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『日本語相談2』大野/丸谷/大岡/井上(朝日新聞90/2) 愉しい本棚 投稿日: 2020年05月17日 16:20:32 No.786

 ☆☆☆☆
 いずれ劣らぬ日本語に一家言ある人々が、読者のさまざまな日本語への疑問に答えるというシリーズ第二弾。
 問題によってはスペースが少なくて応えきれないものも有るようだし、これでは質問者の気持ちにそぐわないと思うものもある。
 しかしいずれにしても、回答者も語っている通り、少し整った辞典を調べれば問題の端緒は見えるものがある。好い辞典こそあらまほしけれ。と言っても個人の家に<小学館日本国語大辞典>は並べられない。まぁ強いて言えば、同辞典の精選版か。



 ☆☆☆☆☆
〇『毎日新聞』の書評欄「今週の本棚」の20周年を記念して、20年分の名作を厳選。伊東光晴、川本三郎、沼野充義らによる、2005年〜2011年掲載分の書評を収録する。


『怖い本と楽しい本/98-04』丸谷・池澤(毎日新聞2012/9) 愉しい本棚 投稿日: 2020年05月11日 14:05:16 No.784

 ☆☆☆☆☆
〇毎日新聞書評欄「今週の本棚」20周年記念刊行、第二弾。1998年から2004年まで7年分の名著名書評が一冊に。豪華執筆陣による読書の羅針盤再び誕生。


『打ちのめされるようなすごい本』米原 万里(文春文庫09/5) 愉しい本棚 投稿日: 2020年05月08日 17:26:16 No.783

  ☆☆☆☆
〇内容説明
「ああ、私が10人いれば、すべての療法を試してみるのに」。2006年に逝った著者が最期の力をふり絞って執筆した壮絶ながん闘病気を収録する「私の読書日記」(「週刊文春」連載)と、1995年から2005年まで10年間の全書評。ロシア語会議通訳・エッセイスト・作家として活躍した著者の、最初で最後の書評集。
〇目次
第1部 私の読書日記(新居の猫と待望の和露辞典;記憶力・日本語・日本の女たち;百年の恋が冷める時;面白すぎる「自分史」と毛嫌いのスターリン本 ほか)
第2部 書評―1995~2005(沼野充義編『東欧怪談集』;ユーレク・ベッカー『ほらふきヤーコプ』;クロード・グリュデ『男を虜にする愛の法則』;オリバー・サックス『手話の世界へ』 ほか)
著者等紹介

〇米原万里[ヨネハラマリ]
1950年生まれ。元ロシア語会議通訳、作家。59~64年、在プラハ・ソビエト学校に学ぶ。東京外国語大学ロシア語科卒業、東京大学大学院露語露文学修士課程修了。80年設立のロシア語通訳協会の初代事務局長を務め、95~97年、03~06年会長。92年、報道の速報性に貢献したとして、日本女性放送者懇談会賞を受賞した。著書『不実な美女か貞淑の醜女か』(徳間書店、新潮文庫)で読売文学賞、『魔女の1ダース』(読売新聞社、新潮文庫)で講談社エッセイ賞、『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』(角川書店、角川文庫)で大宅壮一ノンフィクション賞、『オリガ・モリソヴナの反語法』(集英社、集英社文庫)でBunkamuraドゥマゴ文学賞を受賞。2006年5月、逝去。


『<羊の歌>余聞』加藤周一/編集鷲巣力(ちくま文庫11/12) 愉しい本棚 投稿日: 2020年05月04日 14:46:53 No.782

 ☆☆☆☆
〇筑摩書房より
 加藤周一の半生記『羊の歌』は『日本文学史序説』と並ぶ代表作である。それは、祖父の話から始まり、1960年、加藤が40歳のときで終わっている。本書は『羊の歌』に連なる著作や対談を収める。ここには『羊の歌』に書かれたことが補われ、あるいは書かれなかったことも加えられている。90年近い生涯のなかで、加藤が何を考え、何を次代に伝えようとしたかが、本書のなかに響きわたる。
この本の目次

1 (『羊の歌』その後)
2 (「ネギ先生」の想い出
日本の抒情詩―古典についての私事にわたる覚書
読書の想い出
フランスから遠く、しかし… ほか)
3 (戦時下のある風景―対談者・江藤文夫
世界の大学で―対談者・江藤文夫
私と戦後五五年
教養に何ができるか―対談者・徐京植)
4 (私の立場さしあたり)



 ☆☆☆☆
〇岩波書店より
 日本思想史の本を,何年にカントが初めて紹介され,紹介した人は誰だというふうに,書きたくないと思った-戦後日本の文化状況を,漫画,流行歌,テレビドラマなどに映し出される,庶民の生活様式や意識の基層にまでたちかえって把握した独自の思想史.『戦時期日本の精神史』に続く柔軟な視点からの日本思想史完結篇.


『辞書の政治学-ことばの規範とはなにか』安田 敏朗(平凡社06/2) 愉しい本棚 投稿日: 2020年04月07日 17:28:14 No.779

 ☆☆☆
〇近代の辞書が、どのような根拠で規範となっていったか、また、規範化された辞書をどのように浸透させようとしたかを、政治的・時代的な要素や辞書を引くという行為を一般化させた社会史的な側面などから検討する。


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