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鉄筋のかぶり厚さ不足 <RC造柱の帯筋が露出!> ( No.255 )
日時: 2017年11月12日 13:26
名前: 小心者 [ 返信 ]
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主要構造部の鉄筋の露出(かぶり厚さ極薄⇒鉄筋腐食⇒膨張破壊)箇所および貫通クラック(⇒雨水浸入⇒鉄筋腐食⇒膨張破壊)が多数見られる。

ヘアークラックは経年劣化によるところも否めないが、鉄筋のかぶり厚さ不足(出鱈目な配筋)と貫通クラック(構造クラック)の発生因子※とは20年前の 竣工時点に於いて既に存在していた ものである。(化粧材で隠されていたので見えなかっただけである。)

自社販売の不完全建物(瑕疵、不法行為)を大規模修繕という名のもとに区分所有者の金を使って修繕しようというのだから、まさに味噌も糞も一緒くたとはこのことである。

基準通りの適正なかぶり厚さが保持されている躯体なら20年(否50年)経っても鉄筋露出など絶対に起こらない!

南海トラフ巨大地震(当地で震度6弱~6強を一度(&同等規模の余震数回))をくらっても、再び住む(補修後、安全に住む)ことが本当に可能なのか!?

このような躯体のありさまで、再興出来るとは到底思えない。<と考えるのは小心者だけ??>


【参考】
外壁などからコンクリートが剥がれ落ちる原因の大半が施工不良によるかぶり厚さ不足である。

コンクリートの中性化は、以前から白山式、岸谷式などが提唱されているが、これらの式では、中性化深さは、時間のルートにある係数をかけた形で表されている。

例えば、

X= K・√t

ここでXは中性化深さ、tは時間である。
係数Kは、水セメント比、セメントの種類などにより決まる係数である。

書き直すと

t=A・X^2

係数Aは係数Kが変換されたものである。
一般的には、岸谷式の水セメント比(w/c)=0.6 普通ポルトランドセメント使用の場合の次式が良く使われる

t=7.2・X^2

tは年数、Xはcmである。

上式で計算すると、50年経過後の中性化深さは 2.6cm~2.7cm である。(例えば、柱の外部で基準かぶり厚さ4cm以上が確保されている躯体なら、50年後でもコンクリートの中性化深さが鉄筋にまで到達することは無いのである。)

しかし、中性化の進行スピードは 劣悪な施工※(施工性優先での水比の高いコンクリートの使用、突貫工事での型枠早期脱型による初期養生不足など)や環境により急激に加速する。左記のような場合1mm/年のスピードで中性化してしまう こともある。


*ここで見つかっている柱(外部)の帯筋までのかぶり厚さは実測値で5mm程度である。かぶり厚さ40mm以上という基準値に対して、僅か5mmしかないのである。これは、竣工後5年目頃から鉄筋の腐食が始まっていたことを示すものであり、かぶり厚さ35mmの不足は当該鉄筋コンクリート構造物の耐用年数が35年も短くなることを示している。


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Re: 鉄筋のかぶり厚さ <RC造柱の帯筋が露出!> ( No.296 )
日時: 2017年12月18日 14:43
名前: 小心者 [ 返信 ]
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前述の部位、つまり、柱鉄筋のかぶり厚さが著しく不足している為に発生している柱躯体屋外側“爆裂”箇所の修復に対して、その工事費用の見積書をDH工業が図々しく提出してきた。

当該部位での柱かぶり厚さ基準値は40mm以上だが、此処の柱は僅か5mmしかないのである
これは明らかに施行での不法行為(基準違反)の結果であるのにもかかわらず、その修復に要する工事費用を然も当然のように請求してくるのが(これが)DH工業という企業である。

平成9年3月竣工引渡し時点での(隠された)不完全履行に対する、その 瑕疵 の修復は引渡し時以降一度も為されないまま、とうとう『不法行為責任』除斥期間の20年が経過してしまい、「施工会社等の不法行為」に基づく損害賠償請求権は消滅してしまった。

不完全な施工の結果として頻発している『主要構造部の重大な欠陥箇所』の修復費用を、被害者である管理組合から取ると言うのであるから、実に驚きである。

末代までの教訓とする!『DH工業はやめろ!』



Re: 鉄筋のかぶり厚さ不足 <RC造柱の帯筋が露出!> ( No.621 )
日時: 2019年03月25日 14:20
名前: 小心者 [ 返信 ]
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鉄筋かぶり厚さが元々5mm以下の施工不良(違法工事)箇所に対する躯体補修方法の詳細は未だに明示が無い。(基準値:最小かぶり厚さ30mm以上~70mm以上[図参照])


鉄筋コンクリート構造物の寿命は、鉄筋のかぶり厚さで決まる
 鉄筋コンクリートを構造として強くするための、
かぶりコンクリートの主な役割は下記の通り。

①鉄筋の発錆(腐食)防止・・・鉄筋を中性化(発錆・腐食)から守る。鉄筋の腐食進行⇒耐力激減。
 かぶりコンクリートの中性化速度式 T = 7.2x² (T:時間[年],x:かぶりコンクリートの厚さ[cm])

②鉄筋の耐火性の確保・・・強度の低下を防ぐ(鉄筋強度は600℃で常温の約1/3になる)

③鉄筋の座屈の防止・・・かぶりコンクリートは圧縮時の鉄筋の座屈を抑えるとともに、引張時の付着割裂破壊(※1)を抑える。

 (※1)付着割裂破壊とは、異形鉄筋のフシが周辺のコンクリートを押し広げることによって部材表面に生じるコンクリートの破壊で、付着割裂破壊が生じると柱の耐力は急激に落ちてしまう



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 かぶり不足は、法違反!。かぶり厚さは絶対に守らなければならない。

 この建物を見る限り、A組に、まともな解決能力があるとは到底思えない!


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