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ノルド労農運動(略称:労農、労農運動)本部その2
労農運動指導者 フェリシア・ウリヤノフ 投稿日:2019年05月31日 23:21 No.11193
【前スレ】 https://rara.jp/hoi2vicmodaar/page9357

政党名:ノルド労農運動(Nordiska Arbetare och Bonder Rorelse、略称は労農運動・NABR)
外交方針:国際主義に基づく左翼第三極の形成と、インター陣営への対抗(インター陣営打倒の過程で他軸との接近は否定しない)
内政方針:社会主義政策による福祉国家形成「国民国家概念解体」と世界市民による世界統治
NF:厳格な帝国主義(陸軍重視)
POP:
富裕層-2(最大±3) (資金+40)
中産階級+2(最大±5) (資金-12)
労働者階級+5(最大±10)(資金-15)
行動方針:
インターナショナル打倒の上、国際協調を重視する左派陣営の盟主に君臨する
インター打倒の後、増強した国力で世界同時革命を断行。並行して国民国家思想を解体し、世界ソビエトを成立させる

【ロジック】
▼外交
仮想敵国:インターナショナル陣営
友好国/陣営:協商
先制攻撃の有無:有り
内戦への介入:有り
友好度を上げる国: 反インターナショナル陣営
投資する国:ノルウェー、フィンランド
軍の配備先:フランス
植民地の獲得:有り(名目上は地域共和自治組織)
クレーム:左派陣営の盟主の地位
インター打倒後は世界同時革命と世界ソビエト成立

▼内政
実施する政策:IC120を超えるまでは工業重視、到達後は文化振興を実施し国際左翼主義の浸透を図る
生産方針:対協商戦に備え海軍充実を最優先に実行する、その後は戦線維持のための陸軍拡張重視
・陸軍:戦車部隊12師団充足後、歩兵の無制限特化大規模増産
・海軍:重潜水艦隊60個(既存方針の維持)、および輸送部隊24個艦隊
・空軍:迎撃機40個師団、戦術爆撃機24個師団


工場建設の有無:有り
予備役制度の使用:有り
赤字の際の行動:富裕層への一時的課税強化、通貨切り下げ

【その他方針】
・研究は歩兵・軍艦・陸ドク・海ドクを重点
・政権獲得した場合、国名をスカンディナヴィア同盟に変更、傘下の国家を共和国に変体。
・各国王は称号のみの存在として干渉せず、国家組織から分断(アフリカや東南アジアの旧君主家のイメージ)。貴族号は名乗りを除いて制度廃止。
・スカンディナヴィア現国王については、非世襲の「終身名誉連合議会議長」に任命。政治的権限のない連合国王号の世襲については国家は関知しない。

世界市民よ、団結を!
スカンディナヴィアから、偉大な精神を輸出せよ!


反論する 労農運動指導者 フェリシア・ウリヤノフ 投稿日:2019年05月31日 23:22 No.11194
エレオノーラ幹事長…
それは違います。我々労農運動は、利害ではなく、理想を奉じる集団だからこそ、政権獲得を目指す必要があるのです。

利害によって結びついた集団は、野党の立場においても、与党に対して条件闘争を行い、利益を引き出すことが出来ます。
ですが、理想によってのみ結びつき、利害による結びつきが薄い、我々労農のような集団は、それをすると瓦解してしまいます。

我々のような集団は、大きな理想に向けて前進している時は強い。
ですが、ブレーキを踏んでしまえば、とたんにその勢いは弱まり、ウプサラの利益を主張するだけの一地方政党へと堕落するでしょう。

ハンソンおじさん…同志ハンソンが築いた同盟は、今の労農と比較にならないほどの巨大組織です。
ですが、あれほどの傑物があれだけの組織を率いているにも関わらず…野党の立場であるため、国政における存在感は非常に小さい。
その結果、やむを得ずに冒険主義に走り、国会炎上のような過激行動を実行し…
行きついたところは「法の最大の脅威」「市民の敵・ハンソン」です。

我々が理想を実現するためには、発言力を選挙によって獲得する必要があるのです!
それに…私は!
もう!
同志を…親しい人を!くだらない三文悲劇の憎まれ役にはさせません!


空気の冷えているところに来てしまって気まずい 第一秘書 アウグスティン・リンドブロム 投稿日:2019年05月31日 23:24 No.11195
取り込み中のところ、すみません…
党首、客人です……
というか、親父…ウリヤノフ市長がいらしてます。
ストックホルムに用事があったので、こちらに寄ったとのことで。


労農運動指導者 フェリシア・ウリヤノフ 投稿日:2019年05月31日 23:25 No.11196
父が…
すぐ行きます。


ウプサラ市長 ウラディミル・ウリヤノフ 投稿日:2019年05月31日 23:27 No.11198
久しぶりだ、フェリシア。
地方自治体の会合がストックホルムであってな。それで少しこちらに寄った。
よくやってるか?身体を壊したりはしていないか。代議士は大変だろう。

私がかねてより願っていた、同志ハンソンの路線転換に尽力したと、こちらでも聞いた。
よくやってくれた、スカンジナビアの左派はこれでまた歩き出すことが出来る。
思想の壁、立場の違いを超えた、真のスカンジナビアがまた一歩近づいたということだ。


労農運動指導者 フェリシア・ウリヤノフ 投稿日:2019年05月31日 23:30 No.11201
私は…確かにハンソンおじさんに、
暴力革命を捨てて反インターナショナルへの路線転換を説得しました。

しかし、それはきっかけにすぎません。
ハンソンおじさんは、おそらく、私が訪れた時点ですでに決断されていたのでしょう。

それに、私は人民連合……イェルハルド・ホルスト閣下の説得に失敗しました。
私が絵を描いた、左派合同の夢は泡と消えた。


今の労農運動には結党時の勢いがまだ在ります。
しかし……、私にはもう次の手がない。スカンジナビアの社会主義者は分断されたままです。

これでは国王には……、いえ、あの怪物・ビョークルンドには……、勝てないでしょう。

暴力革命を捨て、議会において戦うことを選んだ私たちは、この次の手がなにもない……


ウプサラ市長 ウラディミル・ウリヤノフ 投稿日:2019年05月31日 23:32 No.11202
……少し昔話をしよう。
そうだな、私がまだ人民連合党員だった頃、
私がまだ暴力革命を捨てていなかったころだ。


あの頃は私も若かった。
私は人を殺めたことは無かったが、
それは己の腕力に絶対の自信があり、弱者をいたぶっていただけだ。

同志テールマンと一緒に、ガムラ・ウプサラの森で闘ったこともあった。
小銃で武装した右翼700人相手を、たった二人で殴り倒したこともあった。


それも、前日に右翼団体の集会に殴り込み、会場の教会を殴り壊して、
相手の指導者を吊り出して川に放り込んだのが原因だ。
それに意味があったかというと、単に腕力の行き先が無くて退屈していただけだった。

ライフルの弾を弾き、手榴弾を噛み砕き、適当に引き抜いた松を振り回し30人を倒す……
……確かに若いころの私は強かったよ。
おそらく、当時のスカンジナビアで勝てる者はいなかっただろう。

だが、暴力は何も生み出さなかった。
それどころか、大切なものを失い、傷つけるばかりだった。


ウプサラ市長 ウラディミル・ウリヤノフ 投稿日:2019年05月31日 23:34 No.11203
無頼な生き方をして、目の前の人間を全員殴り倒せば、
貧乏の憂さを晴らせて、飢え死にした両親の仇も取れると思っていた。

そんな私の考え方を変えたのが、アウグスト・ヤーネフェルトだ。
お前もあの男のことは覚えているか?
右翼団体の代表でありながら、我が終身の友。

酒席で偶然意気投合して、正体を聞いてみればなんと右翼の大将だというのに、
あまりに底抜けの笑顔に、この私がブン殴ることも思いつかなかった。

それどころか、この私の生き方を聞いて、
「なぜその力で人を救わないのか」、あの男はそう言った。

「剣を交わすなら言葉をもってやれ」と、「力は人を護るのに使えるのに、勿体ない」と。

誰もが道を避ける「左翼の輝ける鉄の腕」相手にそれを言うんだ。

呆れたよ、私は。


労農運動指導者 フェリシア・ウリヤノフ 投稿日:2019年05月31日 23:36 No.11204
……ヤーネフェルトさんのことは覚えています。
幼かった私のこともずいぶん可愛がってくれました。

かっこいい人でしたね……。

母がうんざりするぐらい、何でもかんでも「教えて」という私に……
夜遅くまでずっと付き合って、いろいろなことを教えてくれた。
天体のこと、文学のこと、政治のこと…

私にとっても恩師です。忘れるものですか。

ですが、ヤーネフェルトさんは……
暗殺されました。夜道で、暴漢の手によって。


ウプサラ市長 ウラディミル・ウリヤノフ 投稿日:2019年05月31日 23:39 No.11207
そうだ、アウグスト・ヤーネフェルトは殺された。
それも、人民連合の党員、当時の我が同志によってだ。

ヤーネフェルトはカリスマだった。誰もがあの笑顔に魅了された。
おそらくあと一年もあれば、あいつはウプサラの全てを魅了して、そのリーダーになっていただろう。
そして十年後には、スウェーデンを導く偉大な指導者になっていたに違いない。

ガチガチの共産主義者であった私ですら……
あの男に導かれるなら、それも良いかもしれないと思ったぐらいだしな。

それを危惧した我々の「同志」は、ヤーネフェルトを何人もでなぶり殺しにしたわけだ。
暴力を捨てるように私に説いた男は、丸腰だったのに、暴力で傷つけられ、やがて死んだ。

そして私は運動に幻滅して、左翼と右翼の対立の第一線から手を引いた。
国ではなく身近な人間を護るため、市議として地方自治に専念した。

だが、ヤーネフェルトは、最後には勝った。

ハンソンは一度は武器を取ったが、考えを変えて、この私を呼び戻した。
今や共産主義者同盟も人民連合も、完全に路線を転換し、暴力革命を放棄した。
奴が、ヤーネフェルトが夢見た、言論によって国家の発展を語り合う世が、おそらくこの戦争の先に来るのだろう。

お前には、あの愚かな暴漢どもでもなく、この父のようでもなく……
ヤーネフェルトのように歩んでほしい。そう思う。


労農運動指導者 フェリシア・ウリヤノフ 投稿日:2019年05月31日 23:40 No.11208
私は、社会主義の思想を越えて、国家の発展のために……、
たとえ思想の異なる敵とでも、手を取り合わなくてはいけないと。

己にとらわれてはいけないと。ヤーネフェルトさんのように、命をかけてでも。

私のやり方は、まだ矮小だった。
……そういうことでしょうか。


ウプサラ市長 ウラディミル・ウリヤノフ 投稿日:2019年05月31日 23:41 No.11209
フェリシア、意固地になってはいけない。
お前は母さんに似て、本当に頭の良い子だが、
こうと思い込んだら視野が狭くなることがある。

良い仲間を見つけなさい。そして、それを失わないように努力しなさい。

リンドブロム、君には苦労を掛けてすまない。
政界は魑魅魍魎の住処だ。だが、君に任せておけば安心だ。
どうか娘を護ってやってほしい。

そしてエルグバリ幹事長、君のような人物が娘を支えてくれていることは心強い。
どうか、我々の理想、誰も餓えることの無い地上の楽園のため、引き続いて力を貸してほしい。

では、そろそろ失礼することにしよう。


第一秘書 アウグスティン・リンドブロム 投稿日:2019年05月31日 23:42 No.11210
親父……もちろんです。

もとより親父に救われた命、
その親父の理想のために生きることが出来るのは幸せの限り。

このリンドブロム……
天地神妙に誓って、フェリシア党首を護り抜いて見せましょう。


左派代議士 エレオノーラ・エルグバリ 投稿日:2019年05月31日 23:44 No.11213
同志ウリヤノフ!
微力ながらこのエルグバリ、全力を尽くしましょう!!
私が貴方と共にする理想のため、ウプサラの精神のために!!


(フェリシア党首は父の背を目で追って、何も言わない)
(しかし、目が立ち直ってるわ。彼女はもう大丈夫ね)

(ウプサラの精神、我らがウリヤノフの理想のために……
この私も、手腕の限りを尽くして労農運動を押し上げて見せましょう)


(たとえ、いかなる手を用いても)