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投稿者:浩泉丸
CCFに引き続き東京に出ました。コロナはなくなったわけではなく、報道されなくなっただけなんですけど、世の中緩みまくっています。かくいう私、仕事で軽井沢へ(夏季セミナーという名前の遊び) 電車での移動の途中、新橋駅前ビルに寄り道です。で、入手したのがこの曳尾。何の変哲もないもの。大字でもなく細字でもない。ただ、地金の色が長門らしい色だったから手入れすればきれいになるかなという下心です。通常、青錆品は火中品が多いため入手してはいけないという先輩方の忠告なんぞどこ吹く風。和同開珎と同じ青錆色と考えれば格調高いものです。 たった、1泊2日の旅でしたがしっかりお土産をもらってしまい、現在自宅療養中です。今のところコロナ陰性(抗原検査)ですが、まだ一度だけ。猫アレルギーもちには極めてきつい自宅療養。そして仕事はたまるばっかりです。あ~あ~罰が当たった。 通寶小字の定義ですが、覆輪張足寶の系統で銭文径が縮み、寶貝が下すぼみ気味に見えるもの(寶足が陰起気味のもの)を称している気がしますが、個人的には張足寶の一塁と同じ系統だと思っています。つまり、瓜生氏特有の拓本の見え方による変化も多分にあるんじゃないかなあと。 秋田の村上師も迷ったように、私も「通寶小字系」と言って乱発しています。覆輪刔輪の張足寶の2度写しクラスですから、面白い品であることは間違いないと思いますが、数は案外あるのかもしれません。
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