映画同好会
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search/#サーチ2 組長 投稿日: 2023年12月29日 19:46:47 No.545 【返信】

《PCの画面上だけで展開するという斬新なアイデアが好評だったスリラー「search/サーチ」の続編。新たな主人公の女子高校生は、行方不明になった母親を捜し続ける。
失踪した娘を父親が捜す姿を、PCの画面に映る、さまざまなアプリを駆使して描くというアイデアが注目されてスマッシュヒットした「search/サーチ」の続編。
前作からそんなコンセプトを受け継ぎつつ、デジタルネイティブの女子高校生が行方不明になった母親を捜すという、新たなストーリーを構築。
SNSなど日進月歩で変化するデジタルツールの進化を反映させた急展開が見もの。
主演はドラマ「ユーフォリア/EUPHORIA」のストーム・リード。
監督コンビ、ウィル・メリックとニック・ジョンソンは前作で編集を担当。》

続編といっても、前作とはまるで別物です。
ただ、パソコン画面だけで映画が進む設定が同じだというだけです。
同じスタッフの制作です。

前作に勝るとも劣らない面白さでした。
話の展開も予想を裏切り続け、意外な展開でどんどん進みます。
謎解きとしてもよくできています。

伏線回収もお見事で、全く飽きることもありません。
パソコンとインターネットをフル活用すれば、ここまでできるのですね。
主役の彼女のスキルがすごいし、頭の回転も素晴らしい。
彼女がもう少し可愛ければいうことないのに。

ファーストシーンが肝です。
このミスリードが肝です。

ただし、どんどん字幕を読まないとダメなので、少し目が疲れます。
テンポがいいのでね。

映画として、大画面で観る必要があるのかというといささか疑問ですが、こういうのもいい試みではあります。

2023年。111分。WOWOW。4.0。


ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー 組長 投稿日: 2023年12月29日 19:29:15 No.544 【返信】

《殺し屋女子2人組の活躍を描いた、阪元裕吾監督の青春アクションエンタテインメント「ベイビーわるきゅーれ」の第2弾。
組織からの依頼で殺しを請け負っている、ちさととまひろの2人は、ジムの会費、保険のプラン変更など、日々のお金に頭を悩ませ、いつものように途方に暮れていた。
一方、殺し屋協会アルバイトの兄・ゆうりと弟・まことの兄弟もまた、お金の悩みを抱えていた。
上からの指令ミスでバイト代はもらえず、正社員ではないため働いても満足した生活ができない。
そんな現実を前に、お金が欲しい兄弟は、「ちさととまひろのポストを奪えば正規のクルーに昇格できる」という噂を聞きつけ、ちさととまひろの前にたちはだかる。
ちさと、まひろ役を前作同様に高石あかりと伊澤彩織が演じるほか、ゆうり役を「燃えよデブゴン TOKYO MISSION」の丞威、まこと役を「ウルトラマンジード」の濱田龍臣がそれぞれ演じる。》

続編になると作品世界にすんなり入り込めます。
今回は殺し屋同士の闘いです。
タイマン勝負がクライマックスです。

残念ながら、前作ほどのアクションはありません。
途中の銀行強盗のシーンがよかったです。
始末屋さんもちょっとライトが当たります。

今回は、ガンアクションより格闘アクションです。
伊澤彩織のアクションが冴えます。

カメラアングルの使い方もうまいです。
前にピントが合って、後ろでの出来事がぼんやり見えたり、格闘シーンでは、こんなカメラの使い方があるという発見があったり。
そして、ラスト。
お見事。

来年秋には3作目が公開です。
さらなる発展を期待しましょう。

2023年。101分。ムービープラス。4.1。


ベイビーわるきゅーれ 組長 投稿日: 2023年12月29日 19:14:58 No.543 【返信】

《社会不適合者な殺し屋の少女たちが、社会になじむため奮闘する姿を描いた異色青春映画。
高校卒業を目前に控えた女子高生殺し屋2人組のちさととまひろ。
組織に委託された人殺し以外、何もしてこなかった彼女たちは、高校を卒業したらオモテの顔として社会人をしなければならない現実を前に、途方に暮れていた。
2人は組織からルームシェアを命じられ、コミュ障のまひろは、バイトもそつなくこなすちさとに嫉妬し、2人の仲も徐々に険悪となっていった。
殺し屋の仕事は相変わらず忙しく、ヤクザから恨みを買ったことから面倒なことに巻き込まれてしまい……。
ちさと役を高石あかり、まひろ役を伊澤彩織がそれぞれ演じる。
監督は「ファミリー☆ウォーズ」「ある用務員」の阪元裕吾。》

このシリーズ、スルーしてたのが申し訳ないです。
評判がいいのはちょっとわかってはいたのですが。

この格闘シーン、ガンアクション、米映画に引けを取りません。
たとえば、松田優作の「遊戯」シリーズのような。
邦画では稀なレベルです。

実に素晴らしい。
それも女性が主役ですよ。

世界観は「ジョン・ウィック」。
殺し屋が普通に職業として成立しています。
ちゃんと契約もあり、始末屋も出てきます。

彼女たちはプロで、躊躇なく撃ち殺します。
勿体をつけないのがいいです。

アクションは素晴らしいのですが、それ以外のシーンは微妙。
ゆるい会話が固定カメラで続きます。
ここはあまり惹かれませんでした。

ラストの壮絶アクションにしびれます。
主演の二人もいいです。
伊澤彩織はスタントマンですから、文句なしです。

阪元裕吾監督が、1996年生まれというのもこれからが楽しみです。

2021年。95分。ムービープラス。4.0。


組長 投稿日: 2023年12月27日 20:42:52 No.542 【返信】

《インドで最も大衆に愛された、インド映画の金字塔的作品。
その影響は映画にとどまらず、現代アートなどにも及ぶという伝説の映画が、ついに日本初独占配信。
黒澤明監督作『七人の侍』(1954)のハリウッド版リメイク『荒野の七人』(1960)からアイディアを得て作られたが、こちらは「荒野の二人」が活躍。
75年の公開当時から大ヒットし、ムンバイのある劇場では5年間上映されたとか。
観客動員数2億5000万人とかで、今でも本作からのセリフを引用するインド映画がたくさんあるという。》

へえー、こんな作品があったんや。

しかし、どうもかったるいです。
なかなか話が進みません。
特に歌や踊りが多いわけではありません。
寄り道が多いのです。
別に要らないシーンがたくさんあります。

そのくせ、カットのつなぎが変やったり、話が飛んでたりします。
アクションは本物の馬を使用したり、まるで西部劇です。
クルマは出できません。
いつの時代がちょっとわからないときがあります。

ほとんど血は出てきませんので、観やすいのは観やすいです。
単純なハッピーエンドでなかったのが、意外でした。

それにしても、少し長すぎです。
イマイチ垢抜けないところが、ご愛敬かな。

1975年。204分。ムービープラス。3.7。


四畳半タイムマシンブルース 組長 投稿日: 2023年12月27日 20:27:22 No.541 【返信】

《森見登美彦原作によるアニメ「四畳半神話大系」の登場人物で、劇団ヨーロッパ企画主宰・上田誠の傑作戯曲「サマータイムマシン・ブルース」を描き直した青春SFアニメ。
上田のアイデアをもとに、森見が書き上げた奇想天外なコラボ小説を、今度は上田による脚本でアニメ化。
「四畳半神話大系」のくせ者ぞろいの登場人物たちが、4度の舞台化と実写映画化もされた青春SF戯曲の金字塔「サマータイムマシン・ブルース」と同じく、壊れたクーラーのリモコンを巡って時間を越えた大騒動を繰り広げる。
アニメーション制作は「犬王」や同じく森見原作の「夜は短し歩けよ乙女」のサイエンスSARUが担当。
浅沼晋太郎、坂本真綾、吉野裕行ら「四畳半~」のボイスキャストも再結集した。》

あの傑作「サマータイムマシン・ブルース」のアニメです。
といっても、登場人物はまるで違います。
「四畳半神話大系」はまるで知りませんので、そっちのことは置いときます。

設定はほとんど同じです。
実写の表現とアニメの表現の違い。
割と自由な発展性が観られます。

タイムマシンの登場からのテンポは速いので、元ネタを知らないとちょっとついていくのがしんどいかもです。
しかし、原作がよくできているんで、伏線回収が実に気持ちいい。
そして、ちょっとした青春ものになっていて、そこもいいです。

やっぱり、「サマータイムマシン・ブルース」は見事だったということです。
でも、本作も実写を観ていなければ、十分楽しめます。

2022年。92分。WOWOW。4.2。


TALK TO ME トーク・トゥ・ミー 組長 投稿日: 2023年12月27日 20:10:49 No.540 【返信】

《SNSで流行する「90秒憑依チャレンジ」にのめり込んだことから思わぬ事態に陥っていく女子高生を描き、2023年サンダンス映画祭で話題を呼んだオーストラリア製ホラー。
2年前の母の死と向き合えずにいる高校生ミアは、友人からSNSで話題の「90秒憑依チャレンジ」に誘われ、気晴らしに参加してみることに。
それは呪われているという“手”のかたちをした置物を握って「トーク・トゥ・ミー」と唱えると霊が憑依するというもので、その“手”は必ず90秒以内に離さなければならないというルールがあった。
強烈なスリルと快感にのめり込みチャレンジを繰り返すミアたちだったが、メンバーの1人にミアの亡き母が憑依してしまい……。
主人公ミアを演じるのは、ドラマ「エブリシング・ナウ!」のソフィー・ワイルド。
人気YouTubeチャンネル「RackaRacka(ラッカラッカ)」を運営する双子の兄弟ダニー&マイケル・フェリッポウが長編映画監督デビューを果たした。》

特にホラーが好きなわけではないですが、かなり評判ですので。

なかなか物語に入っていけなかったのが残念です。
最初のつかみはばっちりですが、この理由がわからないままです。
主人公の母に対する思いもよくわからないまま。
すっきりしないまま話が進むので、ちょっとしんどい。

基本的に降霊会の真偽もわからないのですが、強引に納得するしかありません。
若者たちが楽しみながら熱中しているのは、まあドラッグの暗喩なのでしょうが。
ここらは今っぽいです。

主人公の勝手な思いが思いもよらぬ悲劇に進みます。
知らない俳優ばかりなので、誰が犠牲になるかわからないのが、意外性を増します。

そして、畳みかけるクライマックス、ここはすごい。
ラストはまあ予想通りですが、こういう着地しかないですね。
ヒットしましたので、早くも続編決定です。
「Talk 2 Me」だそうです。

オーストラリア製ですから、カンガルーが出てきたり、ユーモアも少ないです。
いわゆるジャンプスケア(音や映像でびっくりさせる)はなく、じんわり怖いです。

2022年。95分。なんばパークスシネマ。3.8。


今年観た映画 組長 投稿日: 2023年12月25日 16:42:44 No.539 【返信】

12月20日までに観た作品は、劇場で延55本、TVで69本でした。

おススメ作品は、

「かがみの孤城」、「THE FIRSt SLAM DUNK」、「バンバン!」
「BLUE GIANT」、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー volume3」、「ジュリア(s)」
「ワイルド・スピード ファイヤーブースト」、「告白、あるいは完璧な弁護」、「スパイダーマン アクロス・ザ・スパイダーバース」
「ザ・フラッシュ」、「リバー、流れないでよ」、「ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE」
「キングダム 運命の炎」、「グランツーリスモ」、「ジョン・ウィック コンセクエンス」
「ゴジラ-1.0」、「ロスト・フライト」、「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」

ベストは年賀状で。

今年は同じ作品を複数回観たのが多く、やや少なめでした。

来年もよろしくお願いします。


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