雑銭掲示板Ⅱ


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俯頭通
浩泉丸 投稿日:2023年11月25日 22:27 No.914 【Home】
リクエストにお答えして掲載。俯頭通の細縁大字のものは中学生の時に手に入れたもの。文字キレッキレのイメージがあったのですけど改めて見るとそこまでのものじゃないかな。背文字が特に繊細。内郭の仕上げは実に丁寧で母銭みたい。ところが次鋳銭も郭内は同じように仕上げられていてべったりとしたやすりです。銅色は黄色いものを多く見ますが、かなり赤っぽいものも見たことがあります。通頭は細縁大字の方が気持ち先端が長く伸びて後者は少し短いのですけど、ちょっとした差(鋳造や鋳皿い変化)で種を分けるほどじゃないかなと思ってました。たしか七時山様が同じタイプのものをかつてお持ちだったと思います。
なお、大字のものは細縁とはいえ24g以上ありますので、もし磨輪されていなかったら26gは優に超えていたんじゃないかと思います。


七時雨山 投稿日:2023年11月25日 23:43 No.916
浩泉丸 様

早速画像をアップしていただきありがとうございます。
私の俯頭通は、長径が49.75ミリ短径が32.60ミリ銭文径が41.10ミリで少し肥字になっています。細縁ではありません。極印を掲示します。同じ極印でしょうか。


浩泉丸 投稿日:2023年11月26日 04:56 No.917 【Home】
同じだと思います。そんなに大きかったんですね。まさに大様。すばらしいです。左側が細縁大字のもの、右がオークションに出ていた次鋳のものです。(新しいプリンターのスキャナー解像度が600dpiまでしかなかったのでここまでした撮影できませんでした。)

七時雨山 投稿日:2023年11月26日 06:29 No.918
浩泉丸 様
同じですね。左のものは極印が摩耗していないので、初期のものなのでしょうね。
不知天宝通寶分類譜などに掲載されている母銭サイズは50ミリを超えているものがほとんどなので、何度も鋳写しにより母銭を造ってから鋳造を始めたと考えます。もっとも、銭譜のサイズは拓本を計測したものと考えられるので、あてにはなりませんが。
私のものは、このように銭譜に掲載されているものとは少し違います。
いろいろとありがとうございました。


浩泉丸 投稿日:2023年11月26日 08:19 No.919 【Home】
画像掲載ありがとうございます。2011年頃にパソコンに画像を保存していたと思いますがメール添付のままだったためパソコンを変えたときに移植できなかったと思います。不知天保通寶分類譜の銭径はあてにならないのは確かで、本当に50㎜を超えているのかは不明。母銭は見たことないので何とも言えませんが次鋳母銭ならこのサイズぐらいでしょうね。ところで重さはどれぐらいでしょうか?

笑門泉 投稿日:2023年11月26日 10:44 No.920
少しだけお邪魔してもよろしいでしょうか。
こちらの品は線が細くて俯頭通独特の力強さがなく俯頭通の容弱、といった感じです。背の鋳出しもお二方の品よりだいぶ甘いですね。
極印は打ち損じで3回打ってあるように見えます。穿内やすりは面背から入り「へ」の字形になっていて中見切りを彷彿しますが、背が甘いのでそうではないでしょうね。

長径49.3㎜ 短径33.1㎜ 銭文径40.9㎜ 重量27.8g


七時雨山 投稿日:2023年11月26日 10:51 No.921
浩泉丸 様

計ったことがなかったので、計ってみましたところ、20.86gでした。
厚さは2.45ミリです。


浩泉丸 投稿日:2023年11月28日 17:35 No.930 【Home】
笑門泉様
俯マ頭ですね。しかも大きい。俯マ頭の大きなものは見たことがなかったです。だから俯マ頭は平マ頭の後で出たと思っていました。仙人様のお持ちの2品は(夏の古銭会に掲載:画像を追加)あきらかに次鋳小様でした。文字も細いので書体に微差はありますが笑門泉様のものはその初鋳にあたるものなのかしら。




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