80s岩手県のバス”その頃”掲示板


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更新後記(2024.2.12)
管理人 投稿日:2024年02月12日 19:48 No.552 【Home】
先日、イトーヨーカ堂の閉店のニュースがあり、北海道、東北、信越地方から店舗がなくなることが報道されました。
岩手県では花巻店、青森県では弘前店、青森店などが食品スーパー「ロピア」に引き継がれるそうです。
やはりここで気になるのは弘前バスターミナル。イトーヨーカドーをキーテナントとしたバスターミナルでした。GMS(総合スーパー)とバスターミナルの組み合わせは、全国的にも数多く存在したのですが、市街地中心部に立地するGMS自体が時代遅れになってしまい、次々と姿を消しています。
ここで添付したのは、弘南バスの時刻表冊子の表紙(1984年)。表紙そのものがイトーヨーカ堂の広告になっています。
次が、ヨーデル号時刻表ののりば案内図(1985年)。当時から非常に気になっていたのですが、店舗の表記が「イトーヨーカ堂」となっていること。会社名は「イトーヨーカ堂」ですが、店舗名は「イトーヨーカドー」なので、店舗名を書くべきでは・・・。
もっとも、同時期の松本バスターミナルののりば案内(1988年)も、同様でした。
バス会社脳なのか、大人の目線なのか、当時のバス会社の配布物というのは、この程度のことは当たり前でした。


とまります 投稿日:2024年02月13日 21:26 No.556
こんばんは。
リンク先の「イーハトーブ交通センター」掲示板でも同じような内容を投稿しているので甚だ恐縮ですが、やはり地元のことなので・・・
弘前バスターミナルには及びませんが、ヨーカドー花巻店でも1988年11月16日の開店当初からバス乗り場が設けられました。
(弘前と違って店舗から40mほど離れた場所で、乗り場が1つで4~5台のバスが待機可能な広さ)
開店に合わせて花巻管内のバス路線のほとんどが乗り入れ、場所を変えて「花巻バスセンター」が復活したような感じで
バスセンターには入らなかった湯口線・太田線もここには乗り入れています(太田線は90年代中頃からなぜか花巻駅発着に変更)
それまでは上屋と風よけがあるだけだった乗り場に、2021年12月に市が待合室を設置し発車案内板も設けられました。

バスの行先表示は、開店当時からずぅ~と「イトーヨーカドー」ですが、バス停名は待合室が設置されるまで「イトーヨーカ堂」でした。
(しかし時刻表では開店当時から「イトーヨーカドー」と表記)
待合室が設置されて「イトーヨーカドー」となったのですが、行先表示に合わせたのではと思われます。
閉店を伝える地元紙もこんな感じ。
「堂」と「ドー」の使い分け、興味深いです。

画像右はヨーカドー開店に合わせてダイヤ改正された際の花巻管内時刻表です。


とまります 投稿日:2024年02月13日 21:31 No.557
連続投稿失礼します。
左は2019年4月のある日の「イトーヨーカ堂」バス乗り場の様子。
ポンチョの後ろにバス停の上屋が見えます。
(右の建物はホーマック花巻店跡)
中:待合室の発車案内板
右:2021年12月の時点では屋上の看板は「7&i」でしたが、この2か月後に鳩マークが復活しました。
(ただし、横長で天地幅の小さいものでなぜか北側と東側にしかロゴが描かれていません)


管理人 投稿日:2024年02月13日 22:25 No.558 【Home】
とまりますさん、こんばんは。
花巻店はこんなにバスが待機するターミナルになっていたんですね。
商業施設は、目的地であると同時に、時間を潰すこともできるので、バスの起終点や乗り継ぎ拠点には最適なんですよね。

岩手日日は店名を書いているので「イトーヨーカドー」、岩手日報は会社を指しているので「ヨーカ堂」、やはりマスメディアは正確に書き分けます。

「7&i」の看板は、一時期一斉に広がりましたね。ファミレスのデニーズもこれになった時期があります。
セブンイレブンのイメージが強いデザインなので、大型スーパーがコンビニになったのかと思い違いをする人もいたようで、鳩のマークが復活したんでしょうか。
実際、最初は「イトーヨーカ堂がセブンイレブンを経営している」だったのが、今は「セブンイレブンが(お荷物の)イトーヨーカドーを経営している」に変わってしまいました。


投稿日:2024年02月16日 23:22 No.559
「イトーヨーカドー」「イトーヨーカ堂」
気にしたことがないくらい、どちらでも認識していたように思います。子供の頃に田舎へ行くのに、松本駅前のイトーヨーカドーに併設されたバスターミナルを利用していたのですが、信号機や放送案内などシステマチックに運用されるターミナルに、北村製作所の標準床旧型バスが次から次へとと発着するのを眺めながら、異世界に来たような雰囲気を味わっていたのを思い出しました。
前後扉で後ろは締切、そして階段のところに金属チェーンが無造作に放り込まれているなど、興味深いところはたくさんあったんですけどね。子供なので貴重なフイルムを使わせまいとカメラを使わせてくれませんでした。


管理人 投稿日:2024年02月17日 21:22 No.560 【Home】
獣さんの田舎は松本だったんですね。
松本バスターミナルは、1階がバスのりばですが、当時は地下の食品売り場からでないとホームに上がれない構造でした。その食品売り場は、イトーヨーカドーではなく、松電グループの松電ストアでした。

実は長野県には、もう一つヨーカ堂と関係性の深いスーパーチェーンがありました。1973年にヨーカ堂と業務提携した「ヨークマツヤ」です。イトーヨーカドーの看板と同じ青と赤を使っていましたが、真ん中の白はMの字でした。ヨーカ堂との提携を解消した後もこのマークを使っていました。
似たような例が、福島県の「ヨークベニマル」ですね。こちらは、イトーヨーカドーのマークの青を緑にしています。学生時代に東北旅行をすると、緑色のイトーヨーカドーが車窓から見えるので、ちょっと楽しみでした。


”その頃”のイトーヨーカドー 601号 投稿日:2024年02月18日 23:28 No.561 【Home】
おばんでございます。

イトーヨーカドーと言えば、岩手県第1号は”その頃”の1986年3月21日、北上駅前にオ-プンした北上店でした。
この直後、私は岩手を離れることになったのですが、ホテルも併設した待望の駅前ショッピングセンターが出来たのは、まるで北上駅がいわゆる民衆駅に生まれ変わったような感動すら覚えました。
さらにこの半年後に行われた国鉄最後のダイヤ改正時に北上駅では東口の開設と、0番ホームの増設が行われました。
新幹線開業後に在来線優等列車の大半が消え、さらには「快速くりこま」も廃止される等、寂しい状況が続いていましたが、このダイヤ改正では、従来と同じ客車と気動車によるものではあるものの、北上~盛岡間・普通列車日中30分間隔での運転が始まり、駅とその周辺の大きな変化により、新時代の到来を感じさせてくれました。

しかしながら既に車社会となっており、市街地にも近い駅前という環境では、平面駐車場からは距離があり地下道を通り階段を上り下りしなければならなかったこと。立体駐車場とは直結していて、雨でも濡れないというメリットはあったものの、駐車場内が狭く敬遠されがちだったこともあって、広い平面駐車場を持つ花巻店とは売上の差が大きく開いていたようです。
その後、開店14年に満たない2000年1月に閉店となってしまい、その後はホテルも閉業。現在は居酒屋や公共施設、オフィステナント等が入居しています。

2017年6月、東北新幹線開業35周年記念イベントとして、このビルの中で開業当時の写真を展示していたので、その様子を撮ってみました。
バスのりばには、当時も岩手県交通の代表格だった自社発注のBU10や、国際興業からと思われるBU04、釜石特急の平屋CSA580と思われる車が確認出来ます。また、別角度の写真では、元花巻バスの金産ボディRE100も小さく見えています。


Re: ”その頃”のイトーヨーカドー 管理人 投稿日:2024年02月19日 20:35 No.562 【Home】
601号さん、こんばんは。

盛岡~北上間に急行形気動車2両編成が「シティ電車」並のヘッド運転を行ったダイヤ改正。懐かしいです。
イトーヨーカドー北上店の開店は、そんな時代だったんですね。
ワシントンホテルも併設されていたとは。
最上階のレストランフロアの横長の展望窓、シースルーのエレベーターの縦長の窓、こういった特徴は、他のイトーヨーカドーでも見られました。
残念ながら“その頃”に撮った写真はないのですが、1年くらい前(2022年12月)に北上に行った折、それらの特徴から「これは元はイトーヨーカドーだったよなあ」と思いながら撮った写真を添付します。
ちょうど「IKK」の国際興業カラーが止まっていたのが、撮影した直接の理由ではありますが。
601号さん添付の写真と見比べてみると、同じ建物の30数年間の変化が読み取れます。


左党89号 投稿日:2024年03月03日 20:22 No.576 【Home】
話はそれますがイトーヨーカドー絡みで。
今から20年前、長野へ行ったときに上田から丸子へ寄り道しました。
上田から丸子へはJRバスも運行されていますが、自分の通った時間帯はタイミングが合わず往復とも千曲バスで往復したのですが、帰りの車中、乗務員無線から「ようかどうが云々」との無線が聞こえてきました。
この時は全国展開しているイトーヨーカドーだからあってもおかしくないし、「ヨーカドー」と略しているのかなと思っていたのですが、実はバス停「八日堂入口」を指していたことと通過したときに気づいた次第。
改めて地図を見ると、しなの鉄道信濃国分寺駅近くに「八日堂」という寺院があるのですね。(1枚目の写真参照)

余談ですが、このとき、丸子へ行くときは大屋駅から乗り換えたのですが、この大屋駅が駅近くにある郵便局と合体してオープンしたというニュースを目にしました。
大屋郵便局にも訪問していましたが、改称局は再訪対象という自己ルールにより再訪したいですね(いつ実現するのかわかりませんが…・2枚目の写真参照)


管理人 投稿日:2024年03月03日 22:04 No.577 【Home】
左党89号さん、こんばんは。
そうなんです。信濃国分寺に八日堂というのがあり、1月には八日堂縁日が開かれ、蘇民将来符が頒布され、大勢の人で賑わいます。
なので、「明日ようかどう行って〇〇もらう」と聞いて、信仰心のない人間は、ヨーカドー行って福引でもするのかと勘違いしたりします。
蘇民将来と言えば、岩手県の蘇民祭が有名ですね。同じ起源だと思います。