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2022年8月例会 測定結果5(インピーダンス特性おまけ)
くすのき 投稿日:2022年08月22日 17:07 No.35
くすのきの共鳴管スピーカーのインピーダンス特性を上げます。

基本は100cmの共鳴管ですが、そこに穴をあけることによりチューニングを狙った
けれども、どう動作しているのかインピーダンスで確認します。

チューニング方法は、共鳴管の途中に、管の断面以上の面積のある穴を片側からいくつ
か開け、どの穴を開けるかで行います。ちょうどリコーダーの穴を指であけたり閉じ
たりして、出す音程を変えるような仕組みです。

Lが穴をすべて閉じた時で基音が95Hz程度になります。
R1が最も上の穴を開け周波数を高くした時で、狙い周波数は300Hzになります。
R2で200Hz、R3で150Hzを狙って穴を開けています。

結果から言うとまったく狙い通りの周波数にはなっていなくて、100~120Hz
程度しか変えられていません。理由は不明なので、いったん吸音材を抜いて再測定を
やるようにいたします。

こういう自分のやっていることが間違っているということが判るというのも、インピーダンス
測定の効果です。


くすのき 投稿日:2022年08月29日 23:13 No.67
吸音材を抜いて測ってみました。

チューニング穴を全てふさいだ場合が95Hz、2個閉じて150Hz,1個閉じて200hz
全開で300Hzの予定でしたが、ずいぶんと予想が外れていて、2個閉じが130Hz、
1個閉じが160Hz,全開が200Hzという感じではありますが、穴によってチュー
ニングするという基本的な部分はうまく機能してます。

周波数がズレているのは、穴部分のどこまでが共鳴管としての長さになってるかのところで、
つもりは穴の一番ユニットよりでしたが、実際は穴の1番遠いところまで共鳴管として働いている
ようです。管がそこで終わってるわけではなく、片側に穴が開いてるだけなので、そういう
感じになってるのでしょう。

また、今回は吸音材を入れすぎ、共鳴管として動作しないばかりか、あたかも容積の小さな
密閉型の様な動作をしていて、「半密閉」という動作を図らずも作り出していたようです。




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