映画同好会
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ゴジラ−1.0 IMAX
組長 投稿日:2023年11月11日 09:22 No.522
《日本が生んだ特撮怪獣映画の金字塔「ゴジラ」の生誕70周年記念作品で、日本で製作された実写のゴジラ映画としては通算30作目。
「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズをはじめ「永遠の0」「寄生獣」など数々の話題作を生み出してきたヒットメーカーの山崎貴が監督・脚本・VFXを手がけた。
タイトルの「−1.0」の読みは「マイナスワン」。
舞台は戦後の日本。
戦争によって焦土と化し、なにもかもを失い文字通り「無(ゼロ)」になったこの国に、追い打ちをかけるように突如ゴジラが出現する。
ゴジラはその圧倒的な力で日本を「負(マイナス)」へと叩き落とす。
戦争を生き延びた名もなき人々は、ゴジラに対して生きて抗う術を探っていく。
主演を神木隆之介、ヒロイン役を浜辺美波が務め、2023年4~9月に放送されたNHK連続テレビ小説「らんまん」でも夫婦役を演じて話題を集めた2人が共演。
戦争から生還するも両親を失った主人公の敷島浩一を神木、焼け野原の戦後日本をひとり強く生きるなかで敷島と出会う大石典子を浜辺が演じる。
そのほか山田裕貴、青木崇高、吉岡秀隆、安藤サクラ、 佐々木蔵之介と実力派豪華キャストが共演。》

待ちに待った和製ゴジラ映画の復活です。
とにかくゴジラが出てくれば文句なしの私、ハードルは非常に低く設定です。
しかし、本作のハードルをあの傑作「シン・ゴジラ」に設定しても十分対抗できる傑作でした。

とにかく、ゴジラがすごい。
圧倒的な存在感、その怖ろしさ、これは半端ありません。
こんな怪獣映画が観たかった、それもわが国で。
それも「シン・ゴジラ」のような異色の描き方じゃなくて、オーソドックスな。

山崎貴らしい「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズのベタな感動演出もノイズになりません。
太平洋戦争から生きて帰ってきた、復員兵たちの敗者復活戦の相手がゴジラ。
ゴジラと戦うことで、彼らの戦争が終わるのです。

海上決戦の素晴らしさ、銀座破壊の物凄さ、人間とゴジラの距離が近い。
この距離がCGの長所です。
IMAX、画面もですが音がいいのでしびれます。

残虐な描写、悲惨な生活の描写を避け、家族で観られる作品にしているのも好印象です。
そこがリアリティの欠如と批判される点でもありますが。
ラストの展開も同じことがいえますが、私はこれでいいと思います。

実はラストに秘められた描写が話題です。
私はそこまで読み取れませんでした。
もう一回観てみないとねえ。

ゴジラ映画の新たな傑作に拍手です。

2023年。125分。TOHOシネマズなんば。4.0。


組長 投稿日:2023年11月19日 19:42 No.525
高1の孫息子と2回目の鑑賞です。

IMAXの音響はやはり凄まじい。
ゴジラの咆哮は、借り切ったマリンスタジアムで録音したそうです。
ゴジラの手の向きは、縦向きです。

獣の手は掌が下向き、神の手(「シン・ゴジラ」)は掌が上向き。
本作のゴジラは中間の存在やそうです。

ネットでいろいろな感想を読みましたが、どうも山崎貴監督への偏見を持っている人が酷評しているようです。
もちろん、ツッコミどころはいろいろありますが、許しましょうよ。

とにかくゴジラの造形の素晴らしさです。
それ以上に何を望むのでしょう。
世界に通用する「ゴジラ」の誕生を称えましょうよ。

TOHOシネマズなんば。


組長 投稿日:2023年12月06日 12:21 No.533
3回目です。

今回はドルビーシネマです。
やはり、音響が凄い。
ゴジラの咆哮が凄い。

監督はミリタリーファンやそうで、巡洋艦「高雄」、駆逐艦「雪風」、幻の戦闘機「震電」を登場させています。

《「高雄型」は日本で最後の重巡洋艦であり、旧日本海軍の駆逐艦「雪風」といえば、数々の修羅場をくぐり抜けたにもかかわらず、ほとんど損傷らしい損傷を受けることなく終戦を迎えた超絶強運で知られる艦です。》

《B-29を落とすには強力な武装が必要であり、前部にエンジンやプロペラを配さなくてよい前翼機は最適でした。
「震電」はここに五式30mm固定機銃一型乙を4門装備することが計画されました。》

ライト兄弟のライトフライヤー号も前翼機です。

いろいろと疑問の残るラストですが、やはり続編ありきですかね。

来春公開の米映画『ゴジラvsコング:ニュー・エンパイア(原題)』はまた全く別物です。
こちらも期待しております。

米でも大ヒットしております。
ついにハリウッドに比肩できる堂々たる怪獣映画の誕生は、誇らしい限りです。

T・ジョイ梅田。




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