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周辺光量落ち 天羅 投稿日: 2024年04月18日 00:25:06 No.857 【返信】

さすがに紫外線天体写真は難しいと思います。
「紫外線風景写真を絞って撮るのに,1,2秒ほどの低速撮影はいかがでしょうか?」
と思ったのです。
遠い山まで消えてしまうほど「届かない」となると,長時間露光をやってもあまり変わらないかも知れませんね。

GRの周辺光量落ちは「個性」として捉えられていますが,集合写真では厳しいです。
画像処理でどうにか補正出来そうですが,記録写真では均質に撮れないと厳しいです。




モニタ 鋭利庵 投稿日: 2024年04月17日 23:23:41 No.856 【返信】

背面モニタやEVFの見え方は考え方の違いや処理速度も影響しますね。
特に高感度に弱いμ4/3は感度が上がるとかなり残念な状態になります。

画素数の影響だけでなく、そもそもの感度が上げられないので処理が
追いつかずフレームレートが下がってしまい動きが滞ります。
それに加えて画面が荒くなるのでピント合わせにも苦労させられます。
この傾向はフルサイズでも生じますが感度に余裕があり、処理速度も
それなりに高いので、ちょっと気になる程度で済んでいます。

通常の光量では気になりませんが超々高感度になると半押しでやっと
最終的な記録画像になるのかα7Sの色かぶりもここでやっと見えます。
それでもモニタやEVFで見ているだけの撮影前は動画状態なので脳が
補完処理を行うため多少ノイズが混じっても気になりません。
そこからシャッターを切って記録された画像が表示されると、これは
固定された画像なのでノイズなどの荒れもはっきりしてきます。

ノイズは撮像素子上でランダムに発生するので動画では気にしなくて
いいレベルでも静止画では明滅することもないため、より明らかです。
天体写真で行われるスタック処理は、画像を重ねることでランダムに
散在するノイズを埋めてしまおうとする処理になりますね。


紫外線天体撮影というのもできなくはないとは思います。
ただ、遠い星からの短い波長が地表にどの程度到達しているかですね。
さらに紫外線のみを透過するフィルターは他の波長を抑え込むために
紫外線そのものの透過率も中心波長の360nmでも最大で60%程度です。

大気中の雲や水蒸気程度で遠方の山が消えてしまうほど減衰率が高い
紫外線がどの程度拾えるのか試してみたいところではありますが晴天
でも最高感度まで上がったうえでF8では1/60程度ですから露光時間を
かなり伸ばすかいくつもの画像を重ねないといけないかもしれません。

マウントの都合でFDレンズは使えないのでもっとも明るく長いレンズ
だとしても55mmF1.2が最大で、しかもピント合わせができるかどうか。
試すとしたら、どうにか見える月を基準にピントを合わせて固定し、
そのままにして月が不在でヌケのよさそうな空に向けるしかなさそう。
そのくらい悠長な撮影では忘れて動かしてしまいそうです。

     なにより赤道儀もなしでは無理かもしれない  鋭利庵でした




素子の大きさ 天羅 投稿日: 2024年04月17日 06:49:46 No.855 【返信】

「背面モニターに映る」というのは,デジカメでは当たり前の機能ですが,
我々のようなカメラの限界性能テスト並みの撮影をしていると,
この「背面モニターに映る」レベルで,素子の大きさによる影響の差を痛感させられます。
APS-Cでさえ,2等星くらいの星までしか表示してくれませんが,フルサイズになると目視で確認できないレベルの星まで表示できます。
また表示の際も,フルサイズのモニターではノイズが少ないですが,APS-Cのモニターではノイズか星か分からない時もあります。
素子の大きさの違いでここまで性能差が出るとは驚きます。
逆に,デジタル中判だったら,もっと星雲を美しく撮れるのかなぁ…って思うこともあります。

「赤外線が溢れているから温かい,紫外線が少ないから滅菌されない」地球は,生物が生きていくにはちょうどいい環境なのでしょう。
紫外線撮影でも,1,2分露光すればそれなりに写るのでしょうか?
少し絞って長時間露光で紫外線が描く像をあぶりだしても面白そうですね。




波長域 鋭利庵 投稿日: 2024年04月17日 00:33:10 No.854 【返信】

形がはっきりとわかりますね。見事な星雲写真です。

単純に考えれば一般的にカメラの撮像素子はRGBの三つセットで働きます。
通常は素子の前に置かれたフィルターで赤外線と紫外線をカットし可視光
だけにしたあとでさらに三色ぞれぞれに特化したフィルターを通してから
別々の領域を拾い上げています。
そのため、素子そのものは紫外線領域から赤外線領域までの感度を持って
しまっていても撮像素子の前に置いたフィルターによって既に抑えられて
いるため通常撮影では紫外線や赤外線は悪さをしないのが建前です。

フィルターはシャープにストンと切り落としてしまうわけではなく波長に
よって本来カットしていい領域まである程度の透過率がありますが、この
特性曲線の緩やかさや中心周波数からの幅によって可視光域外の感受性は
変化しますが、そこは撮像素子の特性になります。
デジタルカメラでは赤外線によって赤に寄ったとしても、特性がわかって
いればRAWデータから可視化する時点で特性に沿って赤領域の出力を下げて
やれば実質的には影響を受けないのと同じことにできてしまいます。

私達が使う改造機は撮像素子前に置かれたフィルターを除去してあるので
デフォルトのフィルターがある状態よりも可視光域外での感度を利用する
ことができていることになります。

いくつかの改造機を使った経験からわかっているのは、どれも赤外線には
それなりの感度が出るということと、それに比べ紫外線に対しての感度は
とても低いということです。
しかも紫外線だけを取り出そうとしても、可視波長以上を切り捨てようと
するフィルターは赤外線に対しある程度の透過率を持ってしまいます。

紫外線に対する感度特性は撮像素子によって大きく違います。
赤外線と比較して低いというだけでなく、フルサイズではなんとか撮影が
できるレベルですがμ4/3のカメラに同じフィルターを通しても紫外線では
ほとんど反応してくれません。フルサイズでも、感度をかなり挙げないと
見えてきませんがμ4/3ではモニタやEVFでも見えないくらいです。

         想定外の使い方は試行錯誤が楽しい  鋭利庵でした




撮れる 天羅 投稿日: 2024年04月16日 06:36:37 No.853 【返信】

僕の撮影ですと,天体改造機は赤外線の量が多いために可視光の色は埋もれやすいですが,
フジの素子くらいですと,「可視光メインで近赤外線も一部透過」って感じのようです。
近赤外線領域は色として認識できないので,その傍の色である「赤」の濃淡で表します。
お陰で星雲ガスの美しい様子が捉えられますが,一般的な星雲ガスだけですと赤だけになってしまいます。
アンタレス周辺の星雲ガスは成分が異なるために,青やオレンジなどの発色が見られると思われます。
天体改造α7では全体的に赤みが強くなる感じで,他の色が引き出せなかったので,X-T1での撮影で引き出してみようと思います。

画像は,白鳥座にある北アメリカ星雲です。
構図調整のためにISO5000の30sで撮ったものです。
ここから本格撮影をしようと思ったら雲が沸いてきて断念したので,この一枚だけ。
ただ,この一枚の意味合いはとても大きいです。
「天の川やオリオン座周辺の星雲に比べ写りにくい(ガスが薄い?)北アメリカ星雲でもX-T1で捉えることが出来る」という事実です。
(まだ使ってない者の)UVカットフィルター&ニコンの現像処理ソフトでパープルフリンジを抑えられそうなので,
軽くて小さなG-Sonnar90/2.8ならばISO2000の4分露光で充分美しい絵が捉えられそうです。
もう少し望遠にしたくて70-200/2.8ズームを付けたとしても,どうにか2分止められればISO3200で撮影できるでしょう。
X-T1のISO3200なら個人的に受け入れられるので,充分「使える」範疇となります。
そうなるとα7の出番が極端に減ってしまうかもしれません。
α7の強みとしては,BORG67FLでの撮影でしょう。
狭い画角だと常に明るい星がある訳でもないですし,ピント合わせが確実に出来るα7は頼もしいです。
ただこれも,純正のヘリコイドシステムをちゃんと用意すれば,最初に明るい星でピントを合わせればいいだけなので,おそらくX-T1でも撮影可能でしょうが。
(今のシステムはテレコンなど他のレンズを通さず素でAFが使えるようにしてあるため,ヘリコイドがスカスカで,自重でズレることがあるため,常に微調整が必要)

久しぶりにオークションで「BORG」を検索してみたところ,かなり低調になっていました。




地上の星 鋭利庵 投稿日: 2024年04月15日 23:33:12 No.852 【返信】

ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡は以前のファッブル宇宙望遠鏡とは違い
赤外線に特化しているとどこかで見た気がします。
400nm〜600nmあたりの波長が可視光であり、それよりも短いのは紫外線で
長いほうが赤外線というのはご存知のとおりです。
赤外線特化ということは可視光ではないため、肉眼で捉えることはできず
記録できても「見る」ことはできないRAWデータみたいなものです。

従来のフィルムによるモノクロ赤外線写真はフィルターを経由し透過した
赤外線を乳剤の銀粒子に定着させることで、極端に言えばデジタルと同じ
0と1、銀粒子の有無に置き換えることで可視化していることになります。

これをカラー化しようとしても可視光域の外側にあるため「色」としては
認識できないので、それこそ0と1、データの有無にしかなりません。
そこで波長をシフトして「色」として表現することになります。

いわばかつてのCD-4規格の4chレコードを逆に操作するようなものですね。
2chステレオは左右の音を可聴帯域内で別に記録し再生します。CD-4では
これに後方の2chを加えますが、この成分は変調して可聴帯域よりも高い
超音波領域にシフトして記録し、再生時にはデコードして可聴帯域に戻し
聞こえるようにすることで2chとの互換性を維持する方式でした。
詳細は覚えていませんが、ほかにSQやRMという方式もありました。

見えないものを見えるようにするという意味では私が実験している三台の
同時レリーズによる紫外線、可視光、赤外線を重ねたり立体視を応用して
ひとつの映像として捉えようとするのも赤外線や電波を可視化する天文的
画像処理に通じるものがあるかもしれません。
天体画像はもともと肉眼では捉えられない波長を引き出し可視化しますが
私は肉眼で見えているものが隠すようにこっそり反射している波長領域を
つまみ上げて乗せるというのが違いかもしれません。

晴天で紫外線量も充分、お肌にはよろしくないですが実験には好適です。
仕事の隙間で何カットか撮ってみたりしましたが画面内の基準点を見つけ
一致させるのが難しいです。波長が違いモニタやEVFでの見え方が大きく
異なるので、よほど目立つものでないと見失ったり見間違えます。
いままで三分割の方眼表示でしたが、グリッドに対角線まで加えたほうが
間違いを減らせそうです。

   後付のエフェクトよりも素の表現力に期待したい  鋭利庵でした




炙り出し 天羅 投稿日: 2024年04月15日 18:57:23 No.851 【返信】

JWSTは可視光ではなく赤外線を捕らえる宇宙望遠鏡で,可視光では捉えられないものをあぶりだすことに成功しているようです。
おそらくこれらの画像も「撮って出し」ではないと思われるので,画像処理班のセンスで決まるような気がします。
https://www.businessinsider.jp/post-263782

色調に関しては,GRIIIはペンタックスのデジタル一眼レフと同等の調整方法を採っているようなので,かなり細かく調整できると思います。
一度相性のいい色調を作ったことがありますが,レシピを忘れてしまうと再現が出来ないです。
初代GRはそこまで細かな設定が出来ないです。
ネットで調べていたら,「エフェクトのポジフィルム調が気に入った。」というプロカメラマンも居ましたが,僕との相性はイマイチです。
*ist-DS2の頃は色の出し方が好きだったのですが,最新になるにつれて好みに合わなくなってきました。

「描く」ことは,「手を動かす」ことだと,僕は思います。
筆にせよ電子ペンにせよ,手を動かしていれば「描く」と言えると思います。
天体画像はデータを「炙り出す」と言った感覚でしょうか。
そこにない色を「塗る」わけではなく,そこにあるけれども埋もれてしまっている色を強調して「炙り出す」作業です。
そう考えると,「塗り絵」ではなく「炙り出し」でしょうか。




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