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Let's enjoy movies together!(о´∀`о)
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シャンプー台のむこうに パディ・ブレスナック 投稿日: 2022年03月20日 16:00:08 No.902 【返信】




シャンプー台のむこうに(原題: Blow Dry 英国) 2001年 全世界年間興行収入ランキング100 ランク外

ヨークシャーの小さな町キースリーで、理髪店を営むフィルと息子のブライアン。ブライアンは、地元でヘアドレッサー・コンテストが開かれることを知り出場を決意するが、そこへ、母シェリーが突然現れる。父と母は、10年前のコンテスト出場以来、長く絶縁状態にあるのだが……

監督 パディ・ブレスナック 代表作 『ホスピス』『VIVA』
脚本 サイモン・ボーファイ 代表作 『フル・モンティ』『スラムドッグ$ミリオネア』『127時間』
音楽 パトリック・ドイル 代表作 『カリートの道』『リトル・プリンセス』『ブリジット・ジョーンズの日記』
主演 アラン・リックマン(フィル) 代表作 『ダイ・ハード』『いつか晴れた日に』『ラブ・アクチュアリー』


上映時間 91分


登場人物

フィル・アレン: 凄腕美容師。

ブライアン・アレン: フィルの息子。(ジョシュ・ハートネット) 代表作 『パラサイト』『ハリウッド的殺人事件』『30デイズ・ナイト』

シェリー・アレン: フィルの元妻。(ナターシャ・リチャードソン) 代表作 『ゴシック』『ネル』『上海の伯爵夫人』
サンドラ: シェリーの同棲相手。(レイチェル・グリフィス) 代表作 『ミュリエルの結婚』『日蔭のふたり』『オールド・ルーキー』

レイモンド・ロバートソン: 美容師チャンピオン。(ビル・ナイ) 代表作 『スティル・クレイジー』『ラブ・アクチュアリー』『名探偵ピカチュウ』
クリスティーナ・ロバートソン: レイモンドの娘。(レイチェル・リー・クック) 代表作 『シーズ・オール・ザット』『プッシーキャッツ』



【起】
シェリー・アレンは、同棲パートナーのサンドラと共にキーリーで美容院を経営している。シェリーは癌と闘っており、そのことはサンドラと数人の親友にしか知られていない。癌の専門医から末期の予後を宣告された彼女は、サンドラに真実を隠そうと決心する。

イギリスの美容師選手権がキーリーで開催されることになり、シェリーは最後にもう一度だけ参加したいと考えるようになる。彼女は、理髪店を営む元夫のフィルと息子のブライアンに、自分とサンドラのチームとして大会に出場してくれるよう依頼する。10年前、シェリーは大会のパートナーだったが、第3回大会の前夜にサンドラ(彼らのヘア・モデル)と駆け落ちし、フィルは2人を許せなかったのだ。

一方、ディフェンディング・チャンピオンのレイモンド・ロバートソンは、フィルが競技に参加しないことを確認するため、フィルのもとを訪れます。ブライアンは、レイモンドがフィルの自信と実力をけなしたことに不快感を覚える。レイモンドの美しい娘クリスティーナに惹かれたブライアンは、シェリーのチームに参加することを申し出る。

【承】
クリスティーナはヘアカラーリストを目指しているが、経験がない。ブライアンはバイト先の葬儀屋に彼女を連れて行き、ブライアンが遺体をカットしている間、彼女は遺体で練習することになる。死体が「うめき声」(肺に溜まったガスを吐き出す)をあげると、クリスティーナは驚いて通りへ逃げ出す。ブライアンは彼女を慰めるために後を追い、うっかりドアをロックしてしまう。翌朝、遺族は95歳の叔父にショッキングピンクのトゲトゲの髪を見つけて不愉快な気分になる。競技の最初のラウンドの間に、ブライアンは故人の親族によって追い詰められ、物理的に殴られています。

シェリーは、自分が末期がんであることをフィルとブライアンに打ち明ける。フィルは考え直し、コーチをすることに同意するが、カットすることはできない。レイモンドのチームが第1ラウンドでカンニングに成功した後、フィルは第2ラウンドで2度目の挑戦を妨害し、他のトップチームがレイモンドとの差を縮めるのを許す。クリスティーナは、ブライアンを襲った家族の羊を使い、カラーリングの経験を積む。しかしブライアンは、彼女がレイモンドの不正に手を貸していることに気づき、彼女を勘当する。

【転】
第3ラウンドの前夜、サンドラはシェリーの癌が末期であることを知る。シェリーの嘘に腹を立てたサンドラは、チームを脱退する。シェリーはクライアントの一人をモデルとして採用し、3回戦で優勝、チームを総合2位に押し上げる。フィルは祝福するが、シェリーは勝つためではなく、自分が死ぬ前にチームワークで4人を家族にしたかったのだと明かした。フィルは最終戦への出場を承諾し、サンドラにもチームに復帰するよう説得する。クリスティーナは、最終ラウンドで父親の企みに乗れないよう髪の大部分を切り落とし、ブライアンと和解する。

【結】
最終ラウンドでは、サンドラの頭を剃って古い頭皮のタトゥーを見せ、翼のある裸身にボディペイントを施すなど、フィルの斬新なデザインに挑戦。その結果、1点差で総合優勝をかっさらう。シェリー、サンドラ、フィル、ブライアン、クリスティーナは腕を組んで大会を後にし、キーリーは地元で優勝を祝いました。

The End_海外Wikipedia


みんなの評価 3.9/5.0

最高 (^0^)

2002年映画館で見た自己No1作品です。
何度見ても、飽きない映画だ。

最低 ( ` 3´)

全体的な印象としてはのっぺりとしていて残らない。
決してあっさりしているわけではなくドラマチックな展開もあるんだけど、終わってみるとあっさりしてる。そんな感じ。




エイリアンVSプレデター ポール・W・S・アンダーソン 投稿日: 2022年03月19日 20:33:41 No.901 【返信】




エイリアンVSプレデター(原題: Alien vs. Predator 米国) 2004年 全米年間興行収入ランキング33位

南極大陸の氷の下に、巨大建造物があることが判明。富豪の男は考古学者や科学者を召集して現地調査チームを編成し、ガイドに女性冒険家を雇ってそこに向かう。一方、彼らが向かうその先では、プレデターとエイリアンが熾烈な戦いを繰り広げていた……

監督 ポール・W・S・アンダーソン 代表作 『ショッピング』『モータル・コンバット』『バイオハザード シリーズ』
脚本 ポール・W・S・アンダーソン
音楽 ハラルド・クローサー 代表作 『デイ・アフター・トゥモロー』『2012』『ホワイトハウス・ダウン』
主演 サナ・レイサン(レックス) 代表作 『ブレイド』『コンテイジョン』『アメリカン・アサシン』


上映時間 101分 109分(完全版)


登場人物

アレクサ・ウッズ: 冒険家で登山家。通称 "レックス"。

セバスチャン・ウェルズ: 考古学者で大学の教授。(ラウル・ボヴァ) 代表作 『トスカーナの休日』『シチリア!シチリア!』『ツーリスト』

グラハム・ミラー: 地層研究者。(ユエン・ブレムナー) 代表作 『トレインスポッティング シリーズ』『ブラックホーク・ダウン』『ワンダーウーマン(2017)』

チャールズ・ビショップ・ウェイランド: ウェイランド社の社長。(ランス・ヘンリクセン) 代表作 『ターミネーター』『エイリアン2』『ミレニアム』
マックス・スタッフォード: ウェイランドの秘書兼ボディガード。(コリン・サーモン) 代表作 『007 シリーズ』『バイオハザード』『エンド・オブ・キングダム』
アデル・ルソー: (アガト・ドゥ・ラ・ブライユ)





【起】
2004年10月3日 ウェイランド社低軌道衛星 PS12。地上の画像を撮っている。ネブラスカ州シルバーリーフ ウェイランド社衛星追跡施設。“正体不明の熱源”の文字が現れる。慌てて集まって来て位置を確認するとセクター14。

ネパール ローラ峠の氷瀑。氷の崖を登っていたレックスに、ウェイランド社のマックス・スタッフォードから連絡が入る。会うことが出来れば基金に1年間寄付すると。いつ?と尋ねると明日と。戻るのに一週間かかるからそれは無理と言いながら頂上にたどり着くレックス。するとそこにはヘリコプターでやって来ているマックスの姿がある。

メキシコ テオティワカン。遺跡で何かを発見したと大騒ぎの人たち。見つけてみるとペプシコーラの王冠。セバスチャンはもう資金が無いと言われ、2日待てば資金を出させると話している。そこへウェイランド社のマックスが現れ、話を聞いていただければ資金を調達すると言う。

南極大陸 ロス湖畔。”チャールズ・ビショップ・ウェイランド”が表紙の雑誌。ヘリコプターで寝ているレックス。グラハムが撮っている写真のフラッシュで目を覚ます。何もかも珍しい様子だが、その様子に対して慣れている様子のレックス。

粉氷船 パイパー丸 経路極秘。ヘリコプターがパイパー丸に着陸する。

船に集められた専門家達。マックスからウェイランド社長が紹介される。南極上空の地上で構造物と熱源を発見したと。専門家達はピラミッドだと言っていると言う。説明を聞きながらセバスチャンが立ち上がり様々な文明が入っている世界最古のピラミッドだと話す。何故氷の中に?とグラハムが聞くと、昔は南極には氷が少なく住むことができたと。建造者が不明でも標本があれば時代がわかると言うと、ウェイランド社長は、ミラー博士、すぐに見られるよと言う。

何故急に熱源が?と聞くとわからないと。レックスは氷上のどこ?と尋ねる。ブーべ島だが氷上では無い、氷の下600メートルだと。黙り込む一同。するとマックスが、クインさんどうぞと話を振る。我々は世界一の穴掘り屋です、7日間で掘ることができると言う。3週間で皆を鍛えるわとレックス。するとそんな余裕はないと社長。訓練しなければ氷の世界は動けないわと返すレックスに、だから君を呼んだと。ブーべ島は本当の孤島で、トラブルが即命取りよと呆れたように言う。ウェイランド社長は、もう動き始めたと、危険を冒す価値は十分にあると言う。皆それぞれ複雑な表情をして黙ってしまう。レックスはため息を吐いて他を当たってと言って出て行ってしまう。

進んでいく船。荷造りをしているレックスにマックスが約束のお金は振り込んだと報告しにくる。ヘリで送ると言うマックスに誰を雇ったのか尋ねる。マードックを雇ったと聞いて経験不足だとウェイランド社長の元へ言いに行くレックス。他の経験豊富な人員は皆レックスと同じ理由で断ってきたと。やめるべきだと諭すも聞き入れないウェイランド社長。

甲板に出て海を見ているレックス。セバスチャンとグラハムがやってくる。君も一緒にきて欲しいと言うグラハムに船から絶対に出ないでと言うレックス。セバスチャンは、レックスとレックス以外のガイドだとどちらに頼んだら助かる?と質問をする。考え込むレックス。

地球に向かっているプレデターの船。ピラミッドに標準を合わせる。

【承】
結局残ることになり、皆に注意事項を伝えるレックス。ウェイランド社の女性社員のアデルからは残ってくれて良かったと声をかけられる。

島に降り立ち、目的地まで到着する一同。レックスが照明弾を放つと、捕鯨基地が見える。様々な重機が並んでいる。レックスはこの真下にピラミッドがあると皆に言う。穴を掘り進めるようにクイン達に指示を出すマックス。

基地を見て回る一同。1904年捕鯨基地の全員が一夜にして姿を消したが原因は今も不明だと話すレックス。グラハムは捕鯨基地での生活していた様子を写真に納めている。さっきまで人がいたような状態でカップなども凍っている。何かがいる気配がして怯えているグラハム。そこへレックスが現れ単独行動は禁止だと注意する。何かがいるんだと言うグラハム。様子を見ていると可愛いペンギンが歩いてくる。”食われるわよ”とからかうレックス。

外では何かを発見したような声が聞こえる。見にいくと角度も完璧なトンネルが掘られていると騒ぎになっている。しかもその穴はピラミッドまで続いていて、昨日の同時刻に同じ場所には何もなかったと。どうやって?と問うグラハムに自分たちよりも高い技術で掘られているとクイン達。

人間達が穴を見て騒いでいる様子を見ているプレデター達。武器を装着して出て行く。

ウェイランド社長が吸引器を吸っているのを見て病人には無理だとレックス。自分の父親も同じように病気を患った状態で山を登り亡くなったことを話すが、ウェイランドは父はきっと死ぬ間際に苦痛よりも娘と山に登り乾杯した喜びの方を噛み締めていたはずだと、私は行くと決意を新たに宣言する。

掘られた穴を慎重に進んでいく一同。

地上では嵐のような風が拭いている。基地の真上をプレデターの宇宙船が飛んでいく。船から3機のポッドが落とされる。

ピラミッドの中を見回るレックス達。人の気配も穴を掘った機械もない。灯りを持ち込み投下すると見事なピラミッドが現れる。呆気に取られる一同。ピラミッドの中へと進んでいく。歩きながら床の一部を踏んでそこが沈んでしまっている。

プレデターたちは人間達の様子を確認している。地下ではエイリアン・クィーンが吊り上げられ電気によって復活させられている。

3つの文明が混じった壁の文字。”選ばれたものだけが入ってよい”と書かれてある。

地上ではプレデターによる殺害が始まる。銃で応戦するも姿が見えず、気づいた時にはスピアで突かれている。クインは姿を表したプレデターに撃ち込むも突き飛ばされて、ピラミッドへ向かう穴に落ちて行ってしまう。ピラミッドの中の様子を確認するプレデター達。

一方、ピラミッドの中を進んでいる一同は生贄の間へとやってくる。セバスチャンはミイラの様子を見て無理やりではなく進んで生贄になっていると解説する。トーマスは”狩りを始められるように命を捧げた”と書かれてある石碑を読む。ミイラの胸元は一様に破られたような跡がある。アデルが何の跡?と聞くと、生贄の心臓を取り出したんだと説明するトーマスに、ここは胸ではなく腹だと、体内から何かが飛び出したみたいに骨が折れ曲がっていると指摘するアデル。

エイリアンクイーンは卵を産み落としている。

ピラミッドの前まで落ちてきているクイン。目を覚ますと三体のプレデターがいる。息を潜めているが、最後のプレデターに殺される。

【転】
トーマスとアデルを残して下の部屋へと移動する一同。

生贄の間の真下の部屋へ来た一同。石棺のダイヤルを操作するセバスチャン。石棺が勢いよく開く。中には武器がある。興奮して息が乱れるウェイランド社長の様子を見て、レックスは準備を整えて明朝調べようと皆に声をかけるが、マックスはせっかく見つけたものをこのままにはできないと引かない。ウェイランド社長に確認をして地上に持ってあがり調査しようと落ち着く。セバスチャンが止めるのも聞かず武器を取り出すマックス達。急にピラミッドのあちこちが動き出し通路が塞がれて行く。

その様子を見ていたプレデター達は慌てて姿を消して走り出す。

生贄の間のアデルとトーマス達。通路が全て塞がれ閉じ込められてしまう。すると生贄のミイラ達の石台からエイリアンの卵が競り上がってくる。銃を構える一同。アデルがトーマスに”何の部屋と言った?”と聞き直すと”生贄の間”とトーマス。卵が割れてエイリアンが飛び出してきてアデル達の顔に張り付く。

トーマスとアデルの悲鳴を聞いてウェイランド社長に何か隠していないか?と尋ねるレックス。何も隠していないと言うウェイランド社長の返事を確認して、とにかく今は地上に戻らないとと動き出すレックスに、マックス達は隠していた銃を向けてくる。レックスにあなたの仕事はここまでだと言い、主導権を握るマックス。

息を吹き返すアデル。横にはエイリアンの遺体。胸に痛みを感じ咳き込むと、骨の折れる音がしてエイリアンが腹を突き破って出てくる。

地上へ戻るために進んでいるレックス達一同。上からプレデター達が見ている。マックス達のリュックにはプレデターの武器が入っているのを確認している。ストーンがプレデターに吊り上げられ襲われる。気づいた一同は上にいるプレデターたちと銃撃戦になる。するとピラミッドがまた動き出し、レックス達を壁で分断する。

動けないでいる一同。セバスチャンにどうするか確認するレックス。セバスチャンはアステカ暦は十進法を使ってるらしい、読みが正しければ10分ごとにピラミッドは動くはずと言う。すると壁が動き出し通路が出て歩き出す。

グラハムと閉じ込められていたマークは、壁が動き出し2人で通路を動くが、途中でコナーズの銃を見つける。銃はベトベトの液体にまみれている。コナーズの名前を呼んでいると急に床が抜け下に落ち足を怪我してしまう。グラハムを呼ぶマークだが、助け出される前に床が閉じてしまう。1人になったマークとグラハムそれぞれの目の前にエイリアンが現れ2人とも襲われてしまう。

ウェイランド社長と一緒のレックス達。マックスがプレデターの網に捕まってしまい助けようとするが、網が信じられないほど硬く、ウェイランド社長の手袋を切り裂き、ナイフも弾く。さらにマックスの持っていた銃もチーズのように切れてしまう。最後はスピアが刺さりマックスは息絶えてしまう。現れたプレデターに投げ飛ばされるレックス。セバスチャンも首を掴まれ持ち上げられている。転がっていたスピアで助けようとするレックスだが、もう一体現れたプレデターに蹴り飛ばされる。自分自身がスピアで刺されそうになったその時、エイリアンがプレデターの胸を貫き殺してしまう。セバスチャンの首を掴んでいたプレデターもエイリアンの方へやってくる。エイリアンと格闘するプレデター。ウェイランド社長を連れてセバスチャンとその隙に逃げるレックス。

エイリアンと戦っていたプレデターは最終的にはエイリアンにやられてしまう。

【結】
発作を起こしたウェイランド社長を休ませているレックス達。そこへ別のプレデターがやってくる。動けないウェイランド社長はセバスチャンにレックスと行くように言う。やってきたプレデターはレックスの荷物の中の武器を見ている。プレデターと対峙したウェイランド社長。社長の体をスキャンして病巣を確認したプレデターは殺さずにそのまま置いていこうとするが、後ろから火を使って襲いかかるウェイランド社長。怒ったプレデターはかぎ爪を出してウェイランド社長を刺し殺して先へ進んでいく。

セバスチャンとプレデターはまた動き出したピラミッドの中を逃げ、何とかプレデターの攻撃をかわす。

プレデターは襲いかかってきたエイリアン2体を難なく殺し、その後エイリアンの足で自らに印をつけている。その様子を見ていたセバスチャンとレックス。あれは戦士の証しで成人の儀式だとセバスチャン。

印をつけ終わったプレデターの後ろからまた別のエイリアンが襲いかかっている。

セバスチャンは読めてきたぞとレックスに説明を始める。数千年前、ハンター達は地球に来た。そして人類に建造技術を教え、神と崇められ、100年毎に地球に戻ってきて究極の獲物を繁殖させる為に生贄を求めたと。戦いに勝てば良いが、負けた時には全てを抹殺したと。文明が一夜にして消滅したとセバスチャン。

つまり、奴らは狩りのために人間を餌食にしていて、今回の熱源も自分たちをおびき寄せるためのものだと。

エイリアンの巣で目を覚ますグラハム。何とか銃を掴み、飛んできた一匹を撃ち殺すが、周りを見ると大量の卵に大量のエイリアン。銃を撃ち続けるが、最後は叫び声が聞こえる。

次に壁が動いて扉が開いたら終わりだと言うセバスチャンに、レックスはプレデターに武器を渡すと言う。俺たちも殺されるぞと言われるが、エイリアンを勝たせてしまうと文明が終わってしまうとレックス。敵の敵は味方かと言うセバスチャン。壁が動き、味方を探しにいくわよとレックス。軽口を叩きながら歩いて行くレックスとセバスチャン。途中エイリアンに襲われ逃げて行くとレックスが道の間に落ちてしまう。セバスチャンがレックスを助けようと腕を掴んでいると、そばからエイリアンが現れセバスチャンが引きずられていってしまう。自分の力で何とか這い上がったレックスは、残されたセバスチャンの王冠のネックレスを持って歩き出す。道に突き当たり時計を確認しようとするが割れている。

後ろに気配を感じるとプレデターが立っている。スピアを取り出すプレデターに敵の敵は味方よと武器を差し出すレックス。すると後ろからエイリアンが現れる。エイリアンに襲われるプレデターのスピアがレックスの元へ転がってくる。投げ飛ばされたエイリアンは今度はレックスの方へ向かってくるが、レックスは咄嗟に手元にあったスピアを突き刺す。苦しむエイリアンにさらに深く突き刺すレックス。最後力尽きたように見えたが、口から小さい顔が伸びてくる。レックスの顔の目前で力尽きるエイリアン。その様子を観察しているプレデター。

一気に襲いかかってこようとするエイリアン達を呼び寄せるエイリアン・クィーン。エイリアン達が戻って行く。

プレデターはエイリアンからスピアを抜き去っていこうとする。レックスはプレデターを呼び止め一緒に連れて行って欲しいと言うと威嚇されるが、思い直したようにレックスが倒したエイリアンを見るプレデター。エイリアンの頭を外し矛を、折った尻尾で即席の槍を作ってレックスに渡し、一緒に走り出す。

エイリアンクィーンの元へ戻ったエイリアン達。酸を出してエイリアンクィーンを拘束している鎖を溶かし始める。

エイリアンの巣を見つけるレックス。殺して欲しいと懇願するセバスチャンを見つける。エイリアンが飛び出してくる直前で銃で撃ち殺す。やり切れない表情で背中を向けるレックスを見るプレデター。するとセバスチャンの胸を突き破ってエイリアンが飛び出してくるのを捕まえ、捻り殺すプレデター。

エイリアン・クィーンの鎖が外れ走り出す。

叫び声のようなものを聞くレックスとプレデター。プレデターはエイリアンの巣の中の卵を確認し、中にたくさんいることを確認すると、爆弾を投げレックスと共に走り出す。レックス達が持ち込んだ脱出機を準備しているとエイリアンに襲われるプレデター。レックスはプレデターの武器を持ってエイリアンを撃ち殺す。後ろを見ると沢山のエイリアンがいる。慌てて脱出機に乗り込むレックスとプレデター。爆破で地下が崩れる中何とか逃げ切る2人。

向かい合うレックスとプレデター。プレデターが甲を外し素顔を出すと、腰につけていたエイリアンの指を使ってレックスの頬に戦士の証である傷をつける。通じ合った様子の2人。

突然、地面がわれエイリアン・クィーンが現れる。プレデターがやられそうになったところでレックスが持っていた槍でエリアン・クィーンを刺し、助ける。するとレックスの方へ向かって襲いかかってくる。給水塔の下に隠れるも襲いかかってくるエイリアン・クィーン。給水塔が倒れかかり、間一髪のところでプレデターが飛びかかってくる。意識が逸れた隙に、エイリアン・クィーンの引きずっていた鎖を給水塔に縛りつけるレックス。意図をくんだプレデターも一緒に引っ張る。鎖を結び終わったところで、プレデターの体にエイリアン・クィーンの尻尾が刺さる。レックスは木片を使って給水塔を崖に落とすと、プレデターを離して引きずられたエイリアン・クィーンは暗い氷の海の底へと沈んでく。

刺されたプレデターは力尽きてしまう。すると今まで姿を消していたプレデター達が姿を表す。亡くなったプレデターを担架に乗せて運んでいく。頭上には大きな宇宙船。レックスの頬の傷を見てスピアを渡して去って行く長老のようなプレデター。

地球を離れて行く宇宙船。台に乗せられているプレデター。胸を破って新種のプレデリアンが泣き声をあげる。

The End_hmhm


みんなの評価 3.2/5.0

最高 (^0^)

プレデターが好きになれる映画

最低 ( ` 3´)

共倒れですね。
作らなきゃよかった作品。




ふたりの男とひとりの女 ファレリー兄弟 投稿日: 2022年03月13日 19:33:59 No.900 【返信】




ふたりの男とひとりの女(原題: Me, Myself & Irene 米国) 2000年 全米年間興行収入ランキング24位

ロードアイランドに暮らすチャーリーはまじめで善良な警察官で3人の良き父親。しかし、ある日いつものチャーリーとは正反対のハレンチで暴力的な人格が出現する。医者で二重人格と判断されたチャーリーは薬で症状を抑えていた。しかし、ひょんなことからチャーリーのなかの2つの人格がひとりの女性を好きになってしまう……

監督 (ポール&ピーター)ファレリー兄弟 代表作 『ジム・キャリーはMr.ダマー』『メリーに首ったけ』『グリーンブック*(ピーター・ファレリーのみ)』
脚本 ファレリー兄弟、マイク・セローン
音楽 ピート・ヨーン、リー・スコット 
主演 ジム・キャリー(チャーリー) 代表作 『マスク』『ライアー ライアー』『エターナル・サンシャイン』


上映時間 117分


登場人物

チャーリー・ベイリーゲイツ: ロングアイランド州一番の有能な警察官。

アイリーン・P・ウォーターズ: ひき逃げ容疑者。(レネー・ゼルウィガー) 代表作 『ザ・エージェント』『ブリジット・ジョーンズの日記 シリーズ』

レイラ・ベイリーゲイツ: チャーリーの妻。(トレイラー・ハワード) 代表作 『マスク2』『ダーティ・ワーク』

ディッキー・サーマン: ゴルフ場経営者。(ダニエル・グリーン) 代表作 『エルヴァイラ』『復讐のキリマンジャロ』

ガーキ: ロングアイランド州警察警部補。(クリス・クーパー) 代表作 『遠い空の向こうに』『アメリカン・ビューティー』『アダプテーション』

キャスパー: アルビノの青年。通称 "ホワイティ"。(マイケル・ボウマン)



【起】
アメリカのロングアイランド州に住みむチャーリー。彼は州一番の有能な警察官で、レイラという町一番の美人の彼女もおり人生の絶頂期でした。やがてチャーリーとレイラは結婚、大勢の人たちに祝福され盛大な式を挙げました。

しかし、式の当日、チャーリーが運転手の黒人の男性に掛けた言葉に、運転手の男が黒人差別だと言い出し大激怒します。レイラは怒った男を宥め、チャーリーの無礼を謝ります。そこで、レイラと運転手の男はお互いに運命を感じ、惹かれ合ってしまいます。

それでも、チャーリーとレイラは幸せな結婚生活を続け、やがてレイラは妊娠。レイラは3つ子を出産しますが、生まれてきたのは黒人の赤ちゃんでした。チャーリーとレイラは白人なので、有り得ないことで、明らかにあの運転手の子供だったのです。

ショックを受けるチャーリーですが、真実に目を背け3人の子供たちを溺愛し育てます。しかし、レイラは子供たちを残し、あの運転手の男と出て行ってしまいました。

チャーリーは悲しみと怒りを感じますが、感情に蓋をして耐えることにします。チャーリーは子供たちに愛情を注ぎ、子供たちも父親が大好きです。

数年後、子供たちは順調に成長し、とても賢く、父親との仲も良好で父親をとても尊敬していました。しかし、家の外ではチャーリーは町中の人たちから馬鹿にされていました。何をされても笑顔で耐えるチャーリー、町の人たちはそんなチャーリーが注意しても全く聞きません。

ある日、チャーリーがスーパーのレジに並んでいると女性客がチャーリーの前に割り込んできます。いつもの様に怒りに蓋をしようとしますが、その瞬間チャーリーの様子が豹変し、割り込んだ女性客に暴言を吐き、攻撃的な性格に変身します。

その後も、町に出たチャーリーは日頃の鬱憤を晴らすように、町の人たちに暴言を吐き、危害を加えて周ります。その時、チャーリーは自分は「ハンク」だと名乗り、その間チャーリーの記憶はありませんでした。

【承】
チャーリーの異変はすぐに上司のパティントン署長の耳に入り、署長はチャーリーを医者に診せることにします。その結果、チャーリーは2重人格と診断されます。他人との揉め事を避け続け、自分の感情に蓋をしてきたチャーリーに代わって、心の叫びとして“ハンク”を創り上げたのでした。

署長から診断結果について説明を受けていると、一人の女性が警察署に連行されてきます。彼女はアイリーンといい、ニューヨークでひき逃げ犯として指名手配されていました。アイリーンは妹に会うためにロングアイランド州を訪れていたのでした。

アイリーンは、ひき逃げなんてしていない、何かの間違えだと訴えていました。とりあえずアイリーンをニューヨークに引き渡さないといけないため、そこで署長はチャーリーが彼女の護送の任務を与え、その後一週間の休暇を与えることにしました。

バイクで、アイリーンをニューヨークの警察署まで連行します。そこで、アイリーンは特別捜査官のボーシェンとピーターソンから、元カレのディッキーの悪事を知らされます。ゴルフ場経営者のディッキーは汚職から殺人までかなりの悪事を重ねており、捜査官はアイリーンの身も危ないと考え、ひき逃げの指名手配犯として彼女を捕まえ、保護しようとしたと説明します。

その頃、ディッキーはアイリーンに犯罪行為がバレ、警察に垂れ込まれるのではないかと警戒していました。ディッキーの仲間は警察の内部にもおり、ガーキ警部補も彼の仲間の一人です。2人はアイリーンの口を封じよう考えていました。

警察の話を聞きショックを受けたアイリーンが、トイレに立った隙に、ディッキーの手下にボーシェンとピーターソンが撃たれてしまいます。咄嗟に身を隠したアイリーンは難を逃れ、逃げだしてチャーリーの元に向かいます。

チャーリーに警部補たちが殺されたことを話します。チャーリーは警察に通報しようと言いますが、アイリーンは、ディッキーたちは警察にも手を回していると考え通報を止めます。2人は車でその場から逃げ出しますが、チャーリーはいまいち頼りになりません。

しかも、チャーリーは、よりにもよってガーキ警部補に連絡し、助けを求めてしまいます。それにより、ガーキ警部補に殺されそうなりますが、その時チャーリーに代わってハンクが表に出てきて、ガーキ警部補から逃れることができます。

チャーリーの変わりように驚くアイリーンに、ハンクはチャーリーは2重人格だと説明します。そこから2人の奇妙な逃避行が始まります。

【転】
ハンクは行く先々で、出会う人たちに無礼な態度を取り、暴言を吐きます。その度にアイリーンは、とばっちりを受け謝罪して回ります。時々、チャーリーの人格に戻りますが、チャーリーは間抜けな失敗ばかりです。

その頃、ガーキ警部補の嘘により、チャーリーがアイリーンを人質に取り、逃走しているということになり、警察からも追われる身となってしまいます。そのことはチャーリーの地元警察にも伝えられ、チャーリーの息子たちも知らされますが、息子たちはチャーリーの無実を訴えます。

その頃、ハンクは警察が追っていると勘づき、乗っていた車を処分し、2人は徒歩で逃走します。そして、食事をするために入ったレストランでウェイターをしていたアルビノの青年ホワイティ(キャスパー)と出会います。

ハンクはホワイティーに無礼な言葉を投げかけると、アイリーンは激怒しハンクに人が傷つくことをするなと怒鳴ります。ハンクは自分の言動で、人が傷つくとは思っておらず、ショックを受けます。そしてハンクは、昔はチャーリーと自分は一つだったが、レイラに捨てられてからチャーリーから切り離されてしまったと話します。

それを聞いたアイリーンはハンクに同情します。ハンクは、無礼な態度を取ったことを謝罪し和解します。そしてハンクを気に入ったホワイティーが旅の仲間に加わります。その日、3人はモーテルに泊まることにします。

チャーリーとホワイティーが同じ部屋で寝ていると、ホワイティーから家族を殺して捕まり、刑務所から出所したばかりだと告白され、怖くなったチャーリーはアイリーンの部屋に逃げます。そこで、チャーリーは息子たちの写真をアイリーンに見せ、家族の話をします。アイリーンはチャーリーの優しさに惹かれていきます。

そして、アイリーンに「感情をコントロールできそうだ。」と言い、2人は喜び、身体を重ねます。

しかし、翌朝アイリーンと寝るためにハンクがチャーリーのフリをしていたことが発覚。アイリーンは怒り、チャーリーも違いを見抜けなかったアイリーンに対して複雑な気持ちになり、気まずい雰囲気の2人。

その時、チャーリーたちが泊まっているモーテルを突き止めたガーキ警部補たちがモーテルを包囲します。銃で武装するガーキ警部補に、ボーシェン警部は「今回はミスるなよ」と言います。実は、ボーシェン警部補もディッキーたちの仲間だったのです。

そんなことには、気が付いていないチャーリーとアイリーン。ガーキ警部たちがモーテルに踏み込もうとした時、チャーリーの息子たちが嘘の通報をし、ガーキ警部補たちを違う所に誘導させます。チャーリーの無実を信じている息子たちは、ガーキ警部補たちが何か企んでいると見破り、機転を利かせたのでした。

【結】
何も知らないチャーリーとアイリーンは、ホワイティーに置手紙を残し、彼を置いてモーテルを出発します。列車で逃げようと考えた2人は駅に向かいます。そこでも気まずい雰囲気のままですが、チャーリーはアイリーンに「君を愛してる」と告白します。

アイリーンは喜び、列車の中で2人は結ばれます。しかし、列車にはディッキーの手下たちが乗り込んでおり、あっさり見つかってしまいます。銃で襲われそうになり、ハンクが表に出てきますが役に立たず、アイリーンが犯人を殴り気絶させます。

目的の駅に到着しますが、チャーリーはハンクの身勝手さに怒り、一つの体の中でチャーリーとハンクがケンカを始めます。ケンカは激しくなり、駅で大暴れをするチャーリーとハンク、呆れたアイリーンは止めようとします。

その時、ガーキ警部補とボーシェン警部補たちに見つかってしまい、2人は別々に逃げます。チャーリーはガーキ警部補に追われ、ボーシェン警部補に追われるアイリーンは列車の中に隠れ、何とか振り切りますが、アイリーンはディッキーに捕まってしまいます。

アイリーンを人質にされてしまい、チャーリーが追いかけようとしますが、ハンクが関わるなと止めようとします。チャーリーはハンクに打ち勝ち、自分の中にハンクを取り込むことに成功します。チャーリーがアイリーンを助けようとしますが、ドジを踏み親指を撃ち抜かれてしまいます。

絶体絶命のピンチになりますが、そこにホワイティーが駆け付け、ボーガンでディッキーを撃ち、助け出してくれます。しかし、そのはずみでアイリーンが川に落下してしまいます。チャーリーは川に飛び込みアイリーンを救出。そして、ディッキー、ガーキ、ボーシェン全ての悪党は逮捕されます。

息子たちも駆け付け、家族は再会します。チャーリーは助けに来てくれたホワイティーにお礼を言います。ホワイティーは、本当は家族を殺していないと告白、2重人格で、しかも指名手配されているチャーリーのことが怖くて、嘘をついたと告白します。

The End_hmhm


みんなの評価 3.6/5.0

最高 (^0^)

ファレリー兄弟&ジムキャリーの最高傑作がこれ。

最低 ( ` 3´)

設定がちょっと勿体無い。
もっともっとシンプルにお馬鹿映画で良かった気が。




gifted/ギフテッド マーク・ウェブ 投稿日: 2022年03月13日 17:06:24 No.899 【返信】




gifted/ギフテッド(原題: Gifted 米国) 2017年 全世界年間興行収入ランキング93位

生まれて間もなく母親を亡くした7歳のメアリーは、独身の叔父フランクとフロリダの小さな町でささやかながら幸せな毎日を送っていた。しかし、メアリーに天才的な特別な才能が明らかになることで、静かな日々が揺らぎ始める……

監督 マーク・ウェブ 代表作 『500日のサマー』『アメイジング・スパイダーマン シリーズ』『さよなら、僕のマンハッタン』
脚本 トム・フリン 代表作 『トーゴー』
音楽 ロブ・シモンセン 代表作 『500日のサマー』『フォックスキャッチャー』『ゴーストバスターズ アフターライフ』
主演 クリス・エヴァンス(フランク) 代表作 『セルラー』『ファンタスティック・フォー シリーズ』『キャプテン・アメリカ シリーズ』


上映時間 101分


登場人物あ

フランク・アドラー: メアリーの叔父。元ボストン大学の准教授で、船の修理工。

メアリー・アドラー: フランクの姉・ダイアンの娘。(マッケナ・グレイス) 代表作 『アナベル 死霊博物館』『ゴーストバスターズ/アフターライフ』

イヴリン・アドラー: フランクの母親。(リンジー・ダンカン) 代表作 『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』

ボニー・スティーヴンソン: メアリーの担任教師。(ジェニー・スレイト) 代表作 『ロラックスおじさんの秘密の種』『ヴェノム』『オン・ザ・ロック』
ロバータ・テイラー: フランクの隣人。(オクタヴィア・スペンサー) 代表作 『ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜』『フルートベール駅で』『ドリーム』




【起】
フランクとメアリー、そして片目の猫フレッドはフロリダの海辺の町で暮らしている。メアリーは赤ん坊の時に母親を自殺により亡くしていた。そのためフリーランスでボート修理をして生計を立てている叔父のフランクが男手一つでメアリーを育てていた。現在7歳のメアリーは数学の天才的な才能を持っていたが、亡き母親の強い希望で普通の子どもらしく育てるため、フランクはメアリーを近所にある普通の学校に通わせることにする。隣人で友人のロバータだけはメアリーの才能を知っていたので、フランクの決断を心配していた。

学校に通い始めたメアリーは早速算数の授業で、彼女にとっては簡単すぎる小学校1年生レベルの問題に不満な態度を表し、担任教師のボニーを困らせる。ボニーはわざとメアリーに大人でも暗算では解けないであろう難しい問題を出題するが、メアリーは鮮やかに回答を導き出してしまう。

メアリーのことが気になったボニーは、メアリーの保護者であるフランクのことをインターネットで調べる。すると「著名な数学者、ダイアン・アドラーが自殺。残された遺族は弟のフランク」という記事が見つかる。

【承】
金曜の夜、バーでフランクを見つけたボニーは思い切って彼に声を掛ける。フランクは酔っていたこともあってボニーにメアリーを育てることになった7年前の出来事を打ち明ける。

7年前、フランクの姉ダイアンはまだ赤ん坊のメアリーを抱きかかえてフランクを訪ねてきた。話があると訪ねてきたダイアンよりも恋人とのデートを優先して外出してしまったフランクだったが、外出中にダイアンは自殺してしまう。ダイアンはメアリーの父親である男とも破局しており、妊娠をきっかけに両親とも絶縁していたため、唯一の身内であるフランクがメアリーを育てるしかなかった。メアリーを普通の学校に通わせるのも、娘に普通の生活を送らせたいと願ったダイアンの願いを尊重しての決断だった。

そんなある日、学校でメアリーが問題を起こしフランクが呼び出される。メアリーはクラスメートの男子が上級生にいじめられているのを見過ごせず、上級生に立ち向かい、殴って怪我をさせてしまったのだという。学校側はメアリーの才能に気付いており、先天的に高度な知能を持つ人(ギフテッド)の教育で名高い特殊学校への転校を勧める。しかし、ダイアンの遺志から、メアリーに普通の暮らしをさせたいフランクはその提案を拒み、学校を後にする。

【転】
徐々に学校生活に馴染み始めていたメアリーの前にある日、祖母を名乗る女性イブリンが現れる。イブリンはメアリーの才能を聞きつけて、歴史に名を残す偉業を達成するあと一歩のところで自殺してしまったダイアンに代わり、メアリーに偉業を達成させようとしていたのだ。親権を譲ってほしいとイブリンは願い出るがフランクは拒否。

イブリンはメアリーに数学関連のソフトが入った最新のMacBookを贈る。喜ぶメアリーだったが、イブリンとフランクの雰囲気を察し、フランクと引き離されてしまうのではないかと不安になる。フランクは何があっても一緒だとメアリーに約束する。

いよいよ、メアリーの親権は裁判で争われることとなった。弁護士を雇うので精一杯のフランクに対し、イブリンは一流の弁護士を雇い、実の父親をも利用して親権を奪おうとする。大人たちの親権争いの様子はまだ幼いメアリーを深く傷つけた。メアリーのショックに気付いたフランクはメアリーとロバータを連れて産婦人科を訪れる。そこでメアリーは生まれたばかりの赤ん坊と、その誕生を喜ぶ家族の姿を目にする。フランクはメアリーが生まれたときも皆でああやって喜んだのだとメアリーに教えた。

裁判は均衡状態が続いた。そこでフランクが親権を失わないよう弁護士から和解案が持ち掛けられる。それはメアリーを里親に預けるというものだった。メアリーが12歳になるまでの間、里親のもとからギフテッド教育を受けられる学校に通い、12歳になったら自らの意思決定で住む場所を選べるというものだった。フランクは納得いかなかったが、面会日を設けてもらえることと、里親の人柄や環境を知った上で、悩んだ末にこの折衷案を受け入れることにする。メアリーは何があっても一緒だと約束したフランクが約束を破ったことに激怒。フランクは里親のもとで暮らし始めたメアリーとの面会日に家へ訪問するも、精神的に不安定だとして里親から玄関口で追い払われてしまう。

【結】
そんな折に、ボニーは訪れた図書館であるポスターを発見。それはメアリーと共に里親に引き取られた片目の猫フレッドの里親募集だった。メアリーと会えず落ち込むフランクのもとに、ボニーからその里親募集ポスターの写真が送られてくる。写真を見たフランクは慌てて保健所に向かう。そして殺処分寸前のフレッドと、一緒に処分される予定だった猫2匹を助け出す。

イブリンが猫アレルギーなのを思い出したフランクはこの一件にイブリンが絡んでいると気付き、家からある箱を持って、メアリーの里親の家を訪問する。里親の制止を振り切って家に入ると、そこにはメアリーを部屋に閉じ込めて家庭教師と共に勉強を強いるイブリンの姿があった。

卑怯な手口で虐待まがいの教育をしていたイブリンに激怒したフランクは箱から取り出したある論文を叩きつける。それはダイアンが自殺する前に解き明かしていた「ナビエ-ストークス方程式問題」に関する論文だった。そしてフランクは部屋を飛び出したメアリーを追いかける。メアリーに追いついたフランクは、自分の選択が誤っていたことをメアリーに謝罪し、メアリーと再び一緒に暮らすことを約束する。

部屋に戻ったフランクは論文に驚愕するイブリンにこの論文が発表されなかった経緯を伝える。「ナビエ-ストークス方程式問題」は懸賞がかけられるほどの難問で、正しさの検証には数年の歳月を要する。イブリンが検証に取り組むことになれば、子育ては二の次になってしまうであろうことは明白だった。ダイアンはこの論文をイブリンの死後に発表してほしいと遺言を残し亡くなっていたのである。経緯を聞いて涙するイブリンに、フランクは論文発表と引き換えにメアリーの親権を渡すよう提案。イブリンは提案を飲む。

その後、メアリーは再びフランクと暮らし始める。他に変わったことといえば、メアリーは午前中、大学で数学の授業を受け、午後は普通の学校で過ごすようになった。そこには同年代の子ども達と楽しそうに遊ぶメアリーの姿があった。

The End_MIHOシネマ


みんなの評価 4.2/5.0

最高 (^0^)

人間の心の底の絆が、素晴らしさが、観る者の心にしみる映画でした。
一つも、無駄なシーンが無い。
テンポ良く、目、耳から入るすべてが、心地よい。何度観ても飽きない。
演者さんが、見事に表現しきった、映画だと思います。

最低 ( ` 3´)

無理やりでこじつけばかりなので、感動したくても出来ません。
シリアスそうに見せかけて、何も有りません。




コブラ ジョージ・P・コスマトス 投稿日: 2022年03月12日 21:30:57 No.898 【返信】




コブラ(原題: Cobra 米国) 1986年 全米年間興行収入ランキング15位

“ナイトスラッシャー”と呼ばれる狂信的なグループによる連続殺人事件が発生。事件の捜査にあたるロス市警のマリオン・コブレッティ刑事、通称“コブラ”は、ある殺人現場を目撃したモデルのイングリッドと出会う。目撃者であるイングリッドは“ナイトスラッシャー”に狙われることになり、コブラは彼女の警護にあたるが……

監督 ジョージ・P・コスマトス 代表作 『カサンドラ・クロス』『ランボー/怒りの脱出』『ザ・ターゲット』
脚本 シルヴェスター・スタローン 代表作 『ロッキー シリーズ』『パラダイス・アレイ』『ランボー シリーズ』
音楽 シルヴェスター・リーヴァイ 代表作 『ネイビー・シールズ』『ホット・ショット』
主演 シルヴェスター・スタローン (コブラ) 代表作 『ロッキー シリーズ』『ランボー シリーズ』『クリフハンガー』
原作 ポーラ・ゴズリング 小説 『逃げるアヒル』


上映時間 88分


登場人物

マリオン・コブレッティ: ロス市警殺人捜査課警部補。通称 "コブラ"。

イングリット・ヌードセン: モデル。(ブリジット・ニールセン) 代表作 『レッドソニア』『ビバリーヒルズ・コップ2』『クリード 炎の宿敵』

トニー・ゴンザレス: コブラの相棒。(レニ・サントーニ) 代表作 『質屋』『ダーティハリー』『恋はデジャ・ブ』

ナイト・スラッシャー: ロスの狂信集団のリーダー。(ブライアン・トンプソン) 代表作 『サボテン・ブラザース』『ライオンハート』



【起】
舞台はアメリカ、ロサンゼルス。残虐な殺人鬼ナイト・スラッシャー率いる狂気の集団が、毎日のように凶悪犯罪を繰り返している危険な街。対凶悪犯罪のスペシャリストで型破りな刑事マリオン・コブレッティ(通称コブラ)は、相棒のトニー・ゴンザレスと共に殺人鬼集団を追っていました。ある夜、モデルのイングリッド・ヌードセンが偶然スラッシャーの顔をはっきり見てしまいます。イングリッドは気にせず車で走り去りますが、スラッシャーが目撃者を生かしておくはずはなく、イングリッドは命を狙われることになります。

【承】
仕事帰り、イングリッドは殺人鬼集団に襲われたものの何とか無事でした。ロサンゼルス中央病院に運ばれた彼女から、コブラとゴンザレスが情報を聞き出します。イングリッドの証言から似顔絵を作成したコブラは、一旦帰宅し自身の犯罪者ファイルと照合することにしました。ところが夜も更けた頃、イングリッドの護衛をしているはずのゴンザレスが警察署から電話をかけてきました。署に戻れとコブラの伝言があったというのです。罠だと気づいたコブラ達は慌てて病院へ戻ります。その頃、病院に潜入しイングリッドを探していたスラッシャーは、ついに彼女の病室を見つけます。トイレに逃げ込んだイングリッドは反対側のドアから廊下に逃げ出し、火災報知機を鳴らします。スラッシャーは混乱する院内から去り、イングリッドはピンチを脱しました。

【転】
どうやら内通者がいるようだと勘づいたコブラ。翌日、イングリッドは安全な場所に移されることになりました。コブラとゴンザレス、そして女性警察官ナンシー・ストークが助っ人として加わり、車2台に分乗して出発します。ところがゴンザレス達の車はスラッシャー達の妨害を受け大破してしまいました。逃げるコブラとイングリッド、そして追撃を仕掛けるスラッシャー達のカーチェイスが始まります。激しい銃撃戦が繰り広げられ、スラッシャー達は一旦引き上げます。

今度はイングリッドを市外に避難させることにしたコブラ。4人は再び車2台で出発し、山中のモーテルに宿泊します。イングリッドと惹かれ合うコブラは、隠れてどこかに電話しているストークを見つけ不審に思います。翌朝、スラッシャー達が大軍勢でモーテルに押し寄せて来ました。やはり内通者はストークだったのです。激しい銃撃戦の中、ゴンザレスが負傷。コブラはイングリッドと車で逃げますが途中でコントロールを失ってしまい、車を捨て先にイングリッドを製鉄所へ逃がします。

【結】
製鉄所に続々とスラッシャー達が侵入します。イングリッドを探しながら殺人鬼集団を排除していくコブラ。度重なる戦闘で、製鉄所の至るところで火災が起きていました。イングリッドを狙うスラッシャーにコブラが発砲し、逃げた彼を追いかけます。追い詰められたスラッシャーは、「殺しは法に反してる」と不敵に笑います。たとえ凶悪犯の自分であっても法に守られている、だから殺せないはずだと。スラッシャーの反撃にコブラは彼を殴り続け、抱え上げた体をクレーンのフックに突き刺しました。苦しみ暴れるスラッシャーは、やがて炎に包まれ絶命します。イングリットと合流したコブラは工場から脱出、ゴンザレスも何とか無事でした。事件を終わらせたコブラはバイクの後ろにイングリッドを乗せます。颯爽と2人が去り、この映画も終わりを迎えます。

The End_映画ウォッチ


みんなの評価 3.1/5.0

最高 (^0^)

単純明快なストーリー、派手なカーチェイス、銃撃戦、爆発、殺人鬼集団に狙われる美人のヒロインを守る型破りな凄腕刑事、と超定番だけど超爽快なアクション娯楽映画です!

最低 ( ` 3´)

スタローンはこの映画の1年前にヒロインであるイングリッド役のニールセンと結婚しているんですね。
脚本は突っ込みどころ満載で主演のスタローンが出なかったら観ないだろうのレベル。




アイアンマン3 シェーン・ブラック 投稿日: 2022年03月06日 20:05:26 No.897 【返信】




アイアンマン3(原題: Iron Man 3 米国) 2013年 全米年間興行収入ランキング2位

アベンジャーズの一員としてヒーローたちと手を組み、人類滅亡の危機を回避したトニー・スターク。だが、この戦いを機にヒーローとしての活動に迷いが生じていく。新型スーツの開発に没頭し、最新の「マーク42」を完成させるものの、心身共に疲弊していくトニー。一方、巷では凶悪なテロリスト「マンダリン」による爆破事件が相次いで発生していた……

監督 シェーン・ブラック 代表作 『キスキス,バンバン』『ナイスガイズ!』『ザ・プレデター』
脚本 ドリュー・ピアース、シェーン・ブラック
音楽 ブライアン・タイラー 代表作 『ハンテッド』『コンスタンティン』『ワイルド・スピード シリーズ』
主演 ロバート・ダウニー・Jr(トニー) 代表作 『チャーリー』『シャーロック・ホームズ シリーズ』『スパイダーマン: ホームカミング』


上映時間 130分


登場人物

トニー・スターク: 大富豪の天才発明家でアイアンマン。

ヴァージニア・ポッツ: スターク・インダストリーズCEOで、トニーの恋人。(グウィネス・パルトロー) 代表作 『セブン』『恋におちたシェイクスピア』

アルドリッチ・キリアン: A.I.M.の創設者にして社長。(ガイ・ピアース) 代表作 『L.A.コンフィデンシャル』『メメント』『タイムマシン』

マヤ・ハンセン: 植物学者兼DNA解析者。(レベッカ・ホール) 代表作 『それでも恋するバルセロナ』『ザ・タウン』『ザ・ギフト』

トレヴァー・スラッタリー: テロリスト“マンダリン”。(ベン・キングズレー) 代表作 『ガンジー』『バグジー』『砂と霧の家』




【起】
今でこそスーパーヒーロー、アイアンマンとして世界の為に従事するトニー・スタークですが、その性格の本質はナルシストで女好き、その点は今でも変わりありません。

その傾向が今より顕著だった昔、1999年の事です。その日のスタークは様々な分野の研究者達が一堂に会するパーティに参加していました。そのパーティには、スタークに強い憧れを持つ若い研究者、アルドリッチ・キリアンという人物も参加していました。キリアンが自身の研究についてスタークに話すと、何とスタークが興味を持ち、「5分後に屋上でゆっくり話を聞こう」と言ってきたのです。憧れのスタークの言葉にキリアンは舞い上がりますが、その直後スタークはパーティでマヤ・インセンという美人研究者を口説くのに夢中になり、その約束をすっかり忘れてしまったのでした。キリアンは屋上で、じっとスタークを待ち続けました。

そして現代、”マンダリン”というテロ組織が電波ジャックを仕掛け世間を震撼させていました。

【承】
その頃、トニーは先のロキとの対戦以降、不安障害を抱えてしまっていました。いつ敵の襲撃があるか分からない、とアイアンマンスーツを手放せなくなり、日々新たなスーツの開発に取り組み続けています。そんなトニーの元に彼の友人であり軍の大佐職に着くローディが、マンダリンによるテロ事件について相談を持ちかけます。しかし自身の不安障害の件でトニーはどこか上の空です。

一方その頃、会社にあのキリアンが訪ねてきました。キリアンはペッパーに、人間の能力を跳ね上げるエクストリミスという研究の共同開発を持ちかけますが、現在のスターク・インダストリーのトップであるペッパーはそれを断ります。不審に思った警備部長であるハッピーはこっそりキリアンの後をつけますが、その際爆発に巻き込まれてしまいます。

トニーはこれがマンダリンによる犯行だと思い、マスコミを通じてマンダリンに挑発とも取れるメッセージを送ります。するとトニー宅に敵の軍勢が攻めてきて、多勢に無勢、自宅を破壊されてしまうのでした。

【転】
何とかその場から逃げ出したトニーは、その途中見知らぬ雪景色の中に不時着します。凍える寒さから身を守るべくトニーはたまたま見かけた車庫の中に潜り込みました。その車庫には、ハーレーという少年がいました。彼は父親が数年前にいなくなり、そして母親も仕事で多忙の為、1人車庫で孤独な時間を送っていました。

トニーはその少年と、車庫で故障したアイアンスーツの復旧に取り掛かります。車庫を拠点としながら、トニーはマンダリンに関する情報を集め始めます。そしてエクストリミスの能力が、自らの身体を高熱にする事で火や熱を操るものである事を突き止めます。不安障害に悩むトニーですが、そんな彼をハーレーが支えます。少年の純粋無垢な気持ちはトニーの心を溶かし、彼はマンダリンの拠点へ立ち向かう決心をしました。

そしてマンダリンに辿り着いたトニーでしたが、彼が雇われた俳優で、悪の帝王を演じるように依頼されただけという事実を知ります。全ての黒幕はあのキリアンで、マンダリンもキリアンに雇われたのでした。

【結】
キリアンに捕らわれるトニーでしたが、かつて自分が口説いた女科学者、マヤが自らの命を賭してトニーをその場から逃がしました。しかしキリアンはペッパーを拉致し、彼女の体の中にエクストリミスを埋め込んだのです。

トニーはペッパーを救い出すべく、ローディと共にキリアンのいる巨大タンカーへと向かいます。その巨大タンカーにはキリアンの部下が多くいて、たった2人のローディとトニーに勝ち目はありません。そこでトニーは今まで作成してきたアイアンスーツを遠隔操作で全て呼び出し、キリアンとの全面戦争を始めるのでした。しかし途中、キリアンがペッパーを炎の中に突き落としてしまいます。最愛の人を失った悲しみでトニーは無我夢中でキリアンと戦いますが、その力に苦戦を強いられます。

絶体絶命の状況になったトニーを助けたのは、炎に焼かれ死んだはずのペッパーでした。彼女はエクストリミスを埋め込まれた影響で耐火能力に目覚めていたので何とか命を繋げていたのでした。そしてペッパーの助けも借りたトニーはキリアンを倒します。そしてトニーは新たな始まりを決意し、ペッパーと共に元の世界に戻って行くのでした。

The End_MIHOシネマ


みんなの評価 3.8/5.0

最高 (^0^)

アイアンマンが強くてかっこいい。映像も迫力があり、CGとの区別が付かない。
ユーモアもあり、スピード感もありヒーロー好きにはたまらない。

最低 ( ` 3´)

主役はどこですか?
個人的にはアイアンマン・シリーズは1と2だけで、十分でした。




ハウンター ヴィンチェンゾ・ナタリ 投稿日: 2022年03月06日 18:01:21 No.896 【返信】




ハウンター(原題: Haunter 加国) 2013年 全世界年間興行収入ランキング100 ランク外

ある朝、リサは、ふと自分が昨日と全く同じことをリピートしているという思いにとらわれる。トランシーバーから聞こえる弟のモーニングコールも、母が用意する食事の内容も、全てが昨日と同じことの繰り返しだった。彼女は、自分の16歳の誕生日の前の一日を何度も同じように過ごしていることを知る……

監督 ヴィンチェンゾ・ナタリ 代表作 『CUBE』『スプライス』
脚本 ブライアン・キング 代表作 『ミッドナイト・トレイン』 *兼監督
音楽 アレックス・カスキン 代表作 『ビースト・ストーリー 選ばれし勇者』
主演 アビゲイル・ブレスリン(リサ) 代表作 『サイン』『リトル・ミス・サンシャイン』『ゾンビランド シリーズ』


上映時間 97分


登場人物

リサ・ジョンソン: 15歳の少女。

ブルース・ジョンソン: リサの父。(ピーター・アウターブリッジ) 代表作 『クール・ランニング』『ラッキーナンバー7』『ソウ6』
キャロル・ジョンソン: リサの母。(ミシェル・ノルデン) 代表作 『きみがぼくを見つけた日』
ロビー・ジョンソン: リサの弟。(ピーター・ダグーニャ) 代表作 『そのネズミ、凶暴につき』

オリヴィア: リサと同年代の少女。(エレノア・ジィシー)
デヴィッド: オリヴィアの父。(デヴィッド・ヒューレット) 代表作 『キューブ』『猿の惑星:創世記』『シェイプ・オブ・ウォーター』

フランシス: 連続殺人事件第一犠牲者。(サマンサ・ワインスタイン) 代表作 『ROCKER 40歳のロック☆デビュー』『キャリー(2013)』



【起】
どこからか「リサ・・・」と呼ぶ少女の声がします。ある朝、15歳のリサは「リサ・ジョンソン!海賊の宝を見つけたよ!エドガーもいるんだ。秘密の洞窟においでよ!」とトランシーバーで元気に知らせてくる、弟ロビーの声で目が覚めます。エドガーはロビーの空想の友達です。リビングに行くと、ロビーはレトロなテレビゲームで遊び、母キャロルは朝食の準備をしながらリサに洗濯を頼み、ロビーにメガネをかけるように注意します。父ブルースは、ガレージで車の修理中です。キャロルに「明日の誕生日どこへ行きたい?」と聞かれますが、「明日聞いて」と素っ気なく答えるリサ。リサは、明日の16歳の誕生日が来ないことを知っていました。いつの日からか、16歳の誕生日の前日を永遠に繰り返していることに気が付いたからです。

朝はロビーのトランシーバーの声で起こされ、母に頼まれて洗濯をしますが洗濯物が足りなくなっていると言われ、ロビーはメガネを失くし、父ブルースはガレージで車の修理をし、夜は家族でミステリードラマを見る毎日。おまけに電話が故障している上に、霧が深いため外には出られません。家族には「ずっと16歳になる前日のままなのよ、永遠にここから出られない」と何度も訴えてきたのですが信じてもらえず、次の日もまた同じ1日が繰り返されるだけでした。

次の日もキャロルは朝食を作りながらリサに洗濯を頼み、ロビーはメガネを失くし、ブルースは車の修理をしています。またいつもと同じ日と思われましたが、リサが地下室で洗濯をしていると、洗濯機の裏側から異音がしてきました。洗濯機を動かそうとしますが、突然洗濯機の蓋がバン!と閉まって怖くなり、リビングに戻ります。すると、不通のはずの電話が鳴っています。出てみると、不気味な音が聞こえてきました。

その後、自分の部屋でクラリネットの練習をしていると、どこからか「リサ・・・」と呼ぶ声が聞こえてきてハッとします。部屋の通気口を覗いてみると、不思議なことにクラリネットの音が聞こえてきます。夜、ベッドで泣いているとドアの向こうに誰かが立っている気配を感じます。廊下に出ると物置部屋のドアが少しだけ開いているので、ドアノブを掴もうとした瞬間、ドアは勢いよく閉まってしまいます。

次の日、洗濯機の裏に小さな扉を発見しますが、鍵がかかっていました。物置部屋で、この家に引っ越して来た日に撮影したビデオテープを発見します。撮影した日付は1984年ですが、映っているリサとロビーの姿を見ると、わりと最近の映像だということが分かります。リサはビデオ映像の中に、まだ誰もいないはずの家の中に誰かが立っているのを見つけます。リサは、ウィジャボード(コックリさんのような文字盤)を使い、「あのクラリネットはあなた?私に話があるの?」「あなたは死んでるの?それとも生きてる?」と問いかけてみます。すると、一瞬目を離した間に「YES」のところに動いていたので驚きます。

夕飯の後、煙草を吸わないはずのブルースが美味しそうに煙草を吸っています。リサが驚いていると、キャロルが「いつもの一服でしょ」とリサの態度に怪訝な顔をします。

その後、いつもはみんなでミステリードラマを見るはずの時間なのに、なぜか誰も見ていません。ガレージから物音がするので行ってみると、ブルースがスパナで車を殴りつけながら、「何で動かないんだ。チクショウ」と悪態をついています。リサは、ずっと繰り返してきた日が不穏に変化していることに、戸惑いと恐怖を感じるのでした。

【承】
次の日の朝、トランシーバーから「怖いよ。早く下に来て」とロビーの声が聞こえてきました。下に行ってみると、ブルースがキッチンをメチャクチャに荒らしながら「車のスパークプラグがない」「どこに隠した!」と怒り狂っています。キャロルは泣きながら怯え、リサも「パパ何を言ってるの」と呆然としていると、玄関のチャイムが鳴ります。ドアを開けると電話会社の者だと名乗る男が立っており、霧のせいで電話が不通になっているから、差し込み口の点検をしたいと言ってきます。とても電話会社の人間とは思えない、邪悪なオーラをまとった不気味な男です。

その男を見た途端、気を失いそうになるリサ。男はリサの部屋に来て、「いつから気づいてたんだ?」と静かに聞いてきます。リサが怯えながら「1週間ぐらい前からかも・・・」と答えると、男は煙草を吸いながら、「この家の中で、奇妙な物音や声を聞いても無視しろ・・・もし生きている者と接触を試みるならば、お前も家族も想像を絶する苦しみを味わう」と言って去ります。

夕飯後、今朝の出来事がなかったかのように幸せそうにしている家族を見て、違和感を感じるリサ。キャロルに朝のことを尋ねてみても、「今朝のこと?・・・洗濯した服がないことを言ってるの?」とリサが何のことを言っているのか分からない様子です。リサは、もう一度ウィジャボードを使い、呼びかけてみます。「怖かったの・・・おかしいわよね。生きてるのはあなたで、死んでるのは私なのに・・・」。リサは家族全員が、とっくの昔に亡くなっていることを思い出しました。

しかし、他の家族はそのことに気付いておらず、また、どんな亡くなり方をして、いつから同じ日を繰り返しているのかも分かりませんでした。自分の部屋に戻ると、部屋の雰囲気が変わっていて、自分と同じ年頃の女の子がベッドで眠っているので驚きます。その子は現在、この家に暮らしているオリビアでした。オリビアは目を覚ましてリサの腕を掴み、必死に「床下を見て」と言ってきます。

次の日の朝、カーペットを切って床下を見てみると、新聞記事をスクラップしたノートが出てきました。「消えた少女、フランシス・ニコルズ(1953年)」、「また1人、少女が行方不明(1954年)」・・・と、少女連続失踪事件の記事が1972年までスクラップされており、ノートには洗濯機の裏の小さな扉の鍵が貼り付けてありました。早速、鍵を使って入ってみると、中は薄暗くて不気味な通路で、エーテルの空き瓶や少女達の物と思われるネックレスや腕時計が落ちていました。通路の奥には焼却炉のようなドアがあり、中で少女が燃やされて泣き叫んでいるヴィジョンが見えてショックを受けます。

家族で朝食を食べていると、電話が鳴ります。リサが代わると、あの不気味な男からでした。「でしゃばりめ・・・ここは私の家だ。ずっと昔からな。閉じた扉を開けるのはよせ」と脅してきます。電話を切って食卓に戻ろうとすると、ロビーの空想の友達のエドガーが食卓に座っていて、ロビーと楽しそうに話をしています。リサは「弟から離れて」とエドガーに怒鳴りますが、両親にはエドガーの姿が見えないようでした。エドガーは「私が見せたいものしか見えない。お前にもだ」と、あの不気味な男の声でリサに話してきます。

すると、時計がぐるぐると進み始め、さっきまで楽しそうにしていた家族が、意識を失くしたようにぐったりと座っています。リサは泣きながらロビーを抱き締めますが、家族はミイラになっていき、やがて塵となって消えていきます。「お願い、家族を返して!」と泣いていると、何事もなかったかのように家族が目の前に現れます。リサは、「どうした!?話してごらん」と心配する家族と強く抱き締め合います。

【転】
自分の部屋に戻ると、通気口から「リサ・・・」と呼ぶオリビアの声が聞こえます。リサは「私に構わないで!元通りが一番なのよ」と泣きながら怒鳴ります。すると、洗面所の蛇口から水が出ている音がするので行ってみると、鏡にオリビアが映っています。リサが、そっと現実のオリビアが立っているであろう場所に触れてみると、鏡のオリビアは何かに触られたようにハッとした表情をし、リサの腕を掴みます。その瞬間、リサはオリビアに憑依し、現代のオリビアの部屋が現れます。

オリビアの部屋には1985年に起きた、リサの一家が一酸化炭素中毒で亡くなった事件の新聞記事がありました。オリビアの妹と母親は、リサが憑依しているオリビアに普通に話しかけてきますが、オリビアの父デヴィットは、リサの父ブルースと同じように、ガレージで殺気立った様子で車の修理をしています。リサは、デヴィットに激しく注意された途端に元の世界に戻されてしまいます。

ガレージで倒れていたリサを心配するキャロル。気分が落ち着いたリサは、車の故障の原因はスパークプラグじゃないかとブルースに言ってみますが、おそらくエンジンバルブだろうと言われます。リサは、もう一度オリビアの世界に行くために鏡に向かって呼びかけていると、「お姉ちゃんは出しゃばりで悪い子だってエドガーが言ってるよ」とロビーからの無線連絡が入ります。洞穴でエドガーと宝探しをしていると言われ、慌てて洗濯機裏の扉に入ります。ロビーを探していると、たくさんの白骨体を見つけて驚くリサ。ロビーが無線で「引っかかった!本当は屋根裏だよ」と言ってきます。

その時、不気味な青白い男が現れ、「ロビーはまかせろ」とリサを焼却炉の部屋に閉じ込めてしまいます。たくさんの白骨体がある中で座り込んでいると、指輪が落ちているのを見つけます。指輪には「高校」「1954年」という刻印がありました。その時、天井部分の通気口が開いたので登ってみると、ガレージの排水溝の蓋らしきものがありました。上から電灯の明かりが見え、ガンガン!と何かを叩く音が聞こえてきます。「パパ?」とよじ登って蓋を開けてみますが、いたのは最初に失踪した少女、フランシス・ニコルズでした。

ガレージの鍵を壊して逃げようとしていたフランシスは、リサを見て驚きます。昨夜、映画の帰りにあの不気味な男に顔に布を押しつけられ、気付いたら車の中だった、息苦しくて死ぬかと思ったと言います。家族が一晩中心配してるはずと必死に外に出ようとしているフランシスに、リサは「一晩じゃなく、もっと長い間よ」と、フランシスが50年代にあの男に殺されてしまった事実と、家族はもう悲しみを乗り越えているであろうこと、そして目を覚ますことが必要なことを説明します。

リサが指輪を渡し、フランシスが触れようとした瞬間、あの不気味な男がフランシスの手を掴んで連れて行ってしまいます。リサが泣いていると、キャロルがどうしたの?と驚いた顔でやってきます。リサはガレージでエーテルを見つけ、「パパが・・・」とショックを受けます。キャロルに「ママにも責任があるのよ・・・何もしなかった。いい加減に目を覚まして!」と責め立てます。呆然とするキャロル。リサが家に入ると、ロビーが静かにテレビゲームをしていました。ロビーは、今朝、メガネを見つけたことで自分がもう死んでいて、この世界は現実ではないことを思い出していました。みんな死んでしまった夜にメガネをかけていたため、ずっとメガネを見つけるのが怖かったと言います。

リサは自分の部屋でクラリネットを吹き、現実の世界のオリビアに憑依することに成功します。オリビアは、タブレット端末にリサへのビデオメッセージを残していました。オリビアによると、リサ達の前に住んでいたエドガー・マリンズは、何人もの少女を殺害して1983年にこの家で死去、オリビアの父デヴィットはエドガーの幽霊に操られ、リサの父ブルースのように狂暴化していました。オリビアは、ガレージでリサのネックレスを見つけて身に着け、「あなたは分かってくれる。お願い助けて、家族を救いたいの」と懇願してきます。

その時、台所から物音が聞こえてきました。オリビアに憑依したリサが行ってみると、デヴィットが、ブルースのように車の部品のことで妻アンを激しく罵っていました。あの不気味な男エドガーがデヴィットに憑依しているのを見たリサは、アンに「すぐにこの家を出て。この男はご主人じゃない!」と説得します。リサは近づいてくるエドガーから逃げて近所の人に助けを求めますが、家の敷地外に出ようとしたところで体が動かなくなり、倒れ込んでしまいます。「愚かな娘だ。幽霊は決して住み家を離れはしない」と笑うエドガー。そのまま気を失ったリサは元の世界に戻され、キャロルが呼ぶ声で目を覚まします。

【結】
キャロルは自分が死んでいることを思い出し、「やっと分かった。私も目覚めたのよ。私が何もしなかったと言ったけど、間違いよ」とリサに語ります。洗濯したけど見つからなかった服は、ブルースの異変に身の危険を感じ、3人で逃げようとしてスーツケースに詰めましたが、結局逃げることができなかったのでした。リサはガレージに行き、ブルースと話します。「スパークプラグは誰も取ってない。パパが外したのよ」と言うと、ブルースは隠してあったスパークプラグを出してきます。「お前の話が分からない。いい加減にしないか」とリサの話を拒絶しようとしていたブルースですが、車にスパークプラグを戻してエンジンがかかると、家族にエーテルを嗅がせて車に運んだことを思い出します。「私は何てことを・・・」と泣くブルースに、リサは「違う。パパじゃない。ほかの奴がパパを操ってた。そいつの仕業よ」と言うと、車のガラスが割れます。

家に戻ると、家が崩れそうに激しく揺れています。家族全員が目覚めたため、この世界のリサの家が崩壊し、エドガーが住んでいた頃の家が現れ始めます。「この家を出なきゃ」と玄関のドアを開けると、太陽らしき光が出ています。「お日様が出てる!」とはしゃいで外に駆けていくロビー。ロビーを追うキャロル。ブルースも「キャロル!ロビー!」と追い、振り返って「もう心配ない。行こう」とリサに言いますが、リサは外に出ず、「愛してる。家族みんなを」と言って扉を閉めます。一気に邪悪な空気が漂い始めている家の中を歩くと、少年エドガーが両親を殺害しているヴィジョンが見えます。

リサはオリビアに憑依することに成功しますが、まさにエドガーに憑依されたデヴィットが、オリビアを殺そうと探しているところでした。リサは急いで洗濯機裏の小さな扉に入り、みんなで力を合わせてエドガーを地獄へ追いやるために、殺された少女達の遺品を拾い集めて呼びかけます。フランシスの指輪を手に取って「フランシス、お願い」と祈っていると、追いかけてきたデヴィットに捕まり、エーテルを嗅がされて気を失います。

意識が戻ると車の後部座席にいました。オリビアの母親アンも意識を失って車に乗せられています。口と手足にガムテープを貼られて拘束されていたため、車内に落ちていたライターでガムテープを燃やして拘束を解きます。その時、エドガーが意識を失っているオリビアの妹を運んできたため、拘束されて意識を失っているフリをします。エドガーは運転席に乗り込み、オリビアに向かって「やあリサ。オリビアを離さない気だな。見上げた根性だ。生きていた頃もそうだった」と話しかけてきます。リサは後ろからガムテープでエドガーの首を絞め、車の鍵を奪って逃げますが、エドガーはスペアキーを持っていました。エドガーに捕まり、連れ去られようとしたその時、フランシスの幽霊が現れて静かにエドガーを指差しました。

その指には、指輪がしっかりと嵌められています。フランシスがエドガーに向かって恐ろしい表情で叫ぶと、エドガーは霧が立ち込める無の世界へ飛ばされます。エドガーは、殺害した少女達と両親の幽霊に取り囲まれます。リサが「さよなら、エドガー」と呟くと、エドガーは幽霊達に取り押さえられてエーテルを嗅がされ、焼却炉の部屋で燃やされます。エドガーがいなくなったため、オリビアの父デヴィットは自分を取り戻します。「オリビア、本当にすまない」と謝罪するデヴィット。リサはオリビアに「幸せにね」と別れを告げ、眠りにつきます。

翌朝、「リサ・ジョンソン!海賊の宝を見つけたよ!・・・ハッピー・バースデー!」とトランシーバーで元気に知らせてくる、ロビーの声で目を覚まします。玄関には誕生日プレゼントの自転車が置いてあり、両親と弟が「16歳おめでとう」と優しく微笑みながらやって来ます。家族の温かさと家が戻り、信じられない思いで涙を流すリサ。玄関のドアを見ながら「外には何が?」とリサが聞くと、ブルースが「望むものは何でも」と答えます。リサがドアを開けると、明るい光が溢れます。どこからか「リサ・・・」と呼ぶ少女の声が聞こえてきます。

The End_映画ウォッチ


みんなの評価 3.0/5.0

最高 (^0^)

よく考えられた作品です。
ひねりがあり面白い。最後までスッキリ観られる。

最低 ( ` 3´)

恐怖やドッキリワクワクと言うより睡眠へと誘うまやかし映画




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