映画同好会
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TSUNAMI-ツナミ- 組長 投稿日: 2021年04月18日 22:10:22 No.109 【返信】

《韓国を代表するリゾート地・海雲台(ヘウンデ)を舞台に、大津波の恐怖を壮大なスケールで描くディザスター・ムービー。
「オアシス」「シルミド SILMIDO」のソル・ギョング、テレビドラマ「ファン・ジニ」のハ・ジウォンが主演を務める。
2004年、歴史上類を見ない死傷者を出したインドネシアの大津波。
インド洋で遠洋漁船に乗っていたマンシクは津波に巻き込まれ、密かに想いを寄せていたヨニの父親を失う。
この事故をきっかけにヨニへの気持ちを隠してきたマンシクが、ついにプロポーズを決意する。
しかしそのころ、高さ100メートル、時速800キロの超大型津波が迫っていた。》

こういう作品は、家族や恋人たちのエピソードが大災害に絡み、彼らの人間性がむき出しになるという展開です。
そして、誰が誰のために犠牲になるか、あるいは無駄死にか。
災害の描写が売りではありますが、やはり人間ドラマがしっかりしていないとダメです。

本作では、その人間ドラマがなぜかかなりコミカルに描かれ、しかも結構長い。
基本的に3組のカップルを描きますが、あまりうまい語り口ではありません。

地震の予知もどうもテキトーでいただけません。
日本地図もへんやったし。
津波の描写もなんかおかしい。
高層ビルが倒壊し、10階のエレベーターで溺れる描写がある半面、電信柱に上って助かっていたり。

お涙頂戴シーンがくどいわりに助かったり、じゃあ助かるやろうと思いきや犠牲になったり。
意外ではありますが、そこは王道でいかないと。

この監督ユン・ジェギュンは、この後「国際市場で逢いましょう」を撮っています。
同じ監督とは思えません。

2009年。107分。GYAO!。2.9。





彼女 組長 投稿日: 2021年04月18日 21:46:40 No.108 【返信】

《「さよなら歌舞伎町」「ここは退屈迎えに来て」の廣木隆一監督が、中村珍の漫画「羣青」を原作に、行き場を失った2人の女性の逃避行を描いたロードムービー。
裕福な家庭に生まれ育ち、何不自由ない生活を送ってきた永澤レイ。
自由気ままに生きているように見える彼女だったが、実は同性愛者であることを家族に言えず生きづらさを感じていた。
そんな彼女のもとにある日、高校時代に思いを寄せていた篠田七恵から連絡が来る。
10年ぶりの再会に喜ぶレイだったが、夫からのDVで全身あざだらけになった七恵の姿に愕然とする。
人生に絶望し死を口にする七恵を救うため、レイは彼女の夫を殺害。
自分のために殺人を犯したレイに疎ましさと恐ろしさを感じる七恵と、すべてを受け入れるレイ。
行くあてのない2人は、一緒に逃避行の旅に出るが……。
レイを「ノルウェイの森」の水原希子、七恵をロックバンド「ゲスの極み乙女。」のドラマーで女優としても活動するさとうほなみが演じる。
Netflixで2021年4月15日から配信。》

毎日新聞金曜夕刊の映画評が褒めておりましたので。
水原希子のヌードが観られるという、スケベ心ももちろんあります。

でもまあ、いつも通りの日本映画。
なんかわかったようなわからんような。
一体テーマは何なんでしょう。

愛なんんかなあ。
愛のためには人殺しもできる。
そんな単純な話でもないし。
といって、逃避行に緊迫感があるわけでもなし。

二人は反発したり、くっついたり。
ラストもごく普通でしたし。

ファーストシーンの衝撃が、最後まで観させました。
後は特段印象的なシーンもなく。
鈴木杏がちょっといいスパイスになっていましたが。

二人の見事なヌードはしっかり観られますが、それだけではねえ。
挿入曲にチャップリンの「スマイル」、本当の自分を見つけての微笑かな。

2021年。142分。Netflix。3.2。





ガメラ3 邪神(イリス)覚醒 Dolby Cinema™ 組長 投稿日: 2021年04月17日 00:32:48 No.107 【返信】

《大映による特撮怪獣映画「大怪獣ガメラ」を復活させた「平成ガメラ」3部作の第3作。
「ガメラが人類の敵だったら」というテーマのもと、ガメラとギャオスの戦闘による被害で両親を失った少女を主人公に、人口が密集する大都会に怪獣が出現することによる災害を真正面から描いた。
ガメラとギャオスの戦闘で両親を失ったことでガメラを憎んでいる少女・比良坂綾奈は、ある洞窟で謎の生物を発見し、「イリス」と名付けてかわいがっていた。
一方、東京に2匹のギャオスが飛来し、ガメラがこれを撃退するものの甚大な被害が出たことから、政府はギャオス以上にガメラを危険視するようになる。
やがて、綾奈のかわいがっていたイリスがギャオスの変異体であることが判明し……。
監督は平成ガメラ3部作ですべてでメガホンをとった金子修介。
特技監督も同様に前2作から引き続き樋口真嗣が務め、当時の最新技術を駆使し、日常の風景が奪われていく惨事を徹底した描写で描いた。》

本作のテーマは、怪獣による人間の被害です。
渋谷での戦いによる人間の殺戮がすさまじい。
怪獣映画でこんなに容赦ない表現は珍しいです。
爆発で多数の人間が吹き飛ばされるのですから。

レギオンを究極兵器で倒したガメラは、人間と決別します。
それが大量殺戮につながるのですが、やはり人間を見捨てないのです。
ギャオスの大量発生の原因にもなりました。
人口爆発、食物連鎖のトップに君臨するという思い上がり、それをリセットさせるために作られたのがのがギャオスです。
イリスはその進化形で人間と合体して成長を図ります。

ここに登場するのは、「マナ」という概念です。
これは、太平洋諸島地域で広く信仰されていた神聖な力の概念。
早い話が、「スター・ウォーズ」での「フォース」。
暗黒面をギャオスと考えればいいのです。
「アベンジャーズ」のサノスの考え方にも通じます。

イリスは奈良で生まれ、決戦の舞台は京都駅です。
屋内での怪獣バトルは前代未聞です。

「京都が……」
仲間由紀恵が……。

「エヴァンゲリオン」や「ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃」(金子監督作)の香りもします。
キャストが意外と豪華です、みんな若い、当たり前ですが。
悲壮感漂うガメラ、でもかっこいいです。
やっと人間も味方になったんで、ギャオスに勝てるという希望のラストと考えたいです。
「4」はやっぱ無理かな。

ドルビーシネマは、音響はもちろん抜群、光がまぶしく、暗転は漆黒です。
しびれました。
特撮もバッチリ。
この三部作は怪獣映画史上の傑作であることは間違いありません。

やっぱり中山忍、かわいい。

1999年。108分。梅田ブルク7。3.8。





ザ・ロック 組長 投稿日: 2021年04月10日 22:28:13 No.106 【返信】

《猛毒の神経ガス・ロケット弾を奪ってアルカトラズ島を占拠したテロリスト集団と、密命を帯びて島に潜入した2人の男の戦いを描いたアクション大作。
スリリングなストーリー、大がかりなアクション、主演の3人の男優の好演など見どころは多い。
「ホーリー・ウェディング」のデイヴィッド・ウェイスバーグとダグラス・S・クックの原案を基に、彼らとこれがデビューとなるマーク・ロスナーが共同で脚本を執筆。
監督に前作「バッドボーイズ(1995)」でデビューし、注目されたマイケル・ベイが抜擢された。
製作は「クリムゾン・タイド」「バッドボーイズ」などのヒットメーカー・コンビ、ドン・シンプソンとジェリー・ブラックハイマーで、95年に他界したシンプソンの遺作となった。
エグゼクティヴ・プロデューサーはウィリアム・スチュアート、ルイス・A・ストローサー、主演のショーン・コネリーの共同。
主演は「理由」のショーン・コネリー、「リービング・ラスベガス」のニコラス・ケイジ、「ニクソン」のエド・ハリス。
共演は「トゥームストーン」のマイケル・ビーン、「12モンキーズ」のデイヴィッド・モース、「デンバーに死す時」のウィリアム・フォーサイス、「彼と彼女の第2章」のジョン・スペンサー、共に舞台で活躍し、これが映画デビューとなったクレア・フォーラーニとヴァネッサ・マーシルほか。》

「午前十時の映画祭」第一弾。
正直言って、本作が選ばれるとは思っていませんでした。
ショーン・コネリー追悼という意味合いがなかったら、果たして選ばれていたかどうか。
もちろん、面白い作品ではありますが。

プロットは二部構成と考えていいです。
前半部はサン・フランシスコ編、後半はアルカトラズ島編になります。
早い話、前半部はサービス編で、主筋から外れておりますので、別に要りません。
ここを整理すれば、上映時間はかなり短縮されます。
でもこのカーアクション、さすがハリウッド、サービス満点、おなかいっぱい。

でいよいよアルカトラズ島に潜入です。
作戦がいかにも場当たり的で緻密でないのが、マイケル・ベイらしさ、ジェリー・ブラックハイマーらしいところです。
その分、わかりやすさは抜群です。
ご都合主義もありますが、アクションの派手さ、テンポの速さ、カット割りの素早さ等々、ぐいぐい引っ張って飽きさせません。

ニコラス・ケイジ、若い。
ショーン・コネリー、渋い。
優しい悪役エド・ハリス。
極悪非道でない分、緊張感が少し薄れ、タイムリミットサスペンスが生きてこないのが少し残念です。
そのかわり、三者三様の性格がくっきりしていて感情移入はしやすくなっています。

ケネディ大統領暗殺の真犯人って、誰?

こういうのが良くも悪くも米映画、ハリウッド映画、娯楽映画です。

今回の「午前十時の映画祭」、一般料金1,500円です、値上げしてます。

1996年。135分。大阪ステーションシティシネマ。3.9。





ミナリ 組長 投稿日: 2021年04月07日 23:33:15 No.105 【返信】

《1980年代のアメリカ南部を舞台に、韓国出身の移民一家が理不尽な運命に翻弄されながらもたくましく生きる姿を描いた家族映画。
2020年・第36回サンダンス映画祭でグランプリと観客賞をダブル受賞した。
農業での成功を目指し、家族を連れてアーカンソー州の高原に移住して来た韓国系移民ジェイコブ。
荒れた土地とボロボロのトレーラーハウスを目にした妻モニカは不安を抱くが、しっかり者の長女アンと心臓を患う好奇心旺盛な弟デビッドは、新天地に希望を見いだす。
やがて毒舌で破天荒な祖母スンジャも加わり、デビッドと奇妙な絆で結ばれていく。
しかし、農業が思うように上手くいかず追い詰められた一家に、思わぬ事態が降りかかり……。
父ジェイコブを「バーニング 劇場版」のスティーブン・ユァン、母モニカを「海にかかる霧」のハン・イェリ、祖母スンジャを「ハウスメイド」のユン・ヨジョンが演じた。
韓国系アメリカ人のリー・アイザック・チョンが監督・脚本を手がけた。
第78回ゴールデングローブ賞では、アメリカ映画だが大半が韓国語のセリフであることから外国語映画賞にノミネートされ、受賞を果たす。
第93回アカデミー賞では作品賞、監督賞、脚本賞など計6部門にノミネート。》

本日はお疲れさまでした。

地味な作品でした。
移民の家族を淡々と描きます。
驚くようなことは起こりません。
実はそこがアメリカで受け、解説のように映画賞を総なめにしたのです。
つまり、それは自分のこと、自分の家族のこと。
移民の国アメリカです、誰もが身につまされるのです。

さて、一応お父さんのスティーブン・ユァンが主演とされていますが、映画の力点は祖母と監督がモデルの孫である弟君とのふれあいです。
韓国を知らないデビッドと米国を知らないスンジャ、世代の違い、文化の違い、でもそこは肉親です。
だんだん壁は崩れて心が触れ合っていきます。
最初の契機が「花札」というのがちょっとびっくり。
家事はできないおばあちゃん、何ができるって「花札」。
日本統治下の置き土産。

「見えるものは恐くないんだ
本当に恐いのは 見えないものだよ」

日本人にはちょっとなじみはない移民ですが、本作には「北の国から」の影響も垣間見ることができます。
音楽も少し似ていたような。

韓国のメリル・ストリープあるいは樹木希林と称されるユン・ヨジョン、助演女優賞22冠。
アカデミー賞はとれるでしょうか。

なお、
≪タイトルの「ミナリ」は、韓国語で香味野菜のセリ(芹)。
たくましく地に根を張り、2度目の旬が最もおいしいことから、子供世代の幸せのために、親の世代が懸命に生きるという意味が込められている。≫
ということです。

自分の家族を描いた監督のリー・アイザック・チョン、「君の名は。」実写版の監督です。
果たして出来やいかに。

2020年。116分。TOHOシネマズ梅田。3.7。





トムとジェリー 吹替 組長 投稿日: 2021年04月03日 22:24:11 No.104 【返信】

《多才だがお調子者でドジなネコのトムと、見た目はかわいらしいがずる賢く容赦ないネズミのジェリーが繰り広げるドタバタを描き、1940年の誕生から80周年を迎えた「トムとジェリー」を実写映画化。
アニメーションで描かれるトムとジェリーが実写映像に融合し、クロエ・グレース・モレッツをはじめとした俳優陣と共演する。
ニューヨークの高級ホテルに引っ越してきたジェリーと、そんなジェリーを相変わらず追いかけるトム。
新人ホテルスタッフのケイラが働くそのホテルでは、世界が注目するセレブカップルのウェディングパーティが行われようとしていたが、トムとジェリーのせいで台無しになってしまう。
汚名返上のためタッグを組むことになったトムとジェリーが、世界一素敵なウェディングパーティを開こうと奮闘する。
ケイラ役のクロエ・グレース・モレッツほか、「アントマン」シリーズのマイケル・ペーニャ、「デッドプール2」のロブ・ディレイニー、「ハングオーバー!」シリーズのケン・チョンらが共演。
「ファンタスティック・フォー 超能力ユニット」のティム・ストーリーがメガホンをとった。》

孫と女房殿と鑑賞です。
男の子のくせに「モンスターハンター」より「トムとジェリー」がいいとは。
まあいいけど。
こういう機会でなかったら、自分から観たいとは思いませんから。

アニメと実写の融合はいろいろありましたが、最新の技術での表現はもう完璧。
全く違和感がありません。
本作では動物たちがすべて2Dアニメです。
トムとジェリーはしゃべりません。
そこは徹底しています。

観ている間はとことん楽しませて、後には何にも残らない、そうです、これぞアメリカ映画です。
なんかこんな作品を観るのは久しぶりです。
コロナ禍でハリウッド映画の公開がないんで。

お話はまあどうってことありません。
本作の見どころはやっぱりトムとジェリーの追っかけっこ。
過去作や映画へのオマージュもあって楽しませます。

そのかわり人間パートがちょっとつまらない。
もともと短編アニメですから、間延びするのは仕方ないかな。
クロエ・グレース・モレッツがかわいいので許しますけど。

こういう作品はやっぱりアメリカ、ハリウッドです。
さすがに素晴らしい。

2021年。101分。イオンシネマ高の原。3.5。





騙し絵の牙 組長 投稿日: 2021年03月28日 22:43:13 No.103 【返信】

《「罪の声」などで知られる作家の塩田武士が大泉洋をイメージして主人公を「あてがき」した小説を、大泉の主演で映画化。
出版業界を舞台に、廃刊の危機に立たされた雑誌編集長が、裏切りや陰謀が渦巻く中、起死回生のために大胆な奇策に打って出る姿を描く。
「紙の月」「桐島、部活やめるってよ」の吉田大八監督がメガホンをとり、松岡茉優、佐藤浩市ら実力派キャストが共演する。
出版不況の波にもまれる大手出版社「薫風社」では、創業一族の社長が急逝し、次期社長の座をめぐって権力争いが勃発。
そんな中、専務の東松が進める大改革によって、売れない雑誌は次々と廃刊のピンチに陥る。
カルチャー誌「トリニティ」の変わり者編集長・速水も、無理難題を押し付けられて窮地に立たされるが……。》

キャッチコピーが
「バカか救世主か」この笑顔に騙される・・・!!
「登場人物、全員嘘をついている」
「騙し合いバトル、開幕! ウラを見破り、ウラを暴け。」

このキャッチコピーに騙されました。
普通に出版社のお家騒動のお話でした。
しかし、それがすこぶる面白い。
上映時間があっという間でした。

結局、大泉洋がどっちにつくかという話です。
これが二転三転、いやいや面白い。
出版不況のさなか、生き残るための手段とは。

ラストは少し強引で、こんなんでやっていけるのかなあ。
これは別のところの話ですが。
ところで、主役は大泉洋といわれていますが、出番は松岡茉優のほうが多そうです。
観客は彼女目線で物語を追うことになります。
彼女が小さな本屋の娘であるのも、ちょっとした伏線になります。

こんな感じで本や雑誌が出版されるのかな。
まあかなりな誇張はあるでしょうが、スキャンダルの利用やベテラン作家の扱いなど面白く描いております。
出版社と本屋の敵はAmazonですね。

有名俳優がどんどん登場する企業内権力争い映画、おすすめです。

2021年。113分。梅田ブルク7。3.8。





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