映画同好会
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アミスタッド 組長 投稿日: 2023年10月01日 10:10:31 No.508 【返信】

《S・スピルバーグ監督が、奴隷制度をめぐる闘いの実話を映画化した感動作。
奴隷船で反乱を起こし、殺人罪に問われた黒人たちを救うべく、尽力を続けた人々の姿を描く。
奴隷船の“積み荷”扱いされた黒人たちが、自らの生命と自由を守るべく反乱を起こす。
だが、アメリカにたどり着いた彼らは殺人罪に問われ、死を待つ囚人となった……。
19世紀の実話をもとに描くスピルバーグ監督の一大野心作。
当時、スピルバーグ監督が設立に加わった新会社ドリームワークスの第1回作品として発表された。
人間の根源的な自由を求める闘いを、彼ならではのヒューマニズムを盛り込みながら描写する。
M・フリーマン、A・ホプキンスら実力演技派がずらりそろって繰り広げる息詰まる競演が見ものだ。》

スピルバーグ監督作品ではあまり有名でもなく、さほど評価も高くありません。
私も観そびれていました。

いい映画ではありますが、ここぞというシーンがなく、劇的な展開もありません。
というのは、一応裁判劇ではありますが、裁判が中心ではないのです。

もちろん、人種差別黒人奴隷がテーマですが、あまり響かない。
酷いシーンもありますが、そこが主眼にならないのです。

米大統領選挙が背景にあったり、南北戦争の引き金になったり、どうも話が絞られていないのです。
ですから、裁判での無罪も劇的になりません。

実話であるので、仕方ない面もありますが、エンタメにはなっていません。

主役はマシュー・マコノヒー。
終了後の出演者クレジットのトップは、モーガン・フリーマンでした。
さほど活躍していないのに、なんで?

その後を報告する、エンドクレジット、どうも後味は悪いものでした。

1997年。155分。WOWOW。3.6。


ジョン・ウィック コンセクエンス 組長 投稿日: 2023年10月01日 09:46:47 No.507 【返信】

《キアヌ・リーブスが伝説の殺し屋に扮した大ヒットアクション「ジョン・ウィック」シリーズの第4弾。
裏社会の掟を破り粛清の包囲網を逃れたジョン・ウィックは、裏社会の頂点に立つ組織・主席連合から自由になるべく立ちあがる。
主席連合の若き高官グラモン侯爵は、これまで聖域としてジョンを守ってきたニューヨークのコンチネンタルホテルを爆破し、ジョンの旧友でもある盲目の暗殺者ケインをジョンのもとへ差し向ける。そんな中、ジョンが日本の友人シマヅに協力を求めるため、大阪のコンチネンタルホテルに現れる。
共演にはイアン・マクシェーン、ローレンス・フィッシュバーンらおなじみのキャストに加え、グラモン侯爵役でビル・スカルスガルド、ケイン役でドニー・イェン、シマヅ役で真田広之が出演。
前3作に続きチャド・スタエルスキ監督がメガホンをとった。》

結論からいきます。
最高に面白かったです。
おなか一杯、大満足で劇場を後にしました。
ニヤニヤが止まりません。

かなりな長尺ですが全く退屈しません。
3か所でのアクションになります。

①大阪
ホテル支配人で真田広之。
道頓堀がちょこっと出てくるぐらいで、後はホテル内のみ。
変な看板、ネオン、武器は刀に弓矢。
やっぱりなんちゃって日本でした。
片手に刀、片手に銃、面白い。

②ベルリン
ここで一族に復帰する闘いが行われます。
ちょっと無理無理な設定ではありますが、これが次に続きます。
決着をつけることになります。

③パリ
ここでのアクションが最高でした。
凱旋門でのクルマがビュンビュン通行の中でのアクション。
どんどんはねられていくのが新鮮。
俯瞰ショットによる長回しのガンアクション。
ワクワクするショットです。
そして、サクレ・クール寺院の階段222段落ち。
いやはや恐れ入りました。

最後はそう来ましたか。
続編はあるのか、5作目制作決定の報道もあり、スピンオフもあります。
どういう設定にするのか、意味深のラストでした。

盲目のドニー・イェンがひたすらかっこいい。
真田広之は、いつもですがもう少し出番が欲しい。
もうすぐ還暦のキアヌ・リーブス、体張ってます。

本作にも犬が登場、割といい役やっていました。

2023年。169分。T・ジョイ梅田。4.2。


ジョン・ウィック 組長 投稿日: 2023年10月01日 09:17:23 No.506 【返信】

《「マトリックス」シリーズのキアヌ・リーブスが主演を務め、元殺し屋の壮絶な復讐劇を描いたアクション。
「マトリックス」ほか数々の大作映画でスタントやスタントコーディネーターを手がけたチャド・スタエルスキが初メガホンをとり、銃とカンフーを融合させた新銃術「ガンフー」を中心とした独自のアクション世界を展開する。
愛する女性ヘレンとの出会いをきっかけに、裏社会から足を洗った殺し屋ジョン・ウィック。
しかし、ヘレンは病に倒れて帰らぬ人となってしまい、ジョンは悲しみに暮れる。
そんなジョンのもとに、ヘレンが生前に用意していたデイジーという名の一匹の子犬が届けられる。
亡き妻の思いが託されたデイジーとの生活で再び心に平穏を取り戻していくジョンだったが、ある日、ジョンの所有する車を狙って家に押し入ったロシアンマフィアが、デイジーを殺してしまう。
生きる希望だったデイジーを奪われたジョンは、かつてその名をとどろかせた裏社会に舞い戻り、ロシアンマフィアの組織を相手に単身戦いを挑む。》

ついでに1作目までさかのぼりました。

改めて観るとそんなに傑作とは思いませんでした。
スケールにしてもアクションにしても、まあ普通かな。
それだけ2作目3作目の発展性がすごいです。

といって面白くないわけではありません。
しかし、B級作品でしょう。
お金がなくて、キアヌ・リーブスも自腹を切って制作したとか。

キアヌ・リーブスの代表作、「マトリックス」に次ぐ当たり役になりました。
1964年生れです。
トム・クルーズは1962年生まれ。
頑張りますねえ。

ということで、いよいよ新作です。

2014年。101分。アマゾンプライム。3.8。


キングダム 運命の炎 組長 投稿日: 2023年08月14日 08:16:29 No.488 【返信】

《原泰久の人気漫画を実写映画化した大ヒット作「キングダム」シリーズの第3作。
春秋戦国時代の中国。天下の大将軍を志す少年・信(しん)は秦の若き国王・嬴政(えいせい)と運命的な出会いを果たし、ともに中華統一を目指すことに。
魏との戦いに勝利をおさめた彼らのもとに、秦に対して積年の恨みを抱える隣国・趙の軍隊が攻め込んでくる。
嬴政は長らく戦場から離れていた伝説の大将軍・王騎(おうき)を総大将に任命。
王騎から戦いへの覚悟を問われた嬴政は、かつての恩人・紫夏(しか)との記憶を語る。
100人の兵士を率いる隊長となった信は、王騎から「飛信隊」という部隊名を授かり、別働隊として敵将を討つ任務に挑むが……。
信役の山崎賢人、嬴政役の吉沢亮、王騎役の大沢たかおら前2作からのキャストに加え、紫夏役で杏、趙の総大将・趙荘(ちょうそう)役で山本耕史、副将・馮忌(ふうき)役で片岡愛之助、副将・万極(まんごく)役で山田裕貴が新たに参加。》

待望の第3作。
かなりハードルは高かったと思いますが、軽々超えてきました。
このシリーズ、全く外しません。

本作は2部構成。
嬴政の過去と馬陽の戦です。

嬴政の過去は杏に泣かされ、馬陽の戦は定番の壮大なアクションです。
どちらも全く無謀な作戦、そこは映画です。
戦いの趨勢はわかりやすく、血湧き、肉踊ります。

役にハマったキャストたち、手抜きのないスケールの大きさ。
息つく暇のない展開。
前作のメンバーが活躍します。

そして、戦いの後意外な俳優たちが登場です。
ということは、次作は絶対制作されるはずです。
今回は予告はありませんでしたが、確実でしょう。

このクオリティでどんどん進んでください。
大きな期待を持って待ちましょう。
次作が待ち遠しい日本映画って、稀有です。

2023年。129分。シネマサンシャイン大和郡山。4.1。
組長 投稿日: 2023年09月27日 10:38:43 No.505
2回目の鑑賞です。
さすがにしっかり覚えておりました。

何度観ても面白く、鑑賞に堪えます。
次作制作の発表がありましたので、To Be Continued のおまけが付け加えられました。

たぶん、馬陽の戦い終了で一区切りかなあと思います。
主人公たちには達成感はないでしょうが。
ということは、次作でオールスター総登場かな。

脇役たちにも目を配って、それなりの見せ場を作るって、難しいです。
本作ではまあまあうまくいっています。
どうでもいいシーンにならないギリギリに踏みとどまっています。

さらに登場人物が増える次作では、その交通整理はうまくいくのでしょうか。

信役の山崎賢人、嬴政役の吉沢亮、王騎役の大沢たかおたちがかすむほどの豪華キャストですから。
長澤まさみと清野菜名の活躍に期待してます。

公開は来年かな。


ジョン・ウィック チャプター2 組長 投稿日: 2023年09月27日 10:24:27 No.504 【返信】

《キアヌ・リーブスが伝説の元殺し屋に扮し、銃とカンフーを融合させた新銃術「ガンフー」を取り入れたアクションでヒットを記録した「ジョン・ウィック」のシリーズ第2弾。
前作でニューヨークを舞台にロシアン・マフィアを相手に繰り広げた壮絶な復讐劇から5日後。
平穏な生活を送りたいジョンは、イタリアン・マフィアのサンティーノからの殺しの依頼を断るが、それにより自宅を爆破されてしまう。
ジョンはサンティーノへの復讐を開始するが、命の危険を感じたサンティーノに7億円もの懸賞金をかけられ、世界中の殺し屋から命を狙われる事態に巻き込まれてしまう。
チャド・スタエルスキが前作に引き続き監督を担当。
ジョン・レイグイザモ、イアン・マクシェーンら前作からのキャストに加え、グラミー賞ラッパーのコモン、「トリプルX 再起動」のルビー・ローズらがジョンを狙う殺し屋として出演。
リーブスの代表作である「マトリックス」シリーズのローレンス・フィッシュバーンが独自の組織を束ねるキング役で出演。》

ついでにもう一本、さかのぼりました。

「誓印の掟」の借りを返したら、口封じに狙われます。
あとはもう、命を狙う敵を殺しまくるだけ。

最後、コンチネンタルホテルで殺人を犯してしまい、次作に続きます。

肉体アクションに終始し、銃の用い方が新鮮です。
至近距離でというか、もう頭や体にくっつけての銃の発射。
あとはナイフです。

警察が全く出てこないのもこのシリーズの特徴になります。
中途半端に出てくるよりも確かに潔いです。
でも、これだけ殺人すれば世間にわからないはずもないですが。
まあ、そこは置いといて。

それと犬です。
本作では名無しでした。
もともとこのシリーズは、奥さんがくれた愛犬を殺されてからの物語でした。
最新作でも出てくるでしょうね。

「主席連合」の総元締めって誰でどういうやつなのですかね。
アナログの本部もかなりおかしいですね。

いい味を出していた、コンシェルジュ役のランス・レディックが今年急死したのは残念です。

2016年。122分。アマゾンプライム。3.8。


ジョン・ウィック パラベラム 組長 投稿日: 2023年09月24日 09:28:03 No.503 【返信】

《キアヌ・リーブスが伝説の元殺し屋に扮し、銃とカンフーを融合させた「ガン・フー」や車とカンフーを合わせた「カー・フー」など、これまでにないアクション要素を盛り込みヒットした「ジョン・ウィック」シリーズの第3弾。
前作で怒りのあまりに、一流殺し屋が集う「コンチネンタルホテル」の掟である「ホテル内で殺しはおこなってはいけない」を破ってしまったジョン。
聖域から追放された彼を待っていたのは、組織による粛清の包囲網だった。
刺客たちがさまざまな殺しのスキルを駆使し、賞金首となったジョンに襲いかかる。
傷だらけとなったジョンは、かつて「血の契約」を交わしたソフィアに協力を求め、カサブランカへと飛ぶが……。
監督は前2作から続投のチャド・スタエルスキが担当。
イアン・マクシェーン、ローレンス・フィッシュバーンら前作からのキャストに加え、オスカー女優のハル・ベリーが謎の女ソフィア役で出演。》

新作を観る前に復習です。

まあまあ覚えていましたが、ラストは忘れておりました。
覚えているといっても、ストーリーは単純です。
ただ、敵に追われてそれをひたすら殺しまくるだけの話です。

いろいろな小道具を用いて、手を変え品を変えのアクションです。
ナイフ、剣、銃がメインですが。
バイクアクションはありますが、カーアクションはありません。
メカのアクションは省き、あくまで肉体のアクションにこだわっています。

アクションのためのアクション映画です。
キアヌ・リーブスのキレキレアクションを楽しむだけの作品、でも私は大好きです。

回を追うごとに長尺になっていきます。
新作はもう3時間近いです。
飽きないかいささか心配です。

2019年。130分。アマゾンプライム。3.8。


グランツーリスモ 組長 投稿日: 2023年09月21日 20:54:21 No.502 【返信】

《世界的人気を誇る日本発のゲーム「グランツーリスモ」から生まれた実話をハリウッドで映画化したレーシングアクション。
ドライビングゲーム「グランツーリスモ」に熱中する青年ヤン・マーデンボローは、同ゲームのトッププレイヤーたちを本物のプロレーサーとして育成するため競いあわせて選抜するプログラム「GTアカデミー」の存在を知る。
そこには、プレイヤーの才能と可能性を信じてアカデミーを発足した男ダニーと、ゲーマーが活躍できるような甘い世界ではないと考えながらも指導を引き受けた元レーサーのジャック、そして世界中から集められたトッププレイヤーたちがいた。
想像を絶するトレーニングや数々のアクシデントを乗り越え、ついにデビュー戦を迎える彼らだったが……。
主人公ヤンを「ミッドサマー」のアーチー・マデクウィ、GTアカデミーの設立者ダニーをオーランド・ブルーム、指導者ジャックをデビッド・ハーバーが演じる。
監督は「第9地区」のニール・ブロムカンプ。
実在のヤン・マーデンボローがスタントドライバーとして参加している。》

プレイステーションのゲーム、「グランツーリスモ」。
そのゲーマーが本物のレーサーになったという実話。
当然ですが、ソニーが映画化。
実名での映画化で、日産自動車が前面に出ております。

やたら評判がいいので鑑賞しました。
そうですねえ、深みはないですがカーレース映画として楽しめました。
もはや古典の「グラン・プリ」やル・マンに特化した「栄光のル・マン」のような名作には及びませんが。

ニール・ブロムカンプらしい物語の推進力で、ぐいぐい見せます。
それはいいのですが、ここぞというところもじっくり描かないので、どうも薄っぺらな感じです。
簡単に言えば、話がうまく進みすぎなのです。

全くゼロから訓練してレースにデビューし、世界を転戦する話ですから、2時間少しで描くには仕方ないですけど。
ですから、恋愛とか父子の愛とかも軽めの扱いです。
その分レースに重きを置いていますが、それもあまり詳細には描いておりません。
どうしてもダイジェストになってしまいます。

レースの描写は非常にわかりやすいです。
アナウンサーの説明でなく、ゲームのような表示。

アナログの時代でなく、現代のレースです。
ゲーム感覚で本物のレースができるの夢じゃないのです。
そんな簡単にいくか?
ゲームが本物を超えてしまう世の中がやってきているのかもしれません。

東京も出てきますが、ソニーと日産へのリスペクトでしょうか。
別にいらんかったなあ。

2023年。135分。なんばパークスシネマ。4.3。


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