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ベイビーわるきゅーれ
組長
投稿日:2023年12月29日 19:14
No.543
《社会不適合者な殺し屋の少女たちが、社会になじむため奮闘する姿を描いた異色青春映画。
高校卒業を目前に控えた女子高生殺し屋2人組のちさととまひろ。
組織に委託された人殺し以外、何もしてこなかった彼女たちは、高校を卒業したらオモテの顔として社会人をしなければならない現実を前に、途方に暮れていた。
2人は組織からルームシェアを命じられ、コミュ障のまひろは、バイトもそつなくこなすちさとに嫉妬し、2人の仲も徐々に険悪となっていった。
殺し屋の仕事は相変わらず忙しく、ヤクザから恨みを買ったことから面倒なことに巻き込まれてしまい……。
ちさと役を高石あかり、まひろ役を伊澤彩織がそれぞれ演じる。
監督は「ファミリー☆ウォーズ」「ある用務員」の阪元裕吾。》
このシリーズ、スルーしてたのが申し訳ないです。
評判がいいのはちょっとわかってはいたのですが。
この格闘シーン、ガンアクション、米映画に引けを取りません。
たとえば、松田優作の「遊戯」シリーズのような。
邦画では稀なレベルです。
実に素晴らしい。
それも女性が主役ですよ。
世界観は「ジョン・ウィック」。
殺し屋が普通に職業として成立しています。
ちゃんと契約もあり、始末屋も出てきます。
彼女たちはプロで、躊躇なく撃ち殺します。
勿体をつけないのがいいです。
アクションは素晴らしいのですが、それ以外のシーンは微妙。
ゆるい会話が固定カメラで続きます。
ここはあまり惹かれませんでした。
ラストの壮絶アクションにしびれます。
主演の二人もいいです。
伊澤彩織はスタントマンですから、文句なしです。
阪元裕吾監督が、1996年生まれというのもこれからが楽しみです。
2021年。95分。ムービープラス。4.0。
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