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ノンタイトル その3 ( No.1159 )
日時: 2023年11月04日 19:10
名前: futeki [ 返信 ]
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昭和29年の『優駿』から ( No.1212 )
日時: 2023年11月30日 22:06
名前: 通りすがり [ 返信 ]
ル・サンシー「アメリカ式騎乗について」(スポール・コンプル紙)
英国の名調教師ジョージ・ラムトンから聞いた話として、ハギンスと
いう人が雇ったニグロの少年が新式騎乗法の元祖だと書いています。

かれは、モンキーのように乗つた。かれの膝が、かれの鼻のところに
きて、かれの鼻は馬のたてがみのところにきて。
ハギンスは、この騎乗法を二回試みさせた。そしてかれは、このニグ
ロの少年の騎乗法によつて、かれの馬の負担重量が数ポンド軽くなつ
たと同じ影響があることを、認めざるをえなかつた。
そこで、ハギンスは、この新騎乗法を採用した。この騎乗法は、急速
にひろまつた。

競馬史上にハギンスという人物は見当たりません。イギリス人のラム
トンがこの話を誰から仕入れたのか考えると、仲のよかったアメリカ
人調教師A・G・ジョイナー(一條友吉氏の競馬場での師匠)と考え
るのが自然です。モンキー乗り普及の功労者はJ・B・ハッギン氏だ
と言えるのではないかと思います。

筆者は20世紀初頭にフランスで活躍したアメリカ人騎手の写真を見て
ジョニー・ライフの鐙が最も短く、次にスターン(トッド・スローン
も同じくらい)、次がオコナー、ミルトン・ヘンリーの鐙は最も長い
と書き、1952年の騎手の鐙は平均してライフと同じだとしています。
しかし、アメリカ式騎乗法の要諦は鐙の長さではなく、騎手の身体を
前傾させることにあると説いています。


この2頭とは ( No.1191 )
日時: 2023年11月18日 10:31
名前: futeki [ 返信 ]
[ 削除 ]
https://www.pedigreequery.com/papalinahoa
https://www.pedigreequery.com/moana3

ミスハワイとアーミーですかね。他にもいたかもですが。
ミスハワイは子孫にキョウエイタップなど活躍馬多数、アーミーも直仔に大阪杯などのリュウゼットを
出すなど、存在感を見せました。

大牧場だったようですが、完全放牧でしたか。ゆえに牡駒は全頭去勢されていたと。


ハワイの牧場 ( No.1189 )
日時: 2023年11月18日 08:33
名前: 通りすがり [ 返信 ]
米サラを買いに行った尾形藤吉師の談。

七月二十二日に羽田から飛行機で津軽さんと二人で
行きましたが、途中ハワイへよりました。ホノルル
から一時間半でちようど夜の十一時頃目的地へ着き
ましたが随分山の中でした。

牧場の面積は何と三十万エーカー、牛は三万頭から
いるそうです。翌日早速馬見に出かけましたが、牧
場の一部にはちようど軽井沢のような気候で雨と霧
で寒い場所もあり、ここには種牡馬がいて事務所も
ありました。

二歳のサラブレツドが約四十頭ばかりいましたが、
牡馬はセン馬で、当時この放牧地のへんは雨がなく
て、そのため青草もなく野馬ばかりで、カウボーイ
が捉えてきて、そこのパドツクに追込んでから馬を
検べるのですが、ほこりだらけで識別も困難、そこ
で十頭を選んで、さらにその内から血統を調査して
二頭だけをアメリカ本土をみてからとして仮契約し
ました。


ストックホルム ( No.1180 )
日時: 2023年11月11日 19:23
名前: 三村 [ 返信 ]
ちゃんと調べて書くべきでした・・・すみません。
「富士」号のその後の記載があったので、「Horses in Japan」から引用します。

One hundred days before the Tokyo Olympics, Fuji, aged 19, was withdrawn from further
training with the equestrian team, and returned by the Japan Equestrian Federation to
his original owner in Japan. We welcome him back as the pet of the Kenrick family,
and especially of Linden and Miranda. V.K. July, 1964.

最後の二人は娘さんのようで、2頭のポニーは、この2人向けだとのことでした。


ヒポファイルの ( No.1178 )
日時: 2023年11月11日 12:32
名前: futeki [ 返信 ]
[ 削除 ]
ネット公開分に当時の五輪馬術選手団の顛末が記されてますね。

https://jses.jp/common/sysfile/finder/files/hippophile76.pdf

「富士」は優秀だったようですね。

五輪に出場してない馬も含めて少し調べて登録しましたが、改名された馬はやはり難しいです。
深く検索はしてませんのでご了承下さい。

サラ(と文中記されているもの)
今龍(不明)
村汐(不明)
ニュージャパン https://www.pedigreequery.com/new japan
ウパル https://www.pedigreequery.com/upalu
ハッピーファーマー(ス)(AUS)(不明)
アサミネ https://www.pedigreequery.com/asamine
Juli https://www.pedigreequery.com/juli4
Posillipo https://www.allbreedpedigree.com/posillipo5
Sinjon https://www.pedigreequery.com/sinjon

ハンター
Nimrod, Abalon Lad, 富士(不明)
Eforegiot, エフォルヂオ(不明)
光輪(AUS)(不明)
権太(IRE)(不明)
フェーシー(不明)
オーシャンパトロール(AUS)(不明)

アア
山桜(不明)

アノ(と記されている)
ユリスB(FR)(不明)
Halla https://www.allbreedpedigree.com/halla3

半血
ビッグボーイ(不明)

アノ系
トップホマレ(不明)
ショウクン(不明)

温血
Master Rufus(SWE)(不明)

オルデンブルグ
Jubilee https://www.allbreedpedigree.com/jubilee60

n.a.
Sunsalve https://www.allbreedpedigree.com/sunsalve2
The Rock https://www.allbreedpedigree.com/the rock10

ホルスタイン(ホルシュタイナー)
Meteor https://www.allbreedpedigree.com/meteor10

その他不明
イチゲツ、カツオーギ、九月、ボーモン、ネプチューン(USA)、慶隆、豊藤(北海道)、ユドラ(JPN)、
第2エメラルド、薄墨(JPN)

ついでにウパルと同時にハワイから寄贈されたサラブレッドを(抜けてた分は新規登録しました)。
https://www.pedigreequery.com/upalu
https://www.pedigreequery.com/ulalele
https://www.pedigreequery.com/kapikua
https://www.pedigreequery.com/nahoa
https://www.pedigreequery.com/pukoea

カピクアは子孫にワンモアラブウェイやアクアビットを出してハワイ産牝馬の価値を示しましたか。


ニムロード ( No.1177 )
日時: 2023年11月10日 21:08
名前: 通りすがり [ 返信 ]
そんなにコロコロ名前が変わっていたんですね。
今でも競走馬が馬術競技馬になると改名するようですけど。
豪州は検疫が厳しいのでメルボルン五輪の馬術競技は
ストゥクホルムで行われました。
津軽氏は太平洋上で死んだ乗用馬をデブ公と書いています。
フオツクスンダウンの子はこの馬の代わりにされたのかも。

伊藤師らが輸入したNZ産馬の感想が『優駿』にありました。
濠州産馬と言えばバウアーストツクやビワコのような
頭が大きくてゴツい馬を連想しがちだけれど、今度来た
ニュージーランド馬は皮膚が薄くて上品な馬ばかりだと。


Nimrod ( No.1176 )
日時: 2023年11月10日 19:25
名前: 三村 [ 返信 ]
Vivienne Kenrickさんは「Horses In Japan」という本を出されていますが、先日古本屋さんから
入手いたしました。
ほとんど読めていないのですが、Nimrodについては、日本に来たときにアバロンラッド(Avalon Lad)
という名前に改名され、その後日本馬術連盟に買われて、最終的に「富士」という名前に変わり
ました。メルボルンには出ていませんが、ストックホルムとローマに出場しています。
いい馬だったようですね。


本邦登録名 ( No.1174 )
日時: 2023年11月09日 18:15
名前: futeki [ 返信 ]
[ 削除 ]
ストレーラ、アドミラルスブロンド(アドミラル)、ダイワニシキ、ラツキーメー、シルバーガル、
フオツクスンダウン、フイナーレ、オデツトですか。

ハンター種の Nimrod はメルボルン五輪用に、みたいな話でしたが結局駄目だったんでしょうね。
帰路死亡した一頭がこちらだったのか知れません。


ケンリック氏 ( No.1171 )
日時: 2023年11月08日 19:23
名前: 三村 [ 返信 ]
ケンリック氏ですが、Douglas Moore Kenrickという方で、この方はニュージーランド人のようです。
後に日本アジア協会の会長もされている方のようです。
会社もやられていたようなので、ケンリック商会というのは正しいのだと思います。
大川慶次郎さんの本「優駿四歳馬年鑑」でもそう記載があります。

なんでニュージーランドから競走馬と繁殖牝馬を輸入したいと思ったのか、知りたかったのですが、
そこまでは辿り着けず・・・乗馬のためなら、欲しいのはサラブレッドじゃないんじゃないかと。

ニュージーランドの新聞にでもいくつか紹介されていたので、リンクを張ります。
(下のほうの記事の繁殖牝馬と共に書かれている父の情報は、たぶん間違っているのだと思います)
https://paperspast.natlib.govt.nz/newspapers/CHP19520730.2.127
https://paperspast.natlib.govt.nz/newspapers/CHP19520827.2.23.2


戦後の競馬復興 ( No.1168 )
日時: 2023年11月08日 18:20
名前: futeki [ 返信 ]
[ 削除 ]
フオツクスンダウンの持込が登録できなかったのは残念なことでした。
セカイイチのすぐ下でしたから。
そして堰を切ったように海外からの馬輸入が始まるのですね。
中央、地方を問わず…。


帰路は ( No.1167 )
日時: 2023年11月08日 00:19
名前: 通りすがり [ 返信 ]
ラバウル停泊中フオツクスンダウンが分娩しましたが、子馬の
右前肢が畳まれた状態のため産道から出られず、3人がかりで
指が晴れるほど引っ張っても駄目で、水夫の力を借りてやっと
引き出しました。往路は冷たかった中国人たちが、ノルウェー
人船長の有色人種蔑視が激しすぎるためか、一転して協力的に
なってくれたとのこと。

赤道手前で乗馬用のセン馬、横浜帰着の1週間前に孕みの16歳
老齢牝馬が死んで、32+1-2=31頭になりましたが、フオツ
クスンダウンの子は血統書に載っていません。

半年後の豪新各15頭の馬買いは状況がよほど進歩して、人間は
羽田~マニラ~ダーウィン~シドニーの大回りながら飛行機、
馬は英国船で快適に輸送されました。出張者は西日本馬主協会
の熊谷新太郎会長、伊藤勝吉師、野沢組社員。豪州は対日感情
が悪いので空き家を借りての自炊生活でしたが、NZは人々が
親切だったとのこと。

豪州ではダルゲチー商会のモーガン氏が尽力してくれたようで
すが、同価格ながらNZ産馬の方がよい馬を揃えられました。
ライトスチブンソン商会のホワイト氏の紹介状があればどこで
も大歓迎で、伊藤師が騎乗して良否を確認できたのです。フア
イナルスコア、ロイヤルウツド、ミスバンブトンはこの時買わ
れた馬ですね。豪州ではゴールデンアツプルが出港前にカンタ
ベリーで出走し、見事に逃げ切りました。


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