ぽつんと囲炉裏端


| トップに戻る | 検索 | アルバム | 管理用 | ▼掲示板作るならRara掲示板 |

農工大
いるまえかわ 投稿日:2023年07月29日 21:10 No.415
アリ談義楽しかったです。
研究室関係の方々との話も濃くてよかったです。

またお会いしましょう。


つくば・あべ 投稿日:2023年08月10日 23:26 No.435
では、いるまえさん分の資料も印刷しましょう

いるまえかわ 投稿日:2023年08月10日 20:37 No.434
アリ研の通知が来ない。
ま、いいか。

黒山羊さんとこは常夏だったね。
こうなるポテンシャルは持っているということで面白い。

今日11匹の女王からなる1年目の巣を掘り当てた。
これは来年はだめになるのだろうか。。。。
最低4年目の巣を掘ってみないとわからない。
無理。


つくば・あべ 投稿日:2023年08月10日 17:44 No.433
 以前、載せたかな。
 クロナガ2004脱翅メス2の黒山羊さん飼育だ。
 これは、再現可能なのだろうか?


つくば・あべ 投稿日:2023年08月09日 16:33 No.431
 大会の講演要旨を読んで、掘った。
 「2001CO-4」と「2002CO-1」COなのでムネアカである。
 データを少し弄っている。そうじゃないと、こんなに綺麗にならない。
 大体、室温飼育だ。クロナガアリ以外は、ほとんど恒温器に入れていないからね。
 ムネアカの飼育は難しかった。栄養がコロニー全体に伝わらない感じになって、悩んだ記憶がある。もう、オオアリ亜属は飼育しないだろうなあ。
 講演が楽しみである。 


つくば・あべ 投稿日:2023年08月08日 07:58 No.427
 農工大学で話題になった多雌壊滅のグラフを載せる。これには誰かが、書き込むだろう。
 左「2003M23」 中央「2004M12」 右「2004M20」
 「2003M23」は脱翅メス23個体で飼育開始し、飼育中に20個体に減少した。
 初年度は順調で、2年目に幼虫が成長しない……初令から次のステージ2令にならないパターンだ。
 「2004M12」は脱翅メス12個体で飼育開始し、飼育中に10個体に減少した。
 このコロニーは、2年目に蛹化しないパターンだ。
 「2004M20」は脱翅メス20個体で飼育開始し、飼育中に13個体に減少した。
 このコロニーは、1年目から蛹化しないパターンだ。

 脱翅メス数がばらばらで、きちんとした設定をしていないので、ほぼ予備実験的データである。
 本格的に確認するとしたら、飼育自体は、慣れがあるので簡単だが、脱翅メスが入手困難である。例えば脱翅メス20個体を10コロニー飼育すると、脱翅メスは200個体必要になる。これを採集する苦労を考えると、壊滅観察をする精神疲弊に耐えられない。そもそも200個体採集するエリアは周辺にない。
 よって、これ以上のデータは得られないのだ。
 つづく


つくば・あべ 投稿日:2023年08月06日 11:50 No.422
 反応がないので議論にもならず、ちょっとつまらない
 クロナガアリの創設メス数の最適数だが……。
 農工大学で、以前飼育していた彼……名前忘れた。脱翅メスを千とか採集して飼育していた彼だ。統計処理してコロニー成長の最適メス個体数は、4とか5だということらしかった。卒論とかになっていれば、読んでみたいところだ。でもまあ、学生だから飼育継続年数は期待出来ない。個体数もどれだけ計数しただろうか? あまり期待は出来ないだろう。
 さて、実際の自然状態では、半数以上が1個体の単独営巣である。私は、水野が掘った10コロニーと玉里で掘った初期20コロニーくらいしかデータがない。私のデータでは、メスは最多で3個体、半数以上が1個体である。
 いるまえさんの方が多数のデータを持っている。そのうち合わせて考察しよう。いるまえさんのデータを整理すれば、色々と判明すると思われる。文献も掘って、データ整理したいものだ。
 何が言いたいかというと、飼育下での《実験観察》では、4~5個体が《コロニー成長の最適数》だとしても、実際にはそのようなコロニーは、ほとんど居ないということだ。小難しく言うと、《潜在的に最適数はあるが、実際の生活ではに最適数向かっていない》ということだ。
 流行の《生存戦略》というやつで考えれば、《何故、最適数4~5個体で初期営巣をしないのか?》となる。あまり興味が無いので深掘り出来ない。
 つづく


つくば・あべ 投稿日:2023年08月02日 08:45 No.421
 2023年春は、出入が少なく餌皿への喰い付きも個体数が少なかったり、アミメ祭りだったりで、諦めていました。7月にウメマツオオアリの日周期録画を行なったので、ついでにオオハリアリも撮影しました。予想通り、出入個体数は少ないですが、何とか把握データにはなりそうです。私個人としては、この出入数では、納得出来ないのでグラフが完成することはないでしょう。
 なので、ここで公表しておきます。左が日周期グラフ、中央が餌皿を置いた場合の出入数、右が2023年7月の録画風景写真です。
 日周期活動は、以前にこの掲示板で解説しました。読んでいない人は読んでください。出入個体数が少ないのでコロニー規模が小さいということです。成熟コロニーでデータを取りたいものです。活動傾向としては、ムネアカオオアリと同じで《昼夜型》と言えます。林床で採餌するアリの傾向かも知れません。そうすると、やはりムネアカオオアリは樹上の蜜系は採餌対象ではないのでしょうか?
 餌皿を置くと、当然、出入数が増加します。自然観察ではなく実験観察となります。自然観察とは別途のデータが得られます。日常的にこのくらい……5分間で100個体ほどが好きですね。自信を持って《種の傾向》を語れると考えています。
 ナカスジハリアリも同様に置ければ比較出来ます。いずれにしてもオオハリ系は、シロアリへの餌依存度が、どのくらいなのか? そこがポイントですね。


つくば・あべ 投稿日:2023年08月02日 08:40 No.420
 竹を組んで蟻に入ってもらうプロジェクトは以前に載せました。
 実は、同時進行でオオハリアリの蟻巣プロジェクトがあります。今のところ成功しているので載せることにしました。
 プラスチックたらいの底に穴を開け、礫(上の寸胴)を入れ、枯葉(周辺)を入れ、オオハリアリが営巣している材(左上)を入れます。写真左が材料、中央が完成形、右が巣口部分。2022年11月の写真です。
つづく


つくば・あべ 投稿日:2023年07月31日 20:28 No.419
 飛翔筋と越冬脂肪
 動物では、食物を消化器官で消化して体内に取り込み、筋肉や脂肪、生活エネルギーに変える。システムは、きちんと理解していないが、大雑把にはそうゆうことだろう。
 体外に出す場合は、哺乳類では脂肪を乳腺で母乳に変換し、子どもに与える。これも詳細は理解していないが、大雑把にはそうゆうことだろう。
 蜜蜂では、働蜂が頭部にある分泌腺から、分泌して初令幼虫に与える。ビーミルクとかローヤルゼリーと呼ばれている。腹部の分泌腺からは、蜜蝋を分泌する。これも栄養素変換の詳細は理解していないが、有名な話だ。アリでは、これを基本として考えるのが合理的だと思う。
 脱翅メスが、飛翔筋を栄養素に変換して初期幼虫に与える。この羽化した働蟻数個体はミニフと呼ばれ、サイズが小さい働き者だ。このシステムをくりさんが解明中だ。
 越冬時に働蟻体内に蓄えた脂肪などの栄養素は、メスに給餌され卵生産に回る……と考えているが、書かれた文献は見付けていない。もちろん、越冬時にメスも栄養を溜め込み、春の産卵に回すだろうが、コロニー規模が大きくなると足りる訳がない。メスの場合は、体内処理で卵になるだろうが、働蟻は分泌し、消化器官、口器から吐き戻す必要がある。蜜蜂のように分泌腺があると考える方が妥当だろう。
コロニー規模が大きくなる、つまり働蟻数が増加すると、メスの産卵数が増加する。効率よい栄養素が働蟻からメスに移動していると、蜜蜂のように効率的だ。コロニー規模が大きくなる種というのは、このシステムを獲得した種だと考えている。
 クロヤマアリで、春先に植木鉢を逆さまにして巣口に置く観察が一時期流行ったじゃない。クロヤマアリは越冬幼虫がいないので、あの暖かい空間にいるブルードは、その年の春に産卵された個体だ。結構な卵・幼虫塊だったと記憶している。まだ、そんなに採餌出来る時期ではない。まあ、そういうことだ。近藤さんが昔に測定していたファット、脂肪量がどうのこうのをこの発想で読み返したいと考えている。
 この確認には、越冬時の脂肪量、胃の内容物量、分泌システムの解明が必要だ。くりさんに頑張って貰うしかない。それとも、解明されているのだろうか。


つくば・あべ 投稿日:2023年07月31日 09:29 No.418
 面白かった蟻談義を幾つか整理しよう。
 サムライアリが捕獲したクロヤマアリのブルードの行く末。
 創設時メスの飛翔筋の栄養化。
 クロナガアリの多雌創設。
 オオハリアリの、あれ何だっけ。
 オオアリ属の多型、あれ話したことはあるが聞いたことを忘れた。
 秋の結婚飛行メスの越冬温度。
 あとは、何話したっけ
つづく


つくば・あべ 投稿日:2023年07月31日 08:12 No.417
 話を詰めなかったけど、丹沢方面にハラクシケアリの探索に行かないか。

つくば・あべ 投稿日:2023年07月31日 08:10 No.416
 昨日も運転をしたので眼精疲労です。
 学生は熱心で話していて楽しいね。
 呑みの話で、岩田、坂上、常木の書籍を貸すことになった。蟻研に積んでいこうと思う。先日、掘った面白い冊子もある。乞うご期待。




お名前
URL
画像添付


削除キー ( 記事を削除する際に使用 )
文字色