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Death of Last One
イングリッド・シーグフリード 投稿日:2019年05月25日 21:31 No.10777
新ヴァーサ運動の生き残り、最後の一人たる「アルベルド・ヒムレー」の葬式が執り行われる。
出席しているのは以下の人物である。

:イングリッド・シーグフリード
:アルフレド・シュワルツ
:ユーリア・ラーム
:フレードレク・ノルデン

その他、関係者が大勢会場に集っている。


イングリッド・シーグフリード 投稿日:2019年05月25日 21:39 No.10778
人はいずれ死ぬ生き物である。
死は必定である。
この事実はいつの時代でも覆しようがない。

我々の前には常に死が待ち構えている。

それが遅く来ようと、早く来ようと、何であれ人は死ぬのである。
そこで我々は死をどのように捉えるべきなのであろうか?

私は断言する。

「残されたモノによって、その人物の死の意味は変容するのである」と。

我々は今、偉大なる一人物を失った。
アルベルド・ヒムレーは一人の闘士であり、そして、かの新ヴァーサ運動三英傑の最後の一人であった。

ここに今一度、新ヴァーサ運動というものの価値を総括するべきだろうと私は考える。
ムンク中将によって始まったこの新ヴァーサ運動は、彼の死をもって一度幕を閉じたといえる。

我々は彼等偉人達の死を乗り越えてでも、前を向いて進まなければならない。
我々が生きている以上、我々には前進する義務がある。
これは、人が死ぬというどうしようもない事実と同様に、必定たる事実である。

「生きている我々は、前進することをやめるわけにはいかない」のだ。

以上をもって、BWF指導者。イングリッド・シーグフリードの弔辞を終えます。

メメント・モリ……


ユーリア・ラーム 投稿日:2019年05月25日 21:40 No.10779
(虚ろな目で、棺に収まったヒムレーの死体を見つめている)

SNFP党首 シュワルツ 投稿日:2019年05月25日 21:45 No.10780
ヒムレー

正直彼と私の政治的立ち位置は全く異なっていた…

ヴァーサとSNFPの目指す方向は、全くが下ったのだ…

だが、「スヴェーア」に対する彼の情熱は本物だ…
ヒムレーはまさに勇者だったのだ…

(スコップで土をかける)


イングリッド・シーグフリード 投稿日:2019年05月25日 21:47 No.10781
(墓場は日ざかりの日を浴びてしんとしている。……)

(随分と遠いところに来てしまったものだわ)

(まあ、未だに死体が上がらないウチのシーグよりはいいかもしれないけれど)

(それより問題はあの子よ)

(……ユーリア)


ユーリア・ラーム 投稿日:2019年05月25日 21:49 No.10782
……?

どうしましたか。イングリッドさん。


イングリッド・シーグフリード 投稿日:2019年05月25日 21:50 No.10783
(葬式も恙無く終わった。後は……)

いい? ユーリア。よく聞いて頂戴。
ベックス達、フィンランドに行ったわよ。


怪訝な目をして ユーリア・ラーム 投稿日:2019年05月25日 21:51 No.10785
……?

ベックス達が。へぇ……

それが、どうしたと言うんですか?


イングリッド・シーグフリード 投稿日:2019年05月25日 21:55 No.10786
……あなた、分からないの?

彼等はあなたが腑抜けているうちに、次の戦場を求めていったの。

いい?

あなたがどう思おうと、あなたは彼等の指導者だったの。

そして、彼等が我々の元を去り、その力をふるおうとしている。

勝手に。
暴力的に。
フィンランドに向けて……

その意味、分かってないの?
あなたはずっと腑抜けているわけには、いかないのよ。


激怒 ユーリア・ラーム 投稿日:2019年05月25日 21:57 No.10787
……!

知らない。

知らないわそんなの!

知ったことじゃない!!

あたしだって、あたしだって、傷付くことぐらい、ある!!


それを何さ!

大人たちが寄って集って私に詰め寄って!

私だって女の子だもん!!


イングリッド・シーグフリード 投稿日:2019年05月25日 22:01 No.10788
あなたは女である以前に、極右政党の政治家よ。

あなたはもしかしたら、普通に家庭に入り、普通に子供を作り、普通に天寿を全うする。

そういうことも出来たかもしれない。

けれどあなたは、それを選ばなかった。


……選べなかった、なんてふざけたこと、言わせないわよ。

選べたはず。

新ヴァーサ運動が空中分解した時。

あなたが大学に入った時。

ウプサラ市長選で負けた時。


いつでもタイミングはあった。

無責任の誹りを受けようとも、あなたが普通の少女に戻ることの出来る時期は、存在した。

けれどもあなたはそれをしなかった。


分かってるの。ユーリア・ラーム・パトリクソン!!

あなたは、政治家なのよ……


ユーリア・ラーム 投稿日:2019年05月25日 22:02 No.10789
……もういい。

もう知らない。

みんな、みんな、死んじゃえばいいのに!!!

(市街へ向けて走り出す)


最後の闘士、あるいは「好敵手」の墓参りにて 人民連合党首『イェルハルド』 投稿日:2019年05月25日 22:08 No.10790
(ヴァーサ最後の闘士であったアルベルト・ヒムレーも、死からは逃れられなかったか・・・。あの36年をくぐり抜けた者たちが消えていく。『盟友』も『好敵手』も、既にこの世にはいない・・・。私はいつカトリーヌの元へいけるのだろうか・・・)

思案する彼の側を一人の少女が走り去った。頰には、遠い昔に彼が捨てたものを流しながら。

(・・・ん?あれはBWFのユーリア嬢か?だが、様子が変だ。彼女はあんな軟弱であったか?)


イングリッド・シーグフリード 投稿日:2019年05月25日 22:10 No.10791
あら、ホルストさん。

お元気でした?

今日はその、生憎、あまり明るいお話は出来そうもありませんわ……


人民連合党首『イェルハルド』 投稿日:2019年05月25日 22:15 No.10792
お久しぶりです。イングリッドさん。
いえいえ、尊敬すべき人物が亡くなった時に真に気丈に振る舞える人物などいませんよ。私ですらそうなのですから・・・。

ところで先程ユーリア嬢を見かけたのですが、何か問題でもありましたか?
すれ違いざまに見た彼女には、かつて私が見込んだ何者にも揺るがせられない鋼鉄のような強さがなく、まるで数百年も深海で惰眠を貪った沈没船のような軟弱さが見受けられたので・・・。


イングリッド・シーグフリード 投稿日:2019年05月25日 22:18 No.10794
……ああ。
見たんですね。

仕方ありません。あれで年相応でしょうから。

彼女にも、前に進んでもらう必要があります。

もしかすれば、ホルストさんにも手伝ってもらうことがあるかもしれませんね。

その節には、是非に、ご指導ご鞭撻の程を……


人民連合党首『イェルハルド』 投稿日:2019年05月25日 22:23 No.10795
成る程・・・。
彼女も若いと言うことですか・・・。

この虚無の塊に出来ることがあるならば、その時は微力を尽くしましょう。

それではまた。

彼はそう言うと一歩後退り、本来彼が忌避すべきはずのヴァーサ式敬礼を慣れた手つきで行なった後、悠然と立ち去っていった。


SNFP党首 シュワルツ 投稿日:2019年05月25日 22:23 No.10796
過行く者に、最大限の敬意を…

(ヴァーサ式敬礼をして立ち去る)