映画同好会
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《1970年代から遊ばれ続けている世界的人気RPGを、クリス・パインやミシェル・ロドリゲス、ヒュー・グラントら豪華キャストで実写映画化した冒険ファンタジーアクション大作。
マスターとプレーヤーが対話しながらゲームを進めるテーブルトークRPGの元祖にして、後のPCゲームやTVゲームに多大な影響を与えた「ダンジョンズ&ドラゴンズ」をもとにしたファンタジーアクション。
パイン扮する盗賊を主人公に、種族も違う仲間たちがパーティーを組み、多くのモンスターが入り乱れる大冒険が展開。
グラント演じる悪役の詐欺師や“セクシーパラディン”の愛称が付いたレジェ=ジーン・ペイジ扮する聖騎士などユニークなキャラクターが多く、コミカルにして大迫力の楽しい作品に仕上がっている。》

まずまずの評判です。
でどうだったかというと、普通に面白かったです。
普通に面白いというのが、実は素晴らしいことです。

わかりやすいストーリー、テンポの良い展開、見事なVFX。
このレベルの作品は、実はありそうであまりないのです。
MCUの好調期は多かったんですが。

いわゆる剣と魔法の物語。
魔法使いの魔法合戦と剣によるアクション。
過不足ないユーモア、これがハリウッドの娯楽映画です。

特に印象的なシーンとかはないですが、ラストはそれなりにキュンときました。
このレベルの作品がどしどし出てきてほしいです。

2023年。134分。WOWOW。3.9。


幽☆遊☆白書 組長 投稿日: 2023年12月17日 16:49:47 No.537 【返信】

《予定外の事故で死んでしまった主人公が、妖怪絡みの事件を解決する霊界探偵に任命され、霊界を揺るがす事件に挑むファンタジーアドベンチャー。
「週刊ジャンプ」で1990年から1994年まで連載され、テレビアニメ版も大ヒット。
一大ブームを巻き起こした。
実写版の監督は『君の膵臓をたべたい』などの月川翔。
脚本は三嶋龍朗、VFXスーパーバイザーは坂口亮(Scanline VFX)、プロデューサーは「MOZU」などの森井輝、制作プロダクションは「今際の国のアリス」などのROBOTが担当する。
主人公の浦飯幽助を北村匠海、蔵馬を志尊淳、飛影を本郷奏多、桑原和真を上杉柊平が演じる。》

原作もアニメも全く知りません。
でも日本はもちろん、タイやフィリピンなど11カ国で1位となり、世界のランキングでも2位スタートです。

で、どうだったかというとなかなかの出来でした。
このアクションなら世界に通じます。
これならハリウッドに引けを取りません。

VFXもいいですし、CGなどもよくできています。
スピード感もいいです。

ただし、スケールはイマイチ。
魔界などかなりショボいです。

ストーリーはまあまあなのですが、登場人物の背景や性格等はかなり薄っぺらい。
時間的な制限もありますし。
省略して分からないところもあります。
一応5話で終了させています。

若い連中が主ですが、梶芽衣子や綾野剛が出てくるとぐっと引き締まります。
TVシリーズでこのクオリティなら、満足です。

2023年。エピソード1 56分  エピソード2 45分  エピソード3 49分  エピソード4 48分  エピソード5 54分。Netflix。3.8。


GAMERA -Rebirth- 組長 投稿日: 2023年12月13日 21:30:18 No.536 【返信】

《最後の夏。友達。そして怪獣——。
1989 年夏、⼩学6年⽣のボコ、ジョー、ジュンイチは、⼩学⽣最後の夏休みを迎えていた。
それぞれの⼼にある、将来に対する漠然とした不安。
そんな3⼈の前に、在⽇⽶軍司令官の息⼦、ブロディが現れた。
3 ⼈で貯めた現⾦をうばっていくブロディ。
怒ったボコたちは、お⾦を取り返すための作戦を計画する。
その作戦を実⾏しようとした時、町に危機が訪れる。
怪獣ギャオスが突如、東京に襲来したのだ。
ギャオスによって廃墟となった町に⽴ちすくむ4⼈。
ギャオスが彼らに狙いを定めた時、巨⼤な怪獣が現れる。その名はガメラ。
これが 4 ⼈の「怪獣の夏」の始まりだった。
次々と現れる怪獣。傷つきながらも戦うガメラ。
そして少年たちは伝説を⽬撃する。》

ガメラのアニメは初です。
ゴジラのアニメはイマイチだったので、さほど期待はしていなかったのですが、かなり面白かったです。

時代設定が1989年というのは、昭和ガメラと平成ガメラの中間ということです。
出てくる怪獣は昭和ガメラ、ガメラの立ち位置は平成ガメラです。
子供の味方というのは、昭和ガメラ。
つまりいろいろな要素を包含しています。

そして、敵は米ゴジラのモナークのような組織。
怪獣に人類を喰わせ、100万人に浄化するという計画。
10万年前にも計画したのですが、ガメラに阻止されたのです。
で今回も……。

怪獣のバトルがいいんですわ。
これが一話ごとに展開されていくわけです。

登場怪獣は、ギャオス、ジャイガー、ジグラ、ギロンそしてバイラス。
懐かしいです。
さらに彼らはスタイリッシュにバージョンアップしています。
バルゴンが出てません。
続編に登場ですかね。

子供たちの話は、まあまあこんなものでしょう。
実写でないのが残念ですが、怪獣のクオリティは及第点です。
血も流れますし、腕が取れたり、体が真っ二つになったり。
残虐性も。

ファンなら必見です。
おススメです。

1. 東京上空 44分  2. 地下水道 43分  3. 深く静かに潜航せよ 45分  4. 斬る 44分  5. 月は無慈悲な夜の女王 46分  6. 幼年期の終わり 47分
2023年。Netflix。3.5。


ハロウィン THE END 組長 投稿日: 2023年12月10日 18:57:56 No.535 【返信】

《そしてハロウィンが終わる……。
2018年に始まる新生シリーズ3部作の第3部にして、1978年の第1作から44年に及ぶ「ハロウィン」シリーズの終結を描く完結編。
ジョン・カーペンター監督によるスラッシャーホラーの金字塔「ハロウィン(1978)」に始まったシリーズ第13作にして、デヴィッド・ゴードン・グリーン監督が、単なるリブートではなく、シリーズを包括する形で再生した「ハロウイン(2018)」から始まる新シリーズの第3弾。
グリーン監督版3部作のみならず、44年続いたシリーズの完結編にもなった。
“元祖絶叫クイーン”ジェイミー・リー・カーティス扮するシリーズの最重要人物ローリーと、ブギーマンこと殺人鬼マイケル・マイヤーズの長年にわたる因縁が、ついに決着する。》

どう完結するのか、それなりの作品を期待していたのですが、拍子抜けもいいところでした。
ヒロインの孫娘の話ならまだいいのですが、本作は彼女の恋人の話が中心になります。
彼が闇落ちするって、ダークサイドに落ちたってこと?
そんなんどうでもいいし。

最後の闘いはあっけなくて、町を挙げて処刑しておしまい。
この戦いをもっと描かないと欲求不満のままです。
まあ、彼女もブギーマンも年老いたってとこでしょうか。

せっかくの完結編が、これでは残念でしょうがありません。
「バイオハザード」の完結がつまらなかったのと同様です。
シリーズを引っ張りすぎてもいけませんな。

普通に闘いをストレートに描いていけばいいのに。
それでは尺が短いのなら、前作で完結しとけばいいんですよ。
せっかくのシリーズにミソをつけてしまいました。

2022年。111分。WOWOW。3.2。


鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎 組長 投稿日: 2023年12月10日 18:41:31 No.534 【返信】

《漫画家・水木しげるの生誕100周年記念作品で、2018〜20年に放送されたテレビアニメ「ゲゲゲの鬼太郎」第6期をベースに、シリーズの原点である目玉おやじの過去と鬼太郎誕生にまつわる物語を描いた長編アニメーション。
昭和31年。
鬼太郎の父であるかつての目玉おやじは、行方不明の妻を捜して哭倉村へやって来る。
その村は、日本の政財界を裏で牛耳る龍賀一族が支配していた。
血液銀行に勤める水木は、一族の当主の死の弔いを建前に密命を背負って村を訪れ、鬼太郎の父と出会う。
当主の後継をめぐって醜い争いが繰り広げられる中、村の神社で一族の者が惨殺される事件が発生。
それは恐ろしい怪奇の連鎖の始まりだった。
声優陣には沢城みゆき、野沢雅子、古川登志夫らテレビアニメ第6期のキャストのほか、鬼太郎の父を関俊彦、水木を木内秀信が演じる。
「劇場版 ゲゲゲの鬼太郎 日本爆裂!!」の古賀豪が監督、テレビアニメ「マクロスF」の吉野弘幸が脚本、「シン・エヴァンゲリオン劇場版」の副監督・谷田部透湖がキャラクターデザインを担当。》

尻上がりに観客数が増加して、かなり評判になっております。

私にとって、「鬼太郎」は「ゲゲゲの鬼太郎」ではなく、「墓場の鬼太郎」です。
「墓場鬼太郎」はTVアニメになっていたみたいです。
第1話はYou Tubeで無料で観られます。

それはともかく、本作は鬼太郎の父と原作者水木のバディものになっています。
「犬神家の一族」を彷彿させるプロローグに始まり、殺人が続きます。
でも、本作はミステリーではありません。
一応、意外な犯人は出てきますが。

PG12+でいいのかという陰惨な話です。
人間の業、幽霊族の悲哀、水木しげるの戦争体験、これ子供に見せていいんですかね。
救いようのない話ですが、唯一の希望が「鬼太郎」になります。
幽霊族や非業に倒れた人間たちの恨みつらみを背負い、世間に立ち向かう希望の星なのです。
といって、彼はほとんど出てきませんが。
ラストで誕生、「鬼太郎誕生」(アニメ第1話)につながります。

これが鬼太郎の原点。
子供向けの妖怪退治のヒーローではありません。

しっかり作られた作品です。
若い女性を中心にヒットしているのが素晴らしい。

2023年。104分。イオンシネマ高の原。4.1。


ゴジラ−1.0 IMAX 組長 投稿日: 2023年11月11日 09:22:59 No.522 【返信】

《日本が生んだ特撮怪獣映画の金字塔「ゴジラ」の生誕70周年記念作品で、日本で製作された実写のゴジラ映画としては通算30作目。
「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズをはじめ「永遠の0」「寄生獣」など数々の話題作を生み出してきたヒットメーカーの山崎貴が監督・脚本・VFXを手がけた。
タイトルの「−1.0」の読みは「マイナスワン」。
舞台は戦後の日本。
戦争によって焦土と化し、なにもかもを失い文字通り「無(ゼロ)」になったこの国に、追い打ちをかけるように突如ゴジラが出現する。
ゴジラはその圧倒的な力で日本を「負(マイナス)」へと叩き落とす。
戦争を生き延びた名もなき人々は、ゴジラに対して生きて抗う術を探っていく。
主演を神木隆之介、ヒロイン役を浜辺美波が務め、2023年4~9月に放送されたNHK連続テレビ小説「らんまん」でも夫婦役を演じて話題を集めた2人が共演。
戦争から生還するも両親を失った主人公の敷島浩一を神木、焼け野原の戦後日本をひとり強く生きるなかで敷島と出会う大石典子を浜辺が演じる。
そのほか山田裕貴、青木崇高、吉岡秀隆、安藤サクラ、 佐々木蔵之介と実力派豪華キャストが共演。》

待ちに待った和製ゴジラ映画の復活です。
とにかくゴジラが出てくれば文句なしの私、ハードルは非常に低く設定です。
しかし、本作のハードルをあの傑作「シン・ゴジラ」に設定しても十分対抗できる傑作でした。

とにかく、ゴジラがすごい。
圧倒的な存在感、その怖ろしさ、これは半端ありません。
こんな怪獣映画が観たかった、それもわが国で。
それも「シン・ゴジラ」のような異色の描き方じゃなくて、オーソドックスな。

山崎貴らしい「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズのベタな感動演出もノイズになりません。
太平洋戦争から生きて帰ってきた、復員兵たちの敗者復活戦の相手がゴジラ。
ゴジラと戦うことで、彼らの戦争が終わるのです。

海上決戦の素晴らしさ、銀座破壊の物凄さ、人間とゴジラの距離が近い。
この距離がCGの長所です。
IMAX、画面もですが音がいいのでしびれます。

残虐な描写、悲惨な生活の描写を避け、家族で観られる作品にしているのも好印象です。
そこがリアリティの欠如と批判される点でもありますが。
ラストの展開も同じことがいえますが、私はこれでいいと思います。

実はラストに秘められた描写が話題です。
私はそこまで読み取れませんでした。
もう一回観てみないとねえ。

ゴジラ映画の新たな傑作に拍手です。

2023年。125分。TOHOシネマズなんば。4.0。
組長 投稿日: 2023年11月19日 19:42:46 No.525
高1の孫息子と2回目の鑑賞です。

IMAXの音響はやはり凄まじい。
ゴジラの咆哮は、借り切ったマリンスタジアムで録音したそうです。
ゴジラの手の向きは、縦向きです。

獣の手は掌が下向き、神の手(「シン・ゴジラ」)は掌が上向き。
本作のゴジラは中間の存在やそうです。

ネットでいろいろな感想を読みましたが、どうも山崎貴監督への偏見を持っている人が酷評しているようです。
もちろん、ツッコミどころはいろいろありますが、許しましょうよ。

とにかくゴジラの造形の素晴らしさです。
それ以上に何を望むのでしょう。
世界に通用する「ゴジラ」の誕生を称えましょうよ。

TOHOシネマズなんば。
組長 投稿日: 2023年12月06日 12:21:22 No.533
3回目です。

今回はドルビーシネマです。
やはり、音響が凄い。
ゴジラの咆哮が凄い。

監督はミリタリーファンやそうで、巡洋艦「高雄」、駆逐艦「雪風」、幻の戦闘機「震電」を登場させています。

《「高雄型」は日本で最後の重巡洋艦であり、旧日本海軍の駆逐艦「雪風」といえば、数々の修羅場をくぐり抜けたにもかかわらず、ほとんど損傷らしい損傷を受けることなく終戦を迎えた超絶強運で知られる艦です。》

《B-29を落とすには強力な武装が必要であり、前部にエンジンやプロペラを配さなくてよい前翼機は最適でした。
「震電」はここに五式30mm固定機銃一型乙を4門装備することが計画されました。》

ライト兄弟のライトフライヤー号も前翼機です。

いろいろと疑問の残るラストですが、やはり続編ありきですかね。

来春公開の米映画『ゴジラvsコング:ニュー・エンパイア(原題)』はまた全く別物です。
こちらも期待しております。

米でも大ヒットしております。
ついにハリウッドに比肩できる堂々たる怪獣映画の誕生は、誇らしい限りです。

T・ジョイ梅田。


ナイブズ・アウト グラス・オニオン 組長 投稿日: 2023年12月03日 20:20:21 No.532 【返信】

《ダニエル・クレイグが主演し、ライアン・ジョンソン監督がオリジナル脚本で描いた人気ミステリー「ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密」に続くシリーズ第2弾。
ダニエル・クレイグ扮する風変わりな名探偵ブノワ・ブランが、周囲を海に囲まれた孤島で起こった殺人事件というミステリーに挑む。
IT企業の大富豪マイルズ・ブロンが、地中海にあるプライベートアイランドに親しい友人たちを招待し、ミステリーゲームの開催を持ちかける。
ところが島で実際に殺人事件が発生。
遊びだったはずのゲームは一転して恐ろしい事件となり、参加者は容疑者候補になってしまう。
名探偵ブノワは友人同士のなかで交錯する思惑や、その裏に隠された真相を明らかにすべく、事件の調査に乗り出す。
富豪のマイルズ・ブロン役のエドワード・ノートンのほか、デイブ・バウティスタ、ジャネール・モネイ、キャスリン・ハーン、レスリー・オドム・Jr.、ジェシカ・ヘンウィック、マデリン・クライン、ケイト・ハドソンら豪華キャストが共演。》

孤島に集められた人たち。
そこで起こる殺人事件って、なんかもう古典的過ぎて。

ところが、ちょっと肌合いが違います。
主催者が持ち掛けた推理ゲームは簡単に終わり、事件が起こります。
ここから推理が始まるというより、最初に戻るという構成です。

推理というよりその展開の妙味です。
ちょっと禁じ手を使っていますけど、まあそれがトリックでもないし。
トリックは特になくて、犯人の意外性も特にありません。

じゃあ何が面白いのかというと、シーンの意味合いが実は異なるというところ。
うわべで観ていたのと、真実が違うというところ。
証拠がないというところで、次の展開になります。

エドワード・ノートン、ケイト・ハドソンというベテラン、久しぶりです。

オリジナル脚本としてはよくできている作品ではあります。
ラストは少し無茶でしたけど。

2022年。139分。Netflix。3.8。


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