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投稿者:T2
スラストの上下、左右の調整は微妙であるだけに苦労するところです。 ライトプレーンでは昔からコメタルをひねるとか胴体を削るとかでした。昔々のアルミの文字通りコの字の場合は割と楽にできました。プラスチック製になってからは左右はひねる、上下は胴体を削る、で対処しました。 ゴムを極限まで巻き込む競技の世界ではブラコメタルでは対応が難しくなって金属加工で精密なものを作る人もでてきましたが、一般庶民はピアノ線やワイパーの平たい鉄芯を使うようになりました。 私は平城宮跡の寺川さんに教わり、ワイパー鉄芯を使っています。車種によって硬さが違いますのでガソリンスタンドで貰って試します。 この鉄芯をコの字に曲げて使います。片側に内径1.2mmのステンレスパイプをケプラー糸で止めて瞬間で固定します。もう片側に胴体に刺す受けを付けます。私は胴体を5mmカーボンパイプにしていますので、内径5mm(はめ合う公差みて)のカーボンパイプを使っています。丸と丸ですから回り止めに0.7ピアノ線を差しています。 この受けもケプラー糸で止めて瞬間で固定します。その後に糸巻きの部分にエポキシを塗って固定させます。 調整は鉄芯をラジオペンチでひねります。かなりの強度があるので強力なゴムでも大丈夫です。 胴体には縦に回り止め用に切り目を入れてます。 ライトプレーンにはこの方式が最高と確信しています。ぐらつくやり方はダメです。小型機は別のやり方なので別に紹介します。ジローさん方式から改宗していますよ。 なお、ゴム巻きは前巻きです。これはゴム切れでペラを壊さないのでよろしいです。水平を壊しそうですが、全く大丈夫です。機体の裏表もお見せします。平城宮跡の3g-20gルールのLP級です。
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