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065 【狗邪韓國】 wajin128 投稿日: 2020年08月19日 05:50:33 No.2313 【返信】

魏志倭人伝【狗邪韓國】を現代文に訳してみましょう。
 
【循海岸水行 歴韓國 乍南乍東 到其北岸狗邪韓國 七千餘里】
----------------------
狗邪韓國を倭の一国に加える人がいます。
そうした人物は【狗邪韓國】の意味を、理解できていません。
歴韓國と狗邪韓國の【韓國】の意味は同一です。
 
中国の辞書に【國】の意味は【古代指諸侯所受封的地域 ( 古代諸侯の冊封の地域 )】とあります。
古代中国では、直接支配する領域には【郡(太守)】を置き、そして間接的に支配する領域には【國(王)】を置いています。
 
したがって【韓國】を日本語に訳すと【韓王の冊封の地域】という意味になります。
なぜ著者は【狗邪韓國】と記載したかといえば、魏志倭人伝は【倭】についての紹介する文章です。
 
いっぽう【狗邪】は韓王の冊封の地域です。
そこで読者が【狗邪】を倭の一国と勘違いしないように、わざわざ【韓國の中の狗邪】と記載したのです。

また【歴韓國】とは【韓王の冊封の地域を通り過ぎる】という意味です。
つまり【狗邪韓國】を固有名詞と勘違いして、倭の一国などとトンデモナイ解釈をしているのです。
 
中国人なら子供でも、こんな幼稚な間違いはしません。
 




064 【從郡至倭】 wajin128 投稿日: 2020年08月19日 05:23:20 No.2312 【返信】

魏志倭人伝【從郡至倭】を現代文に訳してみましょう。
 
-------------
從郡至倭を「郡より倭に至る」と訳す人がいますが、これは間違いです。
至を「至る (到着)」と訳すと、既に倭に到着した事になります。
中国語は「主語+述語」の順に記載します。
 
したがって郡は主語で「郡の人 (使者/役人)」を指します。
また至には「到着」以外に「行く/出かける」の意味があります。
つまり從郡至倭の意味は「郡の役人は、倭にむかう」です。
 




063 【舊百餘國漢時有朝見者】 wajin128 投稿日: 2020年08月19日 04:59:04 No.2311 【返信】

魏志倭人伝【舊百餘國漢時有朝見者】を現代文に訳してみましょう。
 
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1)後漢書に、建武中元二年(西暦57年)さらに永初元年(西暦107年)にも、倭王は使者を漢に送ったと記載されています。
 
2)この当時の畿内大和は、湿地帯で人の住めない未開の地だったと、考古学で言われています。
したがって畿内大和に偉大な王が居て、漢に使者を送ることなどできるはずがありません。
 
3)つまり一世紀に、使者を漢に送り届けた王は、九州に居たとしか思えません。
 




062 【依山島爲國邑】 wajin128 投稿日: 2020年08月19日 04:10:32 No.2310 【返信】

魏志倭人伝【依山島爲國邑】を現代文に訳してみましょう。
 
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1)國邑とは「国や村」という意味。
2)山島とは「山ばかりの島」という意味で、いいかえれば「平らな土地が少ない島」という意味です。
3)畿内大和を邪馬壹國という人がいますが、すると島とは本州ということになります。
 
本州には幾つもの平野、例えば濃尾平野、関東平野、庄内平野等があります。
こうした広大な地形を、古代中国では「山島」とは言いません。
以上から、山島とは「九州島」を指すと見てよいでしょう。
 




061 九州の【語源】について ? wajin128 投稿日: 2020年08月17日 11:00:27 No.2309 【返信】

九州の【語源】について ?
 
史記一百三十篇 五十餘萬言
禹本紀
山海經大宛列傳贊禹本紀言河出崑崙 崑崙其高二千五百餘里 日月所相避隱爲光明也 其上有醴泉瑤池 今自張騫使大夏之後也 窮河源 惡睹本紀所謂崑崙者乎 故言九州山川 尚書近之 至禹本紀山海經所有怪物 余不敢言之也
 
【 故言九州山川 尚書近之 】
故に山川を九州と言う。
尚書にも似たような記載がある。
--------------------
上の文章によれば【 山川 】の地域を【 九州 】と言うとあります。
張騫 ( ちょう けん ) は使者として大夏 ( 月氏 ) に向かいます。
月氏は匈奴に追われて、敦煌から北へ逃げたとあります。
当時の【 北 】は現在の【 西北 】にあたります。
 
したがって張騫の向かう先は、現在の新疆ウイグル自治区【 ウルムチ 】付近と思われます。
【 ウルムチ 】は天山山脈の南側、タクラマカン砂漠の北側に在ります。
紀元前二世紀のタクラマカン砂漠は緑が茂り、匈奴の支配範囲だったようです。
そこで張騫は匈奴の支配範囲を迂回して、タクラマカン砂漠の北側の、崑崙山脈側に向かったと思われます。
 
つまりタクラマカン砂漠 ( タムリ盆地 ) を迂回して、崑崙山脈を進んだものと想像します。
おそらく張騫は、崑崙山脈⇒パミール高原⇒キルギス⇒天山山脈⇒ウルムチの順路で月氏に至るつもりだったようです。
ちょうどタクラマカン砂漠の周囲を、南側から【 釣り針 ( ⊂ )】型に進むつもりだったとおもわれますが、途中で匈奴に捕らえられたとあります。
 
崑崙山脈を進むときに、山から流れ出た急流の周辺を地元の人々は【 jiu3 xu2 ( 九州 )】と呼んだようです。
したがって【 九州 】とは、崑崙の人々の発音を【 漢字 】に当てはめたようです。
【 Baseball 】を日本語の【 ベースボール 】にしたようなものでしょう。
すると【 九州 】の語源は【 崑崙 】地方にあると考えられます。
 



【女王國東渡海千餘里復有國 皆倭種】
女王國から東(実際は東北)の方角に、海を渡って千餘里の地に、
女王國と同じような國が有る。
皆、倭人と同じ種族。
 
【又有侏儒國在其南人長三四尺 去女王四千餘里】
その南(実際は東南)の方角に侏儒國が在る
身の丈が三四尺(1m前後)の人々が住む
女王國からは四千餘里。
 
【又有裸國黒齒國 復在其東南船行一年可至】
また女王國の東南(実際は東)の方角に裸國と黒齒國が有る。
女王國から船行一年で至る。
 
【倭種】地域さらに【侏儒國】へは、郡の使者は行かなかったようです。
なぜなら、これらの地域あるいは國には【至】の文字が有りません。
いっぽう【裸國 黒齒國】には【船行一年可至】とありますから、郡の使者は行ったと思われます。
 
郡の使者の目的は【魏帝の贈物を倭人に示す】事です。
したがって【船行一年】もかけて使者が向かった先には、倭人の國が有ったはずです。
つまり【裸國 黒齒國】とは倭人の國という事になります。
そして【裸國 黒齒國】とは、後の奈良 河内(大和)と見て間違いないでしょう。
 




059 古代大和の旧地名は【草加】です wajin128 投稿日: 2020年08月17日 10:03:26 No.2307 【返信】

古代大和の旧地名は【草加】です。
女王卑弥呼の宮室は、熊本県大津町に在りました。
九州に居た【邪馬壹(やまと)】の人々が、奈良に移り住んだ事から奈良を【大和(やまと)】と呼ぶようになりました。
 
大津町から見て奈良の【草加(くさか)】は、日の出の方向に位置することから【日下(ひのもと)の草加】と呼ぶようになります。
その後【日下】だけでも【くさか】と読むようになります。
たとえば、水鳥が多く住む明日香を【飛鳥の明日香】と呼んでいましたが、後に飛鳥と書いて【あすか】と読むようになります。
【日下(ひのもと)の草加(くさか)】も同様の道をたどっています。
 
似たような事で【一】を【はじめ】と読むことがありますが、これは当て字(仮借文字)です。
古事記では【倭】を【やまと】と読みます、また日本書紀では【日本】と書いて【やまと】と読みます。
また【倭】が【和】に代わっても【やまと】と呼んでいます。
 
日本を【ひのもと】と読みますが、本来の文字は【日下(ひのもと)】です。
日本を【じっぽん】と呼んだのは中国人ですが、これがヨーロッパに伝わったときに【Japan】にりました。
倭の人々とは、南関東から北九州までの広範に住む弥生人をいいます。
 
弥生人の最大の特徴は【水田稲作】と【環濠集落】です。
こうした遺跡は大量に確認されています。
朝鮮半島からやって来た人々は、北九州に拠点を置いて支配を広げて行きます。
 
ところが渡来系と在来系(縄文人)の争いが絶えず、渡来系の人々は北九州から奈良や河内に移住して行きました。
奈良盆地は湿地帯で、余り人が住んで居なかったので争いも少なかったようです。
さらに【水田稲作】には、とても優れた土地だったようです。
 
熊本県大津町を拠点にしていた弥生人は、奈良に移住するために【運河】を築いて、湿地帯の水を大和川に流す灌漑を行っています。
太古から積もった土には豊富な栄養分がしみ込んでいて、大量の稲を収穫できたようです。
稲作に成功した奈良盆地は、その後人口が増えて【大和朝廷】を建設するようになります。
 




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