脚本の妙味とそのスタイリッシュな映像です。

登場人物はみんなワルで、暗黒街の支配、大金を狙っています。
誰の言葉が本当で、誰が誰とくっついて、誰がさらに上を狙っているか。
このテンポの良さにしっかりついていったら、楽しくて仕方ないです。

ファーストシーンの意味が分かってからもまだ話は進み、最後は誰が笑うのか。
癖の強いキャラクターたち、豪華な俳優陣。
ヒロインがもうちょい美人だったらいうことなしやねんけどね。

2019年。113分。WOWOW。3.8。


すべてが変わった日 組長 投稿日: 2023年07月16日 21:43:14 No.481 【返信】

《ダイアン・レイン、ケヴィン・コスナー、レスリー・マンヴィルとベテランのスター俳優たちが集結し、息詰まる演技合戦を披露。
全米の興収で初登場No.1ヒットを記録した衝撃のスリラー。
1960年代のアメリカ北西部を舞台に、愛するひとり息子を不慮の事故で亡くした元保安官夫婦が、大切な孫と義理の娘を暴力的な一家から救い出すべく、決死の旅路へと出発。
「マン・オブ・スティール」などでも夫婦役を演じた経験のあるコスナーとレインが、本作では元保安官とその妻に扮してぴたりと息の合った共演を見せる一方、「ファントム・スレッド」のマンヴィルが、暴力的な一家に君臨する強権的な女家長に扮して圧巻の怪演を披露。
現代版の西部劇というべき重厚で息詰まるサスペンススリラーに仕上がった。》

ファーストシーンがカウボーイハットで乗馬するシーンです。
内容を知らなかったので、西部劇と思います。
物語は西部劇の時代ではなかったですが、やっぱり西部劇でした。

最初展開がちょっとわかりにくかったです。
息子が落馬して死に、嫁が孫を抱えて再婚します。
老夫婦(ダイアン・レイン、ケヴィン・コスナーもそんな歳)は唯一の血縁になる孫を救いに向かいます。

その手段は法では困難で、結局暴力が爆発します。
ケヴィン・コスナーは元保安官、ダイアン・レインは強い女。
銃を忍ばせていくのが伏線でした。

米映画はどうしても西部劇なんですね。
こういう解決しかできないのでしょうか。
これでハッピーエンドになるんでしょうか。

ダイアン・レインとケヴィン・コスナー、さすが大スターです。
二人を観ているだけで、本作の価値はあります。
やはりレベルが違いますね。

レスリー・マンヴィルの一家の背景描写をもう少し描いてほしかったです。
嫁はなぜ彼と再婚したかも。

ケヴィン・コスナー、普通人かと思いきや、やっぱりヒーローでした。

2020年。113分。WOWOW。3.4。


君だけが知らない 組長 投稿日: 2023年07月16日 21:25:23 No.480 【返信】

《韓国の人気女優ソ・イェジ主演のミステリーサスペンス。
事故で記憶を失い、献身的な夫の支えで少しずつ日常を取り戻す妻。
だが幻覚で未来の出来事が見えるようになり……。
「八月のクリスマス」「四月の雪」で知られるホ・ジノ監督のもとで長年助監督を務め、脚本も手掛けたソ・ユミン監督のデビュー作。
ドラマ「サイコだけど大丈夫」のソ・イェジがヒロインのスジンを演じ、実力派俳優キム・ガンウが相手役を演じる。
スジンが事故で記憶を失くしているというシチュエーションで、映画の至るところに記憶にまつわるキーワードが隠され、それらが映画の進行に従いジグソーパズルのように組み合わさっていく。
物語が思わぬ方向に転がり、予想をはるかに超えてくる展開に驚かされる。》

いわゆる記憶喪失もの。
定番の展開は、〇〇と思っていたのが、実は××だった。
ただ、記憶がないとそう簡単に信じるのか、周りは気づかないのか、という疑問は本作にも残ります。

ソ・イェジが可愛いので観ていられます。
二人の男の間で、彼女の立ち位置が謎となって話は進みます。
幻覚が実は……。

つまり、夫と別の男と。
結婚写真の意味は……。
このあたりの伏線はうまいです。

でも、どうも展開がうまくなく、やや不満でした。
邦題の通りなのですが、誰か教えてやってよ、別に秘密にする必要もないし。
意外と韓国映画にしては、警察はしっかりしてました。

2021年。100分。WOWOW。3.8。


殺意の夏 組長 投稿日: 2023年07月09日 14:19:14 No.479 【返信】

《フランスの田舎町を舞台にある復讐を誓った娘が捲き起こす事件を描くサスペンス。
製作はクリスティーヌ・ベイトゥ、監督は「タヒチの男」等のジャン・ベッケル。
「狼は天使の匂い」の脚本などで知られる作家セバスチャン・ジャプリゾ自らが脚色。
撮影はエティエンヌ・ベッケルとジャック・ドロー、音楽はジョルジュ・ドルリューが担当。
出演はイザベル・アジャーニ、アラン・スーションなど。》

アマゾンプライムにありましたので、久しぶりに観ました。
もちろん、イザベル・アジャーニ目当てで。
やっぱり彼女の魅力がなければ、観ていられない作品かもです。

美人であるのはもちろんですが、本作では脱ぎっぷりの良さも光ります。
特に必然性がないのに。
ファンにはたまりません。

内容は一応ミステリーですが、謎もなく、特に意外性もなく、なんだかなあです。
無駄に上映時間が長く、やはり彼女を観るしかないです。
それにしてもここでの彼女も、狂気に向かいます。

彼女のファン以外は観なくていいです。

1983年。134分。アマゾンプライム。3.4。




1秒先の彼女 組長 投稿日: 2023年07月09日 14:04:04 No.478 【返信】

《台湾のアカデミー賞に当たる第57回金馬奨で作品賞、監督賞など5部門を受賞。
「熱帯魚」のチェン・ユーシュン監督が奇抜なアイデア満載で放った極上のラブファンタジー。
何をするにも他人よりワンテンポ早く、どこかズレた人生を送るアラサー女子のシャオチー。
憧れのイケメンの男性とバレンタインの日にデートする約束を交わした彼女だったが、ふと目覚めると、なぜか既にバレンタインの翌日。
バレンタインが消えた? そんなまさか! 
その謎を探るべく彼女は必死で探索を開始することに。「熱帯魚」「ラブゴーゴー」で注目を浴びた台湾映画界の異才チェン・ユーシュン監督が、全編にわたって奇抜でユーモラスな話術を発揮。
誰もが見て大いに笑って泣ける、会心の娯楽作に仕上がった。》

わが国で「1秒先の彼」としてリメイク、上映中です。

ラブコメです。
子どものころからずーっと好きだった彼女。
彼女に会いたいために毎日彼女の職場へ。

彼女はまるで見向きもしない。
そんな彼女に彼氏ができますが、彼は詐欺師であることに気づいて……。
まあよくあるプロットですね。

ファーストシーンは、一日が盗まれたと警察に届けに。
ここからコメディであり、ファンタジーであることは自明。
台湾では、七夕バレンタインです。

なくなった一日の描写がすごい。
その理由もなるほど感ありです。

やっぱハッピーエンドはいいですな。
男女逆転しての日本でのリメイクはクドカン脚本。
ちょっと興味あります。

2020年。119分。WOWOW。3.8。


キャメラを止めるな! 組長 投稿日: 2023年07月09日 13:48:24 No.477 【返信】

《日本映画「カメラを止めるな!」を、第84回アカデミー賞で作品賞・監督賞など5冠を制した「アーティスト」のM・アザナヴィシウス監督がフランスでリメイクした話題作。
2018年にまず都内2館で一般公開され、超低予算の自主製作映画ながら興行が全国に拡大して大ヒットした「カメラを止めるな!」。
そんなオリジナル版にほぼ忠実なリメイク版が本作で、冒頭の30分強の長回しカットも再現。
とはいえ、長回しカットを撮影したロケ地がオリジナル版よりも広くてスピード感もアップし、オリジナル版とひと味異なるスリルと笑いを楽しめる。
何よりアザナヴィシウス監督からのオリジナル版へのリスペクトが感じられ、オリジナル版の竹原芳子(以前の芸名はどんぐり)が同じ役を演じた。》

日本でヒットしたんで、フランスで制作するというプロット。
そのまんまです。
でも、内容はほとんど同じ。
リメイクの意味がないです。

はっきりいって、全く面白くない。
日本版を観ていなければ、まあまあかもですが。
役名が日本名というのはどうなん?
そんなとこ、無理せんでもええのに。

アカデミー賞監督が撮ったにしては、ダメでした。

竹原芳子の大阪弁はよかったけど。

2022年。112分。WOWOW。3.3。


リバー、流れないでよ 組長 投稿日: 2023年07月06日 23:23:35 No.476 【返信】

《上田誠率いる人気劇団「ヨーロッパ企画」が手がけたオリジナル長編映画第2作。
国内外で高評価を得た長編映画第1作「ドロステのはてで僕ら」に続いて上田が原案・脚本、同劇団の映像ディレクター・山口淳太が監督を務め、冬の京都・貴船を舞台に繰り返す2分間のタイムループから抜け出せなくなった人々の混乱を描いた群像コメディ。
貴船神社と料理旅館「ふじや」の全面協力を得て、冬の貴船で撮影を敢行。
ミコト役の藤谷理子をはじめ、ヨーロッパ企画の俳優たちが多数出演し、鳥越裕貴、本上まなみ、早織、近藤芳正らが共演。
舞台「夜は短し歩けよ乙女」などで上田やヨーロッパ企画と縁のある、人気アイドルグループ「乃木坂46」の久保史緒里が、物語の鍵を握る役どころで友情出演。》

題名から想像すると裏切られます。
本作はコメディです。
それも良質の。
爆笑、爆笑、笑いが止まりません。

2分間のタイムループ、上映時間86分中、70分として35回。
ホントに2分間きっちりだったそうです。
演技が時計に支配されたとか。

入浴中、食事中、酒燗中。
謎解き、喧嘩の仲裁、デート等々。
2分でこれだけできるのか。

脚本がしっかりしていて、全く飽きません。
風景も貴船ですから、きれいですし。
なんと、この旅館、藤谷理子の実家やそうです。

コメディのノリですから、オチも許しましょう。
このショボさも笑っておきましょう。

上映時間もちょうどよく、あまり深く考えず楽しめる作品でした。
気楽に鑑賞してください。

2023年。86分。TOHOシネマズ梅田。4.0。


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