投稿者:イングリッド・シーグフリード
人はいずれ死ぬ生き物である。
死は必定である。
この事実はいつの時代でも覆しようがない。
我々の前には常に死が待ち構えている。
それが遅く来ようと、早く来ようと、何であれ人は死ぬのである。
そこで我々は死をどのように捉えるべきなのであろうか?
私は断言する。
「残されたモノによって、その人物の死の意味は変容するのである」と。
我々は今、偉大なる一人物を失った。
アルベルド・ヒムレーは一人の闘士であり、そして、かの新ヴァーサ運動三英傑の最後の一人であった。
ここに今一度、新ヴァーサ運動というものの価値を総括するべきだろうと私は考える。
ムンク中将によって始まったこの新ヴァーサ運動は、彼の死をもって一度幕を閉じたといえる。
我々は彼等偉人達の死を乗り越えてでも、前を向いて進まなければならない。
我々が生きている以上、我々には前進する義務がある。
これは、人が死ぬというどうしようもない事実と同様に、必定たる事実である。
「生きている我々は、前進することをやめるわけにはいかない」のだ。
以上をもって、BWF指導者。イングリッド・シーグフリードの弔辞を終えます。
メメント・モリ……