80s岩手県のバス”その頃”掲示板


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磐梯東都バスの事業撤退
左党89号 投稿日:2023年08月08日 21:37 No.428 【Home】
猪苗代町・北塩原村での路線バスを運行していた磐梯東都バスが、少子高齢化やコロナ禍による利用減と収益悪化のため9月末をもって事業撤退をすると今年の春に発表がありました。
事業譲渡先について発表されたのが会津乗合自動車(会津バス)ですが、2011年まで猪苗代営業所を設置して運行していた事業者でもあり意外に思いました。

もっとも、「当時」の会津バスに比べると、企業再生支援機構からの支援を経てみちのりホールディングスのグループ会社と変わっていることからも、戦略的ともいえる新たな策に取り組んでいる「みちのりグループ」としての会津バスへ移管後の動きにも注目です。
1枚目:「先代」の猪苗代営業所所属車・福島22か2448(2011-8-22撮影)
2枚目;磐梯東都バスのガーラミオ 報道では車両も引き継がれるので当面は東都カラーの会津バスが見られるかもしれません(2014-5-3撮影)


管理人 投稿日:2023年08月09日 20:32 No.429 【Home】
2002年の乗合バスの規制緩和を受けて、路線バスに新規参入した会社というのは多くありません。貸切バスの規制緩和の時とは、大きく異なります。
既存の貸切バス会社や物流会社が参入するにしても、大きな学校や企業があるとか、観光地があるとか、特殊な事情に限られていたように思います。
ちょうどコミュニティバスブームの時期とも重なるので、自治体に「うちなら〇〇円でできますよ。既存の乗合バス会社は高いですから」と売り込みをかけた例もあるようです。

どのケースも結果的に価格破壊を招いて、自滅の道を歩み始めてしまったのは、貸切バス事業と同じです。
それでも、規制緩和で撤退の自由もあるのですから、儲からなければやめればいいだけで、今回も正しい判断だったかも知れません。
地元密着の会社は、簡単に撤退できません。いや、撤退できるのに、周囲が撤退させてくれません。

そういえば、磐梯東都バスのボンネットバスはどうなったんでしたっけ?


きたきつね 投稿日:2023年09月11日 19:05 No.442
先日、磐梯東都バスに乗ってきました。
事業撤退は残念ですが、会津バスが継続してくれるので、一安心ですね。
森のくまさん号ですが、磐梯東都バスの車庫にはいませんでした。
北塩原村役場に保存されているかもしれません。


管理人 投稿日:2023年09月11日 20:15 No.444 【Home】
きたきつねさん、こんばんは。
Webで調べたら、2019年の6月に老朽化により引退し、レトロ調のマイクロバスに代替されているようですね。
中古業者さんが引き取って、整備の上、他の事業者で再出発していればいいのですが。


左党89号 投稿日:2023年10月15日 19:59 No.481 【Home】
先日、只見線の気動車の撮影に行ってきた帰りに、猪苗代駅に寄り道し、日没ギリギリの条件ながらも移管後の姿を垣間見しました。
磐梯東都バス時代に主力的存在だったガーラミオが登録番号・磐梯東都時代のカラーそのままで、会津バスの表記に変更されていました。
ローマ字の社名表記があったことに倣ってか、観光・高速車でみられる「AIZU」の表記も入っていたのもアクセントにもなっています。

同じ登録番号で両社の姿を撮影していたのが1枚だけありましたが、磐梯東都バスのときのは、街並みのシルエットバージョンだということにファイルを検索していたときに気が付きました。

なお、運賃表もそのまま使われていましたが、会津バスが福島交通・三井住友カード・レシップと共に来年春にキャッシュレス決済システム(+会津バスでのICカード「NORUCA」)の導入が予定されているのでそのときに更新されるでしょう。


管理人 投稿日:2023年10月16日 22:20 No.482 【Home】
車両もカラーもそのまま移籍したんですね。場合によっては運転手や運行管理者もそのまま移籍でしょうか。
これから、業界地図の塗り替わりは進むんでしょうね。
貸切バスについては、大きな事故が起きたことをきっかけに、国主導で運賃の改定が行われていますが、路線バスは今のところ、全国で廃止や減便が進む程度で命にかかわる問題ではないため、国も放置状態です。

それはそうとして、ガーラミオというのも、あんまりお目にかかれないバスですね。