ゴム動力模型飛行機掲示板


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ライトプレーンのスラスト調整
T2 投稿日:2022年08月29日 13:00 No.47
スラストの上下、左右の調整は微妙であるだけに苦労するところです。
ライトプレーンでは昔からコメタルをひねるとか胴体を削るとかでした。昔々のアルミの文字通りコの字の場合は割と楽にできました。プラスチック製になってからは左右はひねる、上下は胴体を削る、で対処しました。

ゴムを極限まで巻き込む競技の世界ではブラコメタルでは対応が難しくなって金属加工で精密なものを作る人もでてきましたが、一般庶民はピアノ線やワイパーの平たい鉄芯を使うようになりました。
私は平城宮跡の寺川さんに教わり、ワイパー鉄芯を使っています。車種によって硬さが違いますのでガソリンスタンドで貰って試します。
この鉄芯をコの字に曲げて使います。片側に内径1.2mmのステンレスパイプをケプラー糸で止めて瞬間で固定します。もう片側に胴体に刺す受けを付けます。私は胴体を5mmカーボンパイプにしていますので、内径5mm(はめ合う公差みて)のカーボンパイプを使っています。丸と丸ですから回り止めに0.7ピアノ線を差しています。
この受けもケプラー糸で止めて瞬間で固定します。その後に糸巻きの部分にエポキシを塗って固定させます。
調整は鉄芯をラジオペンチでひねります。かなりの強度があるので強力なゴムでも大丈夫です。
胴体には縦に回り止め用に切り目を入れてます。
ライトプレーンにはこの方式が最高と確信しています。ぐらつくやり方はダメです。小型機は別のやり方なので別に紹介します。ジローさん方式から改宗していますよ。
なお、ゴム巻きは前巻きです。これはゴム切れでペラを壊さないのでよろしいです。水平を壊しそうですが、全く大丈夫です。機体の裏表もお見せします。平城宮跡の3g-20gルールのLP級です。


松本@GPF 投稿日:2022年08月31日 22:27 No.56
>>ごむを極限まで巻き込む競技の世界ではプラコメタルでは対応が難しくなって…
本当にそうでしょうか?
ゴムのトルクによる胴体の捩れが幻視であることは No. 50で紹介しました。

一杯に巻き込んだゴムの張力はどの程度でしょうか?
実測してみました。
T2さんの構成: 3gの1.6mm/5ループをほぼフル巻きの400回まで巻き込みフック間隔20cmに戻した時の張力はわずか0.5kgです。28cmまで伸ばしてやっと1kgです。

写真の構成でコメタルを4kg(T2さんのゴム張力の約8倍) まで引っ張ってもバルサ胴、コメタル共びくともしません。
コメタルは4mmx7mmx奥行き16mm、胴体は比重0.33のハードバルサです。

結論として20-3式のライトプレーンでプラスチックコメタルを使っても問題はないと言えます。

コメタルの難点は無理に曲げると左右にある程度曲がることです。これは目視して発航直前に直せば問題無いのですが、ハンガー部分を航空ベニアなどで補強する人もいます。

この黄色コメタルはツバメ玩具のプロペラ飛行機などで使っているもの、プロペラ飛行機はKotobuki http://kotobuki-model.sakura.ne.jp
やBackyard Store https://backyard.jpn.com/ec/html/
で売っています。




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