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投稿者:管理人
2002年の乗合バスの規制緩和を受けて、路線バスに新規参入した会社というのは多くありません。貸切バスの規制緩和の時とは、大きく異なります。 既存の貸切バス会社や物流会社が参入するにしても、大きな学校や企業があるとか、観光地があるとか、特殊な事情に限られていたように思います。 ちょうどコミュニティバスブームの時期とも重なるので、自治体に「うちなら〇〇円でできますよ。既存の乗合バス会社は高いですから」と売り込みをかけた例もあるようです。 どのケースも結果的に価格破壊を招いて、自滅の道を歩み始めてしまったのは、貸切バス事業と同じです。 それでも、規制緩和で撤退の自由もあるのですから、儲からなければやめればいいだけで、今回も正しい判断だったかも知れません。 地元密着の会社は、簡単に撤退できません。いや、撤退できるのに、周囲が撤退させてくれません。 そういえば、磐梯東都バスのボンネットバスはどうなったんでしたっけ?
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