雑銭掲示板Ⅱ
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長郭手張足宝
とら
投稿日:2023年09月02日 17:19
No.709
張足宝は、本座を凌ぐ様な精緻な出来で、容弱と並び、かなり有力な銭座と思われますが、鋳地が特定されていないのが不思議です。
画像1枚目は極印、左から7枚目までは銭文径が大きいタイプ、その右側は銭文径が小さいタイプです。
一部、火が入って変色したもの、鋳地が異なるものなどが混入しています。
2枚目画像左側は、銭文径の大きいタイプ。
中は、CCFで反足宝として出品されていましたが、そこまで足が伸びておらず、かつ、濶縁で、反足宝と異なるため、入札者が無く、札を挙げ落札しました。銭文径は右と同じですが、文字が細いので、文字が小さく見えます。
右は、英泉旧蔵品で、通宝小字と記されていますが、通宝はさほど小さく見えず、未だ、通宝小字と、普通の張足宝の違いが分かりません。
この銭は、向かって左側宝足の付け根に切り込みが入っていて、長反足宝と類似しています。
この銭の兄弟あたりの出来のいいのを、覆輪刔輪すると、反足宝、さらにそれを覆輪刔輪すると、長反足宝になりますが、そんな面倒くさいことをしたのでしょうか。
反足宝には何種類かあり、長反足宝の前段階の物と、宏足宝の従兄弟のような、銭文径の大きなものがあります。
私の所有しているのは、この線文径の大きなタイプで、長反足宝とは、かなり遠いところにいます。
ただ、私は長反足宝を所有していないので、詳しく考察できてはいません。
とら
投稿日:2023年09月02日 17:25
No.710
サイズは、長径、短径、銭文径、内径、量目の順です。
1枚目、49.22mm、32.40mm、40.6mm、43.6mm、23.00g。
2枚目、49.17mm、32.40mm、40.0mm、43.5mm、22.79g。
3枚目、48.71mm、32.01mm、40.0mm、43.5mm、19.61g。
七時雨山
投稿日:2023年09月03日 15:25
No.711
同じように見えても、並べてみると違いが分かりますね。
真ん中の物は刔輪が強く足が長いですね。それと天字一画が他の物より短く見えます。
右の物は、左の物と同じように見えますが、背面の當字と花押に違いがあります。
私も三枚所蔵していましたが、別の物を購入する資金にするために一枚だけ残して処分してしまいました。
三枚の極印はどれでしょうか。
とら
投稿日:2023年09月03日 20:50
No.712
七時雨山様
極印ですが、左から2番、右から3番、2番です。
不鮮明なので再度撮り直しましたが、パソコンの調子が悪く画像を送れません。
右から3番、2番は実際はほぼ同じ極印です。
故村上氏は、入手するたびに、いつも銭径が違っていて、ついつい相当量になってしまった。と、仰っていたようですが、少しわかる気がします。
枚数がたまると、兄弟銭が見つかるのですが、張足宝は中々見つかりません。
2枚は、通宝小字と言える物に近そうですが、村上氏も、通宝小字として掲載されているが、判然としないので、単に張足宝としたとの記述もあるくらいで、判然としないものと感じています。
とら
投稿日:2023年09月04日 11:55
No.713
職場のパソコンで、先の3枚の極印の画像を添付しました。
おまけで、銭文径の小さい次鋳タイプですが、兄弟銭らしきものも掲載してみました。
大きさは、英泉師の仰るようにバラバラですが、天上の刔輪具合が同じに見えます。
右は刔輪の痕跡などがはっきり残っており、早い時期の物でしょうか。ただサイズが大きいので、だれた通用母を補正したりする場合もありそうで何とも言えません。
左の二枚は英泉譜に掲載されています。
七時雨山先生がご所有なされていたものが、周り回って、私のところに来ているかもしれませんね。
ちなみにサイズは、長径、短径、銭文径、内径、量目の順で、
左・48.26㎜、31.30㎜、40.0㎜、43.5㎜、18.95g。
中・48.48㎜、31.92㎜、40.2㎜、43.5㎜、20.14g。
右・49.20㎜、31.94㎜、40.2㎜、43.5㎜、17.35g。
四国のK
投稿日:2023年09月04日 20:48
No.714
トラ様の研究の助けになればと画素添付させていただきます。
こいつは通用母では?と思っている品です。銭径49.2ミリ
穿内はしっかりとテーパーが取られています。
とら
投稿日:2023年09月04日 23:03
No.715
四国のK様
きれいな画像有難う御座います。
私もきれいにテーパーが取られているものは何枚か有りますが、銭文が太かったり、銭文径が小さかったり、輪の内径が小さかったりと、通用母としては無理があるものばかりです。
英泉師の収集メモにも、二次母銭もかなりの量があると思われる。と、有りますが、やはり収集メモ内に、細道の会の記念銭譜には、母として掲載されているが、実は張足宝の大半は穿内きわにヤスリ掛がされていて、全てが母のようで、そうでないものは少ない。ただしこれは49ミリ台迄。とあり、確信の持てるものは少ないようです。
ただ、通用母も使用しているうちに、だれて甘くなったものもあるはずだし、ますます分からなくなります。
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