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投稿者:鋭利庵
天の川や星が降りてきたような植物の写真、いいですね。 鉄は熱いうちに打てとも言いますが、熱して叩いてを何度も繰り返して 鍛造することで刀などはより純度を上げ丈夫に仕上げていきますね。 失敗とは違いますが、どこまで追い込むか現在の状態を目標に近づける ために僅かな変化を見逃さず、少しの先を読んで繰り返す工程です。 確定した結果が提示されているものは明確な目標があり、自分の行った 条件と何が異なるのかを机上で比較検証することができます。それだけ でも多くのバラツキを絞っていく過程を学ぶことはできると思います。 そうした基礎を踏まえて安定したところに閃いた発想を添加して同様な 実験を繰り返すことで新素材も生まれてきたはずです。 学位が上がるにつれ知識は増えていきますが、閃きには経験から生じた 疑問や発想力が必要なのだと思います。「なんだろう」「どうしてか」 「どうしたらいいのか」といった好奇心は一度生じると無意識下でさえ 脳が勝手に処理し続けます。そこになにかの新しい刺激が加わったとき 思いつきではなく閃きとしてブレークスルーが起きたりするようです。 作用に対しての結果をフィードバックし検証することで育つものがあり 「こうしたらこうなる」「こうしたけどこうならなかった」を反復して 学習していくことでしか発想力というものは磨かれないように思います。 無駄に思える過程でさえ確証に向けて絞り込んでいくには必要なはず。 そうした過程が必須の基礎研究を蔑ろにしては科学は育たないでしょう。         眠っている間にも脳は考え続けている  鋭利庵でした
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