近畿植物同好会 掲示板
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ホテルルートイン塩尻付近で見られた帰化植物(1) フランスギク 植村 修二 投稿日: 2023年06月02日 17:29:11 No.660 【返信】

 ヨーロッパ原産のフランスギクLeucanthemum vulgare Lam.は近畿でもよく栽培されていますが、その逸出はあまり見かけません。

 ところが、長野県松本市内では、路傍にびっしりフランスギクが並んでいるかの如く群生している場所を多く見かけました。今回の観察会においても、2日目、マイクロバスで辰野町(たつのまち)の横川渓谷に向かう途中、同じようなフランスギクの群生が見られたところがありました。

 画像は車窓から写した画像1枚を除き、ホテルルートイン塩尻の近くで撮りました。路傍に並んで生えており、叢の中には入っていかないようです。


ホテルルートイン塩尻付近で見られた帰化植物(2) 植村 修二 投稿日: 2023年06月04日 09:33:19 No.663
 ムギクサ、ウマノチャヒキ、ビロードモウズイカはホテルルートイン塩尻付近に多く、ウマノチャヒキはここでは在来種のスズメノチャヒキと混生しているのをよく見ました。

 ハキダメギクはまだ芽生えたばかりでした。茎に毛が多い普通タイプでした。

 コハコベは大阪府ではイヌコハコベとの競合に負けるのか最近は減少傾向ですが、ここではイヌコハコベはまだ入っておらず、普通の雑草のようでした。

 シラホシムグラも多く見られましたが、これは後日報告いたします。


植村 修二 投稿日: 2023年06月04日 09:34:35 No.664
続きです。



ユキノシタ 西村徹也 投稿日: 2023年06月03日 23:32:28 No.662 【返信】

本日、2023.6.3(土)、金剛山の西麓(千早赤阪村)を歩いてきました。
ユキノシタの花が咲いていました。
まるで雪が降ったみたいです。みごとでした。
昨年もこの付近で撮影し、写真を『会報』No.136に投稿しました。(2022.6.4)

*ユキノシタ;{ユキノシタ科、ユキノシタ属}

【写真1枚目】;ユキノシタ(全体)
【写真2枚目】;ユキノシタ(花)




イセノウマノスズクサの分布図です 藤井俊夫 投稿日: 2023年06月02日 18:03:58 No.661 【返信】

イセノウマノスズクサの分布図が、原記載に載っています。
Watanabe-Toma,K., J.Murata &T.Ohi-Toma. 2021.
Aristolochia kaempferi var. laevipes (Aristolochiaceae): a new variety from the Ise-Shima and Owari regions, Japan.
Acta Phytotax. Geobot. 72(3):265-274.

Fig.2.
〇:オオバウマノスズクサ
●:イセノウマノスズクサ
×:花が着いていない
■:タンザワウマノスズクサ
***************************
以下、オオバウマノスズクサ種群の分類学的検討についての報告です

渡邉 - 東馬加奈・大井 - 東馬哲雄。2016.日本産オオバウマノスズクサ群の分類学史およびオオバウマノスズクサとアリマウマノスズクサの混同について。分類。16(2):131-151.
https://www.jstage.jst.go.jp/article/bunrui/16/2/16_01602-06/_pdf/-char/ja
オオバとアリマの葉の形状による識別は不可能だが、両種の詳細な分布地域が判明したので、ある程度の判定は可能となった。
POWO(Plants of the world online)
アリマウマノスズクサ
https://powo.science.kew.org/taxon/urn:lsid:ipni.org:names:93340-1
オオバウマノスズクサ
https://powo.science.kew.org/taxon/urn:lsid:ipni.org:names:93038-1


ダウンロードイセノウマノスズクサ ( .pdf / 44.5KB )


朝熊七草 山本和子 投稿日: 2023年05月28日 17:05:11 No.648 【返信】

磯野久美子様ご投稿のシュンジュギクとカザグルマの写真を拝見し、今日、朝熊山に行って来ました。朝熊七草のアサマギク(シュンジュギク)、ササユリ、カザグルマは思ったよりたくさん咲いていましたが高い場所なので綺麗に撮れませんでした。三重県南部に自生するオオバウマノスズクサは花柄が赤紫色を帯びていて、他で見るオオバウマノスズクサとは少し違って見えます。以前はもっとたくさん生えていましたが、探し歩いて見つけたのは3株だけでした。

イセノウマノスズクサ 磯野久美子 投稿日: 2023年06月01日 00:52:30 No.657
山本様

オオバウマノスズクサとは違うような、と書いていらっしゃる植物の写真を、東海の植物に詳しい近植会員、山脇和也さんに見ていただいた所、新変種イセノウマノスズクサだと思われる、との返答を得ましたので、お伝え致します。
花茎に毛がないのが特徴とのことです。

学名
オオバウマノスズクサ(基本変種)
Aristolochia kaempferi var. kaempferi
イセノウマノスズクサ(新変種)
Aristolochia kaempferi var. laevipes Watan-Toma & Ohi-Toma

参考文献
Aristolochia Kaempferi var. laevipes (Aristolochiaceae): A New Variety from the Ise-Shima and Owari Regions, Japan
Acta Phytotaxonomica et Geobotanica, 72(3), 281-287(2021)

写真1〜2枚目
5月20日朝熊山にて(磯野撮影)

PS
投稿記事No.633で5月22日と書いていましたが、5月20日の間違いでしたので、訂正致しました。


朝熊七草 山本和子 投稿日: 2023年06月01日 14:43:35 No.658
磯野久美子様

オオバウマノスズクサの新変種イセノウマノスズクサの情報を頂きありがとうございます。2011年5月末に朝熊山で初めて見つけ写真をブログに掲載しましたら、東馬先生からコメントを頂き、伊勢地方に分布するオオバウマノスズクサは花柄が赤紫色を帯び、他地方のオオバウマノスズクサとは違うようだとお聞きしていました。新変種と認められたのですね。磯野様も見つけられてよかったです。早速ブログの方も修正したいと思います。山脇様に宜しくお伝え下さい。どうもありがとうございました。

カザグルマですが、淡紫色は三重県内では蛇紋岩地に生育していますが、品種のシロバナカザグルマは湧水湿地で見られます。初めて見たのは愛知県の葦毛湿原ですが、三重県内の湿地でその後シロバナカザグルマを見ることが出来ました。


種名忘れました。 イケガミ池上 実 投稿日: 2023年05月31日 01:26:43 No.650 【返信】

5/28朝 ホテル ルートイン塩尻付近の道路際で見た
石鹸の成分を含む帰化植物。種名と説明お願いします。


植村 修二 投稿日: 2023年05月31日 21:53:10 No.653
池上 実さま

 この植物はヨーロッパ原産のサボンソウSaponaria officinalis L.です。

 全草にサポニンを含み、昔、ヨーロッパでは洗濯に使われたそうです。サポニンは水に溶かしてよく混ぜると石鹸のような泡を作ります。日本には明治時代に観賞用に持ち込まれ、シャボンソウともいわれています。

 長野県塩尻市には今から35年ほど前に修学旅行の下見の際、列車乗り換えで立ち寄った際、車窓からでもそれとわかるくらい淡いピンクの花が咲き乱れていた場所がありました。

 近畿では、兵庫県西宮市の甲山周辺で1970年くらいに見ており、その後、大阪府堺市内でも見ています。写真は堺市で撮影したものです。


シバザクラの逸出 植村 修二 投稿日: 2023年05月31日 22:29:09 No.656
 池上さんがサボンソウを撮影された場所の近くで撮影した植物です。

 北アメリカ原産の園芸植物シバザクラPhlox subulata L.が逸出し、路面間隙に生えていました。
 
 近くの家に、花が大輪で濃ピンク色花の園芸品種’ダニエルクッション’が栽培されていましたので、ここからタネが運ばれて芽生えたのでしょう。

 この品種含め、シバザクラは近畿でもよく栽培されますが、私はこれまで一度も逸出した個体をみておりません。




サツキの植え込みがシュッコンルピナスのお花畑に 植村 修二 投稿日: 2023年05月31日 22:11:00 No.655 【返信】

 JR塩尻駅にあるサツキの植え込みにシュッコンルピナスが侵入している画像を以前アップしました。

 今回の観察会を終えて再度見に行きましたら、なんとシュッコンルピナスのお花畑になっていました。

 そばにおられた参加者の方から「北海道ではもっとすごかったですよ」と話されました。そういえば、今井周治さんが北海道の自然環境に入り込むシュッコンルピナスの発表されておられたことを思い出しました。

 以下の画像、以前公開した下見の時の画像と、およそ一か月後、観察会で訪れた時の画像です。




フトエ バラモンギク イケガミ池上 実 投稿日: 2023年05月31日 00:40:43 No.649 【返信】

2023-05-28朝 長野県塩尻市 ホテルルートイン塩尻道路周辺で見た
フトエバラモンギク


植村 修二 投稿日: 2023年05月31日 21:59:27 No.654
池上 実さま

 フトエバラモンギクTragopogon dubius Scop.は長野県の松本市、塩尻市ではごく普通の雑草になっていました。松本市や長野市は下見の際、レンタカーが塩尻市で借りられないので、そのためだけに訪れました。画像は泊まったホテルルートイン塩尻の近くで撮りました。




信州で見た白い花 伊吹寛子 投稿日: 2023年05月31日 14:48:56 No.652 【返信】

何方かがしばらく前に掲示板にタニギキョウを掲載されて、「この時期になると緑の中に白い花が目立ちます」と書いておられたのが印象に残り、そうなんだ…と思っていました。

すると、この間の5月27-28日に参加させていただいた観察会で、樹木にも白い花がたくさん咲いていてとても印象的でした。もちろん観察会では数多くの珍しい物、貴重な物にご案内いただきましたが、それらについては初心者の私には分からないことが多く、感覚的に胸を打たれた樹木の白い花をご紹介をさせていただきたいと思いました。

写真1,2 ミズキの花が満開でした。
写真3,4 ミズキと共に緑陰で白く光っていたのがカンボクでした。
写真5,6 ハクウンボク…このハクウンボクは緑陰ではなく、写真5右下隅のカーブミラーの、向かってすぐ左の細い木ですが、背の高い木々の間を抜けて成長し、やっと届いた空間で枝を広げ、その枝に花を無数につけていました。青空を背景に白く輝く花の乱舞に皆で見とれました。こんなに花をつけて大丈夫かな、との声が上がっていました。あの素晴らしさをうまく写真に捕らえられていなくて残念です。




「らんまん」の植物レプリカの工房 相良真佐美 投稿日: 2023年05月31日 11:36:51 No.651 【返信】

「らんまん」に登場する植物の一部は、撮影時期と実際の時期が違うため、京都の工房でレプリカが作られています。

NHKで放送されました ↓
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kyoto/20230530/2010017427.html

西尾製作所のHP
https://bm-nishio.sakura.ne.jp/product/plant/


ニワゼキショウ属の交雑種など 高原秀明 投稿日: 2023年05月27日 08:50:05 No.647 【返信】

写真1-3は、キバナニワゼキショウとアズキニワゼキショウを植えている鉢のこぼれ種から生育したもので、果実ができておらず、花の色や紋様からこの両者の交雑種とみられます。
写真4は、同上の鉢のこぼれ種から生育した別株ですが、こちらは野外でも時折見られた薄黄色の花で、キバナニワゼキショウの変異品種と思われます。
写真5-6は、草地に生えていた果実の無いニワゼキショウ属の草本で、近くに多く見られるオオニワゼキショウと同じくらい花が小さい。近くには、草丈や花の大きいニワゼキショウ(赤紫花)との交雑種のアキマルニワゼキショウ(仮称)が一株ありました。
この小さな花の株は、雑種強勢にならなかったアキマルニワゼキショウ(仮称)かもしれません?




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