ゴム動力模型飛行機掲示板


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ライトプレーンの調整個所
T2 投稿日:2022年08月29日 14:06 No.49
競技用のライトプレーンは強力な動力を最大限に生かすため、色々工夫していますが、各部の微妙な調整を可能にすることが大切です。

前回コメタルの写真を見てお分かりかも知れませんが、ラダーと水平はネジで調整できます。スラストと同時にこれらの微調整は欠かせません。
ここまでは関東でも関西でも普通ですが、私の場合はウイングラーを付けています。これは左右の迎角を個別に変える仕掛けです。国際級の場合は上昇初期に右翼の迎角を大きくします。つまり右翼捻り上げをきつくする訳です。国際級はタイマーでプログラムしてますがライトプレーンはそんなもの付けられませんので、私は固定にしています。国際級は右ー右ですが、ライトプレーンは右ー左なので固定でも構わないのです。
私の主翼はパイロンに差し込み式なので左翼の後ろの受けを調整可能にしています。左右の迎角の差を調整できます。仕掛けは国際級と同じようにパイロンの上面のネジで上下させてます。
強力な競技用の猛烈なトルクに打ち勝つため常識以上の「右翼捻り上げ」の状態にする訳です。後縁で3mm以上違っても飛行に差し支えないし滑空もうまくいきます。

付け加えますが、ライトプレーンで大事なことがあります。カーボンパイプは曲げには強いのですが、繊維の使い方で曲げには弱くて、全力巻きすると水平が逆チルト(つまり右旋回に)にねじれます。肉厚のパイプは重いので考えました。逆に捻れないほど左旋回チルトを大きくしておくのです。ハンドランチが滅茶苦茶なような捻りですから、常識を捨てました。これでええんです。皆さま、巻いてから自分の機体を眺めてください。きっと驚かれます。


松本@GPF 投稿日:2022年08月29日 16:06 No.50
>>巻いてから自分の機体を眺めて下さい。きっと驚かれます。
実は驚かなくて良いのですーほぼ幻視ですから。

プロペラが回り出すのを防ぐため、普通は左写真の様に持ちます。
この時ゴムのトルクはプロペラシャフト→プロペラ→手→胴体と伝わります。
これが胴体の捩れの原因です。

右写真の様に持って見て下さい。
コメタルのベアリングはトルクを伝えないので、ねじれは完全に解消します。
これが飛行時の胴体の状態ですから、捩れは発進直後に解消している事になります。


松本@GPF 投稿日:2022年09月01日 18:22 No.57
ネジによる尾翼の微調整、水平だけですが私も使っています。

使っているのはポリカーボネートのなべねじ、ネジ径2mm、長さ8mm, 10mm, 12mmのものです。
左写真は径2mm長さ10mmのもの、M2x10と表現する様です。
重さは6個で0.2グラムですから無視できる重さです。

モノタロウhttps://www.monotaro.com/g/00275643/?t.q=ポリカ%20小ネジ
では1個13円です。
ローカル情報では私は西武新宿線東伏見駅そば新青梅街道沿いの保谷部品で買っています。

工作法: バルサ胴の場合はドリルで1.5mmの穴を開け、そこにポリカネジをねじ込むと自動的にメスネジ山を切ってくれます。

右写真はバルサ胴体へのネジ装着例、別に取り上げる予定ですがダンパー式のデサマ糸の終端処理に注目願います。
カーボン胴の場合は胴体最後部をバルサにしてポリカネジを装着しています。




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