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ディーゼル 天羅 投稿日: 2024年01月30日 22:21:56 No.766 【返信】

カメラやレンズも興味が無くなってしまい,最近はカメラ雑誌も読まなくなってしまいました。
「新品は15-20万円」と高すぎるのもありますが,X-T1程度で必要充分な満足が得られると,高画素のカメラや対応レンズに魅力を感じないです。

電子ブロックがあると便利ですが,今は売ってないようです。
需要が少ないのでしょうが,全てがブラックボックス化してしまっている現代こそ,「基礎原理を知るきっかけ」となる数少ない商品なのですが…

車はどこも似たり寄ったりですね。
僕は小型車が好きなのでサイズ制限があるため,余計に似通ってきています。
外車は横幅を気にせず作るので,小型車でもデザインの自由度が高い感じです。
日本の小型車は5ナンバーにこだわるところがあります。
日本人の小型車を好む人の多くが求めるサイズだから仕方ないのでしょうが。
似たり寄ったりになってしまったので,今回は「ディーゼルエンジン」と言う内部機構でMAZDA2を選びました。
燃費が良くガソリン単価が安いし,トルクが太いために坂道走行が力強いので,とても気に入りました。
問題は,Bセグメントに限定してしまうと,MAZDA2かMINIしか選べないことです。
今のMINIは内装がデコラティブで受け付けません。
年齢的にもCセグメント以上に乗ってもいいのですが…
座席の快適さなど,大きな車には利点もありますが,小さいもの好きとしては,大きな車をゆったり運転する自分が想像できないです。




はんだ付け 鋭利庵 投稿日: 2024年01月29日 23:29:49 No.765 【返信】

カメラもクルマも似たようなものかもしれません。
どれも似たりよったりでブランド以外に違いはほとんどなくなってしまい
これでは若者たちが興味を示さなくなるのも無理ありません。

自分で弄る、操作する余地がなく出来合いのものを使うしかありません。
写真は物理と化学の現象で、ありがたくないことですが場合によってカビ
という生物まで関わってくるものでした。
各社が機能や性能を競い、なにかしら新しいことを提示してくれた時代は
過去のものとなって、カメラもレンズも個性が失われてしまいました。


ハンダ付けくらいは中学校の技術の授業でも行っていた気がします。
今はそれさえなくなってしまったのでしょうか。私はそれ以前から興味が
あって、小学校の頃から雑誌の記事を見てラジオなどを作ったりするうち
身についていました。環境もありますから、あたりまえとは思いませんが
基本的な電気工具や大工道具はどこの家にもあるものと思っていました。

実験用のブレッドボードの存在を知ったのはかなり後になってからですが
子供の頃、学研のマイキットや電子ブロックというのがありました。
マイキットは逆ブレッドボードのようなもので、独立して取り付けられた
いくつもの電子部品の端子を脱着できるリード線で結んで回路を組み上げ
ラジオなどを構成することができるもので、小学校の高学年の頃に買って
もらった覚えがあります。

複数のグループで同じことをして、ひとつでもうまくいけば比較検討など
広げることもできるのかもしれませんね。
とはいえテスターでさえ接触次第で測定値がブレたりしますしはんだ付け
でもしくじると接触不良を起こしてしまいますから、基本は大事です。
現代は半完成品どころか完成品を買ってきて組み合わせれば、工夫せずに
ほとんどの要求が満たされてしまいますから不要なのかもしれませんが。

そもそものアプローチが違うのかもしれませんね。
「ないものは作る」時代の私達とは興味や視点が違うのかもしれません。
何もないシンプルなクルマより、お手軽便利な装備満載のほうが好まれる
既成品に慣れた世代とは考え方が違うのかもしれません。

      机上設計ばかりでなかなか工作に進めない  鋭利庵でした




実体験の難しさ 天羅 投稿日: 2024年01月27日 20:06:07 No.764 【返信】

カメラやレンズを買う衝動がすっかり止まりました。
かと言って物欲が無くなったわけではなく,古着に向かいました。
5千円以内のものを次から次へと買い漁ってしまっています。
やはり,「買うこと」に快楽を得てしまっているようです。
元々この時期は写真を撮る機会が極端に減りますが,暖冬のせいで寒い地域に出かける気分になれず,雪写真も撮れてないです。

僕は演示実験は好きではなく,測定を行う実験に重きを置きますが,問題が一つあります。
物理の最初は力学なのですが,力学の実験は理論値通りになるものは少なく,実験をする側からするとスッキリしないものが続くことです。
測定方法などを見直すと上手く行くのかもしれませんが,成功事例は少なく,成功体験が得られないことで興味が削がれる懸念もあります。
音波や光波を扱う実験は比較的理論値に近いものが出ますが,電気・電子系は壊滅的です。
わずかな接触の違いで全く異なる結果になってしまい,力学よりも手に負えないです。
ハンダ付けしてしまえばいいのですが,それでは回路を組む楽しみが無くなってしまいますし,毎年はんだ付けからやらせるのも時間がかかりますし…
なかなか難しいものです。




フィードバック 鋭利庵 投稿日: 2024年01月24日 08:11:43 No.763 【返信】

天の川や星が降りてきたような植物の写真、いいですね。

鉄は熱いうちに打てとも言いますが、熱して叩いてを何度も繰り返して
鍛造することで刀などはより純度を上げ丈夫に仕上げていきますね。
失敗とは違いますが、どこまで追い込むか現在の状態を目標に近づける
ために僅かな変化を見逃さず、少しの先を読んで繰り返す工程です。

確定した結果が提示されているものは明確な目標があり、自分の行った
条件と何が異なるのかを机上で比較検証することができます。それだけ
でも多くのバラツキを絞っていく過程を学ぶことはできると思います。
そうした基礎を踏まえて安定したところに閃いた発想を添加して同様な
実験を繰り返すことで新素材も生まれてきたはずです。

学位が上がるにつれ知識は増えていきますが、閃きには経験から生じた
疑問や発想力が必要なのだと思います。「なんだろう」「どうしてか」
「どうしたらいいのか」といった好奇心は一度生じると無意識下でさえ
脳が勝手に処理し続けます。そこになにかの新しい刺激が加わったとき
思いつきではなく閃きとしてブレークスルーが起きたりするようです。

作用に対しての結果をフィードバックし検証することで育つものがあり
「こうしたらこうなる」「こうしたけどこうならなかった」を反復して
学習していくことでしか発想力というものは磨かれないように思います。
無駄に思える過程でさえ確証に向けて絞り込んでいくには必要なはず。
そうした過程が必須の基礎研究を蔑ろにしては科学は育たないでしょう。

        眠っている間にも脳は考え続けている  鋭利庵でした




体験版 天羅 投稿日: 2024年01月23日 18:18:51 No.762 【返信】

失敗って,とても大切だと思います。
出来る限り論理値に近い結果が出る実験をやりたいものの,そうもいかず,論理通りにならない事が多いです。
そのため,僕らの職種の中には実験を嫌う人も結構います。
僕は,「実験は理論と合わないことが多い。なぜ合わなかったか考えることが大事。」と伝えています。
本当はそこから検証→再実験が出来るといいのですが,そこまでの時間は無いので,「体験版」って感じです。




五感 鋭利庵 投稿日: 2024年01月23日 08:21:40 No.761 【返信】

眼で見たり手で触れたものは良くも悪くもしっかりと記憶に刻まれます。
最先端技技術は「味」も伝えられるようですがA≠A'にはなりません。
食に無頓着な私でも視覚や臭覚、触覚に加え温度も影響していることは
りかいしているくらいです。

学校で行う科学の実験もそういうものだと思います。動いたり光ったり
音が鳴るとか色が変わるとか自分の行動が作用を起こす体験は素敵です。
広く長い目で見れば、今ではありえない錬金術もそうして化学に貢献し
下地を作ってきたといえます。

脳と感覚には相互作用があります。脳の司令を実行し、その結果が感覚
としてフィードバックされることでネットワークは再構築されたり新規
回路が生じたりします。
うっかり触れて熱いもので火傷したり、鋭い刃物で怪我をするのも経験
として大事なことでしょう。成長過程で死なない程度に痛い目に合って
対策を学んだり、困って解決方法を探るのがあるべき姿だと思います。

露出を間違えて補いきれないオーバーやアンダーになるのも経験して、
やっと身につくのが「勘」というものです。そこから先に、故意に外す
ことによって生じる新たな世界が生じることもあります。
現代のなんちゃらモードが面白くないのは、そうした「やってみた」を
はじめから組み込んであって外れることがないからなのでしょう。

         限界は自分で試さないとわからない  鋭利庵でした




記憶 天羅 投稿日: 2024年01月22日 21:47:39 No.760 【返信】

実体験に勝るものは無いと思っています。
だから,論理値には遠い結果になることが多くても,僕は測定系の実験を体験させることを心がけています。
知識や論理が体験によって更なる興味を引き出したり,論理の定着につながっていきます。
もちろん,全員がそうなる訳ではないです。
1人でも数人でも論理と体験の共鳴に心躍れば,と期待しています。

漢字は全然書けなくなりました。
そもそも,ペンで字を書く機会がめっきり減りました。
口伝の方が正確に伝わるのは,それだけ話をしっかり聞いていたのでしょうね。
タブレットやパソコンが中心になり,今は頭の中に全く何も入ってこないです。




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