北海道ボランティア・レンジャー協議会
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今日の森から 蔵谷 徳洋 投稿日: 2022年07月03日 13:36:31 No.330 【返信】

投稿者: 藤吉 功 投稿日:2022年 5月 3日(火)20時48分15秒

2022年5月3日の野幌の森、その4です。
林床には、ジンチョウゲ科ナニワズの雄花(写真1枚目)と雌花(写真2枚目)の黄色い花です。
余り目立ちませんが、カエデ科ハウチワカエデ(写真3枚目)も咲いていました。




今日の森から 蔵谷 徳洋 投稿日: 2022年07月03日 13:35:37 No.329 【返信】

投稿者: 藤吉 功 投稿日:2022年 5月 3日(火)20時43分37秒

2022年5月3日の野幌の森、その3です。
キンポウゲ科ニリンソウ(写真1枚目)は、その名のとおり開花した花の脇につぼみが膨らんでいた、明日にでも仲良く開花しそうです。
ツゲ科フッキソウ(写真2枚目)は、上向きの花軸に雄花が上部に、雌花は下部に数個ついています。
満開の桜も花には、ヒヨドリ科ヒヨドリ(写真3枚目)が盛んに蜜を吸っていました。




今日の森から 蔵谷 徳洋 投稿日: 2022年07月03日 13:34:38 No.328 【返信】

投稿者: 藤吉 功 投稿日:2022年 5月 3日(火)20時37分27秒 2

2022年5月3日の野幌の森、その2は、何れもユリ科エンレイソウの仲間です。
最もポピュラーなエンジ色の花はエンレイソウ(写真1枚目)。同じくらいの大きさで、花が白いのはシロバナエンレイソウorミヤマエンレイソウ(写真2枚目)。存在感のある大きな白い花は、一昨日に引き続きオオバナノエンレイソウ(写真3枚目)です。




今日の森から 蔵谷 徳洋 投稿日: 2022年07月03日 13:33:24 No.327 【返信】

投稿者: 藤吉 功 投稿日:2022年 5月 3日(火)20時30分54秒

2022年5月3日の野幌の森は、パラパラと雨やアラレが降ったかと思うと、束の間、日が差すなど不安定な空模様となりました。それでも、季節は着実にすすんで、たくさんの花々に巡り会いました。
その1は、スミレ科アオイスミレ(写真1枚目)、同じくスミレ科ミヤマスミレ(写真2枚目)、キンポウゲ科ヒメイチゲ(写真3枚目)です。何れも小さな春植物です。




今日の森から 蔵谷 徳洋 投稿日: 2022年07月03日 13:32:38 No.326 【返信】

投稿者: 藤吉 功 投稿日:2022年 5月 1日(日)20時15分17秒

2022年5月1日の野幌の森は、気温一桁と肌寒く、風も強くて小雨がパラつく空模様に、出歩く人もまばらでした。こうしたしっとりと柔らかい光の日は、低い目線に咲く草花などの撮影に案外お勧めと思います。
俗にヤチブキと呼ばれ、かつてはお浸しにして食卓に春の訪れを告げたキンポウゲ科エゾノリュウキンカ(写真1枚目)。北海道大学のシンボルマーク・校章にもデザインされているユリ科オオバナノエンレイソウ(写真2枚目)。群生が見事なサトイモ科ミズバショウ(写真3枚目)、ヤチダモを主体とした高木とその向こうには満開のエゾヤマザクラで”桜色”です。




今日の森から 蔵谷 徳洋 投稿日: 2022年07月03日 13:31:49 No.325 【返信】

投稿者: 藤吉 功 投稿日:2022年 4月30日(土)21時24分2秒

2022年4月30日の野幌の森の続々編は、モクレン科キタコブシ(写真1~3枚目)です。




今日の森から 蔵谷 徳洋 投稿日: 2022年07月03日 13:30:54 No.324 【返信】

投稿者: 藤吉 功 投稿日:2022年 4月30日(土)21時21分16秒

2022年4月30日の野幌の森の続編は、サトイモ科ミズバショウ(写真1~3枚目)です。




今日の森から 蔵谷 徳洋 投稿日: 2022年07月03日 13:30:02 No.323 【返信】

投稿者: 藤吉 功 投稿日:2022年 4月30日(土)21時18分16秒

2022年4月30日の野幌の森は、快晴のもと風も穏やかで、絶好の散策日和となりました。先ずは、この森で繁殖活動が繰り広げられる夏鳥から、3種をご紹介します。
10日程前から、高い梢で美しいさえずりが聞こえるのはツグミ科クロツグミ(写真1枚目)です。
一足早く、雪解けとともにやってきてデデッポーと鳴くのはハト科キジバト(写真2枚目)です。
主に地面で採餌するも、人の気配に素早く笹藪に逃げ込む黄色っぽい小鳥はホオジロ科アオジ(写真3枚目)です。警戒が強く、小枝に退避してもほんの数秒です。




今日の自然観察から 蔵谷 徳洋 投稿日: 2022年07月03日 13:29:16 No.322 【返信】

投稿者: 藤吉 功 投稿日:2022年 4月23日(土)23時14分3秒

2022年4月23日は、札幌近郊で水鳥を観察するも、あいにくの曇天で風が強く、途中で雨もパラつき、すごすごと切り上げました。
飛翔するカモ科オオハクチョウ(写真1枚目)。本州方面で越冬した個体の北帰行が連日続いて、近郊の湖沼で羽を休める姿も残りわずか。飛び立った一羽にスポットを当ててみました。
こちらはカモ科カルガモ(写真2枚目)。カモ類の多くは、繁殖期にオスの個体がカラフルに変身する中、カルガモは雌雄ともに似たような模様のようです。
水辺の浮島でヨシの中にじっとうずくまっているウ科カワウ(写真3枚目)。抱卵中のような姿勢ですね。また機会を見て、鳥たちを刺激しないよう遠くからそっと観察したいと思いました。




今日の野幌の森から 蔵谷 徳洋 投稿日: 2022年07月03日 13:28:15 No.321 【返信】

投稿者: 藤吉 功 投稿日:2022年 4月18日(月)16時44分15秒

2022年4月18日の野幌の森は、午前中から雨がパラつく空模様となりました。
この季節、森では繁殖期を迎えたキツツキ類やエゾフクロウなど「留鳥」たちのほか、子育てをするためにはるばる南の越冬地から続々と飛来する「夏鳥」、さらに北を目指す「旅鳥」たちと、種数も多く、観察の期待が高まります。
本日ご紹介するのは、ヤナギの花から蜜を求めるヒヨドリ科・ヒヨドリ(写真1枚目)、厳冬期には寒さから身を守るため白く小さな体をふっくらさせ”雪の妖精”とバーダーに人気のエナガ科・亜種シマエナガ(写真2枚目~繁殖期を迎え、ちょっと地味系?の印象)、少し前に飛来し、今日も高い梢から『デデッポー、デデッポー』と鳴くのはハト科キジバト(写真3枚目)です。




今日の野幌の森から 蔵谷 徳洋 投稿日: 2022年07月03日 13:27:23 No.320 【返信】

投稿者: 藤吉 功 投稿日:2022年 4月17日(日)16時37分36秒

2022年4月17日の野幌の森は、薄曇りで微風。遊歩道の残雪も北斜面脇などわずかとなってきました。
そうした遊歩道脇では、早くもケシ科のエゾエンゴサクがほころび(写真1枚目)、湿地帯ではサトイモ科のミズバショウの花(写真2枚目)が目につき始めました。
また、雪解け水が満ちた小さな池には、北海道の固有種であるアカガエル科のエゾアカガエルが群れて印象的な産卵シーンが繰り広げられ(写真3枚目)、薄日が差すとこの季節限定?の賑やかな”蛙の合唱”が響きました。




花々シリーズ 蔵谷 徳洋 投稿日: 2022年07月03日 13:26:38 No.319 【返信】

稿者: 藤吉 功 投稿日:2022年 4月12日(火)21時14分57秒

花々シリーズ 2022年4月12日の野幌の森は、薄曇りながら20℃近くまで気温が上昇し、遊歩道の残雪も名残惜しげになってきました。
春の妖精と称される花々のうち、アズマイチゲ(写真1枚目)が開花しました。つい先日まで、雪の下に眠っていたとは思えない妖精の生命力です。
同じく、キンポウゲ科のフクジュソウ(写真2枚目)も、そこかしこで咲き競っています。
また、晩秋にはすっかり花の準備を整えて、深い雪をまとっていたジンチョウゲ科のナニワズ(写真3枚目)も、雪解けの林床で誇らしげに花を咲かせています。




野幌の森、続・春色濃く 蔵谷 徳洋 投稿日: 2022年07月03日 13:25:46 No.318 【返信】

投稿者: 藤吉 功 投稿日:2022年 4月 6日(水)19時02分14秒

2022年4月6日は、前日から一転、10℃以上も肌寒く、冷たい雨模様の朝となりました。
しかし、午後には、次第に天候が回復したことから、前日の東エリアから、西側エリアの「瑞穂の池」(かつての営農用水池も、今は防火用水池)界隈に足を運びました。
付近では、エゾノバッコヤナギの花(写真1枚目)が咲き始め、今季初観察のアオサギ(写真2枚目)の姿もありました。水面を覆う氷雪には、やはり昨日の「原の池」と同様、水が浸み上がり、日ごとに開水面が拡大している様子でした。




野幌の森、春色濃く 蔵谷 徳洋 投稿日: 2022年07月03日 13:24:57 No.317 【返信】

投稿者: 藤吉 功 投稿日:2022年 4月 5日(火)21時22分14秒

2022年4月5日、札幌市の最高気温は、16.7℃(平年9.1℃)で、今季の根雪終日(平年より3日遅れ)を記録しました。
5月上旬並みのポカポカ陽気に誘われて、午後、野幌の森歩きに出かけました。
森の中の遊歩道には、残雪がまだ20-30cmほどもあり、長靴がスポスポと抜かりました。
そうした中、いち早く雪解けの南斜面などには、フキノトウ(写真1枚目)やフクジュソウ(写真2枚目)の花々が咲き始めました。
かつて近郊の水田などに営農用水を供給した”ため池”の一つ、原の池では、水面を覆う氷雪にひたひたと水が浸み上がり、一部開水面では、西日がキラキラ眩しいほどに反射していました(写真3枚目)。




野鳥シリーズ 蔵谷 徳洋 投稿日: 2022年07月03日 13:24:08 No.316 【返信】

投稿者: 藤吉 功 投稿日:2022年 3月20日(日)18時49分13秒

野鳥シリーズ ツル科タンチョウ(和名;丹頂)。
タンチョウは、全長140cm、体重10kg前後で、国産鳥類では最も大型で、国の特別天然記念物に指定されています。併せて、日本版レッドリストでは、絶滅危惧種から1998(平成10)年にワンランク引き下げ、現在は絶滅危急種に指定されています。
北海道が環境省から委託を受けて毎年12月と1月に実施の「タンチョウ越冬分布調査」によると、直近の令和4年1月25日の確認羽数(野生個体の振興局別分布)は、釧路1382羽、十勝73羽、根室34羽で、他に動物園などの飼育下36羽を合わせ、全道で過去最多の1525羽だったそうです。(前年1516羽、前々年1370羽。)
なお、前年同期に観察された胆振と日高で今年はゼロ、オホーツクと空知は前年に続き確認されなかった(調査の目に止まらなかった?)そうです。
1月の越冬分布調査時からは雪解けもすすみ、全道の適地に移動が始まった模様で、近年繁殖が確認されている道央圏の空知管内で、本日、成鳥2羽と幼鳥1羽を観察することができました。(写真1~3枚目)
ちなみに、タンチョウは、北海道のシンボル「北海道の鳥」として、1964(昭和39)年に指定されています。




野鳥シリーズ 蔵谷 徳洋 投稿日: 2022年07月03日 13:22:54 No.315 【返信】

投稿者: 藤吉 功 投稿日:2022年 3月 7日(月)19時38分34秒

野鳥シリーズ ハヤブサ科ハヤブサ(和名:隼)。
ハヤブサは、海岸などの切り立った岩棚や人里では鉄塔など、とても高いところから獲物を狙う猛禽類です。
野幌の森では、北海道百年記念塔(地上100m)の棚に止まっている姿が散見されます。
久しぶりの森歩きで、近くを通りかかった折、双眼鏡で見上げると、地上50m超の棚にその姿がありました。珍しく、食事中の様子(写真1枚目)です。時刻は、午後1時半近く。今日、狩られたのは、飛散した羽から推測すると、どうやらドバトのようです。(生々しい画像は、割愛します。)
あいにく、カラスたちが騒がしく接近すると、思いのほかドスのきいた威嚇?の鳴き声を発し、胸がパンパンになるほど(写真2枚目)一気に平らげたようです。
それから、約2時間後の帰り道、刺激しないよう再び遠くから見上げると、同じ棚の左端にうずくまって休憩するその姿(写真3枚目)が確認できました。肉眼では、なかなか発見できない距離感です。




野鳥シリーズ 蔵谷 徳洋 投稿日: 2022年07月03日 13:21:42 No.314 【返信】

投稿者: 藤吉 功 投稿日:2022年 2月 9日(水)20時40分57秒

厳冬期の野鳥たち
コロナ禍、オミクロン株の猛威に加えて、この冬の道央圏などでは、記録的な大雪となっています。昨2021年夏の異常な高温少雨の影響もあってか、野幌の森に見る樹々の果実は例年に無く少ないようです。そのためか、理由は定かではありませんが、冬鳥たちの姿も、種・数ともにめっきりと寂しい今日この頃です。
本来なら厳冬期、たくさんの野鳥たちで賑わうナナカマドの真っ赤な果実に、辛うじて少数のツグミ(写真1、2枚目)が集まり、散発ながらヒヨドリの姿(写真3枚目)もありました。
久々、本欄にてご紹介します。




果実シリーズ 蔵谷 徳洋 投稿日: 2022年07月03日 13:20:56 No.313 【返信】

投稿者: 藤吉 功 投稿日:2021年12月25日(土)19時01分24秒 2

果実シリーズ ヤドリギ科ヤドリギ(和名:寄生木)。
ヤドリギは、文字どおり樹木の幹や枝に寄生する常緑樹です。
野幌の森に設置された解説板をそっくり引用すると、「幸運をもたらすというヤドリギ/大木の枝に鳥の巣のように見える、緑のかたまりがヤドリギです。根をけず、ミズナラやハンノキなどの枝に寄生して、養分を吸収する、いわば森の居候です。5月頃黄色い小さな花が咲き、秋に実がなります。この実は、粘液につつまれているので、小鳥がフンをしたりすると,実が枝に付着するといわれています。昔は祭事や産後の特効薬に用いられ、ヨーロッパでも薬用や魔除けに使われ、幸運をもたらす植物と信じられているそうです。」とあります。
赤い果実をつけるものがアカミヤドリギ(写真1枚目)、赤と黄色っぽい果実が混在する不思議なヤドリギ(写真2枚目)、黄色い果実を付けるものがヤドリギ(写真3枚目)とよばれ、アップで観察するとパンダ顔の模様とスクリューのような葉が印象的ですね。




初冬の森、点描 蔵谷 徳洋 投稿日: 2022年07月03日 13:20:03 No.312 【返信】

投稿者: 藤吉 功 投稿日:2021年12月16日(木)21時38分44秒

本格的な冬到来を前に、野幌の森歩きで遭遇した「初冬の森」点描です。
エゾヤマザクラの幹にイラガの繭とおぼしきものが-。計測すると、縦27㍉、横16㍉ほどです。硬い殻の上部に、いくつか穴が開いていました(写真1枚目)。野鳥にでも見つかり、食べられてしまったのでしょうか。
穴あきの繭から”土偶”を連想し、ボラレンのエンブレムとのツーショット(写真2枚目)。改めて、画像を見返すと、つぶらな瞳とクチバシ・・とある野鳥の横顔に見えなくもありません。そう、亜種シマエナガです。
そうこうしていると、まるでハーイとでも言いたげに片手を上げ、”雪の妖精”が迎えてくれました(写真3枚目)。これからの季節、シマエナガとの出逢いが楽しみですね。




花々シリーズ 蔵谷 徳洋 投稿日: 2022年07月03日 13:18:54 No.311 【返信】

投稿者: 藤吉 功 投稿日:2021年11月22日(月)17時33分4秒

花々シリーズ ヒカゲノカズラ科マンネンスギ(和名:万年杉)。
マンネンスギは、常緑の多年生草本で、針葉樹林内によく生育するといわれています。野幌の森では、大正時代から数次に亘る植物調査において、目録に残るのは1973年(札幌営林局)と2018年(野幌森林公園植物調査の会)の2回だけですので、比較的レアな植物のようです。
このほど、森歩きで”杉の稚樹”のようなその姿(写真1枚目)が目にとまりました。周囲を見渡すと、数株が見つかりその一つに「胞子のう穂」(写真2枚目、右の株)が付いていました。この季節に胞子を飛ばすのでしょう。クローズアップで確認すると、白い胞子(写真3枚目)が認められます。
なお、この部分だけは役目を終えると枯れてしまいます。




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