雑銭掲示板Ⅱ


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ただの曳尾ですが・・・
浩泉丸 投稿日:2023年09月06日 17:34 No.716 【Home】
CCFに引き続き東京に出ました。コロナはなくなったわけではなく、報道されなくなっただけなんですけど、世の中緩みまくっています。かくいう私、仕事で軽井沢へ(夏季セミナーという名前の遊び)
電車での移動の途中、新橋駅前ビルに寄り道です。で、入手したのがこの曳尾。何の変哲もないもの。大字でもなく細字でもない。ただ、地金の色が長門らしい色だったから手入れすればきれいになるかなという下心です。通常、青錆品は火中品が多いため入手してはいけないという先輩方の忠告なんぞどこ吹く風。和同開珎と同じ青錆色と考えれば格調高いものです。
たった、1泊2日の旅でしたがしっかりお土産をもらってしまい、現在自宅療養中です。今のところコロナ陰性(抗原検査)ですが、まだ一度だけ。猫アレルギーもちには極めてきつい自宅療養。そして仕事はたまるばっかりです。あ~あ~罰が当たった。

通寶小字の定義ですが、覆輪張足寶の系統で銭文径が縮み、寶貝が下すぼみ気味に見えるもの(寶足が陰起気味のもの)を称している気がしますが、個人的には張足寶の一塁と同じ系統だと思っています。つまり、瓜生氏特有の拓本の見え方による変化も多分にあるんじゃないかなあと。
秋田の村上師も迷ったように、私も「通寶小字系」と言って乱発しています。覆輪刔輪の張足寶の2度写しクラスですから、面白い品であることは間違いないと思いますが、数は案外あるのかもしれません。


七時雨山 投稿日:2023年09月07日 09:53 No.719
かなり前に天保銭の50枚差しをネットオークションで購入したとき、殆どが高知額輪類と広郭異制類でしたが、未使用の山口天保が4枚(曳尾と縮通)入っていました。他の広郭類に錆はありませんでしたが、山口の4枚には青錆が出ていました。成分由来なのかも知れませんね。
お体をお大事にして下さい。


とら 投稿日:2023年09月07日 10:43 No.721
自宅療養とのこと、一日も早く回復成されること願っております。
私は、年末年始、寝込みましたが、40度近い高熱を出したのは、小学校3年以来55年ぶりの事でした。40年前のサラリーマン時代、仮病で有給休暇を取ったことはありますが。

浩泉丸様の場合、曳尾など無数にお持ちでしょうが、いまだに購入なされるのですね。並べてみると微妙に変化があったりして私も購入してしまいます。
制作日記などを拝見するに、私の天保銭収集は、十数年前の浩泉丸様状態の様です。

毛利家の、いや、ここに関しては、大名の力が弱く、他家と異なり、長州「藩」と呼んでも良い気がします。「藩」は明治時代の言葉で、江戸時代の公称ではないのであまり使いたくはないのだが。(白石の藩翰譜などは、あったけど)
何とか藩などという言葉は、幕末、かなりハイカラな言葉であったと思います。

進二天などの銭文径が小さい物が、2年半くらい前、旧雑銭掲示板にあった時、参加できず、機会があったらほしいものだと思っていたら、3か月くらい前手に入れる機会がありました。
真ん中が件の品で、
長径49.13㎜、短径33.25㎜、銭文径39.4㎜、内径43.6㎜、量目22.22g。
左右に、進二天と縮通を配してみました。


七時雨山 投稿日:2023年09月07日 11:29 No.722
隔輪(刔輪)なのに濶縁になっていて素晴らしいですね。山口天保は、同じものが二つとないように文字変化が多くて面白いですね。鋳浚手法により母銭の数を増やして鋳造していたのでしょうね。



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